71 / 163
からくり奇譚 編
071. 九能信衛、推して参る
しおりを挟む
天空から降下した巨大ロボットは、どこか奉ヶ崎の外れに着地した。
電灯や撮影機材など、陽元国は科学が発達していると思ったが、まさか巨大ロボットまで開発していたとは。
「すげぇな……アレはまた後で調査するか。でも、いまはロボットよりも───」
くるっと錦兵衛の方を向いたユーゴに、「ひぃっ」と短く悲鳴を上げた錦兵衛。すっかり怯えきっている。
「そんなビビるなよ。まるで俺が虐めているみたいじゃねぇか」
「「 まるで? ようだ? 」」
ユーゴの言葉に、聖女二人が己の耳を疑った。
「なんだよお前ら。何か文句あるのかよ。……まぁいい。おいおっさん。もう観念しろよ。お前が人魚の子供たちを売ろうとしてた取引相手を吐け。全部だ」
「そ、それは言えん!」
険しい顔をして、錦兵衛はそっぽを向いた。
「そうか、なら仕方ない。なぁ錦兵衛。アンタ、蛇が嫌いなんだってな?」
蛇。その言葉に錦兵衛の全身が強張った。
「俺、海を渡った隣の国、メナ・ジェンドってところの大統領と知り合いでさ。午前中ちょっとそいつに会いに行ったんだよ」
「瑪瑙国に、午前中……? 何を世迷い言を。彼の国と、どれだけの距離があると思っておる」
「まぁ聞けよ。俺はそいつに蛇を操れる人材を紹介してもらってな、午前中はその人材と街中を回って蛇を呼び集めてもらってたんだよ。それがこちら」
ユーゴは【無限のおもちゃ箱】を開き、一つの大きな龜を取り出した。
「わっ!?」
「きゃあ!?」
「ひぃっ!?」
フィールエル、ネル、錦兵衛は悲鳴を上げて仰け反った。
さもありなん。龜のなかには、ウジャウジャと無数の蛇が蠢いていたのだから。
「いまからこの龜の中にお前をぶち込む」
「「「 !? 」」」
ユーゴ以外の全員がビビり倒した。これは聖女二人も聞いていなかったのだ。なんたる非道。
「そして一人分の情報を白状するたびに、少しずつ引き上げてやる。大丈夫。この蛇は毒をもってないらしいから死んだりしねぇって……たぶん」
ザッザッと砂利を踏みしめながら、ユーゴが近づいてくる。
ユーゴに両脇から手を入れられ、錦兵衛は龜の方へと引き摺られていく。
「わ、儂は言わん! 決して口を割らんぞ!」
そして錦兵衛の身体が持ち上げられる。
「け、決して……ぎゃああああああああああっ‼︎」
一時間後。
龜に入れた瞬間気絶した錦兵衛の覚醒を待って尋問開始。
なかなかしぶとく口を割らなかったが、着物の袂から蛇を一匹入れてやったらとうとう白状しだした。
一人の名を出すと、それが呼び水となって後はスラスラと出てきた。しかし四人目だけは何故か、頑として言わなかった。
「根性あるなぁ。それともそいつはよほどヤバい相手なのか?」
「あの御方だけは駄目だ!」
「いままで名前が出てこなかったが、映像に写っていた駒井っておっさんなんだろ? あ、あれは使いっ走りか。でもそいつを辿っていけば……」
「ならぬ! それだけはならぬ! 貴様、この国が大きく割れることになるぞ!」
「なんだって?」
誇大な表現をしているのかと思ったユーゴだが、錦兵衛の思いの外真剣な表情に真実味を感じた。
これは予想以上に手こずりそうだ。
どうやって情報を引き出そうか……。
「ユーゴ、誰か来る!」
ユーゴの思考は、フィールエルの警告によって中断させられた。
瞬間、ユーゴの背後の草むらから誰かが飛び出してきた。
獣より早くユーゴに襲いかかるが、しかし、ユーゴは寸前で躱した。
襲撃者は着地と同時に回転し、次いで刀で横一文字に斬りかかる。
白刃取り───いや、二本目の刀が迫っている。
ユーゴはバックステップで刀の間合いから遠のいた。
そこでユーゴは、初めて襲撃者を正面から眺める。
男だ。しかもまだ少年。帯刀を許されているということは、武士であることは間違いない (この陽元国が近世日本と同様の習慣があるとすればだが)。
刀を二本両手に持って立つ若侍は、怜悧な眼でユーゴを見据えている。
「おい少年。丸腰の相手にいきなり斬りかかるとは卑怯じゃねぇか。しかも背後から。武士道はどうした?」
「背後からの斬撃も、心眼にて片手白刃取りをするほどの武芸者だと聞いたので、これくらいしなければ太刀打ちできないと思いました。しかし驚きました。琴吹左門殿から凄腕と聞いてはいましたが、まさかこれほどまでとは……」
琴吹左門とは飛田屋にいた奉行所の侍だ。つまり、この若侍は琴吹から要請を受けてユーゴ達を追いかけてきたのだ。
「いやいや、お前も強いよ、少年。いやマジで」
ユーゴは久しぶりに緊張感を持った。動作の速度、無駄のない動き、斬撃の鋭さ、どれをとっても一流だ。
フィールエルやベルタリオ級の戦闘力だろう。気を抜けばユーゴとて無事では済まないかもしれない。
「少年ではなく、拙者の名前は九能信衛と申します」
対して信衛の方も緊張感が漲り、冷や汗が流れた。
信衛は道場剣術も習ったが、それ以上に己が頼りにしているのが数多の修羅場を潜って身につけた実践剣術である。
命の遣り取りをする戦場では、如何にして敵を打ち取るかが何より重要。先ほどの奇襲もそうして磨いてきた実力の粋を集めたものだったが、それでも掠りさえしなかった。
こうして対峙している今も、目の前に立つ黒装束の男からは圧倒的な気配が伝わってくる。これは松風の侍が束になっても敵わないわけだ。
ごくりと生唾を呑み込み、信衛は告げる。
「九能藩藩主、九能信衛、推して参る!」
信衛は疾風の如き突きを放つ。
だが、キィン! という金属同士の衝突音。
ユーゴと信衛の間に割り込んできた人物が、その手にした剣で刀を受け止めたのだ。
「無手の相手に刀は感心しないな。ここはボクが相手しよう」
信衛はまたも驚いた。必殺の突きを受け止められたことに。そしてそれが凄腕の黒装束ではなく、女子だったということに。
桃色の布で顔半分を覆っているが、声、体型、短い裾からのびるけしからん太腿。間違いなく女子だ。
信衛は顔を赤くした。
「おいユー……黒風、見て欲しい」
「なんだよ桃風」
「この少年がボクの太腿を見た時の顔を。赤くなって可愛いじゃないか。これがボクのような美少女を見た時の正しい反応だ」
「知らねーよ。……ん?」
妙にドヤ顔で言ったフィールエルにユーゴは素っ気なく返し、更にツッコミの追撃を入れようとしたが、強い気配が更に二つ、廃寺に近づいてきているのを感じた。
朽ちかけた寺の山門を潜って境内に入ってくる人影が二つ。
一人は巫女装束に四本の刀を差した、はっとするような黒髪の美少女。
もう一人は桃風のようなくノ一装束に、手甲脚絆をつけた焦げ茶色の髪をした活発そうな美少女。
しかしこの二人、発するオーラが尋常ではない。
闘気? 殺気? いや、もっとおどろおどろしい気配だ。
ユーゴは最近、この手の寒気を催す気配をよく感じるのを思い出した。
フィールエルやネルが時折ユーゴに向けるものに酷似している。
しかし新たに現れた少女二人のそれはユーゴではなく、信衛に向けて発せられている。
「進ちゃん……いや、信衛。貴方は若くとも九能藩を治める大名なのですよ? そのようなはしたない女の腿に気を取られるなど、自覚が足らぬ証拠。恥を知りなさい!」
「進之助! あたしという者がありながら、他の女に色目を使うなんて許せない!」
黒髪の巫女も活発そうなくノ一も、信衛に冷たい視線を向けている。
「いや、姉上、春ちゃん。これは違います! というか、いまはそれどころではありません!」
慌てて弁解する信衛少年に、ユーゴはなんだか親近感とシンパシーを覚えた。
──────to be continued
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
お読みいただき誠にありがとうございます。
この作品が
「面白い」 「続きが読みたい」 「推してもいい」
と少しでも思って頂けた方は、
①お気に入り 登録
②エールを送る(アプリ版のみ)
③感想を書く
④シェアする
⑤いいね
をして頂ければ、作者のモチベーションアップや作品の向上に繋がります。
※お気に入り登録して頂きますと、新エピソードが投稿された際に通知が届いて便利です。
アマチュアである作者は皆様に支えられております。
この作品を皆様で盛り上げて頂き、書籍化やコミカライズ、果てはアニメ化などに繋がればいいなと思います。
この作品を読者の皆様の手で育てて下さい。
そして「この作品は人気のない時から知ってたんだぜ?」とドヤって頂けることが夢です。
よろしくお願いいたします。
電灯や撮影機材など、陽元国は科学が発達していると思ったが、まさか巨大ロボットまで開発していたとは。
「すげぇな……アレはまた後で調査するか。でも、いまはロボットよりも───」
くるっと錦兵衛の方を向いたユーゴに、「ひぃっ」と短く悲鳴を上げた錦兵衛。すっかり怯えきっている。
「そんなビビるなよ。まるで俺が虐めているみたいじゃねぇか」
「「 まるで? ようだ? 」」
ユーゴの言葉に、聖女二人が己の耳を疑った。
「なんだよお前ら。何か文句あるのかよ。……まぁいい。おいおっさん。もう観念しろよ。お前が人魚の子供たちを売ろうとしてた取引相手を吐け。全部だ」
「そ、それは言えん!」
険しい顔をして、錦兵衛はそっぽを向いた。
「そうか、なら仕方ない。なぁ錦兵衛。アンタ、蛇が嫌いなんだってな?」
蛇。その言葉に錦兵衛の全身が強張った。
「俺、海を渡った隣の国、メナ・ジェンドってところの大統領と知り合いでさ。午前中ちょっとそいつに会いに行ったんだよ」
「瑪瑙国に、午前中……? 何を世迷い言を。彼の国と、どれだけの距離があると思っておる」
「まぁ聞けよ。俺はそいつに蛇を操れる人材を紹介してもらってな、午前中はその人材と街中を回って蛇を呼び集めてもらってたんだよ。それがこちら」
ユーゴは【無限のおもちゃ箱】を開き、一つの大きな龜を取り出した。
「わっ!?」
「きゃあ!?」
「ひぃっ!?」
フィールエル、ネル、錦兵衛は悲鳴を上げて仰け反った。
さもありなん。龜のなかには、ウジャウジャと無数の蛇が蠢いていたのだから。
「いまからこの龜の中にお前をぶち込む」
「「「 !? 」」」
ユーゴ以外の全員がビビり倒した。これは聖女二人も聞いていなかったのだ。なんたる非道。
「そして一人分の情報を白状するたびに、少しずつ引き上げてやる。大丈夫。この蛇は毒をもってないらしいから死んだりしねぇって……たぶん」
ザッザッと砂利を踏みしめながら、ユーゴが近づいてくる。
ユーゴに両脇から手を入れられ、錦兵衛は龜の方へと引き摺られていく。
「わ、儂は言わん! 決して口を割らんぞ!」
そして錦兵衛の身体が持ち上げられる。
「け、決して……ぎゃああああああああああっ‼︎」
一時間後。
龜に入れた瞬間気絶した錦兵衛の覚醒を待って尋問開始。
なかなかしぶとく口を割らなかったが、着物の袂から蛇を一匹入れてやったらとうとう白状しだした。
一人の名を出すと、それが呼び水となって後はスラスラと出てきた。しかし四人目だけは何故か、頑として言わなかった。
「根性あるなぁ。それともそいつはよほどヤバい相手なのか?」
「あの御方だけは駄目だ!」
「いままで名前が出てこなかったが、映像に写っていた駒井っておっさんなんだろ? あ、あれは使いっ走りか。でもそいつを辿っていけば……」
「ならぬ! それだけはならぬ! 貴様、この国が大きく割れることになるぞ!」
「なんだって?」
誇大な表現をしているのかと思ったユーゴだが、錦兵衛の思いの外真剣な表情に真実味を感じた。
これは予想以上に手こずりそうだ。
どうやって情報を引き出そうか……。
「ユーゴ、誰か来る!」
ユーゴの思考は、フィールエルの警告によって中断させられた。
瞬間、ユーゴの背後の草むらから誰かが飛び出してきた。
獣より早くユーゴに襲いかかるが、しかし、ユーゴは寸前で躱した。
襲撃者は着地と同時に回転し、次いで刀で横一文字に斬りかかる。
白刃取り───いや、二本目の刀が迫っている。
ユーゴはバックステップで刀の間合いから遠のいた。
そこでユーゴは、初めて襲撃者を正面から眺める。
男だ。しかもまだ少年。帯刀を許されているということは、武士であることは間違いない (この陽元国が近世日本と同様の習慣があるとすればだが)。
刀を二本両手に持って立つ若侍は、怜悧な眼でユーゴを見据えている。
「おい少年。丸腰の相手にいきなり斬りかかるとは卑怯じゃねぇか。しかも背後から。武士道はどうした?」
「背後からの斬撃も、心眼にて片手白刃取りをするほどの武芸者だと聞いたので、これくらいしなければ太刀打ちできないと思いました。しかし驚きました。琴吹左門殿から凄腕と聞いてはいましたが、まさかこれほどまでとは……」
琴吹左門とは飛田屋にいた奉行所の侍だ。つまり、この若侍は琴吹から要請を受けてユーゴ達を追いかけてきたのだ。
「いやいや、お前も強いよ、少年。いやマジで」
ユーゴは久しぶりに緊張感を持った。動作の速度、無駄のない動き、斬撃の鋭さ、どれをとっても一流だ。
フィールエルやベルタリオ級の戦闘力だろう。気を抜けばユーゴとて無事では済まないかもしれない。
「少年ではなく、拙者の名前は九能信衛と申します」
対して信衛の方も緊張感が漲り、冷や汗が流れた。
信衛は道場剣術も習ったが、それ以上に己が頼りにしているのが数多の修羅場を潜って身につけた実践剣術である。
命の遣り取りをする戦場では、如何にして敵を打ち取るかが何より重要。先ほどの奇襲もそうして磨いてきた実力の粋を集めたものだったが、それでも掠りさえしなかった。
こうして対峙している今も、目の前に立つ黒装束の男からは圧倒的な気配が伝わってくる。これは松風の侍が束になっても敵わないわけだ。
ごくりと生唾を呑み込み、信衛は告げる。
「九能藩藩主、九能信衛、推して参る!」
信衛は疾風の如き突きを放つ。
だが、キィン! という金属同士の衝突音。
ユーゴと信衛の間に割り込んできた人物が、その手にした剣で刀を受け止めたのだ。
「無手の相手に刀は感心しないな。ここはボクが相手しよう」
信衛はまたも驚いた。必殺の突きを受け止められたことに。そしてそれが凄腕の黒装束ではなく、女子だったということに。
桃色の布で顔半分を覆っているが、声、体型、短い裾からのびるけしからん太腿。間違いなく女子だ。
信衛は顔を赤くした。
「おいユー……黒風、見て欲しい」
「なんだよ桃風」
「この少年がボクの太腿を見た時の顔を。赤くなって可愛いじゃないか。これがボクのような美少女を見た時の正しい反応だ」
「知らねーよ。……ん?」
妙にドヤ顔で言ったフィールエルにユーゴは素っ気なく返し、更にツッコミの追撃を入れようとしたが、強い気配が更に二つ、廃寺に近づいてきているのを感じた。
朽ちかけた寺の山門を潜って境内に入ってくる人影が二つ。
一人は巫女装束に四本の刀を差した、はっとするような黒髪の美少女。
もう一人は桃風のようなくノ一装束に、手甲脚絆をつけた焦げ茶色の髪をした活発そうな美少女。
しかしこの二人、発するオーラが尋常ではない。
闘気? 殺気? いや、もっとおどろおどろしい気配だ。
ユーゴは最近、この手の寒気を催す気配をよく感じるのを思い出した。
フィールエルやネルが時折ユーゴに向けるものに酷似している。
しかし新たに現れた少女二人のそれはユーゴではなく、信衛に向けて発せられている。
「進ちゃん……いや、信衛。貴方は若くとも九能藩を治める大名なのですよ? そのようなはしたない女の腿に気を取られるなど、自覚が足らぬ証拠。恥を知りなさい!」
「進之助! あたしという者がありながら、他の女に色目を使うなんて許せない!」
黒髪の巫女も活発そうなくノ一も、信衛に冷たい視線を向けている。
「いや、姉上、春ちゃん。これは違います! というか、いまはそれどころではありません!」
慌てて弁解する信衛少年に、ユーゴはなんだか親近感とシンパシーを覚えた。
──────to be continued
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
お読みいただき誠にありがとうございます。
この作品が
「面白い」 「続きが読みたい」 「推してもいい」
と少しでも思って頂けた方は、
①お気に入り 登録
②エールを送る(アプリ版のみ)
③感想を書く
④シェアする
⑤いいね
をして頂ければ、作者のモチベーションアップや作品の向上に繋がります。
※お気に入り登録して頂きますと、新エピソードが投稿された際に通知が届いて便利です。
アマチュアである作者は皆様に支えられております。
この作品を皆様で盛り上げて頂き、書籍化やコミカライズ、果てはアニメ化などに繋がればいいなと思います。
この作品を読者の皆様の手で育てて下さい。
そして「この作品は人気のない時から知ってたんだぜ?」とドヤって頂けることが夢です。
よろしくお願いいたします。
53
あなたにおすすめの小説
お帰り転生―素質だけは世界最高の素人魔術師、前々世の復讐をする。
永礼 経
ファンタジー
特性「本の虫」を選んで転生し、3度目の人生を歩むことになったキール・ヴァイス。
17歳を迎えた彼は王立大学へ進学。
その書庫「王立大学書庫」で、一冊の不思議な本と出会う。
その本こそ、『真魔術式総覧』。
かつて、大魔導士ロバート・エルダー・ボウンが記した書であった。
伝説の大魔導士の手による書物を手にしたキールは、現在では失われたボウン独自の魔術式を身に付けていくとともに、
自身の生前の記憶や前々世の自分との邂逅を果たしながら、仲間たちと共に、様々な試練を乗り越えてゆく。
彼の周囲に続々と集まってくる様々な人々との関わり合いを経て、ただの素人魔術師は伝説の大魔導士への道を歩む。
魔法戦あり、恋愛要素?ありの冒険譚です。
【本作品はカクヨムさまで掲載しているものの転載です】
35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~
月神世一
ファンタジー
紹介文
「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」
そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。
失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。
「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」
手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。
電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。
さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!?
森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、
罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、
競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。
これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。
……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
チートツール×フールライフ!~女神から貰った能力で勇者選抜されたので頑張ってラスダン前まで来たら勇者にパーティ追放されたので復讐します~
黒片大豆
ファンタジー
「お前、追放な。田舎に帰ってゆっくりしてろ」
女神の信託を受け、勇者のひとりとして迎えられた『アイサック=ベルキッド』。
この日、勇者リーダーにより追放が宣告され、そのゴシップニュースは箝口令解除を待って、世界中にバラまかれることとなった。
『勇者道化師ベルキッド、追放される』
『サック』は田舎への帰り道、野党に襲われる少女『二オーレ』を助け、お礼に施しを受ける。しかしその家族には大きな秘密があり、サックの今後の運命を左右することとなった。二オーレとの出会いにより、新たに『女神への復讐』の選択肢が生まれたサックは、女神へのコンタクト方法を探る旅に目的を変更し、その道中、ゴシップ記事を飛ばした記者や、暗殺者の少女、元勇者の同僚との出会いを重ね、魔王との決戦時に女神が現れることを知る。そして一度は追放された身でありながら、彼は元仲間たちの元へむかう。本気で女神を一発ぶん殴る──ただそれだけのために。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
魔法使いが無双する異世界に転移した魔法の使えない俺ですが、陰陽術とか武術とか魔法以外のことは大抵できるのでなんとか死なずにやっていけそうです
忠行
ファンタジー
魔法使いが無双するファンタジー世界に転移した魔法の使えない俺ですが、陰陽術とか武術とか忍術とか魔法以外のことは大抵できるのでなんとか死なずにやっていけそうです。むしろ前の世界よりもイケてる感じ?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる