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女王降臨3
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ヨルレアンが解読に夢中で眠っていないことは、今までもあった。
ただあの時は、王子の婚約者という立場であることで、人に押し付けられ、一週間もまともに寝れていないことは、話が違う。
ルエルフ王国から、ヨルレアンに付けている者も、ヨルレアンの部屋にずっといるわけではなく、特に解読をしている際は、邪魔をしないようにしている。
勿論、顔色が悪いことは気付いたので、休むように言ったが、大丈夫だと言われて、また夢中になっているのだと、考えていた。
その後、ヨルレアンからも私の責任感でしたことだから、侍女や従者、護衛は叱らないでねと手紙を貰っていたが、皆から謝罪と反省、そしてこれからの改善策が送られて来た。
押し付けた者は国王夫妻が罰してくれたようだが、きちんと誰なのかこちらも把握している。
ゆえにエルドールについても、馬鹿息子を否定する気はない。
「陛下、私は良い話だと思います」
やはり婚約者に相応しくないと、言われる覚悟をしていたオーバンは、予想外ではあったが、とても良い話ではないかと、緊張がようやく和らいだところであった。
「確かにリルダット王太子殿下も、ヨルレアン嬢が側にいれば、安心されるだろうしな。我が国も、良いことかもしれない」
「オズラール公爵邸はそのままにしておけば、ヨルも使えますし、王宮も出入り自由になるのよね?」
「ええ、勿論です」
現在はオマリーのことで押し掛けたように、ヨルレアンが許可を得れば、申請すればすぐに降りるが、自由に出入り出来るとはいかない。
ちなみにヨルレアンも、ローレルの婚約者・メアロールも既に王太子妃教育、王子妃教育は終えている。
だが、結婚する際は王子妃となるが、王家の土地を与えて、いずれは公爵家を任せようと思っていたので、他国の公爵になることは問題はない。
「で、こちらも元々、出入り自由ですから、あの子の大好きなことが、ますます捗りますでしょう?」
「解読のためにということですね」
「ええ、あの子を動かすには、何よりも弱いところ出すしかありませんからね。勿論、エルドール殿下の意見を聞いて、というところなのだけど」
「エルドールを呼びましょう」
従者にエルドールを呼びに行かせて、エルドールはようやくルアサーラ女王陛下とオズラール公爵に謝罪が出来ることになった。
実はオズラール公爵にも、謝罪をさせて貰えもしていなかったのである。
「ご無沙汰しております。遅くなりましたが、ヨルレアン嬢に、大変失礼なことを申して申し訳ありませんでした!」
「ヨルは何と?」
「もういいと言われております。おそらく、呆れているのだと思います」
エルドールは素直さを発揮して、今にも泣きそうな顔を晒している。
だが、元々、怒らせなければ穏やかな性格のヨルレアンは、エルドールの姿にきっと可哀想になってしまったのだろうと実感した。ある意味、ヨルレアンに都合のいい存在に変わり、それでも状況を見ていたが、婚約は解消させなかった。
「エルドール殿下。すぐにではないのだけど、ルエルフ王国の公爵家をヨルに継がせたいと、叔父が言っているの。それで、あなたを婿にと思っているのだけど、どうかしら?」
「私は、ヨルレアン嬢と結婚が出来るなら、何でも従います!」
エルドールは、連れて来られる際に何も聞かされておらず、ドキドキしていたが、迷うことなくハッキリと言い切った。
「そう」
「ヨルレアン嬢は、納得しているのですか?」
「あの子は解読命だから、解読が出来て、都合がいいとなれば納得するの。領地も豊かで、そんなに大きくはないから、出来ればエルドール殿下にやって貰う方がいいと思うのだけど、いかが?」
「はい、領地経営はしっかり学んでいます」
「きちんと学ばせておりますわ」
オーバンも馬鹿息子でも、それだけは自信があったので、付け加えた。
ただあの時は、王子の婚約者という立場であることで、人に押し付けられ、一週間もまともに寝れていないことは、話が違う。
ルエルフ王国から、ヨルレアンに付けている者も、ヨルレアンの部屋にずっといるわけではなく、特に解読をしている際は、邪魔をしないようにしている。
勿論、顔色が悪いことは気付いたので、休むように言ったが、大丈夫だと言われて、また夢中になっているのだと、考えていた。
その後、ヨルレアンからも私の責任感でしたことだから、侍女や従者、護衛は叱らないでねと手紙を貰っていたが、皆から謝罪と反省、そしてこれからの改善策が送られて来た。
押し付けた者は国王夫妻が罰してくれたようだが、きちんと誰なのかこちらも把握している。
ゆえにエルドールについても、馬鹿息子を否定する気はない。
「陛下、私は良い話だと思います」
やはり婚約者に相応しくないと、言われる覚悟をしていたオーバンは、予想外ではあったが、とても良い話ではないかと、緊張がようやく和らいだところであった。
「確かにリルダット王太子殿下も、ヨルレアン嬢が側にいれば、安心されるだろうしな。我が国も、良いことかもしれない」
「オズラール公爵邸はそのままにしておけば、ヨルも使えますし、王宮も出入り自由になるのよね?」
「ええ、勿論です」
現在はオマリーのことで押し掛けたように、ヨルレアンが許可を得れば、申請すればすぐに降りるが、自由に出入り出来るとはいかない。
ちなみにヨルレアンも、ローレルの婚約者・メアロールも既に王太子妃教育、王子妃教育は終えている。
だが、結婚する際は王子妃となるが、王家の土地を与えて、いずれは公爵家を任せようと思っていたので、他国の公爵になることは問題はない。
「で、こちらも元々、出入り自由ですから、あの子の大好きなことが、ますます捗りますでしょう?」
「解読のためにということですね」
「ええ、あの子を動かすには、何よりも弱いところ出すしかありませんからね。勿論、エルドール殿下の意見を聞いて、というところなのだけど」
「エルドールを呼びましょう」
従者にエルドールを呼びに行かせて、エルドールはようやくルアサーラ女王陛下とオズラール公爵に謝罪が出来ることになった。
実はオズラール公爵にも、謝罪をさせて貰えもしていなかったのである。
「ご無沙汰しております。遅くなりましたが、ヨルレアン嬢に、大変失礼なことを申して申し訳ありませんでした!」
「ヨルは何と?」
「もういいと言われております。おそらく、呆れているのだと思います」
エルドールは素直さを発揮して、今にも泣きそうな顔を晒している。
だが、元々、怒らせなければ穏やかな性格のヨルレアンは、エルドールの姿にきっと可哀想になってしまったのだろうと実感した。ある意味、ヨルレアンに都合のいい存在に変わり、それでも状況を見ていたが、婚約は解消させなかった。
「エルドール殿下。すぐにではないのだけど、ルエルフ王国の公爵家をヨルに継がせたいと、叔父が言っているの。それで、あなたを婿にと思っているのだけど、どうかしら?」
「私は、ヨルレアン嬢と結婚が出来るなら、何でも従います!」
エルドールは、連れて来られる際に何も聞かされておらず、ドキドキしていたが、迷うことなくハッキリと言い切った。
「そう」
「ヨルレアン嬢は、納得しているのですか?」
「あの子は解読命だから、解読が出来て、都合がいいとなれば納得するの。領地も豊かで、そんなに大きくはないから、出来ればエルドール殿下にやって貰う方がいいと思うのだけど、いかが?」
「はい、領地経営はしっかり学んでいます」
「きちんと学ばせておりますわ」
オーバンも馬鹿息子でも、それだけは自信があったので、付け加えた。
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