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第八章 リルとの別れ……魔王ガルドとの戦い
幕間 ルビーの日常 その3
しおりを挟むサラキア様の例の件とは一体?
現状とても悪い状況です!
デッドorアライブ!テュケ様の一言が
死に直結するかもしれません。
第三者からすれば何言ってるんだかと
思われるかもしれませんが、サラキア様に
関してはそれが冗談にならない可能性が
あるのです。
サラキア様は人格高潔で、生き方に
おいて他の人物の模範となるような
超真面目な人です。日頃はとても
優しく怒る事などまずないのですが、
怒ることはある。問題はその怒り方、
まさに鬼のように怒る。実際神様
に鬼のようにと言う表現が適切では
ないと思うし、鬼どころの騒ぎでは
ないのだが、あくまでも例え雰囲気は
そんな感じで被害は天変地異が起こる
くらい。大問題になる。ちなみに
テュケ様は数回やらかしている。
その為、嫌な予感しかしない。
「テュケ……もしかして忘れては
いないわよね」
「んな!?そんなわけないのだ!
サラキアとの約束を忘れるわけない!
うんうん」
「そ~良かったわ~嬉しい~
………嘘じゃないわよね!
私…嘘…だぁーいキライなの!
絶対に嘘だけはつかないでね!」
私は取り敢えず逃げる準備を
整える事にした。ここが崩壊するのは
時間の問題。
「も、もちろんなのだ!ルビーに
任せてるのだ!」
「………は?」
私らしくない一言が出てしまう。
それほど衝撃な一言、この駄女神
(テュケ様)、人を売りやかった!
サラキア様はこちらに顔を向けて
少しだけ首を傾ける。
「そ~う、ルビーがやってくれたの
助かるわ~それじゃ~お願いできる
かしら」
私はゴーレム、人ではない、
ロボットと言っても良い。
だからこそ思う。私の額から汗が流れ、
心臓の鼓動がうるさい。なぜ恐怖と
言う感情が分かるように造ったんですか!
駄女神(テュケ~)
聖母のように優しい顔の裏に
恐怖の大魔王が見える。
あ~どうするどうする……
「ね~テュケ~」
なぜか再びテュケ様にターンが移った。
「それって無理じゃなくて、
だってルビーで出来ないもの」
ん?……どういう事
「だって、お願いしたの『運』ですもの」
「うん?…うんうん、うんうん、
あ~うんね?」
駄女神です。あの顔は全然わかって
おりません。
「そうよ~『運』、あなたには
私の信者に与える為の『運』を上げる
為の幸福玉を用意しておいてって
お願いしたのよ~百年も待たせるから
その人達みんな亡くなったでしゃ、
どう責任を取るつもりかしら?」
そう言えば、そんな話がありました。
むしろこの話はテュケ様が信者の
元に行くのが面倒とのことで考えた
打開策、自分の事なのに忘れている
駄女神です。
「テュケ~どう言うことだオラー!」
「ひぃ~」
さっきまでと全然違うドスの
効いた声で喋るサラキア様、テュケ様は
腰を抜かし逃げようとして
這いつくばって移動。
「待たんか~いテュケ!」
「フギェ」
ガシッと背中を踏まれ、
変な声が出るテュケ様
サラキア様グキッと首をならし、
軽く準備運動、ヤバいてす!
アレはサラキア様が暴れる前のクセ
「お仕置きだ!クソ餓鬼死ねや!」
サラキア様が大爆発、超圧縮された
空気が放出され家は吹き飛び、
私も全力で神級土魔『神土 再生する大地』
で障壁を造り守りを固める。
装甲の高さはもちろんの事、
ダメージを負っても再生し続ける
絶対防御であるこの魔法も、
「近すぎる!持たない」
私の防御は徐々に削られていく。
しかもいつまで経っても攻撃は止まない。
もう一年近く経ってるのに
これでは私の魔力が尽きてしまう。
それからサラキア様の怒りが収まるのに
五年かかったそうだけど、私は特に昔に
ふっ飛ばされて下界に落ちた。
それから私は活動する為の魔力を
失いスリーブモードに移行、
その間にもなんやかんやあったみたい
だけど今はどうでも良い。私は魔力
回復の為に蒼字(そうじ)達と一緒にいる。
上にいるより楽しく堕落出来るので
しばらく居ることにしよう。
※次から本編になります!
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