10 / 31
10*
しおりを挟む
「……っ、そこは……その、鍛えているから、どうしても……」
日々、体を鍛えているイライザの腹はきれいに割れている。イライザは騎士として自分の体に満足しているが、反して女として自分の体に自信が持てなかった。
「すごい。僕も鍛えているけれど、なかなか筋肉つかないんだよね。すてきだなあ!」
「……そう?」
「引き締まった体って、すごく魅力的だよ!」
イライザにはミケルのそれが本心なのか、お世辞なのかは判断できなかったが、どちらであってもうれしかった。ほめられ慣れていないイライザは気が緩み、思ったことをうっかりつぶやく。
「なんだか……女になった気分……」
「え?」
「こんなにほめられたのは……その、初めてで……」
女になったもなにも、イライザは生まれたときから女だ。だが、外をかけ回り、馬を走らせ、剣を振るうことを好むと、凡そ貴族令嬢に求められる女性らしさからはほど遠かった。令嬢とは思えないと嘲笑われることは多かったし、騎士となってからも嘲笑の意味での女扱いしかなかったと、イライザは思っている。
「ふふ。リズ、かわいい」
耳元でミケルにほめられ、イライザは大袈裟に肩を震わせた。その反応に気を良くしたのか、ミケルはイライザを何度もほめる。
「かわいいな」
「……っ、かわいくないことは知っているから!」
「そんなことないよ。僕には、リズがかわいくてたまんない」
かわいいという言葉にイライザの胸は高鳴った。言葉が心を解かしているのか、イライザの反応が良くなる。
「ほら、かわいい」
「ぁ……っ」
両胸の頂きを指でつまれ、イライザは息を吐きながら声をもらした。ぴんとたった桃色の頂きが指で形をかえるさまを見下ろしながら、イライザは無意識に両腿をすり合わせる。それにミケルが気づかないはずもなく、両腿の間に手を差し入れた。
「ん……っ」
「リズ、ぬれてきたね」
耳元でささやかれ、イライザは顔を赤く染めた。軽く触れただけもわかるほど、彼女のそこはぬれている。
「わ、私、こんな……初めてで……っ」
「ふふ、かわいいリズ」
ミケルはぴったりと閉じた両腿の隙間からイライザの秘部を指でなでた。わずかな刺激にイライザは腰が揺れ、両腿に力が入る。
「ねえ、リズ。足を少し開いて?」
「そ、そんな……」
「もっと気持ちよくしてあげるから……ね?」
耳たぶを食まれ、熱をふくんだ息を吐きかけられながらささやかれ、イライザはごくりと生唾を飲んだ。恥ずかしいという気持ちと、そのためにここにきたのだからという気持ちが同時に浮かび上がり、迷いに迷った末にミケルに従うことを選ぶ。
「……ふふ、よくできました」
イライザが力を抜いて軽く足を開くと、ミケルは指であふれた愛液を絡ませて秘裂をゆっくりとなでた。
(男の人の……手が……)
イライザはミケルの腕が後ろから伸ばされ、自分のだれにも触れさせたことのない場所を暴くさまを見下ろしていた。ミケルはイライザの耳元に口を寄せると、甘くささやく。
「リズのここが、僕を受け入れる準備をしているんだよ」
「っ、準備……?」
「そう。甘い蜜をたっぷりあふれさせて、とろとろになるんだ……」
そう言いながら、ミケルはイライザの尻に腰を押しつける。布越しに彼自身の熱を感じたイライザはびくりと体を震わせた。
(これが……男の人の……?)
初めて感じる男にイライザの中は甘くうずき、愛液をあふれさせる。それを器用に指ですくったミケルは秘裂のそばに添えられた蕾を指で軽くこすった。
「あ……っ」
体を襲う初めての感覚にイライザは小さく声をもらす。その反応を小さく笑いながら、ミケルは指を動かした。
「ここ、気持ちいいよね」
「っ、わからない……っ」
「そう? ほら」
「あっ!?」
ミケルが愛液をたっぷりと絡めた指で蕾を何度もこする。そこから感じるじんじんとするような快感にイライザは腰を揺らし、秘裂を震わせながら愛液を滴らせた。
「ねえ、気持ちいいでしょう?」
「あぁ……っ」
熱い息を吐きかけ、甘い声でささやいたミケルはイライザの耳たぶを甘く食む。イライザはたまらずミケルの腕を両手でつかんだが、うまく力が入らずすがるように握るだけで、彼を手は止めなかった。
「かわいい声。気持ちいいね、リズ」
「あっ、ん……っ」
「ふふ……」
ミケルは蕾をやさしくなでながら、愛液をあふれさせる秘裂に指を忍び込ませる。そこは難なくその指を迎え入れた。ミケルは勝手知ったるかのように指を動かし、イライザの好いところを難なく探り当てた。
「はっ、んん……っ」
イライザは中をこする指の動きを感じ、恍惚と息を吐く。直前まで感じていた躊躇や羞恥の気持ちは解け、いまはただミケルから与えられる快楽の虜となっていた。
「リズ、ここが好きなんだね」
「そ、そんなこと、わからな……あ、あっ」
「そっか。リズはここが、好きなんだよ。僕が見つけちゃった」
指が増やされ、中の好いところをこすられてイライザは腰を揺らした。愛液を絡めて動く指が淫靡な水音をたて、耳元に寄せられたミケルの口からもれる低い声が鼓膜を震わせる。それらすべてに、イライザの興奮はさらにかき立てられた。
「あ、あ……っ」
イライザはたまらず前のめりになり、両脚に力が入って脚を閉じ、ミケルの手を挟み込んだ。腰が揺れ、体を震わせながら達しようとしたそのとき、ミケルは自分の手を引きイライザの中から指を引き抜く。
「ん……っ」
イライザはすんでのところで止められ、行き場のなくなった欲に体がうずいてたまらなかった。まるで助けを求めるかのように振り返りると、切なげな目を向けるイライザに対し、ミケルは目を細めて笑う。
「リズ、そろそろベッド使おうか」
「……っ」
まだベッドの前だということを思い出したイライザは顔を赤くした。促され、震える脚でベッドに上がり、座った彼女の前にミケルも上がる。
「リズ」
ミケルはにっこりと笑い、ぴったりと両膝をつけたイライザの両腿に手を置いた。それにどういった意味が含まれているのかわからないわけではなく、イライザは頬を赤く染め、目をそらしながら小さくうなずく。
ミケルはイライザの両腿をゆっくり左右に開き、膝立たせた。遮るものはなく、イライザの秘部はミケルの目に曝される。目をそらしていたイライザは、しとどにぬれそぼつそこにミケルが顔を寄せたことに気づかなかった。
「……っ、ミケル!?」
秘部に吐息がかかり、驚いたイライザはそこに目を向けた。ミケルは股座に顔を埋め、目だけをイライザに向けながら舌をはわせる。
「あ……!?」
ミケルは焦らすように、イライザのぬれたそこに触れることなく、足のつけ根に舌をはわせた。
「んん……っ」
秘裂の周りを舌で舐められ、イライザは切なげに声をもらした。期待とじれったさにそこは愛液をあふれさせ、ぬれていく。さんざん焦らしたミケルは懇願するかのような視線を彼に送るイライザに満足気に笑い、そこに唇を寄せた。
「ひっ、あ、あ……」
ミケルは秘裂を舌で舐めながら、あふれる愛液を啜る。自分の股座に顔を埋めるミケルの姿を見下ろし、秘裂から感じる快感と耳に届く淫靡な音にイライザは興奮させられていた。
「んっ、……ふふ、あふれてきちゃったね」
「そ、そんなの……あっ」
口元をぬらし、顔を上げたミケルにイライザは顔を真っ赤にする。言葉が続かないイライザを眺めながら、ミケルは秘裂に指を差し入れる。
「あ……っ」
「リズはここ、気持ちいいよね」
「そ、……っ」
「もっと気持ちよくなろうね」
ミケルはにっこりと笑うと、再び股座に顔を埋めた。秘裂の上にそえられた蕾を唇でやさしく食み、軽く吸いつく。
日々、体を鍛えているイライザの腹はきれいに割れている。イライザは騎士として自分の体に満足しているが、反して女として自分の体に自信が持てなかった。
「すごい。僕も鍛えているけれど、なかなか筋肉つかないんだよね。すてきだなあ!」
「……そう?」
「引き締まった体って、すごく魅力的だよ!」
イライザにはミケルのそれが本心なのか、お世辞なのかは判断できなかったが、どちらであってもうれしかった。ほめられ慣れていないイライザは気が緩み、思ったことをうっかりつぶやく。
「なんだか……女になった気分……」
「え?」
「こんなにほめられたのは……その、初めてで……」
女になったもなにも、イライザは生まれたときから女だ。だが、外をかけ回り、馬を走らせ、剣を振るうことを好むと、凡そ貴族令嬢に求められる女性らしさからはほど遠かった。令嬢とは思えないと嘲笑われることは多かったし、騎士となってからも嘲笑の意味での女扱いしかなかったと、イライザは思っている。
「ふふ。リズ、かわいい」
耳元でミケルにほめられ、イライザは大袈裟に肩を震わせた。その反応に気を良くしたのか、ミケルはイライザを何度もほめる。
「かわいいな」
「……っ、かわいくないことは知っているから!」
「そんなことないよ。僕には、リズがかわいくてたまんない」
かわいいという言葉にイライザの胸は高鳴った。言葉が心を解かしているのか、イライザの反応が良くなる。
「ほら、かわいい」
「ぁ……っ」
両胸の頂きを指でつまれ、イライザは息を吐きながら声をもらした。ぴんとたった桃色の頂きが指で形をかえるさまを見下ろしながら、イライザは無意識に両腿をすり合わせる。それにミケルが気づかないはずもなく、両腿の間に手を差し入れた。
「ん……っ」
「リズ、ぬれてきたね」
耳元でささやかれ、イライザは顔を赤く染めた。軽く触れただけもわかるほど、彼女のそこはぬれている。
「わ、私、こんな……初めてで……っ」
「ふふ、かわいいリズ」
ミケルはぴったりと閉じた両腿の隙間からイライザの秘部を指でなでた。わずかな刺激にイライザは腰が揺れ、両腿に力が入る。
「ねえ、リズ。足を少し開いて?」
「そ、そんな……」
「もっと気持ちよくしてあげるから……ね?」
耳たぶを食まれ、熱をふくんだ息を吐きかけられながらささやかれ、イライザはごくりと生唾を飲んだ。恥ずかしいという気持ちと、そのためにここにきたのだからという気持ちが同時に浮かび上がり、迷いに迷った末にミケルに従うことを選ぶ。
「……ふふ、よくできました」
イライザが力を抜いて軽く足を開くと、ミケルは指であふれた愛液を絡ませて秘裂をゆっくりとなでた。
(男の人の……手が……)
イライザはミケルの腕が後ろから伸ばされ、自分のだれにも触れさせたことのない場所を暴くさまを見下ろしていた。ミケルはイライザの耳元に口を寄せると、甘くささやく。
「リズのここが、僕を受け入れる準備をしているんだよ」
「っ、準備……?」
「そう。甘い蜜をたっぷりあふれさせて、とろとろになるんだ……」
そう言いながら、ミケルはイライザの尻に腰を押しつける。布越しに彼自身の熱を感じたイライザはびくりと体を震わせた。
(これが……男の人の……?)
初めて感じる男にイライザの中は甘くうずき、愛液をあふれさせる。それを器用に指ですくったミケルは秘裂のそばに添えられた蕾を指で軽くこすった。
「あ……っ」
体を襲う初めての感覚にイライザは小さく声をもらす。その反応を小さく笑いながら、ミケルは指を動かした。
「ここ、気持ちいいよね」
「っ、わからない……っ」
「そう? ほら」
「あっ!?」
ミケルが愛液をたっぷりと絡めた指で蕾を何度もこする。そこから感じるじんじんとするような快感にイライザは腰を揺らし、秘裂を震わせながら愛液を滴らせた。
「ねえ、気持ちいいでしょう?」
「あぁ……っ」
熱い息を吐きかけ、甘い声でささやいたミケルはイライザの耳たぶを甘く食む。イライザはたまらずミケルの腕を両手でつかんだが、うまく力が入らずすがるように握るだけで、彼を手は止めなかった。
「かわいい声。気持ちいいね、リズ」
「あっ、ん……っ」
「ふふ……」
ミケルは蕾をやさしくなでながら、愛液をあふれさせる秘裂に指を忍び込ませる。そこは難なくその指を迎え入れた。ミケルは勝手知ったるかのように指を動かし、イライザの好いところを難なく探り当てた。
「はっ、んん……っ」
イライザは中をこする指の動きを感じ、恍惚と息を吐く。直前まで感じていた躊躇や羞恥の気持ちは解け、いまはただミケルから与えられる快楽の虜となっていた。
「リズ、ここが好きなんだね」
「そ、そんなこと、わからな……あ、あっ」
「そっか。リズはここが、好きなんだよ。僕が見つけちゃった」
指が増やされ、中の好いところをこすられてイライザは腰を揺らした。愛液を絡めて動く指が淫靡な水音をたて、耳元に寄せられたミケルの口からもれる低い声が鼓膜を震わせる。それらすべてに、イライザの興奮はさらにかき立てられた。
「あ、あ……っ」
イライザはたまらず前のめりになり、両脚に力が入って脚を閉じ、ミケルの手を挟み込んだ。腰が揺れ、体を震わせながら達しようとしたそのとき、ミケルは自分の手を引きイライザの中から指を引き抜く。
「ん……っ」
イライザはすんでのところで止められ、行き場のなくなった欲に体がうずいてたまらなかった。まるで助けを求めるかのように振り返りると、切なげな目を向けるイライザに対し、ミケルは目を細めて笑う。
「リズ、そろそろベッド使おうか」
「……っ」
まだベッドの前だということを思い出したイライザは顔を赤くした。促され、震える脚でベッドに上がり、座った彼女の前にミケルも上がる。
「リズ」
ミケルはにっこりと笑い、ぴったりと両膝をつけたイライザの両腿に手を置いた。それにどういった意味が含まれているのかわからないわけではなく、イライザは頬を赤く染め、目をそらしながら小さくうなずく。
ミケルはイライザの両腿をゆっくり左右に開き、膝立たせた。遮るものはなく、イライザの秘部はミケルの目に曝される。目をそらしていたイライザは、しとどにぬれそぼつそこにミケルが顔を寄せたことに気づかなかった。
「……っ、ミケル!?」
秘部に吐息がかかり、驚いたイライザはそこに目を向けた。ミケルは股座に顔を埋め、目だけをイライザに向けながら舌をはわせる。
「あ……!?」
ミケルは焦らすように、イライザのぬれたそこに触れることなく、足のつけ根に舌をはわせた。
「んん……っ」
秘裂の周りを舌で舐められ、イライザは切なげに声をもらした。期待とじれったさにそこは愛液をあふれさせ、ぬれていく。さんざん焦らしたミケルは懇願するかのような視線を彼に送るイライザに満足気に笑い、そこに唇を寄せた。
「ひっ、あ、あ……」
ミケルは秘裂を舌で舐めながら、あふれる愛液を啜る。自分の股座に顔を埋めるミケルの姿を見下ろし、秘裂から感じる快感と耳に届く淫靡な音にイライザは興奮させられていた。
「んっ、……ふふ、あふれてきちゃったね」
「そ、そんなの……あっ」
口元をぬらし、顔を上げたミケルにイライザは顔を真っ赤にする。言葉が続かないイライザを眺めながら、ミケルは秘裂に指を差し入れる。
「あ……っ」
「リズはここ、気持ちいいよね」
「そ、……っ」
「もっと気持ちよくなろうね」
ミケルはにっこりと笑うと、再び股座に顔を埋めた。秘裂の上にそえられた蕾を唇でやさしく食み、軽く吸いつく。
50
あなたにおすすめの小説
女嫌いの騎士は呪われた伯爵令嬢を手放さない
魚谷
恋愛
実母を亡くし、父と再婚した義母とその連れ子の義妹に虐げられていた伯爵令嬢アリッサ・テュール・ヴェラは、許嫁であるリンカルネ王国の国王ヨアヒム・グラントロ・リンカルネの結婚式の最中、その身に突如として謎の刻印をきざまれてしまう。
人々はそれを悪魔とつがった証と糾弾し、アリッサは火あぶりにされることに。
しかしそんなアリッサを救ったのは、魔術師で構成される銀竜騎士団の副団長、シュヴァルツだった。
アリッサの体に刻まれた刻印は、色欲の呪紋と呼ばれるもので、これを解呪するには、その刻印を刻んだ魔術師よりも強い魔力を持つ人物の体液が必要だと言われる。
そしてアリッサの解呪に協力してくれるのは、命の恩人であるシュヴァルツなのだが、彼は女嫌いと言われていて――
※R18シーンには★をつけます
※ムーンライトノベルズで連載中です
だったら私が貰います! 婚約破棄からはじまる溺愛婚(希望)
春瀬湖子
恋愛
【2025.2.13書籍刊行になりました!ありがとうございます】
「婚約破棄の宣言がされるのなんて待ってられないわ!」
シエラ・ビスターは第一王子であり王太子であるアレクシス・ルーカンの婚約者候補筆頭なのだが、アレクシス殿下は男爵令嬢にコロッと落とされているようでエスコートすらされない日々。
しかもその男爵令嬢にも婚約者がいて⋯
我慢の限界だったシエラは父である公爵の許可が出たのをキッカケに、夜会で高らかに宣言した。
「婚約破棄してください!!」
いらないのなら私が貰うわ、と勢いのまま男爵令嬢の婚約者だったバルフにプロポーズしたシエラと、訳がわからないまま拐われるように結婚したバルフは⋯?
婚約破棄されたばかりの子爵令息×欲しいものは手に入れるタイプの公爵令嬢のラブコメです。
《2022.9.6追記》
二人の初夜の後を番外編として更新致しました!
念願の初夜を迎えた二人はー⋯?
《2022.9.24追記》
バルフ視点を更新しました!
前半でその時バルフは何を考えて⋯?のお話を。
また、後半は続編のその後のお話を更新しております。
《2023.1.1》
2人のその後の連載を始めるべくキャラ紹介を追加しました(キャサリン主人公のスピンオフが別タイトルである為)
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。
勘違い妻は騎士隊長に愛される。
更紗
恋愛
政略結婚後、退屈な毎日を送っていたレオノーラの前に現れた、旦那様の元カノ。
ああ なるほど、身分違いの恋で引き裂かれたから別れてくれと。よっしゃそんなら離婚して人生軌道修正いたしましょう!とばかりに勢い込んで旦那様に離縁を勧めてみたところ――
あれ?何か怒ってる?
私が一体何をした…っ!?なお話。
有り難い事に書籍化の運びとなりました。これもひとえに読んで下さった方々のお蔭です。本当に有難うございます。
※本編完結後、脇役キャラの外伝を連載しています。本編自体は終わっているので、その都度完結表示になっております。ご了承下さい。
初恋をこじらせた騎士軍師は、愛妻を偏愛する ~有能な頭脳が愛妻には働きません!~
如月あこ
恋愛
宮廷使用人のメリアは男好きのする体型のせいで、日頃から貴族男性に絡まれることが多く、自分の身体を嫌っていた。
ある夜、悪辣で有名な貴族の男に王城の庭園へ追い込まれて、絶体絶命のピンチに陥る。
懸命に守ってきた純潔がついに散らされてしまう! と、恐怖に駆られるメリアを助けたのは『騎士軍師』という特別な階級を与えられている、策士として有名な男ゲオルグだった。
メリアはゲオルグの提案で、大切な人たちを守るために、彼と契約結婚をすることになるが――。
騎士軍師(40歳)×宮廷使用人(22歳)
ひたすら不器用で素直な二人の、両片想いむずむずストーリー。
※ヒロインは、むちっとした体型(太っているわけではないが、本人は太っていると思い込んでいる)
乙女ゲームの世界に転移したら、推しではない王子に溺愛されています
砂月美乃
恋愛
繭(まゆ)、26歳。気がついたら、乙女ゲームのヒロイン、フェリシア(17歳)になっていた。そして横には、超絶イケメン王子のリュシアンが……。推しでもないリュシアンに、ひょんなことからベタベタにに溺愛されまくることになるお話です。
「ヒミツの恋愛遊戯」シリーズその①、リュシアン編です。
ムーンライトノベルズさんにも投稿しています。
『完結・R18』公爵様は異世界転移したモブ顔の私を溺愛しているそうですが、私はそれになかなか気付きませんでした。
カヨワイさつき
恋愛
「えっ?ない?!」
なんで?!
家に帰ると出し忘れたゴミのように、ビニール袋がポツンとあるだけだった。
自分の誕生日=中学生卒業後の日、母親に捨てられた私は生活の為、年齢を偽りバイトを掛け持ちしていたが……気づいたら見知らぬ場所に。
黒は尊く神に愛された色、白は"色なし"と呼ばれ忌み嫌われる色。
しかも小柄で黒髪に黒目、さらに女性である私は、皆から狙われる存在。
10人に1人いるかないかの貴重な女性。
小柄で黒い色はこの世界では、凄くモテるそうだ。
それに対して、銀色の髪に水色の目、王子様カラーなのにこの世界では忌み嫌われる色。
独特な美醜。
やたらとモテるモブ顔の私、それに気づかない私とイケメンなのに忌み嫌われている、不器用な公爵様との恋物語。
じれったい恋物語。
登場人物、割と少なめ(作者比)
泡風呂を楽しんでいただけなのに、空中から落ちてきた異世界騎士が「離れられないし目も瞑りたくない」とガン見してきた時の私の対応。
待鳥園子
恋愛
半年に一度仕事を頑張ったご褒美に一人で高級ラグジョアリーホテルの泡風呂を楽しんでたら、いきなり異世界騎士が落ちてきてあれこれ言い訳しつつ泡に隠れた体をジロジロ見てくる話。
兄みたいな騎士団長の愛が実は重すぎでした
鳥花風星
恋愛
代々騎士団寮の寮母を務める家に生まれたレティシアは、若くして騎士団の一つである「群青の騎士団」の寮母になり、
幼少の頃から仲の良い騎士団長のアスールは、そんなレティシアを陰からずっと見守っていた。レティシアにとってアスールは兄のような存在だが、次第に兄としてだけではない思いを持ちはじめてしまう。
アスールにとってもレティシアは妹のような存在というだけではないようで……。兄としてしか思われていないと思っているアスールはレティシアへの思いを拗らせながらどんどん膨らませていく。
すれ違う恋心、アスールとライバルの心理戦。拗らせ溺愛が激しい、じれじれだけどハッピーエンドです。
☆他投稿サイトにも掲載しています。
☆番外編はアスールの同僚ノアールがメインの話になっています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる