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15.晴輝の記憶
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レベッカの人生を誰かに話すのは初めてだったが、口にしてしまえばスルスルと言葉が出てきて、誰かに聞いて欲しかったのだと気付かされた。気楽に話せるような人間関係を築いてこなかったから仕方がないけれども。話すたびに縺れて絡まった糸が解けていくようだ。
話し始めは何度も観た映画のあらすじのように全体像を語っていたのが、晴輝は笑うでも茶化すでもなく真剣に聞いてくれたことで、いつしかレベッカの目線で話していた。
母から渡された薬を口にしてからレベッカの記憶はないこと。突然思い出したのは高校生の時で、そこからは自由に生きられるのに人目を気にするのが馬鹿らしくなり、眼鏡も俯くのもやめたことまで話すと漸く一息つけた。
「――ごめんなさい。いきなりこんな話、驚いたよね」
「いや、思っていた話と違っていたから寧ろ安心している」
「思っていたって?」
「別れ話じゃなかったから。それ以外なら凛香のことはなんでも受け入れるつもりだ」
「ふふ、何それ」
極端な晴輝の言葉に凛香は思わず吹き出した。彼は大真面目に凛香の全てを肯定するところがある。こんなふうに頭のおかしな女だと捉えられかねない話に対しても、ブレない晴輝のおかげで心がずいぶんと軽くなっていた。彼はいつも凛香を安心させてくれる。
「でも高校で人が変わったようになった時のことには納得がいった」
「そうなの。少し前のことなのに、もう懐かしいね」
「凛香の良さをこれ以上知られたらライバルが増えると焦って、慌てて近付くことに決めたんだ」
「そうだったの。でも慌てなくてもそんなことなかったと思うけど」
なるほど。そう言われてみると、晴輝と急接近したのはその時期だった。と、すると彼はそれ以前から凛香のことを想ってくれていたことになる。いつからかなんて聞く勇気はないけれど、気にはなる。
「俺の足掻きは知られたくないが、聞きたいなら話す」
少し不服そうな表情がおかしくて、吹き出しそうになる。同時にこんなにも誠実な人を、不安にさせて申し訳なく思った。長い付き合いで分かっていたはずなのに、想像以上にレベッカの人間不信は根深いのかもしれない。
「ありがとう。お陰で気が楽になった」
「他にも何かあるなら遠慮せずに聞いて欲しい」
「……えっと」
いつから好きだったのか聞いてみたいところではある。それよりも気になるのは『レベッカ』と晴輝が口にした件だが、どうも聞きづらい。可能性が低くてもエルバートだと言われることが怖かった。なんせ彼は、あの事件は、レベッカのトラウマなのだ。今でもあの断罪劇のような婚約破棄のシーンを夢に見て目を覚ましてしまうほどには。残ったサラダとチキンのソテーを取り皿に分けながら考えるも、どう返したらいいのか分からない。隠し事が苦手な凛香だから、まだ何か抱えていることを気づかれているのかもしれないが。
「凛香、実は俺も記憶があるんだ」
晴輝の言葉に、今度は凛香が息をのむ番だった。まさかこの流れで語られるなんて。やはり気になっていたことは、晴輝にはお見通しだったのか。
「ただでさえ強引に近づいたのに、覚えていない凛香に前世の話をして引かれたら、と不安だったから言い出せなかったけど」
「えっ?」
晴輝は立ち上がると凛香の前で跪いた。昼間の光景が頭を過る。それだけじゃない。今までぼんやりと霞んでいて顔の分からなかった、けれどどうしても知りたかった人物と重なった。
「あ……」
――ああ、どうして今まで分からなかったのだろう。髪型こそ少し違うが緩やかな癖のある髪も、キリッと上がった眉も涼やかな目元も。形の良い鼻にレベッカを優しく呼ぶ穏やかな声だって。
「いつの時も強引に押しかけたのは否定できませんが、今世もお傍に置いてもらえて光栄です」
「クライヴ……」
「はい。やっと思い出して下さったのですね」
凛香の手を取って額に付ける仕草は、レベッカが何度も見ていたクライヴそのもので。もっとしっかりと見つめたいのに視界が涙でぼやけてしまう。
「……っ、顔や声がぼやけててなぜか分からなかったの。クライヴの存在は……思い出していたのに」
「お気になさらず。なんとなくそんな気はしてましたから。ほら、あまり泣くと店員がビックリしてしまうでしょう」
「うう……うん、分かった」
鞄からハンカチを出した凛香の手を取り、優しい手つきて涙を拭ってくれる。情緒不安定だったレベッカをこうして支えてくれていたというのに。
「貴方の話も聞きたい。私が……レベッカが薬を飲んでからのクライヴや、お父様たちのこととか」
「もちろんです。食事を済ませて移動しましょう」
フワフワと夢見心地のまま食事を終え、立ち上がった晴輝は自然な仕草で手を差し出してきた。それに迷うことなく、エスコートを受けるように手を乗せて凛香も立ち上がる。赤い目元に不審がられないよう、凛香たちは店をあとにした。
「でもなんか変な気分ね。晴輝くんが敬語を使うことに違和感を覚えるもの」
「それは……なんとか慣れるよう努力しましたので。今はカミングアウトできたからか、護衛であった時の意識が強く働いてしまっているみたいで、つい……あ、こちらをどうぞ」
「ありがとう……ってもう!調子が狂うわ」
差し出されたペットボトルの水を一口飲んだ。従者のような態度を取られると、凛香もレベッカが出てきてしまう。彼の表情を見る限り、少しからかっている気配を感じるけれど。
「もちろん意識していなければ普段は今まで通りに話すよ。ただ命令されたら無意識で反応してしまうから無理かもしれないな」
そう言いながら晴輝も凛香の隣に腰を下ろした。ソファーが緩く軋む。近い距離にいる彼がクライヴだと分かった今は、レベッカの感情なのかどうもソワソワとしてしまって仕方がなかった。二人きりの空間だから尚更。
店を出たあと、ほど近いシティホテルの一室で話すことにした。金曜日の夜は、"そういう"ホテルよりも意外と空きがある……というのは社会人になってから分かったことだ。それほど夜も遅くなっていないのも良かったのかもしれない。
「つらいことが多い前世だったけれど、今、俺たちはこの時代を生きている。だから今度こそ邪魔されたくないんだ、誰にも」
真剣な表情の晴輝に手をそっと握りしめられる。凛香も目の前の彼がクライヴだったら、と思ったことは一度や二度ではない。レベッカだったときは淡い想いだと感じていたかもしれないが、凛香として生まれて現代の感覚で客観的にみれば、どう考えてもクライヴを愛していたのだ。叶わなかった恋が成就したと分かって、天にも昇るほど嬉しいのに邪魔をされたら敵わない。
「そんなの私も嫌だわ。レベッカも言えなかったけれど、クライヴのこと大好きだったのよ。もちろん私だって晴輝くんが大好き、だもの……」
思わず口にしてしまったものの、一気に顔に熱が集まった。手にも汗をかいてしまっていないだろうか? 晴輝からは「あー」とか「うー」とか呻き声が聞こえるが、気恥ずかしくて握られたままの手元を見つめた。
握られた手に力がはいり、肩にトンと重みを感じた。そこに視線を移せば、凭れかかった晴輝も見上げていて至近距離で瞳がぶつかった。
「そうはっきり言われると今すぐそこのベッドに連れ込みたくて仕方がなくなるから、さっさと話す」
絶対に顔が赤くなってしまっているが、手を握られていては逃げようがない。晴輝とクライヴ。二人(?)に翻弄されつつも凛香はなんとか背筋を伸ばした。
「……聞きたいことは沢山あるけど、まずは前世のことにいつ気付いたの?」
凛香はテレビで公爵家とそっくりな屋敷を見て、急に記憶が流れ込んできた。晴輝も何かきっかけがあったのだろうか?
話し始めは何度も観た映画のあらすじのように全体像を語っていたのが、晴輝は笑うでも茶化すでもなく真剣に聞いてくれたことで、いつしかレベッカの目線で話していた。
母から渡された薬を口にしてからレベッカの記憶はないこと。突然思い出したのは高校生の時で、そこからは自由に生きられるのに人目を気にするのが馬鹿らしくなり、眼鏡も俯くのもやめたことまで話すと漸く一息つけた。
「――ごめんなさい。いきなりこんな話、驚いたよね」
「いや、思っていた話と違っていたから寧ろ安心している」
「思っていたって?」
「別れ話じゃなかったから。それ以外なら凛香のことはなんでも受け入れるつもりだ」
「ふふ、何それ」
極端な晴輝の言葉に凛香は思わず吹き出した。彼は大真面目に凛香の全てを肯定するところがある。こんなふうに頭のおかしな女だと捉えられかねない話に対しても、ブレない晴輝のおかげで心がずいぶんと軽くなっていた。彼はいつも凛香を安心させてくれる。
「でも高校で人が変わったようになった時のことには納得がいった」
「そうなの。少し前のことなのに、もう懐かしいね」
「凛香の良さをこれ以上知られたらライバルが増えると焦って、慌てて近付くことに決めたんだ」
「そうだったの。でも慌てなくてもそんなことなかったと思うけど」
なるほど。そう言われてみると、晴輝と急接近したのはその時期だった。と、すると彼はそれ以前から凛香のことを想ってくれていたことになる。いつからかなんて聞く勇気はないけれど、気にはなる。
「俺の足掻きは知られたくないが、聞きたいなら話す」
少し不服そうな表情がおかしくて、吹き出しそうになる。同時にこんなにも誠実な人を、不安にさせて申し訳なく思った。長い付き合いで分かっていたはずなのに、想像以上にレベッカの人間不信は根深いのかもしれない。
「ありがとう。お陰で気が楽になった」
「他にも何かあるなら遠慮せずに聞いて欲しい」
「……えっと」
いつから好きだったのか聞いてみたいところではある。それよりも気になるのは『レベッカ』と晴輝が口にした件だが、どうも聞きづらい。可能性が低くてもエルバートだと言われることが怖かった。なんせ彼は、あの事件は、レベッカのトラウマなのだ。今でもあの断罪劇のような婚約破棄のシーンを夢に見て目を覚ましてしまうほどには。残ったサラダとチキンのソテーを取り皿に分けながら考えるも、どう返したらいいのか分からない。隠し事が苦手な凛香だから、まだ何か抱えていることを気づかれているのかもしれないが。
「凛香、実は俺も記憶があるんだ」
晴輝の言葉に、今度は凛香が息をのむ番だった。まさかこの流れで語られるなんて。やはり気になっていたことは、晴輝にはお見通しだったのか。
「ただでさえ強引に近づいたのに、覚えていない凛香に前世の話をして引かれたら、と不安だったから言い出せなかったけど」
「えっ?」
晴輝は立ち上がると凛香の前で跪いた。昼間の光景が頭を過る。それだけじゃない。今までぼんやりと霞んでいて顔の分からなかった、けれどどうしても知りたかった人物と重なった。
「あ……」
――ああ、どうして今まで分からなかったのだろう。髪型こそ少し違うが緩やかな癖のある髪も、キリッと上がった眉も涼やかな目元も。形の良い鼻にレベッカを優しく呼ぶ穏やかな声だって。
「いつの時も強引に押しかけたのは否定できませんが、今世もお傍に置いてもらえて光栄です」
「クライヴ……」
「はい。やっと思い出して下さったのですね」
凛香の手を取って額に付ける仕草は、レベッカが何度も見ていたクライヴそのもので。もっとしっかりと見つめたいのに視界が涙でぼやけてしまう。
「……っ、顔や声がぼやけててなぜか分からなかったの。クライヴの存在は……思い出していたのに」
「お気になさらず。なんとなくそんな気はしてましたから。ほら、あまり泣くと店員がビックリしてしまうでしょう」
「うう……うん、分かった」
鞄からハンカチを出した凛香の手を取り、優しい手つきて涙を拭ってくれる。情緒不安定だったレベッカをこうして支えてくれていたというのに。
「貴方の話も聞きたい。私が……レベッカが薬を飲んでからのクライヴや、お父様たちのこととか」
「もちろんです。食事を済ませて移動しましょう」
フワフワと夢見心地のまま食事を終え、立ち上がった晴輝は自然な仕草で手を差し出してきた。それに迷うことなく、エスコートを受けるように手を乗せて凛香も立ち上がる。赤い目元に不審がられないよう、凛香たちは店をあとにした。
「でもなんか変な気分ね。晴輝くんが敬語を使うことに違和感を覚えるもの」
「それは……なんとか慣れるよう努力しましたので。今はカミングアウトできたからか、護衛であった時の意識が強く働いてしまっているみたいで、つい……あ、こちらをどうぞ」
「ありがとう……ってもう!調子が狂うわ」
差し出されたペットボトルの水を一口飲んだ。従者のような態度を取られると、凛香もレベッカが出てきてしまう。彼の表情を見る限り、少しからかっている気配を感じるけれど。
「もちろん意識していなければ普段は今まで通りに話すよ。ただ命令されたら無意識で反応してしまうから無理かもしれないな」
そう言いながら晴輝も凛香の隣に腰を下ろした。ソファーが緩く軋む。近い距離にいる彼がクライヴだと分かった今は、レベッカの感情なのかどうもソワソワとしてしまって仕方がなかった。二人きりの空間だから尚更。
店を出たあと、ほど近いシティホテルの一室で話すことにした。金曜日の夜は、"そういう"ホテルよりも意外と空きがある……というのは社会人になってから分かったことだ。それほど夜も遅くなっていないのも良かったのかもしれない。
「つらいことが多い前世だったけれど、今、俺たちはこの時代を生きている。だから今度こそ邪魔されたくないんだ、誰にも」
真剣な表情の晴輝に手をそっと握りしめられる。凛香も目の前の彼がクライヴだったら、と思ったことは一度や二度ではない。レベッカだったときは淡い想いだと感じていたかもしれないが、凛香として生まれて現代の感覚で客観的にみれば、どう考えてもクライヴを愛していたのだ。叶わなかった恋が成就したと分かって、天にも昇るほど嬉しいのに邪魔をされたら敵わない。
「そんなの私も嫌だわ。レベッカも言えなかったけれど、クライヴのこと大好きだったのよ。もちろん私だって晴輝くんが大好き、だもの……」
思わず口にしてしまったものの、一気に顔に熱が集まった。手にも汗をかいてしまっていないだろうか? 晴輝からは「あー」とか「うー」とか呻き声が聞こえるが、気恥ずかしくて握られたままの手元を見つめた。
握られた手に力がはいり、肩にトンと重みを感じた。そこに視線を移せば、凭れかかった晴輝も見上げていて至近距離で瞳がぶつかった。
「そうはっきり言われると今すぐそこのベッドに連れ込みたくて仕方がなくなるから、さっさと話す」
絶対に顔が赤くなってしまっているが、手を握られていては逃げようがない。晴輝とクライヴ。二人(?)に翻弄されつつも凛香はなんとか背筋を伸ばした。
「……聞きたいことは沢山あるけど、まずは前世のことにいつ気付いたの?」
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