2 / 346
第一章 異世界暮らし
第2話 異世界と言えば女神だろう!しかし(駄)はいらん(駄)は
しおりを挟む今俺は確実に牢屋の中にいる。なぜ? 記憶を遡ろう……うん!つまみ食い以上の罪はない、つまり俺がここに居る理由はない!出せコンチキショーと叫びたいがここはグッと我慢した。何故ならそれ以上に気になるものを見つけたからだ。
「よ!」
「あ、どうも」
そこには絶世の美女がいた。返事がやけに軽いのが気になるがそれ以上に気になることがある。「ちっさ!」全長10cm程の女神みたいな恰好をした人が椅子の上に立っていた。
「ちっさとは女神に対して失礼よ!」
あ、女神様だったみたい。
「あの~すいませんちっさとか言って」
「素直に謝ってくれるならそれで良いわ!許してあげる」
今の現状がさっぱりなのだが、わざわざ女神様が降りて来られたと言うことはきっと導いてくれると思ってもいいだろう。取り敢えず聞いてみよ~
「女神様質問しても宜しいですか?」
「良いわよ!なんでも聞いて頂戴!」
「ここはどこでしょうか?」
「どっかの城よ!」
「………それじゃ~わかんないんですけど、もう少し詳しく」
「分からないわ!城と言う事以外」
ぐっ…使えん…この女神…いや諦めるな、まだ聞きたいことはある。
「あの~なんで俺こんなところに居るか知ってます?」
「……お~それよ私はそれを説明する為に来たのよ!」
忘れてたな…なんかこの女神ポンコツなんじゃないか?
「それじゃ順を追って説明するわ。あ~でも先に言っておくけど私のせいじゃないから」
「ん?」こいつ…「いいから言え!聞いてから考える」
「分かったわ。この世界では魔王と言われる存在が一定の周期で現れるの。それは必ずしも魔族からではなく獣人族、鬼人族、竜人族そしてヒト族だったこともあったわ。本来は現地民だけで対処してほしんだけど、魔王は特別なスキルを有しているから対処出来ないことが多くって、それに対処するために私達神族は異世界から召喚者を呼んでいるわ!」
今の話で状況は見えてきたな!つまりここは異世界、マンガのようなノリで呼ぼれたけど魔王を倒さんと元の世界には戻れないのだろう。やるしかないか。
あと聞くべきことは、
「女神様、それで俺になにか特別な力、スキルなんか頂けるんですよね?」
「無いわよ」
「無いんですか~………なんで!!!」
「仕方無いじゃない準備してなかったんだから」
「納得できる訳無いじゃないですか!魔王は特別な力を持っているから倒すのが難しいつまり特別な力を持たせた異世界人で対処させる。でしょ‼」
「そうよ!でもあなたの分の用意してなかったのよね!」
「なんでですか? まさか忘れたんですか!」
「ちょっと私を忘れん坊みたいに言わないでよね!そもそもあなたは来る予定じゃなかったのよ!」
「なに~」今の一言は想定外でたじろぐ
「ちょっと待て、今言った意味がわからないんですけど、俺は異世界に召喚される予定じゃなかったで良いのか?」
「そうよ、あなたは偶然巻き込まれて召喚されただけだから特にスキルはないの!」
ビシッと指を向けられる。
「な、なんで巻き込まれたんですか?」
「あなたの近くに召喚者として選ばれた人が複数居たの、それでね!ちょっと力を入れ過ぎたら範囲が広がり過ぎて巻き込んじゃった。テヘ(◠‿・)—☆」
わー可愛い~じゃねー!つまり結局このポンコツが失敗したせいで本来来なくて良かった俺も異世界に来たって事じゃないか!舐めとんか!
しかし俺は怒りをグッと我慢した。何故ならこのままだとヤバいと思ったからだ。何の力もなく放り出されたら魔物に襲われて即死なんてことになりかねない。ここは慎重に行こう。
「女神様、誤って異世界に召喚されたなら俺は不要のはずですよね。元世界に返してほしいです」
「それは無理よ!魔王を倒さないと戻れないんだから、それにあなたを返したら私が失敗したって地球の神達にバレるじゃないの!そんなの嫌よ!」
このポンコツ自分の体裁の為に失敗を隠して俺を見殺しにでもするつもりか~
「あ、あのじゃ~…………」
「あーーヤバい時間だ!帰らないとそれじゃ頑張って~」
女神は突然なにかを思い出し消えていく。
「ちょ待て!話は終わってない………」
女神は消えてしまい。しばらく静寂が続く。
「あのポンコツ覚えてろよ!顔面は勘弁してやるけど腹パンしてやるからな!腹パンパンパンパーンだ!」
俺は怒り感情がピークに達し、やや暴走気味になる。
「あ、あの腹パンって痛いやつですか?」
薄暗かったこととあのポンコツ女神を相手して気が付かなかったがこの牢屋には先客が居たみたいだ。
シーツからヒョコッと顔をだしこちらを警戒するようにこちらを見ている少女が居た。
「えっと腹パンは痛いやつだけど君にそんなことしないから安心して」
しかしいつから見られていたのだろうか、一人でブツブツと話して勝手に怒っている。ある意味彼女からすれば俺はかなり痛い奴に見えていたかもしれない。
少女はシーツから這い出る。
まだこちらを警戒しているのかシーツから出て立ち上がってから足が止まりこちらに来ない。
「無理しなくて良いよ! ベットに座って!少し話をしよう。俺の名前は真田(さなだ)蒼字(そうじ)君の名前は」
『これが異世界での最初の出会い
………ポンコツ抜きの!』
91
あなたにおすすめの小説
異世界に降り立った刀匠の孫─真打─
リゥル
ファンタジー
異世界に降り立った刀匠の孫─影打─が読みやすく修正され戻ってきました。ストーリーの続きも連載されます、是非お楽しみに!
主人公、帯刀奏。彼は刀鍛冶の人間国宝である、帯刀響の孫である。
亡くなった祖父の刀を握り泣いていると、突然異世界へと召喚されてしまう。
召喚されたものの、周囲の人々の期待とは裏腹に、彼の能力が期待していたものと違い、かけ離れて脆弱だったことを知る。
そして失敗と罵られ、彼の祖父が打った形見の刀まで侮辱された。
それに怒りを覚えたカナデは、形見の刀を抜刀。
過去に、勇者が使っていたと言われる聖剣に切りかかる。
――この物語は、冒険や物作り、によって成長していく少年たちを描く物語。
カナデは、人々と触れ合い、世界を知り、祖父を超える一振りを打つことが出来るのだろうか……。
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる