書道が『神級』に昇格!?女神の失敗で異世界転移して竜皇女と商売してたら勇者!聖女!魔王!「次々と現れるので対応してたら世界を救ってました」

銀塊 メウ

文字の大きさ
143 / 346
第六章 ミネルヴァ姫の呪いと邪神召喚

第136話 勇者現る

しおりを挟む

「あの~俺に用でもあります?」

 町を散策していると周りで怪しい
動きをする気配が、それにさっき居た
ツリ目の男もいる。監視されていると
落ち着いて町を楽しめない。

「もう少し人がいない方が良かったけど、
この辺ならどうとでもなるかな」

 ツリ目の男と取り巻きの獣人が
出てくる。

 囲まれたか……逃がすつもりはないと……

「それで、俺に用があるなら手短に
お願いします。こう見えて忙しいん
ですよ~遊ぶのに!」

「へーいい度胸している。この状況で
それが言えるんだ。
いいよ!その方が斬りがいがある」
 
 ニヤリと笑い舌なめずりする。キモっ!

「はぁ~面倒くさい!やるならさっさと
やろっか、でも理由だけは教えてくれるか」

「いいよ、なんとなく分かるだろ。
君が邪魔な人がいる。
だからボクはそのお手伝いをしているのさ」

 剣は抜きそのまま俺に斬りかかって来る。

 いきなりだな~俺は筆ブレードで
受け止める。

「へぇーカッコイイね~フォースでも
持ってるのかい」

 ん?フォース、
 もしかしてス◯ーウ◯ーズの?

「もしかして異世界人か?」
 
「ん?もしかして君も……へぇー
そうか、勇者召喚は各国で行われて
いるからそれもあり得る話か」

 あーびっくり!こいつの言う通り、
いつかはそんな事もあるかとは思ってた
けど、あ!でも俺は厳密に言うと
違うけど。

「どおりで獣人の姫様と居る訳だ」

「ま~こちらにも色々と事情があるんだよ」

「でも君の顔見覚えがないんだよね~
リビアで召喚されたわけじゃないよね。
………んーーやっぱり邪魔かも」

「はぁ?」

 話は終わったと言わんばからりに
突然剣で斬りかかって来る。
さすがは勇者、かなりの剣速だか弾き返す。

「へへへ、いい動きするじゃん。
斬りがいがある」

「ちょっと待て同じ異世界人だろ。
なんでこんな事する」

「ボクには関係ないね!ボクは楽しく
殺しが出来れば良いのさ。だから仲良く
は出来ないよ」

 何だコイツ、異常者か?

 なんでもいいか!
俺もコイツが気に食わん!

「一応確認するが止めるつもりは
ないんだな!」
 
「いいよ!君もその剣で来いよ!
楽しもうぜ」

 分かった。遠慮はいらない奴だな!

 何度か剣を交えなかなか攻撃が
通らないことで攻撃方法を変えてきた。

「剣よ我に従え!
『魔曲操演(まきょくそうえん)』」

 シュー、俺の顔を鋭い刃物が通過する。
僅かに当ったのか頬から血が流れている。

「今のを躱すのかー顔のど真ん中に
穴を空けようと思ったのに残念!」

 笑顔でクソみたいな事を言いやがる。

 剣がまるでムチのようにグネグネと
動いている。俺の常識ではあんな動きは
剣で出来ないんたけど、
魔法もしくはスキルか!

 剣は刃は伸び上がり生き物のように
縦横無尽に動き周り
俺は囲まれ刃の牢屋に入れられた。

「はーい、良いよ命乞いしなよ!
ちゃんと聞いてあげるから」

「それじゃーさ~これってスキルか?
どんなやつ?」

「おいおい、違うだろ。助けて下さい
何でもしますから、じゃないと
つまらないじゃないか、それとも
強がり?」

「何だよ!教えてくれないのか、
じゃ自分で調べるから」

……………………………………………………………………

『ショウタ サクマ』 Lv:58

種族:ヒト族
年齢:22
職業:用心棒
称号:勇者
  ∶女神に選ばれし者
加護∶女神の加護
魔法:特になし

HP:21000(+0)
MP∶41250(+0)
気力∶15500(+0)
魔力:14000(+0)
筋力:19300(+6000)
耐久:12300(+3850)
敏捷:19100(+5620)
運 ∶325(+0)
スタミナ∶8850(+0)

技能∶固有スキル 『切り裂く者』Lv5
    ∶コモンスキル『剣術』Lv.4
          『言語理解』Lv.3

切り裂く者∶刃物を自在に変形させる能力
     ∶刃物を遠隔操作する能力

性格∶日頃は物静かだが人を
   いたぶる時は人が変わった
   ように興奮する。またプライドが
   高く人を蔑むのが好き。
………………………………………………………………………

 レベル差の影響かそれともレベルが
上がったからか?相手の能力、それに
性格まで分かるぞ。取り敢えず
コイツは嫌な奴だ。


「ぼーっとするなよ!周りが
見えてるのかーー」
 
 だいぶお怒りのようだ、紙を見てた
から無視されたと思ったんだな。

「ま~落ち着きなよ。ちゃんと
相手してあげるから」

「僕を舐めているのか!もういい
さっさと死ねー」
 
 ギューンっと刃が流れる様に動き、
一気に俺に迫ってきた。俺は筆を振り
墨帯を刃に添わせ受け止める。

「チッ、止めたくらいで調子に乗るなよ!」

 激怒した男は剣に魔力を纏わせ
押し付けて来るが、

 大した事ないな、
その程度の力じゃ~………

「うわぁー」びっくりした!

 刃の形状がいきなり針みたいに変わり
刺してきた。ギリギリで躱せたけど
油断は良くないわ。

「チッチッ、なんで今のが躱せるんだよ!」
 イラつき罵声を叫びまくる。コイツは
上手くいかないと荒れるタイプか、
ガキ臭いな……歳上だけど。

「くそー斬り刻んでやる!」

「あーちょっと待った!今度はこっちの
ターンだから」
 俺は魔力を筆に通す。
 
「パキン」………「バカな!!」
 刃に添わせた墨帯に力を入れて
へし折った。

 男は驚き俺の接近に気がつかず、
俺はそいつの顔面を
ぶん殴ると吹き飛んでいった。

「がはぁーー…………くそ~やりやがったな」

 もちろんこれで終わりじゃないぞ!

「ぼべあばぽへー」

『点撃 散らし墨』で追撃、男は全身
ボコボコにぶん殴られたように打撲を受けて
完全に沈黙、周りの取り巻きが慌てて
男を回収して逃げていった。

「………俺も甘いな、つい逃がし
ちゃったよ。これで懲りて
くれると良いけど、また来るよな~
……ま~今度来たら容赦しないけど」



しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

異世界に降り立った刀匠の孫─真打─

リゥル
ファンタジー
 異世界に降り立った刀匠の孫─影打─が読みやすく修正され戻ってきました。ストーリーの続きも連載されます、是非お楽しみに!  主人公、帯刀奏。彼は刀鍛冶の人間国宝である、帯刀響の孫である。  亡くなった祖父の刀を握り泣いていると、突然異世界へと召喚されてしまう。  召喚されたものの、周囲の人々の期待とは裏腹に、彼の能力が期待していたものと違い、かけ離れて脆弱だったことを知る。  そして失敗と罵られ、彼の祖父が打った形見の刀まで侮辱された。  それに怒りを覚えたカナデは、形見の刀を抜刀。  過去に、勇者が使っていたと言われる聖剣に切りかかる。 ――この物語は、冒険や物作り、によって成長していく少年たちを描く物語。  カナデは、人々と触れ合い、世界を知り、祖父を超える一振りを打つことが出来るのだろうか……。

ガチャと異世界転生  システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!

よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。 獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。 俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。 単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。 ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。 大抵ガチャがあるんだよな。 幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。 だが俺は運がなかった。 ゲームの話ではないぞ? 現実で、だ。 疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。 そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。 そのまま帰らぬ人となったようだ。 で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。 どうやら異世界だ。 魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。 しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。 10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。 そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。 5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。 残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。 そんなある日、変化がやってきた。 疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。 その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。

キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~

サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。 ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。 木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。 そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。 もう一度言う。 手違いだったのだ。もしくは事故。 出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた! そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて―― ※本作は他サイトでも掲載しています

【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~

くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】 その攻撃、収納する――――ッ!  【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。  理由は、マジックバッグを手に入れたから。  マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。  これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。

大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います

町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。

異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜

沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。 数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。

異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?

よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ! こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ! これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・ どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。 周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ? 俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ? それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ! よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・ え?俺様チート持ちだって?チートって何だ? @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

処理中です...