二度目の初恋は、穏やかな伯爵と

柴田はつみ

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第十七章 輝く誓い 永遠の愛

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そして、婚礼の日がやって来た。王都でも有数の格式高い大聖堂は、色鮮やかな花々で飾られ、柔らかな陽光がステンドガラスを通して差し込んでいた。

招待客の貴族たちが続々と集まり、皆が二人の結婚を祝福するために訪れていた。リーシャンは、純白のウエディングドレスを身に纏い、ベールを顔にかけた。


胸元にはアランが贈ってくれた金のブローチが輝いている。控室で父がリーシャンの手を取り、優しく微笑んだ。


「リーシャン、幸せになりなさい。お前がこんなにも心から笑っている姿を見ることができて、私は、本当に嬉しい」


父の言葉に、リーシャンの目頭が熱くなった。


「はい、お父様。私、きっと幸せになります」


パイプオルガンの音色が響きわたり、大聖堂の扉が開かれた。リーシャンは父にエスコートされ、ゆっくりとバージンロードを歩き始めた。


視線の先には、祭壇でリーシャンを待つアランの姿があった。彼の顔には、この上ないほどの幸せが刻まれている。アランもまた、リーシャンの姿を目にした瞬間、息を呑んだ。純白のドレスに身を包んだリーシャンは、ただひたすらに、彼女への愛が溢れている。


一歩一歩、祭壇へと近づくたびに、リーシャンの鼓動は高鳴る。アランの前に立ち、父からアランへと手が渡される。アランはリーシャンの手をしかっりと握りしめた。


その手は、温かく、そして力強かった。


「リーシャン」


アランがリーシャンのベールをそっと持ち上げた。リーシャンの瞳には、アランの優しい笑顔が映し出される。司祭の厳かな声が響き渡る。

「伯爵アランあなたは、公爵令嬢リーシャンを妻とし、健やかなる時も、病める時も、貧しき時も、彼女を愛し、敬い、助け合いってその命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」


アランはリーシャンの瞳を真っ直ぐに見つめ、力強く答えた。


「はい、誓います」


司祭はリーシャンににも同じ問いを投げかける。
リーシャンは、この日を夢見ていた。そして、今、その夢が現実になっている。アランの温かい手を握りしめ、リーシャンもまた、力強く答えた。

「はい、誓います」

指輪の交換が行われ、二人は永遠の愛を誓い合った。アランはリーシャンの手を取り、そっと口付けた。その瞬間、大聖堂に集まった人々から、温かい拍手が沸き起こった。
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