腐男子ですが何か?

みーやん

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二話 ルームメイトまじやばす。

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寮の鍵を開けて勢いよく扉を開ける。そこは…壁でした。

「はぁ?!」
無意識レベルで声が出てしまった。
ハッと我にかえりよくみると壁ではなく人でした。理解すると同時にその壁…じゃなくて人が喋りかけてきました。

「あ。わりぃ。驚かせちまったな。名札見たことない名前だったからどんなやつかと思って扉の前で待機してたんだ。まさかこんなちっこいやつだと思わなかった」

ん?ん?なんだこのクソイケメン。え?例えるならまっ○んゆうだよ?しかもその待ってました感。大型犬か?

フゥッと一息吐いて…
「すみません。自己紹介もなしにちっこいだなんて言われる筋合いはありませんが?」
決してなんの感情も出さずに貼り付けの顔で言い放つ。

「それもそうだな。俺は三杉蘭《みすぎらん》中等部から通ってる。わかんねぇことがあったらなんでも聞けよ。よろしくな」

えぐい。やばい。イケメンで面倒見が良くてさらに大型犬。ポイント高スギィ!これはあれだな。おっちょこちょいの美男子についてをやいてるうちに少しづつ手をだすやつだ。美男子は美男子で全然気づかずに大型犬がどんどん盛っていくやつだ。
なんて妄想を膨らませていると頭上から
おいっと声をかけられた。あ!あぶねぇ…

「少しぼうっとしてましたすみません。
僕の名前は田中玲央です。高等部からの入学なのでわからないことも多いと思いますがよろしくお願いします。」
難なく自己紹介を終え寮部屋に足を踏み入れると…なんてこったパンナコッタだよ。
流石金持ちのボンが暮らすだけあるわ。
あまりの広さに目がぱちくり。

「玲央の部屋はこっちな。共同スペースは綺麗にしておくのがルールだ。まもってくれよな。」

おっふ。いきなり下の名前呼びですか。流石でございます。だか我まだ人見知り故緊張していますので上の名前でいかせていただきます。
「わかりました。部屋の案内ありがとうございます三杉さん」

「下の名前で呼んでくれ。俺も玲央のこと下の名前で呼ぶし。」

「いえ。慣れるまではこのままで行かせてください。」
流石に初対面だから上の名前で呼びたいんだ!じゃないと心が持たない。

「そうか…まぁ慣れるまではの辛抱だな…
とりあえず玲央は荷解きだろ?もう18時だから俺ご飯作ってくるな。玲央は何か食べれないのあるか?」

まさか!そのまさかですか⁈蘭きゅんがご飯を作ってくれるのですか‼︎と叫びそうになるのを抑え、
「いえ。僕の分はお構いなしに。」
というと間髪入れず

「一人で食べるより二人で食べた方が美味しいだろ?」
とさも当たり前じゃんみたいな顔で見られると断ることができず

「食べれないものは特にありません。すみませんがよろしくお願いします」
というと
「任せろ」
と一言いい素人が見ても手際がいいとわかる容量で料理を始めた。

まじおかんかよ!

蘭きゅんがご飯を作ってくれている間に俺は荷解きにかかる

え?さっきから僕って言ったり俺って言ったりでややこしいって?すまんすまん。
中身と外見が大分離れてるから使い分けてるんだよ!

中身はこんなんだけど外見は前髪は目のにかかるかどうかの長さで、目はどちらかというと切れ長。鼻は印象に残らない感じに唇薄め。それに加え仕事出来そうなメガネ。そりゃ一人称僕でしょ?
まぁ理解してくれよ⁉︎
はぁこんな平凡がこんなイケメンとルームメイトなんて全世界に土下座したい…

なんて考えていると俺の荷物は少ないのですぐに終わった。
それと同時に蘭きゅんに共同スペースに呼ばれた。

眼下に広がるわまさに宝石箱やぁ!
結果オムライスである。
実は大好物。
天才か?
「玲央の好きなものわかんねぇからとりあえずみんな好きなオムライスにした。野菜もつけたからきちんと食べろよ」

つい頬が緩み笑顔になる。
「ありがとうございます」

「「いただきます」」
そう言ってオムライスを食べ始めた。
っと急に蘭きゅんが
「なぁ玲央。玲央は笑ってる方が何倍も綺麗なんだからもっと笑えよ」

なんですと!我が綺麗とな?眼科に行った方がよろしいかと。あという相手間違えてます。

「三杉さん。お世辞はいいです。それよりもオムライスとても美味しいです。ありがとうございます。」

「無自覚か…」
ボソッと呟いた声は俺には届かなかった。
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