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18 お泊まりデート④
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眩しさで目を覚ますと、隣にレオンさんはいなかった。シーツは冷たくなっているので、どうやらだいぶ前から彼はベッドにいないらしい。昨日までの温もりが近くにないことが切ない。
「レオンさん?」
なんだか急に寂しくて不安になり、彼がどこにいるのか探してしまう。
「あ、おはようございます。寝汗かいたからシャワー浴びてました」
彼は浴室から出てきて、私にニコリと微笑んだ。私は黙ってギュッと彼に抱きついた。
「えっ!?ど、どうしたんですか?」
レオンさんは真っ赤になって、カチンと固まっている。私から抱きつくことなんてあまりないので、驚いているようだ。
「起きてあなたがいなくて……ちょっと……寂しかった……」
そんな恥ずかしいことを伝えて、顔を見ることができず彼の胸にぎゅうぎゅうと鼻先を押し付けた。
すると彼は目を片手で隠して「はぁ」とため息をついて天を仰いだ。
もしかして呆れられたのだろうか?と不安になってチラリと見上げた。するとバチッと彼と目が合った。
「あー……やばい。顔がにやける。俺の恋人はなんて可愛いんだろ」
レオンさんは私にキスをして「寂しい思いをさせてすみません。明日の朝はレベッカさんが起きるまでずっと隣にいますから」と小声で囁いた。
それは暗に今夜も一緒に寝ようということだ。私は真っ赤になって「……よろしくお願いします」と呟いた。
小声だったけれどちゃんと伝わったらしく、レオンさんは嬉しそうに笑った。
そのまま支度をして、二人でモーニングを食べた後は海沿いを散歩したり街の美術館を見て回った。ランチを食べた後は、団長や事務長やアリシアさんへお土産を買うことにした。
「団長になんて買って帰らなくていいんですよ。俺達にあんな悪戯したんですから!まぁ……おかげで……幸せですけど」
最後がごにょごにょなるのは、やはりなんだかんだで団長のおかげでこの旅行が楽しいからだ。きっと強引にされなければ同じ部屋で寝ることはなかっただろうから。
「……なかったら煩いですよ。美味しいお酒が良いと言われていたので、酒屋さんに行きましょう」
「まあ……俺もかなり世話になってますし、高めのやつ買って帰りますか」
酒屋さんで色々試飲をしているとレオンさんの頬がピンクに染まってきた。
「レオンさん、もしかしてあまりお酒得意ではないですか?」
「いえ。好きなんですけど、どうもそんなに強くはないもんで。飲めるようになったの最近ですしまだ慣れてないのかも」
「最近……ですよね」
彼は今十六歳。この国の成人年齢は十五歳なので飲めるようになって一年足らずだ。こう言われると改めて年の差を感じてしまう。
なんとなく言葉にできないショックを受けながら、私はグイッと持っていたワインを飲み干した。これは辛口でスッキリしていて団長に喜ばれそうだな、なんてちゃんと批評しながら。
「レベッカさん強いですよね?昨日のディナーで飲んだ時も全然顔色変わらなかったし」
「ええ。弱い方が女性らしいのはわかっていますが、こればっかりは。私はザルですね。今まで酔ったことはありません」
アルコールに強いお父様の遺伝がきたのか、実は私はかなりお酒が強かった。
「お酒強いの憧れます!それに強くても弱くても、レベッカさんは女らしくて可愛いくて美人です」
レオンさんはへへっと笑っている。彼は本当に恥ずかしげもなく、真っ直ぐ言葉を伝えてくれるので戸惑うばかりだ。
「……恐縮です」
「あれ?もしかして、レベッカさん照れてます?久々に『恐縮です』聞きました!」
彼は嬉しそうに私の顔を覗き込んでくるので、私はムニっと頬っぺたを軽くつねった。
「さあ、早く選びますよ」
「えへへ、はーい!」
頬を手で押さえながらもなぜかニマニマと嬉しそうな彼を無視して、お酒を選んだ。ちなみに団長だけでなく、事務長もお酒好きなので地酒にすることにした。
そしてアリシアさんには、その後に行ったスイーツ店の可愛い箱に入ったクッキーにすることにした。
「レオンさんはいいのですか?」
「俺は別にいいです。だって俺がプレゼントあげたいのはレベッカさんだけですし」
「そう……ですか」
私は真っ赤になって俯いた。こういう恥ずかしいことを、当たり前のように言われるのはいつまで経っても慣れない。
「本音を言ったら、俺はレベッカさんから事務長にだってあげて欲しくないのに。まあ、ご結婚されてるから別にいいですけど」
「事務長は独身ですよ?奥様とは離縁されていますから」
「ええっ!?そうなんですか?息子さんがいらっしゃるってお聞きしてたんでてっきり……」
レオンさんは知らなかったらしく、とても驚いている。
「ええ、御子息は私より何歳か年上だったかしら?政略結婚なこともあったでしょうが、あの方は若い頃家に帰らないくらい仕事ばかりされてたらしく奥様と心がすれ違ったと。でもお互い納得の上円満にお別れされたようですけれど」
「……知らなかったです。レベッカさん、それなら事務長にはお土産いらないんじゃ」
そんなことを言い出したレオンさんに、私はコツンと軽く小突いた。
「事務長にやきもちを妬くなんて馬鹿ですね」
「だって、恋愛に年齢は関係ないですから。しかも事務長って優しくて穏やかで大人なんですもん!見た目も若いし。俺に無い物がいっぱいあるから」
「お互いそのような感情はありませんよ。彼は私を父親のように見守ってくださっているのですから。それに……私の恋人はあなたでしょう」
そう言うと、彼はパッと表情が明るくなってあからさまにご機嫌になった。
「そーですよね!俺が、俺だけがレベッカさんの恋人ですもんねー!」
彼と手を繋ぎながら街を歩き、目一杯楽しんだ。最後に行きたいところがあると宝石店まで連れて行かれた。
「お揃いのもの欲しいんです」
「それは……」
「あっ!指輪じゃないですよ。もちろんそれは正式なプロポーズの時に取っておきますから。ネックレスとかブレスレットとか……嫌ですか?」
うるうるとブルーの瞳を潤ませながら、私にお願いをしてくるレオンさん。これはきっと確信犯だ。
「その顔をしたら私が何でも許すと思っていますね?」
彼はそれを聞いて口角だけ僅かに上げた後、今度は顔の前で手を合わせて『お願い』のポーズまでしだした。
「レベッカさん、お願いします!」
「わかり……ました」
この顔がわざとだとわかっていても、捨てられた子犬のような瞳は庇護欲がそそられるのだ。
「やったー!」
両手を上げて喜んでいる彼の姿を見て、私は目を細めた。
――彼が喜ぶことは何でもしてあげたい。
素直にそう思うことができた。少し前の自分だったらお揃いなんて恥ずかしいと拒否していただろうに。
「何がいいですかね?」
「……ネックレスはどうですか?それならば仕事中も着けていられます」
「いいですね!!」
色んな種類を見せてもらったが、常に着けることを考えるとシンプルが一番だ。
「お揃いとなると、男性が着けてもおかしくないデザインがいいですよね。馬蹄のモチーフはどうですか?魔除けの意味もありますし」
「いいですね!」
店主から小さな石を入れることができるが、どうするかと聞かれた。目の前で色とりどりの石を見せてくれている。
「折角だし入れましょうよ。レベッカさん、何色が好きですか?もしくは好きな石あります?」
レオンさんはニコニコと私に質問している。なるほど、彼は女性に石の入ったものを『贈った』ことがないらしい。
「……私はブルーの石を」
そう伝えると、気の利く店主は広げている中でも一番レオンさんの瞳の色に近い物を勧めてくれた。
「レベッカさんって青が好きなんですか!?へえ、知らなかった。じゃあ俺はどの色にしようかな」
なんて呑気なことを言っている。店主はそれを見て「あなた様にはこちらがピッタリかと」とグリーンの石を前に出した。
最初はキョトンとしていた彼だったが、見ているうちにあることに気が付いたらしい。
「この石すごくレベッカさんの瞳の色に似て……ます……ね……」
「……」
「……な、成程。そういうことですか!!鈍い俺でも流石にわかりました。すみません、こういうことに疎くて」
レオンさんは真っ赤になりながら、恥ずかしそうにポリポリと頭をかいていた。
「是非これでお願いします!」
店主さんは穏やかに微笑んだ後「仕上げに少しだけお時間をいただきますね」奥の工房に消えて行った。
「レオンさん?」
なんだか急に寂しくて不安になり、彼がどこにいるのか探してしまう。
「あ、おはようございます。寝汗かいたからシャワー浴びてました」
彼は浴室から出てきて、私にニコリと微笑んだ。私は黙ってギュッと彼に抱きついた。
「えっ!?ど、どうしたんですか?」
レオンさんは真っ赤になって、カチンと固まっている。私から抱きつくことなんてあまりないので、驚いているようだ。
「起きてあなたがいなくて……ちょっと……寂しかった……」
そんな恥ずかしいことを伝えて、顔を見ることができず彼の胸にぎゅうぎゅうと鼻先を押し付けた。
すると彼は目を片手で隠して「はぁ」とため息をついて天を仰いだ。
もしかして呆れられたのだろうか?と不安になってチラリと見上げた。するとバチッと彼と目が合った。
「あー……やばい。顔がにやける。俺の恋人はなんて可愛いんだろ」
レオンさんは私にキスをして「寂しい思いをさせてすみません。明日の朝はレベッカさんが起きるまでずっと隣にいますから」と小声で囁いた。
それは暗に今夜も一緒に寝ようということだ。私は真っ赤になって「……よろしくお願いします」と呟いた。
小声だったけれどちゃんと伝わったらしく、レオンさんは嬉しそうに笑った。
そのまま支度をして、二人でモーニングを食べた後は海沿いを散歩したり街の美術館を見て回った。ランチを食べた後は、団長や事務長やアリシアさんへお土産を買うことにした。
「団長になんて買って帰らなくていいんですよ。俺達にあんな悪戯したんですから!まぁ……おかげで……幸せですけど」
最後がごにょごにょなるのは、やはりなんだかんだで団長のおかげでこの旅行が楽しいからだ。きっと強引にされなければ同じ部屋で寝ることはなかっただろうから。
「……なかったら煩いですよ。美味しいお酒が良いと言われていたので、酒屋さんに行きましょう」
「まあ……俺もかなり世話になってますし、高めのやつ買って帰りますか」
酒屋さんで色々試飲をしているとレオンさんの頬がピンクに染まってきた。
「レオンさん、もしかしてあまりお酒得意ではないですか?」
「いえ。好きなんですけど、どうもそんなに強くはないもんで。飲めるようになったの最近ですしまだ慣れてないのかも」
「最近……ですよね」
彼は今十六歳。この国の成人年齢は十五歳なので飲めるようになって一年足らずだ。こう言われると改めて年の差を感じてしまう。
なんとなく言葉にできないショックを受けながら、私はグイッと持っていたワインを飲み干した。これは辛口でスッキリしていて団長に喜ばれそうだな、なんてちゃんと批評しながら。
「レベッカさん強いですよね?昨日のディナーで飲んだ時も全然顔色変わらなかったし」
「ええ。弱い方が女性らしいのはわかっていますが、こればっかりは。私はザルですね。今まで酔ったことはありません」
アルコールに強いお父様の遺伝がきたのか、実は私はかなりお酒が強かった。
「お酒強いの憧れます!それに強くても弱くても、レベッカさんは女らしくて可愛いくて美人です」
レオンさんはへへっと笑っている。彼は本当に恥ずかしげもなく、真っ直ぐ言葉を伝えてくれるので戸惑うばかりだ。
「……恐縮です」
「あれ?もしかして、レベッカさん照れてます?久々に『恐縮です』聞きました!」
彼は嬉しそうに私の顔を覗き込んでくるので、私はムニっと頬っぺたを軽くつねった。
「さあ、早く選びますよ」
「えへへ、はーい!」
頬を手で押さえながらもなぜかニマニマと嬉しそうな彼を無視して、お酒を選んだ。ちなみに団長だけでなく、事務長もお酒好きなので地酒にすることにした。
そしてアリシアさんには、その後に行ったスイーツ店の可愛い箱に入ったクッキーにすることにした。
「レオンさんはいいのですか?」
「俺は別にいいです。だって俺がプレゼントあげたいのはレベッカさんだけですし」
「そう……ですか」
私は真っ赤になって俯いた。こういう恥ずかしいことを、当たり前のように言われるのはいつまで経っても慣れない。
「本音を言ったら、俺はレベッカさんから事務長にだってあげて欲しくないのに。まあ、ご結婚されてるから別にいいですけど」
「事務長は独身ですよ?奥様とは離縁されていますから」
「ええっ!?そうなんですか?息子さんがいらっしゃるってお聞きしてたんでてっきり……」
レオンさんは知らなかったらしく、とても驚いている。
「ええ、御子息は私より何歳か年上だったかしら?政略結婚なこともあったでしょうが、あの方は若い頃家に帰らないくらい仕事ばかりされてたらしく奥様と心がすれ違ったと。でもお互い納得の上円満にお別れされたようですけれど」
「……知らなかったです。レベッカさん、それなら事務長にはお土産いらないんじゃ」
そんなことを言い出したレオンさんに、私はコツンと軽く小突いた。
「事務長にやきもちを妬くなんて馬鹿ですね」
「だって、恋愛に年齢は関係ないですから。しかも事務長って優しくて穏やかで大人なんですもん!見た目も若いし。俺に無い物がいっぱいあるから」
「お互いそのような感情はありませんよ。彼は私を父親のように見守ってくださっているのですから。それに……私の恋人はあなたでしょう」
そう言うと、彼はパッと表情が明るくなってあからさまにご機嫌になった。
「そーですよね!俺が、俺だけがレベッカさんの恋人ですもんねー!」
彼と手を繋ぎながら街を歩き、目一杯楽しんだ。最後に行きたいところがあると宝石店まで連れて行かれた。
「お揃いのもの欲しいんです」
「それは……」
「あっ!指輪じゃないですよ。もちろんそれは正式なプロポーズの時に取っておきますから。ネックレスとかブレスレットとか……嫌ですか?」
うるうるとブルーの瞳を潤ませながら、私にお願いをしてくるレオンさん。これはきっと確信犯だ。
「その顔をしたら私が何でも許すと思っていますね?」
彼はそれを聞いて口角だけ僅かに上げた後、今度は顔の前で手を合わせて『お願い』のポーズまでしだした。
「レベッカさん、お願いします!」
「わかり……ました」
この顔がわざとだとわかっていても、捨てられた子犬のような瞳は庇護欲がそそられるのだ。
「やったー!」
両手を上げて喜んでいる彼の姿を見て、私は目を細めた。
――彼が喜ぶことは何でもしてあげたい。
素直にそう思うことができた。少し前の自分だったらお揃いなんて恥ずかしいと拒否していただろうに。
「何がいいですかね?」
「……ネックレスはどうですか?それならば仕事中も着けていられます」
「いいですね!!」
色んな種類を見せてもらったが、常に着けることを考えるとシンプルが一番だ。
「お揃いとなると、男性が着けてもおかしくないデザインがいいですよね。馬蹄のモチーフはどうですか?魔除けの意味もありますし」
「いいですね!」
店主から小さな石を入れることができるが、どうするかと聞かれた。目の前で色とりどりの石を見せてくれている。
「折角だし入れましょうよ。レベッカさん、何色が好きですか?もしくは好きな石あります?」
レオンさんはニコニコと私に質問している。なるほど、彼は女性に石の入ったものを『贈った』ことがないらしい。
「……私はブルーの石を」
そう伝えると、気の利く店主は広げている中でも一番レオンさんの瞳の色に近い物を勧めてくれた。
「レベッカさんって青が好きなんですか!?へえ、知らなかった。じゃあ俺はどの色にしようかな」
なんて呑気なことを言っている。店主はそれを見て「あなた様にはこちらがピッタリかと」とグリーンの石を前に出した。
最初はキョトンとしていた彼だったが、見ているうちにあることに気が付いたらしい。
「この石すごくレベッカさんの瞳の色に似て……ます……ね……」
「……」
「……な、成程。そういうことですか!!鈍い俺でも流石にわかりました。すみません、こういうことに疎くて」
レオンさんは真っ赤になりながら、恥ずかしそうにポリポリと頭をかいていた。
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