水の巫女の助手になる

ぽとりひょん

文字の大きさ
120 / 144

第120話 古城跡1

しおりを挟む
 女子大生の3人グループがひまつぶしに肝試しを考える。
 車を持つ香住かすみが運転し、和子かずこりんが同乗する。
 目的地は里見さとみ町にある古城跡の石垣である。
 古城と言っても石垣が残るだけであるが、その石垣は人柱を使って作られていると噂されている。
 3人は肝試しを始める。
 1人ずつ行き、一番奥の石に5円玉を置いて帰って来るというものである
 和子が初めに行なう。
 何も起こらず無事に帰って来る。
 次に香住が行く、彼女も無事に帰って来る。
 最後に凛が行く、彼女も無事である。
 和子がみんなに
 「大したことなかったね。」
 「そうね、何もなかったね。」
香住が答える。
 3人は揃って一番奥の石に行き、3人でスマホを使い写真を撮る。
 すると3人の後ろに髪を振り乱した女が写り込んでいる。
 3人はそれを見ると無言で車に戻る
 「何よこれ。」
凛が言うと
 「あそこに何もいなかったよね。」
香住が言うと和子が
 「もう帰りましょ。」
3人は逃げるように立ち去る。
 次の日、和子が階段から落ち足の骨を折る。
 香住と凛が見舞いに行くと和子は
 「何かに押されたのよ。」
 「見たの。」
 「見えなかった。」
和子は怯えている。
 それから2日後、香住が交通事故を起こす、車が全損するひどい事故であったが、香住は足の骨を折っただけで命は助かる。
 凛が見舞いに行くと香住は
 「車がコントロールできなくなったの、ブレーキも効かなかったわ。」
 「どうしよう、次は私の番ね。」
凜は泣きそうになる。
 香住が言う
 「同じ学部の一条みおに聞いてみて。」
 「その子何とかできるの。」
 「分からないけど、友達がおかしなことがあった時相談したみたいよ。」
 「うん、わかった。」
凛は一条に相談することにする。
 翌日、凜は一条に声をかける
 「一条さん、相談に乗って欲しいのだけど。」
一条が凜を見ると青くなる。
 凛の首には髪の毛のようなものが巻き付いている。
 一条は凜に聞く
 「何があったの。」
 「私たち、肝試しに行ったの、そして最後に3人で写真を撮ったら髪を振り乱した女の人が写り込んでいたの。」
 「それだけ。」
 「いいえ、和子が階段から落ちて足を骨折して、香住は交通事故で足を骨折したわ。」
 「次はあなたの番と言うこと。」
 「そうよ、何とかできる。」
 「何とかできる人を紹介するわ。」
一条は凜を沙也加に紹介することにする。
 2人は沙也加の探偵事務所に行く、凜は
 「ここ探偵事務所よ。」
 「ここの所長、お祓いができるの。」
一条が入ると沙也加は
 「一条さん、こんにちは今日はどうしたの。」
 「この子を助けて欲しいのです。」
沙也加はたすくと手をつなぐ。
 たすくが沙也加に
 「髪のようなものが首についていますね。」
 「悪霊に目を付けられているわ。」
沙也加が答える
 「悪霊ですか、助けてください。」
凜が頼み込む。
 沙也加はペットボトルの水を出して、水の刃を作り髪の毛のようなものを切りつける。
 首に巻き付いていた髪の毛のようなものは水の刃と共に霧散する。
 沙也加が凜に言う
 「もう大丈夫よ。」
 「ありがとうございます、香住と和子も助けてください。」
凜は沙也加に頼み込む。
 沙也加たちは和子の所を訪れる。
 やはり、和子の首にも髪の毛のようなものが巻き付いている。
 沙也加は水の刃を作り切りつけ、霧散させる。
 沙也加は和子に言う
 「もう大丈夫ですよ。」
和子は安心する。
 次に沙也加たちは香住の所を訪れる。
 香住の首にも髪の毛のようなものが巻き付いている。
 沙也加は水の刃を作り切りつけ、霧散させる。
 凜が香住に言う
 「一条さんに紹介してもらったの。」
 「大丈夫なのね。」
 「そうよ。」
香住と凛は安心する。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

意味が分かると怖い話(解説付き)

彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです 読みながら話に潜む違和感を探してみてください 最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください 実話も混ざっております

里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます

結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります> 政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・? ※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています

終焉列島:ゾンビに沈む国

ねむたん
ホラー
2025年。ネット上で「死体が動いた」という噂が広まり始めた。 最初はフェイクニュースだと思われていたが、世界各地で「死亡したはずの人間が動き出し、人を襲う」事例が報告され、SNSには異常な映像が拡散されていく。 会社帰り、三浦拓真は同僚の藤木とラーメン屋でその話題になる。冗談めかしていた二人だったが、テレビのニュースで「都内の病院で死亡した患者が看護師を襲った」と報じられ、店内の空気が一変する。

裏長屋の若殿、限られた自由を満喫する

克全
歴史・時代
貧乏人が肩を寄せ合って暮らす聖天長屋に徳田新之丞と名乗る人品卑しからぬ若侍がいた。月のうち数日しか長屋にいないのだが、いる時には自ら竈で米を炊き七輪で魚を焼く小まめな男だった。

おじさん、女子高生になる

一宮 沙耶
大衆娯楽
だれからも振り向いてもらえないおじさん。 それが女子高生に向けて若返っていく。 そして政治闘争に巻き込まれていく。 その結末は?

処理中です...