この結婚に、恋だの愛など要りません!! ~必要なのはアナタの子種だけです。

若松だんご

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第9話 いざ、いざ、いざっ!! ♡ (侍女 * 従者の視点)

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 「あっ、あぁんっ、んっ、ああっ……」

 今日のルシアンさま、ちょっと激しいっていうのか、……しつこい?
 重なる愛撫に、チラリとそんなことを思う。
 ドレスを剥ぎ取られ、互いに裸になってる。彼の陰茎が硬くそそり立っているのがわかる。月明りにその尖端が妖しく光ってる。先走りで濡れているのだわ。
 なのに、まだ挿れてくれない。
 胸に吸いつき、膣を指で責めあげる。
 時折、花芽を弾かれ、軽く達してしまう。

 「あっ、やっ、いいっ、ああっ!」

 気持ちいい。このままずっと味わいたいぐらいには気持ちいいけど、足りない。私、もっと深いところで激しく味わいたいの。

 「ねっ、ねえ、もうっ……!」

 ガマン出来なくなって、甘えた声でねだってみる。

 「ダメだよ。もう少しだけ」

 「あぁんっ!」

 ジュプジュプと、愛液を掻き出すように指が動く。
 入り口近くのざらついたところを責めるかと思えば、奥のコリコリしたところを、えぐるように動かされる。
 うぅん。その動き、結構、ヤバい。もっとしてほしくて腰が浮いちゃう。

 「あっ、ああっ、またっ、ああああっ!」

 ビクンと身体が跳ね、膣から愛液が噴き出す。

 「イッたね」

 ビクビクと震え続けるわたしを見下ろして、満足気にルシアンさまが笑った。
 ああ、もう。その攻撃的で嗜虐的な顔。たまらなく……好き。
 その顔を恥辱にまみれさせたい。私の身体に溺れさせ、私なしでは生きられない身体にしてやりたい。私に屈服させたい。
 自分にそんな感情があるなんて、この男に抱かれるまで知らなかった。故郷にいたときは、男に組み敷かれることに悦びを感じていたからなあ。愛される女の幸せってやつ?

 「ルシアンさま……」

 少し身体を起こして、彼のイチモツに触れる。
 途端にビクッと震える、その身体。フフッ。かわいい。
 その反応に気をよくして、座り直す。陰茎をギュッと牛の乳でも搾るかのように握りしめ、その手を動かす。

 「あっ、オルガッ、それ、は……」

 私の手淫からくる快楽に耐えているのか、ルシアンさまが、ギュッと目を閉じた。
 このままこれを口に入れてあげようかしら。ああ、でも、そうすると、私、淫乱認定されそうね。彼が初めてってフリして関係を持ったのだし。蛭に吸いつかせ、膣に血豆を作っておく。これで、彼、騙されてくれた。流れた血は、破瓜の血だと錯覚してくれた。処女っぽく抱かれることに成功したのだから、とうぶんは、うぶな女を演じておかなければ。
 そんなことを考えながら、陰茎を擦りあげる。

 「あっ、うっ、オルガッ、オルガッ!」

 ルシアンさまの腰が突き上げるような動きを始める。イクのをガマンしているのだろう。亀頭がさらにヌルヌルと先走りで濡れた。そのぬるみを手のひらで亀頭全体に塗り広げる。

 「オルガッ!」

 ガマンの限界を超えたかのように、ルシアンさまに押し倒される。
 衝動のままに、勢いよく滾った陰茎を挿れられた。

 「ああっ……!」

 膣に溜まっていた愛液と、快感がはじけ飛ぶ。

 「オルガッ、オルガッ……!」

 余裕のない、ルシアンさまの抽送。腰を動かされるたびに、グシュグシュ、ズチュズチュと淫らな音が響き渡る。

 「あぅっ、ルシアンさまっ、はげしっ、いっ!」

 嫌いじゃないの、この激しさ。もっと、もっとしてっ!

 「あっ、ああっ、あっ、あっ、ああっ!」

 脚を広げられ、さらに奥を突きあげられる。快感に垂れ下がってきた子宮口。それを、暴力的なまでに、ルシアンさまの亀頭が押し上げる。
 ズンッ、ズンッとその衝撃が脳髄まで響く。
 気持ちいい。気持ちよくってどうにかなりそう。

 「オルガ、オルガ……!」

 ルシアンさまも狂ったように突き上げる。その動きはどんどん激しく大胆になって、突き込むというより、上からのしかかるように、陰茎を叩きつけてくる。

 「ああっ、いっ、ああっ……!」

 快感に膣がキュウッと締まる。締まったことで、ルシアンさまの亀頭が膣壁に引っかかって――

 「あっ、いっ、いいっ……!」

 「クッ……!」

 ドチュッと、最奥に叩きつけられた陰茎。それが大きく膨れ上がり、欲望を噴き出させる。

 「あ――――っ、ああああっ!」

 ビュクビュクと、熱水のように吹き出すそれを受け止めながら絶叫する。いっぱい欲しくて、脚を彼の腰にからみつける。しがみついた身体はこれ以上ないぐらい震え、つま先まで強張る。
 ルシアンさまが腰を揺らし、その陰茎にある残滓まで注ぎ込む。
 下肢を犯し合い、ハアハアと乱れた息のまま、見つめ合う。

 「…………失敗した」

 なにを?
 問いかけようとした口は、そのまま口づけによってふさがれる。
 ゆっくりと動き出した、彼の腰。精を放ったはずの陰茎はまだ硬く、再び抽送が再開される。
 あ、妊娠。
 失敗したと呟いたのはそのことかしら。
 だとしたら、今日は安全な日だと伝えたほうがいいかな。

 「あっ、あんっ、ああっ……!」

 そんな冷静な思考は、再び高められていく情欲に蕩け消されてしまった。

*     *     *     *

 「ルシアンさま……」

 起き上がったオルガが、俺の陰茎に触れた。
 散々焦らした結果だろうことは、容易に想像できた。
 この女、俺との関係が初めてだというフリをしていたが、違うことぐらいわかっている。おそらく祖国で破瓜はとっくに済ませている。複数の男と同時に関係を持つような淫乱ではないようだが、恋の経験が浅いわけでもないようだ。
 それなりに経験があることは、その手技が証明している。

 「あっ、オルガッ、それ、は……」

 マズい。このままイキそうなぐらい、気持ちいい。その細い指が、裏筋をツッとなぞれば、それだけで腰が浮かび上がる。

 「あっ、うっ、オルガッ、オルガッ!」

 ヤバい、爆発する。頼む、これ以上搾るな。出る。

 「オルガッ!」

 ガマンの限界だ。勢いよく押し倒し、衝動のままに滾った陰茎を挿れる。

 「ああっ……!」

 膣に溜まっていた愛液と、快感がはじけ飛ぶ。

 「オルガッ、オルガッ……!」

 見られていることは知っている。だが止められない。
 どうなろうと、知ったことか。俺は、この女を犯したいんだ。
 グシュグシュ、ズチュズチュと淫らな音を響かせながら、腰をふりたくる。

 「あぅっ、ルシアンさまっ、はげしっ、いっ!」

 俺を組み伏せられたオルガの目が、一瞬飢えた獣のように光ったのが見えた。この女、俺を屈服させる気だな。愛欲に溺れさせ、俺を自分の虜にしようとしている。
 そうはさせるか。

 「あっ、ああっ、あっ、あっ、ああっ!」

 女の脚を持ち上げ、さらに奥を突きあげる。
 愛欲に溺れるのはお前の方だ。俺ナシにはいられない身体にしてやる。
 ガツガツと陰茎を穿つ。快感に垂れ下がってきた肉壁。それを、暴力的なまでに押し上げる。
 ズンッ、ズンッとぶつかるたびに、その衝撃が脳髄まで響く。
 気持ちいい。気持ちよくってどうにかなりそうだ。

 「ああっ、いっ、ああっ……!」

 オルガの膣がキュウッと締まる。締まったことで、亀頭が膣壁に引っかかってさらなる快楽を生み出す。

 「あっ、いっ、いいっ……!」

 「クッ……!」

 オルガの喜悦の声に合わせて、ガマンしてきたものを一気に吐き出す。

 「あ――――っ、ああああっ!」

 ビュクビュクと衝動のままに精を放つ。
 オルガが俺のすべてを取り込もうと、脚を絡めてくる。俺もそれに逆らわず、腰を揺らし、一滴残らず注ぎ込む。
 下肢を犯し合い、ハアハアと乱れた息のまま、見つめ合う。

 「…………失敗した」

 落ち着いてきて思い出した、二つの視線。
 陛下と王妃さまにこの情事を見せつけて、お手本にしてもらうつもりだったのに。二人が食い入るように見てるのがわかるから、軽く心のなかで舌打ちする。
 この女とのまぐわい、半端なく気持ちいいんだよな。それこそ、我を忘れるぐらいに。それと、見られてるって意識すると、意外なぐらい興奮した。いつもより激しく求めてしまったのは、二人の視線があったからかもしれない。
 まあ、いっか。
 これが情事だってことは、二人にもわかっただろうし。ここからは、普通に楽しむことにするか。
 まだ、ヤリ足りないし。出したいし。
 オルガの身体に溺れる気はない。けど、もっと味わいたいという欲はある。
 再び動かした腰に、次を期待するような目でオルガが見つめ返す。
 さあ、もっと啼け、もっと喘げ。
 お楽しみはこれからだ。
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