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馬鹿息子に現実を2
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「学んでもいない、私に出来るはずないではありませんか」
「辞書や別の文献を、調べながらやればいいだろう?お前が偉そうに言ったんだ、責任を持て」
「理不尽です…」
「その言葉をそのまま返す」
唇に力を入れ、あからさまに不満そうな顔をしたエルドールに、ダズベルトは心底情けなくなった。
「お前は生徒会長になって忙しいから、ヨルレアン嬢と交流をしていないと思っているのだろう?」
「そうではありませんか」
「逆だ!ヨルレアン嬢が忙し過ぎて、時間がないからだ!」
「っな」
「お前なんぞ、忙しい内に入るか!どれだけ大変かやってみれば分かる、ヨルレアン嬢の苦労が多少は分かるだろう。私からの配慮だ!宰相!こいつに送り返して来た文献を渡してやれ、さぞ配慮が出来る能力を発揮してくれるはずだ」
「は!」
ジルファンド侯爵は、姿勢を立たして承諾して、話を付けに向かった。その瞬間、エルドールは父の本気に唖然とした。
そして、ダズベルトは敢えて言わなかったことを、告げることにした。
「あと一つ、お前が萎縮とすると思って言わなかったが、ヨルレアン嬢は学園の成績優秀者に入っていないだろう?」
「そうです!Sクラスなのに」
学園では試験の結果を20位までが成績優秀者として、張り出される。
Sクラスの癖に成績優秀者の中に一度も入ったことがないことを、エルドールはなんて情けないと不満に思っていた。
「外して貰っているからだよ」
「…え?どういう意味ですか?」
「毎回、1位だからだ」
「は?」
「古代語を解読するような少女だぞ?天才に決まっているだろう!お前の方が出来ると思っていたのだろう?愚か者めが」
「信じられません!」
ヨルレアンはいつも張り出されても、興味もなさそうにしていたが、男爵令嬢にも敵わず、自分が入っていないことが恥ずかしいのだろうと思っていた。だが、そもそも載るはずもなかったということなのか?
「初めての試験の際に、万が一、1位だったら私は外してくださいと申し出たのだ」
「どうして、ですか?」
王子である私より上にいることを、気遣ってということなのかと、馬鹿にされたような気持ちになった。
「毎回、1位にヨルレアン嬢。まず変わることはない、ミスをしていても総合で10点以下だ」
「っな」
「成績優秀者は働き先や縁談などに影響をするだろう?1つでも枠は多い方がいい。儂はいっそのこと1位ヨルレアン・エン・オズラールという札を作ってはどうかと思ったくらいだ」
「ずっと1位?」
ずっとどこかで自分より頭の良くない癖にと、口にしたことはないが思っていた。
「今現在も継続中だ、信じられないのなら学園長に聞くといい」
「嘘…」
「言うならば既に学園での勉強は終えて、超えたところを行っているはずだ。本来なら学園にも通わなくてもいいくらいだが、お前の婚約者だから通っていたんだよ!」
「私の…だから休んでいるのですか?」
さすがにヨルレアンが休んでいることは把握しており、オマリー嬢があの時のせいではないかと、責任を感じていた。
顔を合わせ辛いと思っているのなら、効果があったと思っていた。
「いや、無理をしたから、休んでいるのだろう。気のすむまで休めばいい、お前のせいで学園も通う必要もなくなるかもしれぬしな」
「な…」
「後で文献を持って行かせるから、せいぜい解読して馬鹿息子を返上しろ!」
ダズベルトはドカドカと去って行ってしまい、エルドールはその場で茫然とするしかなかった。
そして、本当に文献と辞書と、解読に必要かもしれない文献が届いたが、その辞書と文献だけで解読が出来るかも分からない。
「これは一体、何なのだ…?」
UU・ω・||ー・ー・ー・=/Γ==//δΣΠ//Λ∴Θ
一行目すら、辞書のどこを見たらいいのか、どうを調べたらいいのかすら分からなかった。
「辞書や別の文献を、調べながらやればいいだろう?お前が偉そうに言ったんだ、責任を持て」
「理不尽です…」
「その言葉をそのまま返す」
唇に力を入れ、あからさまに不満そうな顔をしたエルドールに、ダズベルトは心底情けなくなった。
「お前は生徒会長になって忙しいから、ヨルレアン嬢と交流をしていないと思っているのだろう?」
「そうではありませんか」
「逆だ!ヨルレアン嬢が忙し過ぎて、時間がないからだ!」
「っな」
「お前なんぞ、忙しい内に入るか!どれだけ大変かやってみれば分かる、ヨルレアン嬢の苦労が多少は分かるだろう。私からの配慮だ!宰相!こいつに送り返して来た文献を渡してやれ、さぞ配慮が出来る能力を発揮してくれるはずだ」
「は!」
ジルファンド侯爵は、姿勢を立たして承諾して、話を付けに向かった。その瞬間、エルドールは父の本気に唖然とした。
そして、ダズベルトは敢えて言わなかったことを、告げることにした。
「あと一つ、お前が萎縮とすると思って言わなかったが、ヨルレアン嬢は学園の成績優秀者に入っていないだろう?」
「そうです!Sクラスなのに」
学園では試験の結果を20位までが成績優秀者として、張り出される。
Sクラスの癖に成績優秀者の中に一度も入ったことがないことを、エルドールはなんて情けないと不満に思っていた。
「外して貰っているからだよ」
「…え?どういう意味ですか?」
「毎回、1位だからだ」
「は?」
「古代語を解読するような少女だぞ?天才に決まっているだろう!お前の方が出来ると思っていたのだろう?愚か者めが」
「信じられません!」
ヨルレアンはいつも張り出されても、興味もなさそうにしていたが、男爵令嬢にも敵わず、自分が入っていないことが恥ずかしいのだろうと思っていた。だが、そもそも載るはずもなかったということなのか?
「初めての試験の際に、万が一、1位だったら私は外してくださいと申し出たのだ」
「どうして、ですか?」
王子である私より上にいることを、気遣ってということなのかと、馬鹿にされたような気持ちになった。
「毎回、1位にヨルレアン嬢。まず変わることはない、ミスをしていても総合で10点以下だ」
「っな」
「成績優秀者は働き先や縁談などに影響をするだろう?1つでも枠は多い方がいい。儂はいっそのこと1位ヨルレアン・エン・オズラールという札を作ってはどうかと思ったくらいだ」
「ずっと1位?」
ずっとどこかで自分より頭の良くない癖にと、口にしたことはないが思っていた。
「今現在も継続中だ、信じられないのなら学園長に聞くといい」
「嘘…」
「言うならば既に学園での勉強は終えて、超えたところを行っているはずだ。本来なら学園にも通わなくてもいいくらいだが、お前の婚約者だから通っていたんだよ!」
「私の…だから休んでいるのですか?」
さすがにヨルレアンが休んでいることは把握しており、オマリー嬢があの時のせいではないかと、責任を感じていた。
顔を合わせ辛いと思っているのなら、効果があったと思っていた。
「いや、無理をしたから、休んでいるのだろう。気のすむまで休めばいい、お前のせいで学園も通う必要もなくなるかもしれぬしな」
「な…」
「後で文献を持って行かせるから、せいぜい解読して馬鹿息子を返上しろ!」
ダズベルトはドカドカと去って行ってしまい、エルドールはその場で茫然とするしかなかった。
そして、本当に文献と辞書と、解読に必要かもしれない文献が届いたが、その辞書と文献だけで解読が出来るかも分からない。
「これは一体、何なのだ…?」
UU・ω・||ー・ー・ー・=/Γ==//δΣΠ//Λ∴Θ
一行目すら、辞書のどこを見たらいいのか、どうを調べたらいいのかすら分からなかった。
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