2 / 29
2.思い出した記憶
しおりを挟む
駅で晴輝と偶然会ってから、数か月後。二人でいるところは誰にも見られなかったらしい。晴輝も言いふらしたりするタイプではなさそうではある。学校で彼と目が合う頻度が増えたようにも思えるが、それは凛香が気にして目で追ってしまっている可能性もあるからなんとも言えなかった。それ以外は今まで通り、平穏な日々を過ごしていた。が、しかし。
あまりにも唐突すぎて、凛香は思わず髪から手を離した。せっかく毛先まで編んでいたというのに、三つ編みが緩やかに解けていく。
「……は。え? うそ」
ポツリと落ちた呟きは、アナウンサーの声に掻き消された。
何の変哲もないよく晴れた日の、少しだけ憂鬱な、まだ休日には少し遠い週の半ばの朝。星占いはあてにしていないし、トレンドを追うほどファッションや芸能にも興味はない。毎朝流している情報番組は、時間を知るためだけだ。その日も画面左上に表示されている時刻を確認するため、ドレッサーの鏡越しにテレビの画面へと視線を向けた。その時、ふいに凛香は視界に入った風景に既視感を覚えて振り向いた。映像を直接見たその瞬間、脳内が雷に打たれたかのような衝撃を受けたのだ。
「あれは……」
花が咲き誇る立派な庭園の中央には噴水があり、その奥には映画の舞台のような大きな屋敷が映っていた。よくありがちな西洋の屋敷。ナレーションとテロップから察するに外国にある屋敷らしい。特に目を引いたのはその噴水のオブジェだ。凜香はそれを知っている。
女神が手に持っている水瓶から水が流れる仕組みになっている像は、輝く金色だったはずだ。しかし画面に映っているのは青銅色で微かに金色の名残が分かる程度。
凛香は今まで海外旅行に行ったことがない。それなのになぜかその像を知っていたし、よじ登って繊細なその髪飾りを折った記憶があった。しかしそれは凛香であって凛香ではない。そもそも映っている屋敷自体、凛香の知るものかどうかも定かではないのだが。ゆっくりと流れ出した不思議な記憶は次第に奔流となって押し寄せてきた。
――それは凛香として生まれる前、遠いどこかの国のレベッカ・バートンという名前の女性であり、短い生涯を終えたという記憶。
そう、唐突に前世を思い出してしまったのだ。
* * *
裕福な公爵家に生まれ、蝶よ花よと育てられたレベッカは幼い頃からお転婆で。止める従者を振り切り噴水の女神像によじ登っては、髪飾りを折ってメイドを卒倒させた。幼いレベッカは女神の髪飾りを自分の髪に付けたかっただけなのだが。両親にはその時は叱られたものの、暫くしてレベッカの艶やかな赤い髪には、金色に緑色の宝石が散りばめられた髪飾りが輝いていた。お抱えの細工師が手を加えて、レベッカが使えるようにしてくれたのだ。
そんなレベッカは令嬢らしく我儘ではあったが気位も高かったので、惜しむことなく精一杯努力もした。誰から見ても完璧な淑女であるために。そんなレベッカがウィルキンズ王家の王太子妃の候補になるのは当然だった。家格、美貌や教養まで完璧で誰も文句が出ることはなく、まさにレベッカには敵なしであった。結果、あっさりと王太子であるエルバートの婚約者に決定したのがレベッカが十四歳のときである。
エルバートのことを愛しているか、といえば答えはノーだ。彼は物静かな少年で、知的であり人として好きな部類ではある。一人娘のレベッカにとって年の近い異性といえば、同い年で護衛騎士のクライヴ・ダンバーだが彼もまた従順で穏やかな青年だった。主従関係だからといえばそれまでだが別に強要したわけではない。それでもいつもレベッカが一方的に話してはクライヴが相づちを打つのが常であった。だからエルバートの反応が薄くとも、外面だけの口煩い傲慢な男よりは良いと気にもしなかった。
この国のたった一人の王太子の婚約者候補に選ばれたときから、国母になるであろう未来に備えて、レベッカはさらに努力を重ねた。けれどその覚悟が踏みにじられる日は突然訪れてしまう。誰もがレベッカが王太子妃になると思って疑わなかったというのに。
十五歳になると同い年のクライヴとともに揃って学園に入学した。エルバートは一つ上の学年だったが、レベッカの入学を祝ってくれた。次第に集団生活にも慣れ、進級するころには社交に役立つような付き合いもできるようになっていた。勉学に作法に人脈作りと忙しかったレベッカは気づくのが遅れてしまったのだ。いつからかエルバートと顔を合わせていないということに。在学中はまだ会う機会もあったが、彼が先に卒業すると一切会えなくなった。心配になり、手紙を書いても素っ気のない返事が送られてくるだけ。そのうち返事すら返ってこなくなっていた。始めは忙しいのかと思って気にも留めなったが、どこからともなく噂が流れてきたのだ。
『王太子は最愛を見つけたのだ』と。
* * *
「――でしたのよ。……ねぇ、殿下?」
「…………」
「殿下……?」
「ああ」
卒業して本格的な妃教育が王城で始まると、帰り際に王妃の計らいでエルバートとのお茶の席が設けられた。大抵は何かしら理由を付けて断られていたが、時折了承されたと思えば、不機嫌そうで内心ため息が零れる。一生懸命話しかけても空返事しか返ってこなず、いつしかレベッカも口を閉ざした。
「執務があるから、僕はこれで失礼する」
しばらくの沈黙のあと、さっさと席を立ってしまう始末。慌てて立ち上がり礼をするも一切振り向くことはなかった。去っていく後ろ姿ですら、レベッカを全力で拒絶しているかのようで、とても引き止めるなんてできやしなかった。学生時代に流れてきた噂が何度も頭を過るが、レベッカとの婚約は本人たちの意志に関係なく決まっていることだから仕方がないというのに。
エルバートの態度を思い出すと情けなくて泣きそうだった。義務を果たせないエルバートにも、毅然と彼にそれを説けない己にも。恋愛感情は無かったが、情はあった。彼には立派な国王になって他国からも一目置かれる存在になり、正しく民を導いて欲しいだけだ。
「王太子ともあろう御方なのだから、私との会話も執務と思ってしっかりこなして頂きたいものだわ」
帰りの馬車で零れ落ちた独り言の、その声は悔しさと虚しさで震えていた。しかしグッと口内を噛んで耐える。馬車の中は侍女もいるし、外には護衛がいる。他人の目がある場所で涙なんて流せるはずがない。
「お嬢様? 何か仰いましたか?」
「いえ、なんでもないわ」
馬車の音のおかげか、レベッカの呟きは侍女には届かなかったらしい。思わず不満を口にしてしまった自分を反省して気持ちを切り替えなければ。彼は王太子として忙しい日々を送っているのだから、不満を口にするなんて間違っているのだと自分自身で言い聞かせて。
それからお茶の誘いも断られる回数が増えていくと、レベッカだけでなく父のサイモンも事態を深刻に受け止めるようになった。それでも気丈に日常をこなすレベッカに対し、サイモンがエルバートを秘かに調べたのだ。そして分かったことは、男爵家のとある令嬢と学園で出会い、人目を忍んで愛を確かめ合っているらしい、と。
あまりにも唐突すぎて、凛香は思わず髪から手を離した。せっかく毛先まで編んでいたというのに、三つ編みが緩やかに解けていく。
「……は。え? うそ」
ポツリと落ちた呟きは、アナウンサーの声に掻き消された。
何の変哲もないよく晴れた日の、少しだけ憂鬱な、まだ休日には少し遠い週の半ばの朝。星占いはあてにしていないし、トレンドを追うほどファッションや芸能にも興味はない。毎朝流している情報番組は、時間を知るためだけだ。その日も画面左上に表示されている時刻を確認するため、ドレッサーの鏡越しにテレビの画面へと視線を向けた。その時、ふいに凛香は視界に入った風景に既視感を覚えて振り向いた。映像を直接見たその瞬間、脳内が雷に打たれたかのような衝撃を受けたのだ。
「あれは……」
花が咲き誇る立派な庭園の中央には噴水があり、その奥には映画の舞台のような大きな屋敷が映っていた。よくありがちな西洋の屋敷。ナレーションとテロップから察するに外国にある屋敷らしい。特に目を引いたのはその噴水のオブジェだ。凜香はそれを知っている。
女神が手に持っている水瓶から水が流れる仕組みになっている像は、輝く金色だったはずだ。しかし画面に映っているのは青銅色で微かに金色の名残が分かる程度。
凛香は今まで海外旅行に行ったことがない。それなのになぜかその像を知っていたし、よじ登って繊細なその髪飾りを折った記憶があった。しかしそれは凛香であって凛香ではない。そもそも映っている屋敷自体、凛香の知るものかどうかも定かではないのだが。ゆっくりと流れ出した不思議な記憶は次第に奔流となって押し寄せてきた。
――それは凛香として生まれる前、遠いどこかの国のレベッカ・バートンという名前の女性であり、短い生涯を終えたという記憶。
そう、唐突に前世を思い出してしまったのだ。
* * *
裕福な公爵家に生まれ、蝶よ花よと育てられたレベッカは幼い頃からお転婆で。止める従者を振り切り噴水の女神像によじ登っては、髪飾りを折ってメイドを卒倒させた。幼いレベッカは女神の髪飾りを自分の髪に付けたかっただけなのだが。両親にはその時は叱られたものの、暫くしてレベッカの艶やかな赤い髪には、金色に緑色の宝石が散りばめられた髪飾りが輝いていた。お抱えの細工師が手を加えて、レベッカが使えるようにしてくれたのだ。
そんなレベッカは令嬢らしく我儘ではあったが気位も高かったので、惜しむことなく精一杯努力もした。誰から見ても完璧な淑女であるために。そんなレベッカがウィルキンズ王家の王太子妃の候補になるのは当然だった。家格、美貌や教養まで完璧で誰も文句が出ることはなく、まさにレベッカには敵なしであった。結果、あっさりと王太子であるエルバートの婚約者に決定したのがレベッカが十四歳のときである。
エルバートのことを愛しているか、といえば答えはノーだ。彼は物静かな少年で、知的であり人として好きな部類ではある。一人娘のレベッカにとって年の近い異性といえば、同い年で護衛騎士のクライヴ・ダンバーだが彼もまた従順で穏やかな青年だった。主従関係だからといえばそれまでだが別に強要したわけではない。それでもいつもレベッカが一方的に話してはクライヴが相づちを打つのが常であった。だからエルバートの反応が薄くとも、外面だけの口煩い傲慢な男よりは良いと気にもしなかった。
この国のたった一人の王太子の婚約者候補に選ばれたときから、国母になるであろう未来に備えて、レベッカはさらに努力を重ねた。けれどその覚悟が踏みにじられる日は突然訪れてしまう。誰もがレベッカが王太子妃になると思って疑わなかったというのに。
十五歳になると同い年のクライヴとともに揃って学園に入学した。エルバートは一つ上の学年だったが、レベッカの入学を祝ってくれた。次第に集団生活にも慣れ、進級するころには社交に役立つような付き合いもできるようになっていた。勉学に作法に人脈作りと忙しかったレベッカは気づくのが遅れてしまったのだ。いつからかエルバートと顔を合わせていないということに。在学中はまだ会う機会もあったが、彼が先に卒業すると一切会えなくなった。心配になり、手紙を書いても素っ気のない返事が送られてくるだけ。そのうち返事すら返ってこなくなっていた。始めは忙しいのかと思って気にも留めなったが、どこからともなく噂が流れてきたのだ。
『王太子は最愛を見つけたのだ』と。
* * *
「――でしたのよ。……ねぇ、殿下?」
「…………」
「殿下……?」
「ああ」
卒業して本格的な妃教育が王城で始まると、帰り際に王妃の計らいでエルバートとのお茶の席が設けられた。大抵は何かしら理由を付けて断られていたが、時折了承されたと思えば、不機嫌そうで内心ため息が零れる。一生懸命話しかけても空返事しか返ってこなず、いつしかレベッカも口を閉ざした。
「執務があるから、僕はこれで失礼する」
しばらくの沈黙のあと、さっさと席を立ってしまう始末。慌てて立ち上がり礼をするも一切振り向くことはなかった。去っていく後ろ姿ですら、レベッカを全力で拒絶しているかのようで、とても引き止めるなんてできやしなかった。学生時代に流れてきた噂が何度も頭を過るが、レベッカとの婚約は本人たちの意志に関係なく決まっていることだから仕方がないというのに。
エルバートの態度を思い出すと情けなくて泣きそうだった。義務を果たせないエルバートにも、毅然と彼にそれを説けない己にも。恋愛感情は無かったが、情はあった。彼には立派な国王になって他国からも一目置かれる存在になり、正しく民を導いて欲しいだけだ。
「王太子ともあろう御方なのだから、私との会話も執務と思ってしっかりこなして頂きたいものだわ」
帰りの馬車で零れ落ちた独り言の、その声は悔しさと虚しさで震えていた。しかしグッと口内を噛んで耐える。馬車の中は侍女もいるし、外には護衛がいる。他人の目がある場所で涙なんて流せるはずがない。
「お嬢様? 何か仰いましたか?」
「いえ、なんでもないわ」
馬車の音のおかげか、レベッカの呟きは侍女には届かなかったらしい。思わず不満を口にしてしまった自分を反省して気持ちを切り替えなければ。彼は王太子として忙しい日々を送っているのだから、不満を口にするなんて間違っているのだと自分自身で言い聞かせて。
それからお茶の誘いも断られる回数が増えていくと、レベッカだけでなく父のサイモンも事態を深刻に受け止めるようになった。それでも気丈に日常をこなすレベッカに対し、サイモンがエルバートを秘かに調べたのだ。そして分かったことは、男爵家のとある令嬢と学園で出会い、人目を忍んで愛を確かめ合っているらしい、と。
30
あなたにおすすめの小説
【短編】ちゃんと好きになる前に、終わっただけ
月下花音
恋愛
曖昧な関係を続けていたユウトとの恋は、彼のインスタ投稿によって一方的に終わりを告げた。
泣くのも違う。怒るのも違う。
ただ静かに消えよう。
そう決意してトーク履歴を消そうとした瞬間、指が滑った。
画面に表示されたのは、間の抜けたクマのスタンプ。
相手に気付かれた? 見られた?
「未練ある」って思われる!?
恐怖でブロックボタンを連打した夜。
カモメのフンより、失恋より、最後の誤爆が一番のトラウマになった女子大生の叫び。
婚約破棄される前に、帰らせていただきます!
パリパリかぷちーの
恋愛
ある日、マリス王国の侯爵令嬢クロナは、王子が男爵令嬢リリィと密会し、自分を「可愛げのない女」と罵り、卒業パーティーで「婚約破棄」を言い渡そうと画策している現場を目撃してしまう。
普通なら嘆き悲しむ場面だが、クロナの反応は違った。
10回目の婚約破棄。もう飽きたので、今回は断罪される前に自分で自分を追放します。二度と探さないでください(フリではありません)
放浪人
恋愛
「もう、疲れました。貴方の顔も見たくありません」
公爵令嬢リーゼロッテは、婚約者である王太子アレクセイに処刑される人生を9回繰り返してきた。 迎えた10回目の人生。もう努力も愛想笑いも無駄だと悟った彼女は、断罪イベントの一ヶ月前に自ら姿を消すことを決意する。 王城の宝物庫から慰謝料(国宝)を頂き、書き置きを残して国外逃亡! 目指せ、安眠と自由のスローライフ!
――のはずだったのだが。
「『顔も見たくない』だと? つまり、直視できないほど私が好きだという照れ隠しか!」 「『探さないで』? 地の果てまで追いかけて抱きしめてほしいというフリだな!」
実は1周目からリーゼロッテを溺愛していた(が、コミュ障すぎて伝わっていなかった)アレクセイ王子は、彼女の拒絶を「愛の試練(かくれんぼ)」と超ポジティブに誤解! 国家権力と軍隊、そしてS級ダンジョンすら踏破するチート能力を総動員して、全力で追いかけてきた!?
物理で逃げる最強令嬢VS愛が重すぎる勘違い王子。 聖女もドラゴンも帝国も巻き込んだ、史上最大規模の「国境なき痴話喧嘩」が今、始まる!
※表紙はNano Bananaで作成しています
『やりたくないからやらないだけ 〜自分のために働かない選択をした元貴族令嬢の静かな失踪〜』
鷹 綾
恋愛
「やりたくないから、やらないだけですわ」
婚約破棄をきっかけに、
貴族としての役割も、評価も、期待も、すべてが“面倒”になった令嬢ファーファ・ノクティス。
彼女が選んだのは、復讐でも、成り上がりでもなく――
働かないという選択。
爵位と領地、屋敷を手放し、
領民の未来だけは守る形で名領主と契約を結んだのち、
彼女はひっそりと姿を消す。
山の奥で始まるのは、
誰にも評価されず、誰にも感謝せず、
それでも不自由のない、静かな日々。
陰謀も、追手も、劇的な再会もない。
あるのは、契約に基づいて淡々と届く物資と、
「何者にもならなくていい」という確かな安心だけ。
働かない。
争わない。
名を残さない。
それでも――
自分の人生を、自分のために選び切る。
これは、
頑張らないことを肯定する物語。
静かに失踪した元貴族令嬢が、
誰にも縛られず生きるまでを描いた、
“何もしない”ことを貫いた、静かな完結譚。
【短編】婚約解消を望もうとも、婚約者から言葉を聞かない限りは応じませんわ
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
伯爵令嬢のディアナ・アルヴィエは実家と絶縁し、婚約者であるアーレントの実家である辺境領の屋敷で暮らしていた。魔物討伐や結界の管理などを担う即戦力としていたディアナは、アーレンが成人したら結婚する。
はずだった。
王都に突如現れた黒竜討伐へと赴いた婚約者アーレンと様の部下だと名乗る使いから婚約解消の知らせが届く。それと同時に辺境地の結界に亀裂が入り、答え合わせは後回しとなるのだが、同時にカルト集団の奇襲を受けてしまい──!?
両親に愛されなかった令嬢が幸せを受け入れるまでのお話。
年下情緒不安定ヤンデレ騎士×自尊心の低い年上大魔法使いのお話。
愛のゆくえ【完結】
春の小径
恋愛
私、あなたが好きでした
ですが、告白した私にあなたは言いました
「妹にしか思えない」
私は幼馴染みと婚約しました
それなのに、あなたはなぜ今になって私にプロポーズするのですか?
☆12時30分より1時間更新
(6月1日0時30分 完結)
こう言う話はサクッと完結してから読みたいですよね?
……違う?
とりあえず13日後ではなく13時間で完結させてみました。
他社でも公開
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる