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第58話 キスからの
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まぶたにキスが降ってきた。
優しく柔らかいキス。
まぶたに、頬に、唇に、止めどないキスの嵐。
私の体は久しぶりの触れ合いに緊張を隠せない。
そんな体を弄るユリウスの両手。
裸の首筋や肩が滑らかに撫でられていく。
その手はレースの上から胸の谷間をたどり、そして胸の頂、厚い布の切れ込みへと向かった。
「ゆ、ユリウス……ユリウス……」
「開けるぞ」
冷えた指先が両側の切れ込みに侵入する。
ふっくらと膨らんだ私の胸の頂をユリウスが撫でる。
「う、ああ……」
胸の先を二本の指で挟まれ、コリコリといじくられる。
「ひゃ……ああん……」
キスを繰り返していたユリウスの顔が私の耳の横に添えられる。
「そんな声を出されると……」
苦しげにそう言うと、ユリウスは私の太ももに膨らんだユリウス自身を擦り付けた。
「んん……おっきい……」
「溜まっていたからな……」
思えば一ヶ月何もしていなかったのだ。
その割に私の体はユリウスを覚えている。
私の中で暴れるあの感覚を恋しく思う。
「は、はやく……」
「せっかちな」
笑いの含まれた声がする。
ユリウスは一度胸の切れ込みから指を離すと、ガウンの下半身だけをはだけさせ、熱く滾る彼自身を露出させた。
そして手が私の下半身に向かう。
「ああ……」
下半身の切れ込みを両側にかき分けると、私の秘所も同時に開かれた。
とろりと待ちきれないと言わんばかりに愛液が垂れていく。
ユリウスは切れ込みをかき分けた指の余った親指を私の中に突っ込んだ。
「ひゃあっ!」
太い親指を同時に二本。
私は思わず大声を上げていた。
水音を遠慮なく立てながら、ユリウスの指は私の中をかき混ぜる。
「はあ……はあ……」
「うん、トロトロだ。久しぶりだから心配していたが……準備万端だな」
「はやく、ください……」
「……恋しかったよ、ミラベル」
「わ、わたしも……ほしかった……」
ユリウスはわたしの言葉に満足そうに微笑むと、私の中に彼自身をねじ込んだ。
「ああっ!」
久しぶりの行為に、私の中は狭くなっているのか、窮屈そうにゆっくりとユリウスが進む。
私の中は久しぶりの感触に蠢いている。
「ユリウス……ユリウス……!}
「ああ、ミラベル……!」
私の腰が勝手に動く。
はやく奥にほしい。
そう言わんばかりにユリウスを飲み込もうとする。
気付けばユリウスの指は私の胸元に戻っていた。
広げられた布の中から覗くピンク色をユリウスは甘味を味わうように舐めた。
「ひゃっ……あっ……あうっ……」
限られた一部を舐められるというのはことのほか、刺激的で、背筋がゾクゾクした。
ユリウスの口で弄ばれる胸、ユリウスの手で撫でられ続ける全身、ユリウスのものでいっぱいになっている下半身。
すべてがユリウスで満たされていて、私の心は久しぶりの幸せに高鳴っていた。
そうしているうちに、ユリウスの下半身の高まりははちきれんばかりになっていた。
「ミラベル! ……もうっ!」
「はい……」
ユリウスが私の体をかき抱く。
レース越しの抱擁は裸でしているのとあまり変わりなく、ただし私に押し付けられるユリウスの体のほとんどはまだガウンを着ていた。
ユリウスが私の中に精を放った。
私は取りこぼさないように彼のものを締め付けた。
優しく柔らかいキス。
まぶたに、頬に、唇に、止めどないキスの嵐。
私の体は久しぶりの触れ合いに緊張を隠せない。
そんな体を弄るユリウスの両手。
裸の首筋や肩が滑らかに撫でられていく。
その手はレースの上から胸の谷間をたどり、そして胸の頂、厚い布の切れ込みへと向かった。
「ゆ、ユリウス……ユリウス……」
「開けるぞ」
冷えた指先が両側の切れ込みに侵入する。
ふっくらと膨らんだ私の胸の頂をユリウスが撫でる。
「う、ああ……」
胸の先を二本の指で挟まれ、コリコリといじくられる。
「ひゃ……ああん……」
キスを繰り返していたユリウスの顔が私の耳の横に添えられる。
「そんな声を出されると……」
苦しげにそう言うと、ユリウスは私の太ももに膨らんだユリウス自身を擦り付けた。
「んん……おっきい……」
「溜まっていたからな……」
思えば一ヶ月何もしていなかったのだ。
その割に私の体はユリウスを覚えている。
私の中で暴れるあの感覚を恋しく思う。
「は、はやく……」
「せっかちな」
笑いの含まれた声がする。
ユリウスは一度胸の切れ込みから指を離すと、ガウンの下半身だけをはだけさせ、熱く滾る彼自身を露出させた。
そして手が私の下半身に向かう。
「ああ……」
下半身の切れ込みを両側にかき分けると、私の秘所も同時に開かれた。
とろりと待ちきれないと言わんばかりに愛液が垂れていく。
ユリウスは切れ込みをかき分けた指の余った親指を私の中に突っ込んだ。
「ひゃあっ!」
太い親指を同時に二本。
私は思わず大声を上げていた。
水音を遠慮なく立てながら、ユリウスの指は私の中をかき混ぜる。
「はあ……はあ……」
「うん、トロトロだ。久しぶりだから心配していたが……準備万端だな」
「はやく、ください……」
「……恋しかったよ、ミラベル」
「わ、わたしも……ほしかった……」
ユリウスはわたしの言葉に満足そうに微笑むと、私の中に彼自身をねじ込んだ。
「ああっ!」
久しぶりの行為に、私の中は狭くなっているのか、窮屈そうにゆっくりとユリウスが進む。
私の中は久しぶりの感触に蠢いている。
「ユリウス……ユリウス……!}
「ああ、ミラベル……!」
私の腰が勝手に動く。
はやく奥にほしい。
そう言わんばかりにユリウスを飲み込もうとする。
気付けばユリウスの指は私の胸元に戻っていた。
広げられた布の中から覗くピンク色をユリウスは甘味を味わうように舐めた。
「ひゃっ……あっ……あうっ……」
限られた一部を舐められるというのはことのほか、刺激的で、背筋がゾクゾクした。
ユリウスの口で弄ばれる胸、ユリウスの手で撫でられ続ける全身、ユリウスのものでいっぱいになっている下半身。
すべてがユリウスで満たされていて、私の心は久しぶりの幸せに高鳴っていた。
そうしているうちに、ユリウスの下半身の高まりははちきれんばかりになっていた。
「ミラベル! ……もうっ!」
「はい……」
ユリウスが私の体をかき抱く。
レース越しの抱擁は裸でしているのとあまり変わりなく、ただし私に押し付けられるユリウスの体のほとんどはまだガウンを着ていた。
ユリウスが私の中に精を放った。
私は取りこぼさないように彼のものを締め付けた。
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