男爵令嬢なのにくじ引きで王子のいる生徒会の役員になりました!

らな

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第155話 女子会

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その後、シンシアとイーリスが王宮を訪ねてくれた。
2人はリアの出自を知っていたわけではないので、事情を話すと腰を抜かさんばかりの勢いで驚いていた。

「すごいわ。リア。物語みたいね。リンドブルムでの出来事も詳しく教えて!」
驚きから戻ってくると、あっという間にいつものシンシアになっていた。
リアから話を聞いたら、寮に戻ってから徹夜で何かを書いてそうだ。
一方、興奮するシンシアの横にいたイーリスの小さなつぶやきは誰にも聞かれていなかった。
「わかってたけど、イオ兄さんの失恋確定か・・・。」

その後、3人でお茶会をしながらおしゃべりをしたが、シンシアは興奮しっぱなしだった。
「リアの護衛騎士の方、信じられないくらい格好いいのね。さすが大国リンドブルムだわ。騎士の(顔面)レベルが高い!」
「うーん。ライアンはリンドブルムの近衛の中でも、かなり目立つ方だと思うよ。私も初めて彼に会った時はびっくりしたもの。シンシアが見たら喜びそうだなって思ってたの。今回ついて来てくれて良かったわ。」
シンシアはブンブン頷いている。

「ライアン・カニンガム中尉は、前からアルノーの騎士団でも有名だったよ。もちろん見た目もなんだけど、すごく強いでしょ。」
イーリスの言葉にリアは驚いた。
「イーリスは前からライアンを知っていたの?」
「うん。兄さんたちから噂を聞いたことがある。」

”あの見た目で剣術も強いなんて詐欺だよな。天から2物も貰ってずるくないか?”
”いや。あの顔面はそんないいもんじゃない。あちこちで女性に言い寄られて、知らない間に男から恨みを買って結構苦労してるってきいたぜ。”
イーリスは兄たちの会話を思い出していたが、リアには内緒だ。

「あの見た目で、剣術まで強いなんてますます素敵・・・」
シンシアはうっとりしている。
ライアンネタでも物語が一つ出来そうだ。
その後、2人の休暇中の話を聞いたり会話は途切れることなく夕方まで続いた。

一生、友達でいようね。

3人は固く約束をかわして別れを惜しんだのだった。

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