書道が『神級』に昇格!?女神の失敗で異世界転移して竜皇女と商売してたら勇者!聖女!魔王!「次々と現れるので対応してたら世界を救ってました」

銀塊 メウ

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第八章 リルとの別れ……魔王ガルドとの戦い

第249話 リルとの闘い③………?

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「うむ!これはそう言う揺さぶり方の方が
良いのではないか!」

「風太!?お前力を使い過ぎて出て
これないんじゃ」

「な~に闘うのは無理でも、こちらに来て
実体化するくらいは出来る」

 俺と風太が喋っていると、
そこにアストロンとルージュがやって来る。

「犬コロそんなわけあるか!
俺が……お兄ちゃんが話しかけても
解けないんだぞ!コイツの事で意識を
取り戻すなど断じてありえん!」
 
 なぜかアストロンが興奮している。
俺は何もやってないぞ!

「アストロンよ!良いか確かに兄も
また大切な存在であろう!
だが……恋人には勝てんのだ!」

 ガーンっとアストロンがショックを
受けている。二人は何を話しているんだ?

「ほらほら、あなた達遊んでないで
早くしなさ~いこれはチャンスよ!
今なら私の幻術が効くかも知れない!」

「お!そうかルージュ、何でも良い、
リルを助けられれば!行くぞルージュ」
 
 アストロンとルージュがはリルに
向かって行く。

「リルーお兄ちゃんがお前を
目覚めさせてやる!待ってろ!」

「うっさい!」
「え!?」
 リルが凄まじい速さでアストロンの
懐に入る。

『竜神の怒り 逆鱗正拳』

「おへーー」
「アストローン!?」
 哀れアストロン、一撃のもと
ぶっ飛ばされ壁に激突ルージュが向かうも、
アストロンが気絶して消えてしまった。

「なんか……さっきより強くないか?」
「お前への怒りが力を増幅させたのだ!」
「いや!何でだよ!今は俺は
何もしてないぞ!」

 風太がなぜかため息をつかれた。

「どうやらやるしかなさそうね!」
「陽菜乃(ひなの)!?……無事で良かった!
それで何をやるって?」

 その時、右腕をガシッと掴まれ
引き寄せられる。

「どうした?ルビー……お前も無事そうで
良かった」
「えい!」
 ルビーは俺の手を自分の胸に持っていく。
ムニュ!

「お!おい何をして」
「嬉しい?……蒼字(そうじ)のエッチ~」
 ルビーは相変わらず無表情で
胸を押し付けてくる。ムニュムニュ。

「自分でやっておいて、
何言ってるんだバカ!」
 俺がルビーに抗議していると
今度は左腕を引っ張られる。

「こうすれば良いんだな!」
「な!?レイチェル」
 俺の腕を抱き抱え、こちらも胸を当て
てくる。

「何をしてるんだよレイチェルまで!」
「う~ん……エッチ?」
 指を頬に当てて可愛く首を傾ける。
 悩みながら答えることか!
それに誰が教えたーあざといぞー
レイチェルは自分でこんな事しない。

 今度は後ろから抱き締められた。
……ムニュ~……
……感触で分かる。

「一花(いちか)さん……一応聞きます。
何のつもりですか?」
「えーなんで分かったの~おかしいな~
見えないのに~」
 喋りながらムニュ~ムニュ~ムニュ~っと
胸を押し当てないでほしい。
一花(いちか)さんはま~いつもこんな感じ
なところがあるから分かるけど。

「チーちゃん?何してるのかな~」
 足元を見ると、チーちゃんが足に
抱きつくように纏わりついていた。

「蒼字(そうじ)さん……エッチです!」
 恥ずかしそうな~チーちゃん、
顔を赤くして可愛いな~と油断していると、

「えい!」
「オフッ」
 チーちゃんの手が俺の股間を直撃、
優しく叩かれたので大して痛くないけど、
変な声が出てしまった。

「誰だ~チーちゃんに変なこと
させたのは!」
 チーちゃんがこんな事を自分から
するとは思えない。
間違いなく誰かの指示で動いている。

 周りを見て確信する。陽菜乃(ひなの)
がいつも悪巧みを考えている時の笑みを
していた。

「犯人はお前かー何のつもりだー」

「ま~ま~蒼字(そうじ)、
これもリルちゃんを助けるためだよ!
……ほら見てよ!効果は上々だよ!」

 陽菜乃(ひなの)が指差す先を見ると、
リルがムキーっと怒っている。
何じゃこりゃ~。

 俺が状況を掴めない中、周りは動き出す!

「それでは皆さんやっちゃって下さい!」
 陽菜乃(ひなの)の号令で四人は
動き出す!

「な!!みんな何してまんねん」
 俺は動揺してエセ関西弁が漏れる。
 俺に纏わりついた4人がより身体を
密着させスリスリと動く、そうすれば
必然的にムニュムニュ、ムニュムニュと、
何のつもりだ~陽菜乃(ひなの)!
  
 ムニュムニュ地獄か天国か、
そこに俺がハマっている最中、
戦場は動き出す。

 リルはムキー、ムキムキーと猿のような
怒り方で地団駄を踏んでいる。

「よっしゃ!もう一息やな!」
 陽菜乃(ひなの)はリルの反応を見て
トドメを指すため次の手を打つ!

「さくらートドメを刺すんや~」
「え!?トドメ?何をするの?」
 陽菜乃(ひなの)がさくらに指示をだすが
さくらは分かっていない。

「キスや!蒼字(そうじ)に
キスをするんや~」

「………え!?工エエェェ(´д`)ェェエエ工」
 さくらは混乱した。

 陽菜乃(ひなの)はさくらの傍に行き、
耳元で説明を始める。

「さくら、これもリルちゃんを助けるため
なの、やらないといけない事なのよ!」

「でもでも、蒼字(そうじ)くん
怒んない?」
「大丈夫よ!さっきも言ったでしょ。
これはリルちゃんを助けると言う
大義名分があるのよ!許されるわ」
「うーん、そうかな?そもそもなんで
リルちゃんを助けることになるの?」
「ま~そう細かいことを気にしないで、
さくらだって嫌じゃないでしょ!
ドンと行って来いドンと!」
「もーう陽菜乃(ひなの)はいつも説得が
難しいと思うと強引なんだから~ちゃんと
納得させてよね」
「ま~ま~ほれ行って来い!」
 
 さくらは陽菜乃(ひなの)に押され
俺の前に来た。真っ赤な顔をして、
目に涙を溜めうるうるしている。
そんな可愛い顔をされると本当にキスを
したくなるじゃないか!

「さー今がチャン…じゃなくて
リルちゃんを救うためにやるのよ!
さくらいけー」
 
 さくらは俺の首に手を回しゆっくりと
俺の顔に近づく、目を閉じその小さな唇を
ほんの少しだけ突き出し、そして………
ひぃ~……俺は叫んだ!

 それはなぜかって、そりゃー突然目の
前に剣が通れば誰だってビビる!しかも
俺は舞い上がって油断してたし。

「ジャンヌさん……危ないんですけど?」
 さくらも驚いて声が出ないので、
代わりに問いかける。

ジャンヌは絞り出すように一言。
「わ……私がやります」

「はい?」

「私がご主人様とキスします!
別にさくらさんじゃなくても
良いはずです!」
 そう言って、今度はジャンヌが
俺の顔を持ち、ゆっくりと顔を寄せるのだ。

「何言ってるんです!これは私の
役目なんです」
 さくらはジャンヌの手を弾き、
俺の顔を自分に向ける。
「さくらさん違います!ご主人様は
私のご主人様なのです!だから私が
するべきなんです!」

 二人は言い合いになり、お互いを
押し合う。

「ワタシが!」
「ワタシです」
「違いますーワタシなんですー」
「ワタシが………」

 はぁーなにこれ、誰か、誰か
止めてくれ~………え!?

「ワタシが!、私が!、わたしが!
………え!?」
 二人も気がついたようだ……一人増えてる。

「私が………蒼字(そうじ)さんと
キスします!」
 顔を赤くして覚悟を決めた力強い目を
したリルがそこに居た。

 全員が唖然とする中、
陽菜乃(ひなの)が一言

「リルちゃんがしても意味ないんだけど!」

 戦いは続くのか?………
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