襲われていた美男子を助けたら溺愛されました

茜菫

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「あぁ……っ」

 イライザはえもいわれぬ快感に悲鳴のように声を上げた。中は指で、外は唇と舌で攻めたてられ頭の中は快楽に染められていく。

「っ、……ふ、あ、あっ」

 イライザはたまらずベッドに背を預けた。ミケルの指がイライザの中を暴き、唇と舌が外を蹂躙する。

 絶え間なく与えられる快感から逃げようとするかのように、イライザは腰を浮かした。だがミケルが逃がすはずもなく、イライザの声を楽しげに聞きながら、外も中も攻める手を緩めない。

「あっ……あ、あぁ……っ」

 両腕で顔を覆い、与えられる快感に背を弓なりに反らしたイライザはそのまま達してしまった。

「……っ……あ……」

 びくんと体を震わせ、体の力が抜けてベッドに沈み込む。身を起こしたミケルは四肢を投げ出し、びくびくと体を震わせるイライザを見下ろしながら妖艶に笑った。

「ふふ。リズ、イっちゃったね」

 いままで感じたことのない快楽に惚けたイライザは呆然とミケルを見上げる。

「気持ちよかったね、リズ」

「う、……ん……」

 ミケルはイライザの様子にくすくすと笑いながら、自分の唇を軽く舐めた。ミケルの舌が見えて、イライザは先ほどの快感を思い出して胸を高鳴らせる。

「舐められるの、好き?」

「っ、それは……」

「好きだよね。かわいい声でたくさん気持ちよくなって、とろとろって蜜をあふれさせていたんだから」

「……っ」

 イライザは羞恥に頬を赤く染め、目をそらす。しかしその顔に嫌悪はなく、恥ずかしそうにしながらも快楽を思い出して体はうずいていた。

「じゃあ」

 イライザが言葉にしなくても、ミケルはにっこりとほほ笑み、彼女の両腿を左右に開かせる。驚き、両肘をついて上体を上げたイライザは、再び股座に顔を寄せたミケルと目があった。

「たくさん、舐めてあげるね」

 してほしいという気持ちと恥ずかしいという気持ちがせめぎ合う。イライザは両手で顔を覆うと、耳まで真っ赤に染めながら小さくうなずいた。

 腿にミケルの吐息がかかるのを感じ、イライザはわずかに緊張して体を強張らせる。ミケルの舌先が蕾に触れ、達したばかりで敏感になったそこはすぐに快感を生んだ。

「あ……っ」

 舌先で捏ねられ、イライザの腰が跳ねる。秘裂からとろりと愛液があふれ、ミケルの指がそれを絡め取った。ミケルの指が中に潜り込み、的確に好いところこすられ、イライザは恍惚と息を吐く。

 ミケルは器用に中を探る手とは反対の手で、包まれたままの蕾を開かせた。ぷくりとふくれ、赤く染まる小さな実を露わにすると、それを唇で柔らかく食む。

「ひっ、ん……っ」

 イライザは悲鳴のように嬌声を上げた。ミケルは軽く吸いつき、緩んだ秘裂にさらに指を潜り込ませる。

「あ、あっ……ん、あぁ……っ」

 二本の指で中をこすられてじんわりと広がるような快感と、外の蕾を唇と舌で食まれて、強烈な快感がイライザを襲う。背をベッドに預けて艶かしく腰を揺らし、喘ぎながら両手で顔を覆ったイライザは首を横に振った。

「はぁ、っ……、あぁ、嫌……っ」

 嫌と言いながら首を振るイライザだが、その声は甘く、抵抗の素振りは見せない。強烈な快感に体を震わせながらも、脚は開かれたまま艶かしく腰を揺らしていた。

 ミケルは手を止めることなく、蕾を舌で弄りながらイライザの痴態を目を細めて眺めている。イライザの言葉が反対の意味を含んでいることなど、お見通しなのだろう。ミケルは蕾を軽くつみ、少し強めにそこに吸いついた。

「っ、ふっ……あぁ……っ」

 イライザは顔を覆っていた両手を開き、シーツを強く握った。腰を揺らすイライザの中を、ミケルの指が追い詰めていく。与えられる刺激を甘受し、彼の手首まで滴るほど愛液をあふれさせた。

「ん、ぁ……っ」

 腰を浮かし、か細い声をもらしながら、イライザは再び絶頂を迎える。ミケルは惚けた表情で体を震わせるイライザを見下ろしながら小さく笑うと、その耳元に口を寄せる。

「気持ちいいね、リズ」

「……う、……っ」

 その言葉で改めて認識させられたイライザは羞恥に息をのむ。ミケルはイライザの下腹部をやさしくなでなから、甘く言葉を続けた。

「じゃあ、つぎはここに……リズが欲しいものをいれちゃおうか」

「あ……」

 イライザは自分の下腹部に目を向ける。イライザも令嬢としての情操教育を受けており、そこがなにを指しているのかは理解できた。

(夫となる方を、受け入れる場所……)

 夫以外に許してはならない、そう教えられたイライザはいま、夫以外を受け入れようとしている。その教えを破ろうとする背徳感と、これまでに与えられた快楽に期待する心に罪悪感を覚え、イライザはわずかに表情を曇らせた。

「大丈夫だよ、リズ。僕に任せて。たくさん気持ちよくなれるから……ね」

 それを不安と受け取ったのだろう、ミケルはやさしげな声でささやく。イライザのさんざん昂らされた体も心もその言葉にすなおに反応し、甘くうずいた。

 イライザが目をそらしながらうなずくと、ミケルは服を脱ぎ、下着も脱ぎ捨てる。イライザは耳に布擦れの音が届き、甘い欲と好奇心でミケルへと目を向けた。

 ミケルは騎士たちのように筋肉隆々ではないものの、ほどよく引き締まった体をしている。イライザは美しい線を描く上半身を上から下へと眺め、その下へとさらに視線を下ろしていった。

(……っ、男の人の……)

 イライザの目がたどりついた下腹部には、男の象徴があった。美しい顔に似合わず凶悪な彼の太く長いそれに、イライザは目が釘づけになる。

(こんなに……大きいなんて……)

 すでに雄々しく反り勃つ逸物は、イライザが想像していたものよりも大きかった。目を見開いてそれを凝視し、固まるイライザにミケルは楽しそうに笑う。

「かわいい反応だね。これが、リズの中に入るんだ」

 そう言いながらミケルは自身に手を添える。先ほどまで中を探っていたミケルの指と彼自身の差が目に映り、イライザは呆然とつぶやいた。

「それは、入る……のか……?」

 ミケルの陰茎はなかなかの大きさと長さを誇っていた。イライザの表情に恐怖や躊躇の色はなく、ただ純粋に疑問に思ったようだ。数度目をしばたかせたミケルは小さく笑うと、安心させるようにやさしい声で答える。

「ははっ、ちゃんと入ると思うよ。これがリズの中に入って……たくさん中をこすって、奥をとんとんってするんだよ」

「う、う……っ」

 イライザは情操教育を受けて多少の知識はあったし、体験談を聞いたこともあった。ミケルの逸物が自分の中に入るさまを、学んだことや聞き及んだ体験談から妄想して、多少の恐ろしさを感じる。

 だが、それに与えられる快楽に期待も湧いていた。イライザのその心を見透かしたように、ミケルは身を細めてほほ笑む。

「これでたくさん気持ちよくなったら……一番奥に、リズがほしいものをたくさん出してあげるからね」

「……っ」

 ミケルは自身の先端をイライザの秘裂に押し当てた。すりすりとこすりつけながら中からあふれ出た愛液を絡ませ、聞こえるように淫靡な水音をたてる。

「ふふ、ひくひくって震えちゃって……かわいいね」

「……っ、はぁ……」

 触れ合ったそこから熱を感じ、イライザは中をうずかせた。秘裂はねだるように震え、迎え入れようと愛液を滴らせる。

「ほら、リズ。入っちゃうよ?」

 ミケルが笑いながら陰茎を押し込むと、イライザの秘裂は口を開いてそれを受け入れた。先端を咥えこみ、イライザは驚いて中を締める。

「う、あぁ……ミケル……っ」

「入っちゃったね」

「んっ」

 己の内に男が入り込んだ感覚に、イライザは短く息を吐いた。その違和感にイライザは震える声でつぶやく。

「わ、私……純潔を……?」

「ふふ。まだ先だけ、浅いところしか入っていないから、まだ守られている……かもね?」

「そ……そう、か……」

「でも、このまま僕がリズの純潔を奪っちゃうんだけど……ね」

「……っ」

 そう言い放ち、妖艶に笑って見下ろすミケルに、イライザの胸は高鳴る、その反応に、ミケルはとても満足そうに笑った。
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