書道が『神級』に昇格!?女神の失敗で異世界転移して竜皇女と商売してたら勇者!聖女!魔王!「次々と現れるので対応してたら世界を救ってました」

銀塊 メウ

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第八章 リルとの別れ……魔王ガルドとの戦い

幕間 ルビーの日常 その2

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 今日も一緒にぶ~らぶら~、

 私は女神テュケ様とソファで
寝転がり足をブラブラと
させて仕事をサボっている。

「ね~ルビーお腹すいた~
なんか作って!」
 
 え~面倒くさ~い……と言いたい
ところではあるがこれでも私を造った主様、
私はいそいそと立ち上がり厨房に向かう。

「うっま~~い。こんな美味しい料理が
作れるルビーを造った私って天才~」

 ………自分を褒める前に私を褒めろ
アホ……と言いたいところではあるが
私は一切表情にも出さない。なぜかって
それに反応していたら切りが無いから、
私は淡々とこなしていく。

「んふ~満足なのだ~」
 見事にすべて食べきりぽっこり
お腹の女神、とても
信者には見せられない。

「ね~ね~ルビー遊ぼ~」
 我が主様は子供のような方、
目をキラキラさせている。

「分かりました。何をしますかテュケ様」
「ん~ん~ん~~将棋?」
 我が主様は見た目は可愛いが渋めの
遊びにハマっておられる。昨日は
囲碁をやりました。

「分かりました。…………」

………5分後

「王手です!」

「ふぎゃ~………なぜ!なぜなんだ!
神たる私が負けるとは?」
 そんなラスボスが負けたみたいな事を
言われても、弱いだけです。
しかも飛びきり!

「テュケ様、もう少し考えて
打たれた方が宜しいかと」
「え~ルビーそんな事したら
疲れるじゃん」

 テュケ様はアホである。考えないで
直感で打っているから勝てるわけがない。
これでは将棋ではなく、ただの
駒置きである。しかし問題は特にない。
本人はそれなりに
楽しんでいるからだ。

「ルビー喉乾いた」
 私はテュケ様にオレンジジュースを
出す。しかしテュケ様はジュースを
ジーッと見て固まっている。

「ね~ルビーたまにはお茶が飲みたい」
 おかしいですねテュケ様は基本的に
苦いのでお茶を飲まない。
その為ジュースをいつも出していたのだが、
まさかここでワガママ発言が出るとは、
さすがは我が主様と言ったところ、
しかし困った恐らくお茶と言われた
のはただの思いつき、そのまま出しても
苦いで終ってしまう。う~ん紅茶でも
出してみますか……

 その時、扉をノックする音がした。
誰かお客様か?私は扉を開けると
そこに居たのは意外な人物であり、
私が苦手とする人物。

「ご無沙汰しております。サラキア様」
「あら、お久しぶりルビー二百年ぶり
でしょうか、テュケは居るはよね!」
「はい、テュケ様は居られます」
 
 居留守を使いたいところですが、
確実にバレてしまう。正直に話した方が
良いと判断、サラキア様を部屋に入れる。

 テュケ様はまだ気がついていない。
ゴロゴロとソファで寝ながらポテチと
オレンジジュースを飲んでいる。
(結局オレンジジュースで良いんですね!)

「テュケ、ちょっと話を良いかしら?」
「えー今忙しいからム~リ ┐(´ー`)┌」
 ……テュケ様はサラキア様に気がついて
おられない。これは言った方が良いですね。

「テュケ様、サラキア様が来られました」
 びくんっと反応し飛び跳ねてこちらに
向き直す。

「サ、サラキア!?なんでこんな
ところにいるの」

 動揺するテュケ様、やや後退する。

「どうしたのかしらテュケ、顔色が
優れないわよ。大丈夫?」
 サラキア様はテュケ様の体調を
確認しょうと手を伸ばす。しかし
テュケ様は手を伸ばした分だけ
さらに後退する。

「ど、どうしたのサラキア、
用でもあるの!」
「うん、そうなの、例の件そろそろ
終わったと思って確認のついでに
テュケの顔を見に来たのよ!」

 例の件?何のことでしょうか、
ただテュケ様は「は?」みたいな反応、
何にも分かっていない顔を
しているのでやっていないのは間違いない。

 スリープモードまであと僅か………
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