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〜狂瀾〜
しおりを挟む「ひゃあっ?! ひぎぃぃーっ!!」
「お……ぅぅ、締まるね…… 素晴らしい」
眼を見開いて絶叫する雅裕は、嘶き、後ろ足で立つような馬のトピアリーに跨っていた。
骨組みだけで目の荒い籠細工のソレ。繊細な職人技で出来た見事なハリボテの馬には、跨る部分に太い玩具が装着されており、それを呑み込む形で鞍の部分に座らされた雅裕は、両腕を馬の頭左右にベルトで拘束されて、ようやく自分が何をされるのか理解した。
「ひ………っ? いや……、無理ぃぃっ!」
馬の背中に沿うよう斜めに張り付けられ、足も鐙に固定される。しかも、その馬の身体は隙間だらけだ。胴体部分の前は開けてあり、押し付けられた雅裕の身体を余すところなく鑑賞出来る。
「良い乳首ですね。イヤリングが可愛らしい」
隙間からこぼれるイヤリングをひっぱって微笑む男性。
「こちらも良く熟れて…… 食べちゃおうかしら」
そこに飛び出すよう設定された場所でおっ勃つ雅裕の御立派様を、執拗に愛でる女性。
お尻に捩じ込まれた玩具の刺激も手伝い、あっという間に果ててしまった仔犬を微笑ましそうに見つめる多くのお客様達。
小刻みに震え、ポタポタと雫を垂らす雅裕の一物を、別の雌犬が舐めている。綺麗にしてあげなさいと御主人様に命令されたからだ。
しかし、そのお掃除にも涙目で悶える仔犬様。
「慣れない感じが堪らないな。本気で泣いているじゃないか」
「ふふ、恥ずかしいのかしら? 大丈夫よ、すぐに随喜の涙に変えてあげるから」
興奮気味な客の視線にさらされつつ、雅裕の地獄が始まった。
「あーーーっ!! 苦し……っ! ひあぁぁんっ!」
「力を抜いて。大丈夫、綺麗に拡がっているよ」
ハリボテの馬と一体化させられた雅裕の中に、次々捩じ込まれる熱い猛り。ぎちゅぎちゅ濡れた音をたてて出入りする灼熱の肉棒に、雅裕は眼を見開いて泣き喚く。
太いバイブが呑み込まれた肉孔は狭く、挿れるたびに凄まじい快感をお客に与えた。毅と柏木に慣らされたプレイだが、身体が慣れても心まではそうはいかない。
初めて会う男達に蹂躙されているのだ。その羞恥も恐怖も天元突破。それがまた、とてつもない愉悦となり、雅裕は身震いするほど気持ち悦い。
……なんで? いやなのぃ……っ!
ひいひい喘ぎながら、深々と男達のモノを受け入れ、雅裕の狭い肉孔が蕩けていく。
「ん……むぅ、……動かしても?」
ずっぷり根本まで呑み込ませ、雅裕に覆いかぶさる男性は、玉のような汗を噴き出す仔犬の首筋に舌を這わせながら、苦しそうに呟いた。
「それはご遠慮ください。挿れるだけというお約束です」
「ふ……っ、生殺しだな。 ……おい、来いっ!」
ぬちぬちと最奥までたっぷりと仔犬の中を堪能し、男性は雌犬を呼んで雅裕を責めさせた。ひくひく震える一物や、足の指の間まで舐め回し、イヤリングごと口に含みながら乳首に吸い付く雌犬達。
臍や内股にも張り付き、複数の淫猥な舌先が雅裕を高めようと襲う。御主人様自慢の超一流な雌犬だ。素人に毛が生えたような仔犬では一溜まりもない。
「ふぐっ?! はあっ! イくっ、イっ……っ! ……ぁ、あ、あっ! ひぃああぁぁーっ!!」
がくがく痙攣して果てた雅裕の体内が淫らに蠕動する。ぎゅううぅぅっと引き絞られ、蕩けた柔肉に満足し、男性は雅裕の中から出ていく。
そして彼は別な雌犬を突き上げて、その余韻で爆発させた。
「……なんとも淫靡な。……はあ、私が我慢を強いられるとはね。……堪らないな」
ここまでで十二人。通常の太客らに遊ばせたあと、ブギーマンは上級の太客らをもてなす。
「次の段階ですね。玩具を動かします。乱れる仔犬の二本差しをお楽しみください」
言うが早いか、ブギーマンの入れたスイッチによって、雅裕の中のバイブが大きくうねりだした。
「ひぎっ?! ひ、ぃ…ぃいいいっっ!!」
すでにトロトロな柔肉を掻き回され、立て続けに襲う快楽が仔犬をきゃんきゃん啼かせている。
あまりに淫らな光景に息を呑み、次の客らは争うように雅裕のお尻を貫いた。
「うおおぉぉっ、堪らんっ!! イってるな? なあっ?! くあ……っ出そうだっ!!」
ごちゅごちゅ蠢く玩具が客のモノをも責立てる。突き上げたい衝動を死物狂いで抑え込み、終わらない絶頂で身悶えっぱなしな仔犬を心ゆくまで堪能した。
「はひ……っ! ひっ! イきゅ……っ! イ……っ、ひうぅぅんっ!」
甘く泣きぬれる仔犬が堪らなく扇情的だ。雌犬にはない初々しさ。真っ赤に熟れた雅裕の耳を食みながら、客がうっとりと囁く。
「待ては……仕込まれてないのかい? そんなに……っ、う……ぅ、達してばかりじゃあ、立派な雌犬とは……言えない……ぞ?」
耳の中を抉じ開けるような舌先で囁かれ、雅裕の脳内が快楽に蕩けていく。
毅は仕込むつもりだったのだが、ブギーマンが物申して、そのままだ。待ての仕込まれていない雌犬は、思うがまま愉悦に踊らされるため、いつまでたっても仔犬と呼ばれる。
あえてその状態を愉しんでいたブギーマンは、己の手掛けた仔犬の出来上がりぷりに御満悦だ。
興奮した客らが責めに加わり、貫かれる雅裕の一物をプジーでいたぶり始める。もはや何も出てこない空っぽな御立派様は、おっ勃つだけ。
それでも湧き起こる愉悦に溺れ、雅裕は失神寸前である。
掻き回されたり突き上げたりがないせいで、仔犬の腹に重く溜まっていくどす黒い欲望。嗜虐に慣らされきった雅裕の身体は、奥の奥まで穿たれ、めちゃくちゃに蹂躙されることを望み、疼きまくっていた。
ただイくだけだけは拷問に過ぎない。それだけで満足出来ないよう調教された雅裕の身体は、本人の知らぬ間に、妖しく淫らな性癖を花開かされる。
「ふあ……っ、くうぅぅ……、ふぇぇ……ん」
ぐずぐず泣き出した仔犬を不思議そうに見やる御客様達。
淡く桜色に染まった仔犬の頬を撫で、ブギーマンが優しく呟いた。
「どうしたの? ドギー。皆さんが可愛がってくれているのに…… それ、快楽のじゃなく、本気泣きだよね?」
真っ赤に泣き腫らした顔をあげ、雅裕はすがるようにブギーマンを見る。その涙にけぶる瞳が凄まじく色っぽい。
思惑どおりに手の中に落ちてきた獲物に、ブギーマンはとてつもなく劣情を煽られた。
……分かるよ。欲しいんだよね? 奥の奥まで激しく突き上げ、貪ってもらいたいんだよね?
挿れるだけという生易しいプレイ。延々とそれをされ、さらには嬲られイかされるだけの甘い拷問が、仔犬の殻をぶち破らせた。
「もっと……、もっと、されたい……っ、うくっ、奥まで、ぐちゃぐちゃにされたい……っ、ふぐぅぅっ!」
何十人もに挿れられ柔らかく熟れた雅裕は、疼き極まる身体を持て余して泣いた。
……よく出来ました。
ほう……っと吐息をもらし、ブギーマンは花のような笑顔をひらめかせると、声高に叫ぶ。
「出番ですよっ! 頼みましたっ!!」
「おうさ♪」
ばっと振り返った客の視界には、鎖に繋がれた雌犬を連れた毅。淫猥な笑みを浮かべ、白い絹のドレスシャツに黒の拵えなベストとパンツ。
誰もが眼を奪われる優美な足取りで、毅はブギーマンに寄り添った。
「準備は出来てるようだな?」
「はい♪ たっぷりと二本差しで解してあります♪」
「ふはっ、相変わらず容赦ねぇな」
くすくす嗤う二人の親密な空気。まるで緻密な絵画のように、それは見事な一枚絵のごとく客らの眼に映った。
「よろしいわ、息を吐いて?」
「が……っ! んぅ……んんっ、んーっ!!」
雅裕は、諸手上げ縛りと脛縛りで滑車に吊るされる。梯縛り中心の見事な縄化粧は、童顔でまだまだ幼く見える仔犬の純真さと交わり、えらく扇情的だった。
蛙のように股間丸出しで吊られる仔犬の卑猥な姿は、眼福である。
「やっぱ男を縛るなら荒縄だな。太めで炙り処理していない奴」
「……相変わらずの鬼畜さですね。ドギーの柔肌が傷ついたらどうするんですかっ 鞣しくらいしておいてくださいよっ! あれ、まっさらな奴でしょっ!」
購入したばかりな荒縄は表面が毛羽立ちガサガサだ。中には強めのトゲもあり、無数に刺さるそれらが縛られる側を責め苛む。
そんなことにならないよう、普通は表面を火であぶって毛羽立ちを消し、さらにオイルなどで縄を滑らかに鞣すのだが、毅は、あえて未処理な荒縄で雅裕を縛った。
鞣されず硬い荒縄の縛りは、苦悶の一言でしかない。
宴もフィナーレ。
それを艶やかに締めくくるべく、ブギーマンは仔犬を雌犬に落とそうとしていた。
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