書道が『神級』に昇格!?女神の失敗で異世界転移して竜皇女と商売してたら勇者!聖女!魔王!「次々と現れるので対応してたら世界を救ってました」

銀塊 メウ

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第六章 ミネルヴァ姫の呪いと邪神召喚

第137話 ジャンヌ発進!

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「くそー!あの野郎ぜってぇーに
殺してやる~」
 ツリ目の男がベットから起き上がり
激怒していた。

「なんか、やられたって聞いたけど
本当みたいね~カッコ悪い!」
 
「ハッ!いつも人や魔物をいたぶって
遊んでばかりだからそうなるんだ
もう少し真剣にやらないからだ!」

 茶髪でやや軽そうな口の聞き方を
する二十代前半の女性と丸坊主で
ガタイの良い男性が部屋の中に入って来た。

「うるせぇ~よ。ちょっと油断した
だけだ!次は殺す!」

「キャハハハ、佐久間(さくま)くん、
もう少し頭使えば~この世界は一歩
間違えれば簡単に死んじゃうんだよ~
知らないの~佐久間(さくま)くんって
案外バカ!」

「それ以上いったら殺すぞ!マキコ」
「殺せるなら殺してみろよ!
糸目やろうが!」
 
 二人の魔力が高まる。

「やめんか!そんな金にもならん
喧嘩など」
 二人の間に丸坊主のガタイの良い男性

「志華(しか)さんは相変わらず金か、
そんなにいっぱいあってどうするんだ」

「本当!金の亡者よね!この坊主」

「なんとでも言うがいい!金さえあれば
何でも出来る」

「それならば次こそはあの男を殺して
くれるんだろうな」
 部屋のドアにもたれかかり怒りの
形相をしているトトが居た。

「なんでも良い!これ以上の失敗は
許さないからな!ここに居たいなら
全員で行け。いいな!」


………………▽

「ただいま~」
「あら~色男さんお帰り」
「エムさん嫌味ですか?」
「そんな事ないわよ!ね~ボルボ~」
「たく、どこほつき歩いてるんだ!
なだめるのこっちの身にもなれよ」
「おう、悪い悪い!取り敢えずそれは
置いておこうぜ!聞きたいことが
あってさ~」  
「言っておくが全然良くないからな!」
「それで聞きたいことなんだけど」
「おい!完全無視か!」

「聞きたいことはさっきトトって言う
獣人が連れていた。ツリ目野郎の事に
ついてだ!……あいつが勇者なのは
知ってたか?」

「…………あいつが言ったのか、
ま~黙っている理由もないしな」

「つまりリビアでも勇者召喚を
しているのか」

「当たり前だろ。どの国でも
行われていることだ、魔王軍を相手に
するのに戦力が必要だからな。一応
言っておくが異世界人には最高の待遇で
迎えている。なんせこちら事の理由で
無理矢理呼んでいるからな」

「そうか……それは良かったが、
逆に管理が足りないんじゃないか、
あいつかなり無茶苦茶やってるみたい
だったぞ!」

「そうだな!まさかトトのところに
隠れていたとは、あいつは逃亡者さ、
恥ずかしい話だが召喚者全員で十人いる
んだがそのうち四人が脱走した」

「何だよそれは」
 魔王を倒すために異世界人は勇者と
して召喚される。それは俺が思っている
以上に多いのかもしれない。
ラダマンテュスではさくらと
陽菜乃(ひなの)の二人だけ
だったが、リビアでは十人、
もしかしたら他の国ではもっと
多くの人が召喚されているかもしれない。

 ツリ目に関してはもう覚悟は
出来ている。問題はない。
問題があるとしたら、目の前にいる
獣人の姫様だ。

…………まだ機嫌が直るほど時間
   経ってないよね~


……………▽

◆ジャンヌの視点

 ご主人様の命により現在
ミネルヴァ姫の護衛をキャンベルさんと
行っている。本来なら国王軍の兵士達を
つけるべきなのだが、目立つと言う理由と
ミネルヴァ姫の命によってこうなった。
アルバート団長が止めると
思っていたがキャンベルさんの信用度が
以上に高いようで二つ返事で許可が
出てしまった。私としてはご主人に
ついて行きたかったので残念で仕方ない。

「ジャンヌ、どうしたのぼーっとして
ミネルヴァ姫があちらの雑貨屋を
見たいそうです」

「あ!申し訳ないキャンベル、
少し考え事をしておりました。
すぐに行きましょう」

「お待たせしました。ミネルヴァ姫」
「大丈夫ですよ!それと今の
私はミネアですよ!ジャンヌ」
「そうでしたミネアすいません」
 
 ミネアと呼ぶととても嬉しそう。
ご主人様のおかげて外に出ることが
出来る。外に出ると言う当たり前の事が
どれほど嬉しい事なのか、
私なら分かります!ですから
出来るだけミネアの願いを叶えたいと
思います。

 ミネアは商品を手に取り、
その度にキャンベルに聞いて
興味深そうに見ていました。
楽しそうで良かったです。

 それにしてもここの方々達は商売に
熱意があるというかずいぶんと必死に
勧めています。少々押しが強くキャンベル
が店員を止める姿を見ました。
ここの住民には違和感を感じます。

「お腹が空きました。キャンベル、
ジャンヌどこかで昼食を取りましょう」

 ミネアは食べ歩きをしていたと
思いましたが?あの細い体のどこに
入るのでしょうか、まだまだ食べられる
ようです。キャンベルが事前に
美味しい店を宿で聞いていたようで
すぐに案内して頂けました。
これが出来る女と言うものでしょうか、
私もご主人様のために見習はなければ。

 食堂パンダム、熊の獣人が営む
パスタを使った料理が美味しい店だ
そうです。店に着くまで退屈になら
ないようにキャンベルが詳しく説明
してくれました。配慮か素晴らしい
それに説明がとても上手く食欲を
そそるものてした。これも出来る女が
出来るスキルですね!勉強になります!

「キャーとうさんーー」
「やめてくれームスメだけは
やめてくれー」

 店に入った途端客が逃げるように
出て行き、奥に暴れている虎の獣人が
いました。よく見ると熊の獣人の女性が
腕を捕まれ引っ張られており、年配の
熊の獣人が二人の男に羽交い締めに
されています。非常事態のようです!

「お願いだ!もう少し待ってくれ!
必ずお金はなんと
かする」

「はぁー遅んだよ!期限は過ぎている。
問答するつもりはないから諦めな!」

「なら、せめて私を連れて行け!
力には自信がある何でもするから
娘は勘弁してくれ!」

「オッサンなんていらねぇーよ!
残念ながらこいつはすでに行き先は
決まってるんだよ!光栄に思え
シシさんのお眼鏡に叶ったみたい
だな!前から目をつけていた
みたいだぞ」

「まさか!?それで先月から
護衛費が上がったのか」

「くぅふふ、どうだろうな、
俺には分からんがここに住む以上
シシさんには逆らうなよ。死にたく
なかったらなま~しばらくしたら
シシさんも飽きて返すかもしれないし
しばらくジッーと我慢することだ
オッサン」

「やめてくれーー」
「黙れクソジジイ!」
「お父さん!!やめて!
もういいから……」

 羽交い締めにされている父親の
獣人か暴れると容赦なく何度も殴る。
その姿を見ていた娘は何かを諦めたように
ぐったりとした。

「へへへ、それでいいんだよ
素直が一番だぜ!」

 見ていて不快でしかありません!
私は彼らの前に進むとまずは娘さんの
手を掴んでいる獣人のアゴを
鞘付きの剣で突き上げ倒しました。

「貴方達はよろしくない
私が裁きましょう!」
 
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