58 / 88
58 街の秘密 2
しおりを挟む
どうにも気持ちの悪い違和感、頭でいろいろ考えてみても根拠のない想像ばかりだ。
この島は外の世界から隔離されている。前世でも、外の世界から隔離された島はあった。例えばイースター島とかだ。それらの島々には、独自の文化があり、進化していた。だが、それらの島の人々の生活レベルは、外の世界に比べると原始的だった。ただ、精神文明は、詳しくないからはっきりとは言えないが、外の世界の人間たちより豊かだったのではないか。
この島は、逆なのだ。生活レベルは外の世界より明らかに高い。しかし、精神は、まるで活気を失い、ただ生きているだけのように見える。原因は、やはり〝魔族との関係〟にあるのではないか、と予想はしているが、確証はない。
こんなときはナビが頼りなのだが、そもそも違和感の最初の原因はナビだったので、どうも相談しにくかった。
そんなわけで、次の日、とにかく街の様子をもう少し探ってみようと思い、ポピィと一緒に街の中へ出かけた。まずは、何か朝食をとって、食料品の買い出しをしようということになった。
広場に出て、放射状に延びている通りを順番に覗いてみる。すると、南東の通りを覗いたとき、ポピィが鼻を少し上に向けて、何度か空気を吸い込んだ。
「なにか、おいしそうな匂いがします。きっと、この通りに食事の店がありますよ」
彼女の鼻を信じて通りに入ってみると、驚くことに、そこは何軒も連なる飲食店街だった。かなりの人数の人たちが通りを歩きながら、お気に入りの店に入っていく。酒場もあれば、カフェのような店もあった。
(なるほど、もしかすると、商店も種類によって区画が決められているのかな?後で調べてみよう)
『マスターの推察は正しいと思います……』
(うわ、びっくりした……どうしたんだ、急に?)
『申し訳ありません、ご心配をおかけしました。私の機能に障害が発生していましたが、もう修復しましたので、大丈夫です。原因については、もうしばらくしたらお話しますので、それまでどうかお待ちください』
(そうか…分かった。それで、店の種類によって区画が決められているってことか?)
『はい。おおざっぱに観測したところでは、東から南が飲食店や生鮮食料品店が並び、西から北には雑貨店や鍛冶屋、工房などが並んでいます。それらの店の間に住民の住む高層建築が建っているといった感じですね』
やはり、こういう街の作りも非常に機能的で、近代的だ。いや、封建的と言った方が正しいのかもしれない。封建時代と違うのは、この街に支配者の姿が見えないことだ。
俺とポピィは小さな食堂のような店に入った。いくつかある定食メニューから、俺は魚のムニエルと肉入りスープを、ポピィはチキンソテーと野菜スープを注文した。なかなかおいしかった、というか、懐かしい味だった。前世のどこかの店で食べたような味だった。
「ちょっと、魔道具が売っているかどうか見に行かないか?」
「はい、見たいです。温かいお湯が出る道具があれば、欲しいのです」
朝食に満足した俺たちは、そんなことを話しながら、広場を抜けて西に向かおうとした。だが、広場に出たとたん、そこはちょっとした騒ぎになっていた。
大勢の男たちが、広場の台座に集められた木箱を、馬車に積み込む作業をしていたのだ。しかも、木箱は、あちこちの通路からまだ運ばれてきていた。軽いものも重いものもあるようだ。
俺たちはしばらくその光景を眺めていた。
荷台がいっぱいになった馬車は、次々に出発していった。たぶん、〝あのお方〟のもとへ運ばれていくのだろう。
「ポピィ、頼みがある……」
「はいです」
「あの馬車の行き先を探ってきてくれないか?」
俺は、仮の出入許可証を渡しながら言った。
「俺はその間に、街で聞き込みをしてみる」
「分かりました。任せてください」
ポピィは目を輝かせて頷いた。彼女にとって、一番得意な仕事だ。
「頼む。でも、無理はするなよ。危険そうなら、すぐに戻ってくるんだ。部屋で落ち合おう」
「了解です」
ポピィはそう言うと、馬車の後を追ってゆっくりと街の出口の方へ歩き出した。
俺は彼女を見送ると、予定通り西に向かう通路に入っていった。
♢♢♢
「これは……すごいな……まるで秋葉原のジャンク街のようだ」
通りを歩きながら、俺は思わずつぶやいた。
通りには、衣料から生活雑貨まで、ありとあらゆる商品を売る小さな店が、びっしっりと軒を並べていた。中でも、俺の目を引いたのが、何かよく分からない部品や機械を売っているいくつかの店だった。前世が技術屋だった俺にとっては、たまらない品々だ。
近づいて、目に付いた商品札を見ていくと、〈取り換え用温水製造器 1200₢〉、〈歩行サポーター ブーツ用 160₢〉、〈強火力魔石コンロ 380₢〉等などがあった。
「何か必要かい?」
俺が熱心に商品を見ていると、その店の主人らしい五十代半ばくらいの男が声をかけてきた。
「ええっと、この〈歩行サポーター〉って、どうやって使うんですか?」
俺は、平たい金属の板のようなものを指さして尋ねた。
「おや、知らないのか?今では誰でも使っているぞ。靴底の内側に入れるだけだ。上から、この靴底インソールを被せれば気にならないからな。この板には、風魔法が付与されているから、常に下向きの風が出て、歩く時の補助をしてくれるのさ。ただし、アウトソールは、魔石の粉末を混ぜた合成皮の奴じゃないとだめだがな」
主人は、楽し気にそう説明してくれた。
(なるほど、風魔法にはそういう使い方もあるのか。面白いな……)
『マスター、あの右奥の機械を見てください』
ナビに言われて奥に入ってみると、そこには、〈代金計算収納機 2380₢〉と表札に書かれた、大人が二人がかりでやっと持ち上げられるくらいの金属製の機械が、でんと置かれていた。
(えっ、名前からすると、これってレジスターじゃないか?……いや、やっぱりそうだよ)
「あはは……坊主、それ、すごいだろう?うちも使っている最新の魔道具だ。お客がどんなにたくさんの買い物をしても、数字を押していくだけで、すぐ合計の金額がわかるんだ。しかも、金庫代わりにもなる優れものだぞ」
デザイン自体は、俺がよく知っているレジとは違って、角ばっていかにもごついという感じだが、機能は前世のものとほとんど同じだ。こんなことってあるのか?
「すごいね。こんな機械、いったい誰が考えたの?」
俺の問いに、主人は笑顔のまま、固まったようにしばらく無言だった。
「……そんなことは、聞かなくても分かっているだろう?さあ、何も買わないなら、帰ってくれ」
主人は急に不機嫌になってそう言うと、手で追い払うようなしぐさをした。
「ああ、すみません。じゃあ、〈歩行サポーター〉を二つください」
「ありがとうよ。二つで百二十グランだ」
俺は、まだ貨幣の交換率が分からなかったので、とりあえず食堂でお釣りにもらった銀貨を二枚差し出した。
「おいおい、まだ計算もできないのか?銀貨なら一枚で足りるぞ。銅貨は無いのか?」
俺はちょっと考えてから、大小二種類の銅貨のうち、大きな方を三枚枚差し出した。
主人はそれを受け取ると、例のレジスターを使って、数字を打ち込み、小さな銅貨を三枚手渡した。
なるほど、金貨一枚は千グラン、銀貨は五百グラン、大きな銅貨は五十グラン、小さな銅貨は十グランのようだ。一グランは十六円くらいの価値に相当するかもしれない。そう考えると、部屋代は一万円足らずで、ずいぶん安いものだ。
この島は外の世界から隔離されている。前世でも、外の世界から隔離された島はあった。例えばイースター島とかだ。それらの島々には、独自の文化があり、進化していた。だが、それらの島の人々の生活レベルは、外の世界に比べると原始的だった。ただ、精神文明は、詳しくないからはっきりとは言えないが、外の世界の人間たちより豊かだったのではないか。
この島は、逆なのだ。生活レベルは外の世界より明らかに高い。しかし、精神は、まるで活気を失い、ただ生きているだけのように見える。原因は、やはり〝魔族との関係〟にあるのではないか、と予想はしているが、確証はない。
こんなときはナビが頼りなのだが、そもそも違和感の最初の原因はナビだったので、どうも相談しにくかった。
そんなわけで、次の日、とにかく街の様子をもう少し探ってみようと思い、ポピィと一緒に街の中へ出かけた。まずは、何か朝食をとって、食料品の買い出しをしようということになった。
広場に出て、放射状に延びている通りを順番に覗いてみる。すると、南東の通りを覗いたとき、ポピィが鼻を少し上に向けて、何度か空気を吸い込んだ。
「なにか、おいしそうな匂いがします。きっと、この通りに食事の店がありますよ」
彼女の鼻を信じて通りに入ってみると、驚くことに、そこは何軒も連なる飲食店街だった。かなりの人数の人たちが通りを歩きながら、お気に入りの店に入っていく。酒場もあれば、カフェのような店もあった。
(なるほど、もしかすると、商店も種類によって区画が決められているのかな?後で調べてみよう)
『マスターの推察は正しいと思います……』
(うわ、びっくりした……どうしたんだ、急に?)
『申し訳ありません、ご心配をおかけしました。私の機能に障害が発生していましたが、もう修復しましたので、大丈夫です。原因については、もうしばらくしたらお話しますので、それまでどうかお待ちください』
(そうか…分かった。それで、店の種類によって区画が決められているってことか?)
『はい。おおざっぱに観測したところでは、東から南が飲食店や生鮮食料品店が並び、西から北には雑貨店や鍛冶屋、工房などが並んでいます。それらの店の間に住民の住む高層建築が建っているといった感じですね』
やはり、こういう街の作りも非常に機能的で、近代的だ。いや、封建的と言った方が正しいのかもしれない。封建時代と違うのは、この街に支配者の姿が見えないことだ。
俺とポピィは小さな食堂のような店に入った。いくつかある定食メニューから、俺は魚のムニエルと肉入りスープを、ポピィはチキンソテーと野菜スープを注文した。なかなかおいしかった、というか、懐かしい味だった。前世のどこかの店で食べたような味だった。
「ちょっと、魔道具が売っているかどうか見に行かないか?」
「はい、見たいです。温かいお湯が出る道具があれば、欲しいのです」
朝食に満足した俺たちは、そんなことを話しながら、広場を抜けて西に向かおうとした。だが、広場に出たとたん、そこはちょっとした騒ぎになっていた。
大勢の男たちが、広場の台座に集められた木箱を、馬車に積み込む作業をしていたのだ。しかも、木箱は、あちこちの通路からまだ運ばれてきていた。軽いものも重いものもあるようだ。
俺たちはしばらくその光景を眺めていた。
荷台がいっぱいになった馬車は、次々に出発していった。たぶん、〝あのお方〟のもとへ運ばれていくのだろう。
「ポピィ、頼みがある……」
「はいです」
「あの馬車の行き先を探ってきてくれないか?」
俺は、仮の出入許可証を渡しながら言った。
「俺はその間に、街で聞き込みをしてみる」
「分かりました。任せてください」
ポピィは目を輝かせて頷いた。彼女にとって、一番得意な仕事だ。
「頼む。でも、無理はするなよ。危険そうなら、すぐに戻ってくるんだ。部屋で落ち合おう」
「了解です」
ポピィはそう言うと、馬車の後を追ってゆっくりと街の出口の方へ歩き出した。
俺は彼女を見送ると、予定通り西に向かう通路に入っていった。
♢♢♢
「これは……すごいな……まるで秋葉原のジャンク街のようだ」
通りを歩きながら、俺は思わずつぶやいた。
通りには、衣料から生活雑貨まで、ありとあらゆる商品を売る小さな店が、びっしっりと軒を並べていた。中でも、俺の目を引いたのが、何かよく分からない部品や機械を売っているいくつかの店だった。前世が技術屋だった俺にとっては、たまらない品々だ。
近づいて、目に付いた商品札を見ていくと、〈取り換え用温水製造器 1200₢〉、〈歩行サポーター ブーツ用 160₢〉、〈強火力魔石コンロ 380₢〉等などがあった。
「何か必要かい?」
俺が熱心に商品を見ていると、その店の主人らしい五十代半ばくらいの男が声をかけてきた。
「ええっと、この〈歩行サポーター〉って、どうやって使うんですか?」
俺は、平たい金属の板のようなものを指さして尋ねた。
「おや、知らないのか?今では誰でも使っているぞ。靴底の内側に入れるだけだ。上から、この靴底インソールを被せれば気にならないからな。この板には、風魔法が付与されているから、常に下向きの風が出て、歩く時の補助をしてくれるのさ。ただし、アウトソールは、魔石の粉末を混ぜた合成皮の奴じゃないとだめだがな」
主人は、楽し気にそう説明してくれた。
(なるほど、風魔法にはそういう使い方もあるのか。面白いな……)
『マスター、あの右奥の機械を見てください』
ナビに言われて奥に入ってみると、そこには、〈代金計算収納機 2380₢〉と表札に書かれた、大人が二人がかりでやっと持ち上げられるくらいの金属製の機械が、でんと置かれていた。
(えっ、名前からすると、これってレジスターじゃないか?……いや、やっぱりそうだよ)
「あはは……坊主、それ、すごいだろう?うちも使っている最新の魔道具だ。お客がどんなにたくさんの買い物をしても、数字を押していくだけで、すぐ合計の金額がわかるんだ。しかも、金庫代わりにもなる優れものだぞ」
デザイン自体は、俺がよく知っているレジとは違って、角ばっていかにもごついという感じだが、機能は前世のものとほとんど同じだ。こんなことってあるのか?
「すごいね。こんな機械、いったい誰が考えたの?」
俺の問いに、主人は笑顔のまま、固まったようにしばらく無言だった。
「……そんなことは、聞かなくても分かっているだろう?さあ、何も買わないなら、帰ってくれ」
主人は急に不機嫌になってそう言うと、手で追い払うようなしぐさをした。
「ああ、すみません。じゃあ、〈歩行サポーター〉を二つください」
「ありがとうよ。二つで百二十グランだ」
俺は、まだ貨幣の交換率が分からなかったので、とりあえず食堂でお釣りにもらった銀貨を二枚差し出した。
「おいおい、まだ計算もできないのか?銀貨なら一枚で足りるぞ。銅貨は無いのか?」
俺はちょっと考えてから、大小二種類の銅貨のうち、大きな方を三枚枚差し出した。
主人はそれを受け取ると、例のレジスターを使って、数字を打ち込み、小さな銅貨を三枚手渡した。
なるほど、金貨一枚は千グラン、銀貨は五百グラン、大きな銅貨は五十グラン、小さな銅貨は十グランのようだ。一グランは十六円くらいの価値に相当するかもしれない。そう考えると、部屋代は一万円足らずで、ずいぶん安いものだ。
40
あなたにおすすめの小説
35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~
月神世一
ファンタジー
紹介文
「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」
そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。
失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。
「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」
手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。
電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。
さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!?
森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、
罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、
競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。
これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。
……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
攻略. 解析. 分離. 制作. が出来る鑑定って何ですか?
mabu
ファンタジー
平民レベルの鑑定持ちと婚約破棄されたらスキルがチート化しました。
乙ゲー攻略?製産チートの成り上がり?いくらチートでもソレは無理なんじゃないでしょうか?
前世の記憶とかまで分かるって神スキルですか?
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる