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十七
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「あ、お兄様。お父様がラウにって採ってきて下さったポポタの実、隠したでしょ」
ラウラはソファに座っている兄のディートリヒの前で仁王立ちをすると彼を睨みつけた。昨日狩りに出かけた父が、ラウラの大好物を見つけたからと態々採ってきてくれたポポタの実だ。ラウラは嬉しくて嬉しくて無くしてしまわないよう、昨夜ベッドの枕元に置いて就寝したというのに、今朝起きてみればそれが無くなっていた。犯人はきっと兄に違いない。ラウラをからかってやろうと思って隠したのだろう。
「いいや、隠してないよ。枕元にポポタの実を置いていたから、そのままにしていれば今朝は大惨事になるだろうと思って厨房に預けたんだ。まったく、ラウはポポタとなると目の色が変わるな」
決して寝相が良いとは言えないラウラが枕元にポポタの実を置いて就寝したならば、翌朝にはベッドのシーツと彼女の顔面は真っ赤に染まっていたことだろう。それから、まるで殺人事件が起きたかのような悲惨な光景を目にしたラウラ専属の侍女であるマリアが、朝から腰を抜かして絶叫をしていたに違いない。
確かに書置きを残さなかったのは悪かったとは思うが、感謝されこそすれ疑われるなんてディートリヒは心外だと溜息を吐いた。普段は子供らしく素直で可愛らしい妹だが、何故かポポタの実のことになると人が変わってしまう。どうしてもこれだけは独り占めしてしまう程に好きで仕方がないらしい。
青とも紫とも言えない宝石のような不思議な色をした目を持つ妹は、怒りが強くなるとやや赤みを帯びた紫色に目の色が変わるのだが、すっかりと誤解をして怒ってしまった彼女の目はしっかりとその色に変化していた。
「こらこら、ラウラ。そんなことで兄を疑ってはいけない。もしもそうだとしても、また採ってくればいいだけのことだろう」
三十を過ぎてから出来た末子のラウラをハーパート伯爵はとても可愛がっていた。伯爵だけでなく、妻も息子もその嫁も、皆が彼女を可愛がっている。ただ可愛いからと甘やかしてばかりではいけないと、父親の責務として叱るべき時は叱るよう心掛けているが、しかしどうしても末子に甘くなるのが、彼の悩みどころだった。
「――ごめんなさい。楽しみにしていたポポタの実がどこかに行っちゃったから、悲しくなってしまったの」
「構わないよ。私も書置きを残さず、勝手に動かして悪かったね。でも次からは枕元に置かないようにね」
しゅんと項垂れた妹を見ると可哀そうになり、こちらも勝手に人の物を動かしたのだから悪かったという思いになったディートリヒは、それ以上何も言わなかった。妹はまだ十歳であるとはいえ、本来であれば淑女として振舞いなさいと正さなければならないところだが、ディートリヒも父親と同様にラウラには特別甘く、彼女が反省し目の色が赤みを帯びた紫から、悲しいときに見せる濃い青紫色に変化をさせている様子を見ると、これ以上は叱る気にならなかった。
「まあラウラ。沢山食べて元気なのはいいけれど、もう少し女の子らしくなさいな。あなたの貰い手がいなくなってしまうわ」
「あら、お義母様。ラウはとっても可愛らしいから、嫁ぎ先にはきっと困りませんわ」
本当に我が家の男性陣は仕方がないことと呆れた伯爵夫人が、ラウラに苦言を呈したが息子の嫁であるエリカが、そんなことにはならないと青とも紫とも言えない宝石のような眼を細め微笑んだ。
なんとラウラ以外にも、世にも不思議な色をした目を持つ人間がもう一人いた。それがハーパート伯爵家の長男ディートリヒの嫁であるエリカだった。
エリカはアルテアン伯爵家の次女として生まれ、ディートリヒに見初められハーパート伯爵家へ嫁いできた。彼らの出会いは、宝石の瞳を持つといった彼女の噂を耳にしたディートリヒが、たまたま彼女と一緒の夜会に参加した折に瞳の色を見てみたいという好奇心から、彼女に挨拶をしたことがきっかけだ。
初めは同じように宝石の瞳を持つ妹とどう違うのかが、純粋に知りたかっただけだった。彼女の姿を見た後は、まさか妹と全く同じ色をした目をしているだなんてと驚愕した。それから次第に彼女の性格や仕草に惹かれていった。何故か目が離せなくなったのだ。友人や周囲は、とても美しい容姿に一目惚れしたのだろうと茶化してくるが、彼女の美しい顔はおまけのようなもので、それは男として不細工よりは美しいほうがいいに決まっているが、それでもエリカであれば不細工でも男でも、何であっても構わないとディートリヒは思えた。
「――ラウは嫁に行かなくていい。私がずっと養ってやる」
どこの馬の骨とも知れない男にやるくらいならば、可愛い妹はずっと伯爵家で過ごせばいい。幸いにも嫁のエリカはラウラのことをとても気に入っている。エリカは自分と同じ瞳を持っているからか、ラウラと初めて会った時から他人の気がしないと、まるで生まれた時から一緒に育った姉妹のように仲良くしている。
「おお、おお、そうとも。そうすればいい」
「それは素敵なことね。私もラウがお嫁に行くのは、とても寂しいもの」
伯爵はそれは名案だと目を輝かせ、エリカも同意し手をたたいて喜んだ。
「まあ、なんてこと。エリカさんまで、そのようにラウラを甘やかして」
「よろしいじゃありませんか、お義母様。ラウがこの方と一緒になりたいと思えるような、素敵な殿方に出会ったのならば別ですけれど。私、ラウのことは実の妹のように思っておりますのよ。私と同じ目の色を持つのですもの。とても他人だなんて思えないわ」
伯爵夫人は皆がラウラを甘やかすのだから困ったことだわと言いながら、しかし心中ではこのようにラウラを嫁であるエリカが受け入れてくれて本当に良かったと安堵していた。
後ろ盾のない女性が一人で生きていくことは、この世では至難の業だ。仮に本当に嫁の貰い手がなかったとしても、この様子だと夫と自分がこの世を去った後も、ラウラは伯爵家の援助を受け生きていくことが出来るだろうと思えたからだ。
「さあさあラウラ。ポポタの実の行方が分かったのだから、安心してお勉強なさい。今日は絵画の先生がいらっしゃるのではなかったかしら」
かといって将来はどうなるのか分からないのだから、力も体力もない女性にとって教養はとても重要である。伯爵夫人は末子の将来のため、よくよくお勉強なさいと彼女を促したのだった。
ラウラはソファに座っている兄のディートリヒの前で仁王立ちをすると彼を睨みつけた。昨日狩りに出かけた父が、ラウラの大好物を見つけたからと態々採ってきてくれたポポタの実だ。ラウラは嬉しくて嬉しくて無くしてしまわないよう、昨夜ベッドの枕元に置いて就寝したというのに、今朝起きてみればそれが無くなっていた。犯人はきっと兄に違いない。ラウラをからかってやろうと思って隠したのだろう。
「いいや、隠してないよ。枕元にポポタの実を置いていたから、そのままにしていれば今朝は大惨事になるだろうと思って厨房に預けたんだ。まったく、ラウはポポタとなると目の色が変わるな」
決して寝相が良いとは言えないラウラが枕元にポポタの実を置いて就寝したならば、翌朝にはベッドのシーツと彼女の顔面は真っ赤に染まっていたことだろう。それから、まるで殺人事件が起きたかのような悲惨な光景を目にしたラウラ専属の侍女であるマリアが、朝から腰を抜かして絶叫をしていたに違いない。
確かに書置きを残さなかったのは悪かったとは思うが、感謝されこそすれ疑われるなんてディートリヒは心外だと溜息を吐いた。普段は子供らしく素直で可愛らしい妹だが、何故かポポタの実のことになると人が変わってしまう。どうしてもこれだけは独り占めしてしまう程に好きで仕方がないらしい。
青とも紫とも言えない宝石のような不思議な色をした目を持つ妹は、怒りが強くなるとやや赤みを帯びた紫色に目の色が変わるのだが、すっかりと誤解をして怒ってしまった彼女の目はしっかりとその色に変化していた。
「こらこら、ラウラ。そんなことで兄を疑ってはいけない。もしもそうだとしても、また採ってくればいいだけのことだろう」
三十を過ぎてから出来た末子のラウラをハーパート伯爵はとても可愛がっていた。伯爵だけでなく、妻も息子もその嫁も、皆が彼女を可愛がっている。ただ可愛いからと甘やかしてばかりではいけないと、父親の責務として叱るべき時は叱るよう心掛けているが、しかしどうしても末子に甘くなるのが、彼の悩みどころだった。
「――ごめんなさい。楽しみにしていたポポタの実がどこかに行っちゃったから、悲しくなってしまったの」
「構わないよ。私も書置きを残さず、勝手に動かして悪かったね。でも次からは枕元に置かないようにね」
しゅんと項垂れた妹を見ると可哀そうになり、こちらも勝手に人の物を動かしたのだから悪かったという思いになったディートリヒは、それ以上何も言わなかった。妹はまだ十歳であるとはいえ、本来であれば淑女として振舞いなさいと正さなければならないところだが、ディートリヒも父親と同様にラウラには特別甘く、彼女が反省し目の色が赤みを帯びた紫から、悲しいときに見せる濃い青紫色に変化をさせている様子を見ると、これ以上は叱る気にならなかった。
「まあラウラ。沢山食べて元気なのはいいけれど、もう少し女の子らしくなさいな。あなたの貰い手がいなくなってしまうわ」
「あら、お義母様。ラウはとっても可愛らしいから、嫁ぎ先にはきっと困りませんわ」
本当に我が家の男性陣は仕方がないことと呆れた伯爵夫人が、ラウラに苦言を呈したが息子の嫁であるエリカが、そんなことにはならないと青とも紫とも言えない宝石のような眼を細め微笑んだ。
なんとラウラ以外にも、世にも不思議な色をした目を持つ人間がもう一人いた。それがハーパート伯爵家の長男ディートリヒの嫁であるエリカだった。
エリカはアルテアン伯爵家の次女として生まれ、ディートリヒに見初められハーパート伯爵家へ嫁いできた。彼らの出会いは、宝石の瞳を持つといった彼女の噂を耳にしたディートリヒが、たまたま彼女と一緒の夜会に参加した折に瞳の色を見てみたいという好奇心から、彼女に挨拶をしたことがきっかけだ。
初めは同じように宝石の瞳を持つ妹とどう違うのかが、純粋に知りたかっただけだった。彼女の姿を見た後は、まさか妹と全く同じ色をした目をしているだなんてと驚愕した。それから次第に彼女の性格や仕草に惹かれていった。何故か目が離せなくなったのだ。友人や周囲は、とても美しい容姿に一目惚れしたのだろうと茶化してくるが、彼女の美しい顔はおまけのようなもので、それは男として不細工よりは美しいほうがいいに決まっているが、それでもエリカであれば不細工でも男でも、何であっても構わないとディートリヒは思えた。
「――ラウは嫁に行かなくていい。私がずっと養ってやる」
どこの馬の骨とも知れない男にやるくらいならば、可愛い妹はずっと伯爵家で過ごせばいい。幸いにも嫁のエリカはラウラのことをとても気に入っている。エリカは自分と同じ瞳を持っているからか、ラウラと初めて会った時から他人の気がしないと、まるで生まれた時から一緒に育った姉妹のように仲良くしている。
「おお、おお、そうとも。そうすればいい」
「それは素敵なことね。私もラウがお嫁に行くのは、とても寂しいもの」
伯爵はそれは名案だと目を輝かせ、エリカも同意し手をたたいて喜んだ。
「まあ、なんてこと。エリカさんまで、そのようにラウラを甘やかして」
「よろしいじゃありませんか、お義母様。ラウがこの方と一緒になりたいと思えるような、素敵な殿方に出会ったのならば別ですけれど。私、ラウのことは実の妹のように思っておりますのよ。私と同じ目の色を持つのですもの。とても他人だなんて思えないわ」
伯爵夫人は皆がラウラを甘やかすのだから困ったことだわと言いながら、しかし心中ではこのようにラウラを嫁であるエリカが受け入れてくれて本当に良かったと安堵していた。
後ろ盾のない女性が一人で生きていくことは、この世では至難の業だ。仮に本当に嫁の貰い手がなかったとしても、この様子だと夫と自分がこの世を去った後も、ラウラは伯爵家の援助を受け生きていくことが出来るだろうと思えたからだ。
「さあさあラウラ。ポポタの実の行方が分かったのだから、安心してお勉強なさい。今日は絵画の先生がいらっしゃるのではなかったかしら」
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