落ちこぼれβの恋の諦め方

めろめろす

文字の大きさ
45 / 56
第二部

第9話

しおりを挟む
「ひぃあっ!!!」

「ほら、腰が落ちてますよ。ちゃんと上げて。」

「うぅんん!」

 ジュポジュポと卑猥な音が自分のお尻から聞こえてくる。三目君がその綺麗な指で中をぐちゃぐちゃに弄りまくっている音だ。

「やらぁ!やらぁ、そこばっかいじったら、ひぃ!!」

「めちゃくちゃに感じてるのによくそんなこと言えますね。ほら、ここ好きでしょ?」

「んひぃーーー!」

 前立腺を指で挟まれてコリコリと弄られると、頭が焼き切れるような快感が走り、すぐにイッてしまった。

「あふ…ふぅ…ふぁ。」

 ガクガクと体が震えて息も整わない。それなのに、三目君はまだ指を動かしている。

「やだ!やだってばぁ!もういきたくないよぉ!!ひいいぃん!」

「それじゃあ俺たちの質問に答えられますよね、幸尚さん?」

 涙やら鼻水やらでぐちゃぐちゃになっている自分の顔をうっとりとした表情で見つめながら、瀬尾君が頬を撫でてきた。








 部屋に連れ込まれてすぐ、瀬尾君に体を持ち上げられてベットに放り投げられてしまった。何をするんだと文句を言おうとしたが、2人の無言の圧に気圧されて何も言えずに黙り込んでしまった。

「さぁ、何があったのか教えてください。」

 三目君が隣に座って尋ねてくるが「本当に何もないんだ」とだけ返事をした。それが気に入らなかったのか、カプリと耳を噛まれる。

「うひゃあ!」

「僕たちが優しいうちに吐いてしまった方がいいと思います。じゃないと明日、動けなくなるかもしれませんよ?」

「そんなこと言われても本当に…。」

「小鳥遊に何か言われたんですよね?」

「っ!」

 スーツを脱いできた瀬尾君が話に入ってくる。小鳥遊くんの名前に一瞬だけ反応してしまったのを三目君に気付かれてしまい、その瞳が細められる。

「あいつか…。なんかΩの感じすごい出してて気に入らなかったんだけど。新入社員だしって多めに見てやってたら、幸尚さんに手を出したんですか?…許さないぞ、あのガキ。」

「ひぃー!三目君落ち着いて!手なんか出されてないから!俺はβだし、あの子がおれに手なんか出す訳ないでしょ!」

「はぁ?何言ってるんですか?あんな奴より幸尚さんの方がずっと可愛くてかっこいいですよ。僕、会社でみんなに言って回ってもいいんですよ?」

「やめて!」

 三目君の暴走が怖い。その体に縋り付いてなんとか止めようとすると「お、今日は積極的ですね」と変な勘違いをされてしまった。

「さぁ、幸尚さん。吐いてください。」

「だから本当に何もないんだってば!」

「なら言いたくなるまで徹底的にやらせてもらいますね。」

 瀬尾君の笑顔が怖かった。





「ん…ふっ。」

「やだ!せお…くん!やだぁ!」

 ブンブンと首を横に振る。三目君の前立腺への愛撫に耐えきれず、とうとう上半身がベットに崩れ落ちる。すると、自分の下で仰向けになっていた瀬尾君が、乳首を口に含んでチュクチュクと吸い始めたのだ。舌でペロペロと舐められたかと思えば、軽く歯を立てられる。「ひぃん!」と情けない悲鳴をあげると、瀬尾君がクスっと笑った。

「可愛い…。これ気持ちいいんですね、幸尚さん。好きなだけおっぱい弄ってあげますから、可愛い声で鳴いてください。」

「やだぁ!やだやだだめぇ、あひぃ!!」

「ほら、何休んでるんですか。お尻締めてくださいよ。」

「三目…く…ん!ゆるしで!ゆるじでぇ!」

 涙がボロボロと出てくる。ブンブンと首を横に振って抵抗するけれど、三目君は全く許してくれない。頼みの瀬尾君も快感に咽び泣く自分を見て「可愛い」と呟くことしかしてくれない。

「許してじゃないだろ?何僕以外のΩに虐められてんの?あんたを虐めていいのは僕だけなんだよ!」

「きゃあん!や、だ!だめ!あぁん、みつ、めくん、!あんんん!や!変になるらかぁ!」

 ぐちゃぐちゃと卑猥な音が部屋中に響いて居た堪れなくなる。でも2人はそんな音に興奮しているようで、どちらも股間が盛り上がっている。

「あー、くそ!早く犯してやりたいのに!早く僕を選んでくださいよ、幸尚さん。そしたら、いくらだってこれで中擦って死ぬほどイかせてやるのに!」

「やぁ!これ、やだぁ!エッチしてる、みたいだからいやぁ!!」

 三目君がくるりと体を反転させてくる。そして足をガバリと開かされると、そこに固くなった陰茎をゴリゴリと擦り付けられた。
 美人で中性的な三目君が額から汗を流してセックスまがいのことをしているのは、とんでもなく卑猥だった。

「やだ!やだ!三目君のばかぁ!うぅん!あふぅ!エッチぃ!」

「っ!煽ってくるなよ!くそ、何でこんな!」

「やらぁ!やらぁ、イク!イッちゃうからぁ!」

「幸尚さん、イッていいですよ?」

 下から瀬尾君が乳首をグリィとつねってくる。

「ひぃあーーーー!」

 とんでもない快感に、乳首を弄られて激しく射精してしまった。


「くっ!」

「幸尚さん!」

 それと同時に2人も服を着たまま射精していたのだった。




しおりを挟む
感想 19

あなたにおすすめの小説

孤独なライオンは運命を見つける

朝顔
BL
9/1番外編追加しました。 自分はアルファであると信じて生きてきたのに、発情したことがキッカケで、オメガだったと発覚してしまった。 アルファだと思っていた時も、孤独で苦しかったのに、オメガになったことで俺の人生はより厳しいものになった。 そんな時、俺は運命と呼べる相手と出会うことになる。 ※※※※※ 高校生×高校生で、オメガバースの設定をお借りしています。 設定はよくあるものだと思いますが、おかしなところがあったら、すみません。 オメガバースについて詳しい説明などは省略しています。 シリアスあり、ラブコメもあり、淡くて青い恋愛がメインのお話です。 ※重複投稿 全十話完結済み

【完結】変態αのフェロモン観測記録

加賀ユカリ
BL
欠陥Ωが使用済みマスクを落としたら、変態αにフェロモン値を実況されるようになった話 大学生の天橋瑞樹(あまはし みずき)は、帰り道でうっかり使用済みマスクを落としてしまう。拾ったのは、モデルのようなスタイルと整った顔立ちを持つ青年──神代慧(かみしろ けい)。だが、彼はただのαではなかった。 「このマスクは僕の宝物です」そう言って笑う慧は、瑞樹のマスクを返さないどころか、初対面で「君は僕の運命の番だ」と宣言してくる。 だが瑞樹は、自分が“欠陥Ω”──フェロモン値が極端に低い存在であることを知っていた。 そして、計測器と共に瑞樹のフェロモン数値を実況する“変態α”との、奇妙で騒がしい日々が始まった。 そんなある日。 瑞樹に人生で初めてのヒートが訪れる── 攻め:神代慧(かみしろ けい)。α。瑞樹のマスクを返さないヤバい男。 受け:天橋瑞樹(あまはし みずき)。欠陥Ω。 ・オメガバースの独自設定があります ・性描写のある話には※を付けています ・最終話まで執筆済みです。(全35話) ・19時更新 ・ムーンライトノベルズにも掲載しています ※過去作『番になれなくても』の主人公(天橋和樹)の兄の話です。本作品は『番になれなくても』の本編より前の時間軸になります。それぞれの話は独立しているので、読んでいなくても大丈夫です 【完結】番になれなくても https://www.alphapolis.co.jp/novel/166551580/588945232

ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?

灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。 オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。 ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー 獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。 そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。 だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。 話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。 そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。 みたいな、大学篇と、その後の社会人編。 BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!! ※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました! ※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました! 旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」

ちゃんちゃら

三旨加泉
BL
軽い気持ちで普段仲の良い大地と関係を持ってしまった海斗。自分はβだと思っていたが、Ωだと発覚して…? 夫夫としてはゼロからのスタートとなった二人。すれ違いまくる中、二人が出した決断はー。 ビター色の強いオメガバースラブロマンス。

起きたらオメガバースの世界になっていました

さくら優
BL
眞野新はテレビのニュースを見て驚愕する。当たり前のように報道される同性同士の芸能人の結婚。飛び交うα、Ωといった言葉。どうして、なんで急にオメガバースの世界になってしまったのか。 しかもその夜、誘われていた合コンに行くと、そこにいたのは女の子ではなくイケメンαのグループで――。

俺は完璧な君の唯一の欠点

一寸光陰
BL
進藤海斗は完璧だ。端正な顔立ち、優秀な頭脳、抜群の運動神経。皆から好かれ、敬わられている彼は性格も真っ直ぐだ。 そんな彼にも、唯一の欠点がある。 それは、平凡な俺に依存している事。 平凡な受けがスパダリ攻めに囲われて逃げられなくなっちゃうお話です。

手に入らないモノと満たされる愛

小池 月
BL
 櫻井斗真は喘息持ちの高校二年生。健康でスポーツが得意な弟と両親の四人家族。不健康な斗真は徐々に家族の中に自分の居場所がなくなっていく。  ある日、登校中に喘息発作で倒れる斗真。そんな斗真を高校三年の小掠隆介が助ける。隆介は小児科医院の息子。喘息発作の治療が必要な斗真は隆介の家で静養することとなる。斗真は隆介の優しさを素直に受け入れられず、自分と比べて惨めな思いに陥っていく。そんな斗真の気持ちを全て受け止めて寄り添う隆介と、徐々に距離を縮める斗真。  斗真に安心できる場所が出来たかと思われた頃、斗真が襲われる事件が起きて……。

親友が虎視眈々と僕を囲い込む準備をしていた

こたま
BL
西井朔空(さく)は24歳。IT企業で社会人生活を送っていた。朔空には、高校時代の親友で今も交流のある鹿島絢斗(あやと)がいる。大学時代に起業して財を成したイケメンである。賃貸マンションの配管故障のため部屋が水浸しになり使えなくなった日、絢斗に助けを求めると…美形×平凡と思っている美人の社会人ハッピーエンドBLです。

処理中です...