水の巫女の助手になる

ぽとりひょん

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第140話 土蜘蛛1

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 土谷峠つちやとうげは昔、土蜘蛛が出て通りかかる旅人などを襲ったとされる場所である。
 今は国道が通り車が行き来する道ができている。
 ある夜、アベックが車を走らせ土谷峠を通りかかる。
 2人は帰り道を急いでいる。
 そして、2人は道端に巨大な影をみると、突然、車が動かなくなる。
 男が車を降りると車は太いクモの糸のようなものに絡まっている。
 男は車をバックさせることにする。
 彼が車に乗り込もうとすると巨大な影が近づいてきて、彼に糸を巻き付けて動けないようにする。
 それを見た女は叫び声を上げるが聞く者はいない。
 影の正体は巨大なクモである。
 女は車の中で抵抗しようとするが彼女も糸を巻き付かれる。
 クモは2人を連れて森の中に消える。
 峠の道には車だけが残される。
 これは事件の始まりとなり、1か月で無人の車が3台出る。
 そして、テレビでニュースになり始める。
 沙也加は嫌な予感がする行方不明は彼女にとって鬼門である。
 彼女の事務所にテレビ支局の局長から電話がある。
 局長は沙也加に言う
 「先生、調査をお願いしたいのですが。」
 「土谷峠の件ですか。」
 「そうです、お願いできませんか。」
 「行方不明の事件は受けられません。」
 「報酬ははずみます。」
沙也加はつられそうになるが受けないことを貫く
 「いくら出されても受けられません。」
 「何とかお願いできませんか。」
 「すみません。」
 「分かりました。」
局長は引き下がる。

 車が放置された行方不明現場では報道陣が詰めかけている。
 そのうち、報道陣の中から行方不明になるものが出てくる。
 報道は過熱し大勢の報道陣が集まるが、その中から1人また1人と行方不明者が出る。
 しかし、行方不明者が出るだけで取材は進まない。
 報道陣は現場から去っていく。
 静かになった土谷峠では、再び車が放置される行方不明が発生する。
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