6 / 7
転①
しおりを挟む
王立学園、それは王都にある国により設立された貴族や一部の秀でた市民に開放された高等教育を受ける場。貴族の子供はそこに三年間通うことが義務付けられています。そこで専門知識を学ぶも良し、同年代と交流を深めるのも良し。様々な生活模様を自分で計画していかねばなりません。
私とジャネットは一年近く年齢が離れていますが、ちょうど同学年になってしまう年度の区切りとなっていました。なので私はジャネットと共に学園に入学しました。おそろいの制服に身を包んではにかんで喜ぶ妹が可愛かったです。
学園に通う、それは同時に屋敷での教育の終わりでもあります。
オルガ先生ともお別れの時期がやってきたのです。
学園に通ってる間も週何回か継続を、とお願いしたのですが、断られました。
「すでに次の就職先の内定を貰っていますので」
「「そ、そんなぁ」」
私とジャネットは二人して嘆いたものです。
授業最終日にはささやかながらお別れ会を催しました。私、ジャネット、ララ母様や先生と親しくなった使用人達が参加してとても賑わいました。夜会で出る豪華な料理や綺羅びやかな装飾はありませんでしたが、思い出に残る楽しい時間が過ごせました。
名残惜しくもオルガ先生が帰る時間になり、私もジャネットも思わず涙をこぼしてしまいました。先生はハンカチを当てて涙を拭い取ってくれます。その優しさが今日限りかと思ったら更に涙が出てしまいます。
「さて、カミーユさん、ジャネット。学園生活を終えたらいよいよ大人の仲間入りです。どう過ごすかによって人生は左右するでしょう。それほど強い影響を受けると言っても過言ではありません。それを肝に銘じておくように」
「「はい、先生」」
「それと、学園ではとんでもないことに巻き込まれるでしょう。しかし、決して己を見失わず、己の立ち位置を俯瞰的に見つめ、冷静に対処なさい。そうすれば惑わされずに正しい道を歩めます」
「? 分かりました、先生」
先生が一体何を想定しているのか分かりませんでしたが、先生の言葉を胸に刻みました。先生は軽くはにかむと私とジャネットを抱きしめました。ララ母様もたまにしてくれますが、先生からは何故かお母様のようなぬくもりを感じました。
「よくぞここまで成長しましたね。先生はとても嬉しいです。まるで愛娘が出来たようでしたよ」
「せ、先生ぃ……」
「これからのますますの頑張りと活躍を祈っていますからね」
「うん、うん……!」
こうしてオルガ先生とはお別れになりました。私もジャネットも先生の姿が見えなくなるまでずっと先生が去っていくのを見送りました。いい加減寒いから中にはいりなさい、とララ母様に叱られてようやく玄関を後にします。
「先生、どうか私達を見守っていて下さい……」
そう願った私でしたが……後悔してます。
正直あの時の悲しみと感動を返してほしいです。
謝ったって許してあげません。美味しいお菓子を送られても駄目ですからね。
「今日から教鞭を振るうことになりましたオルガです。皆さん、よろしく」
だって次の就職先が学園だなんて聞いてませんでしたよ!
学園の入学式を終えて割り振られた教室にやってきた私は同じく新入生の方々と交流を深めた後に各々の席に座りました。そしてやってきた担任の教師を目にして、驚きの声が出るのを慌てて口を抑えて止めました。
「詐欺です。私達を弄んで楽しかったですか?」
「人聞きが悪いですね。王都の学び舎に転職する予定だと伝えたじゃないですか」
どうしてどのように先生が学園の教員になったかは興味ありましたが、それよりもまた先生の授業を受けられることが嬉しくてたまりませんでした。なので怒りもそこそこに留めて純粋に喜ぶとしましょう。
廊下を歩きながら先生と親睦を深めていたら、向かい側から別の教員が歩いてきました。彼は女子生徒に囲まれながらも爽やかな笑みをこぼして大人の対応をしています。こちらに気づくと男性教員は先生に挨拶してきました。
「オルガ先生、お疲れ様です」
「お疲れ様です、グランシア先生」
「そちらのご令嬢は新入生ですか。もしや家庭教師を務めていらっしゃった家の?」
「ええ、教え子です」
男性教員の名はグランシア。この方はなんと王国の王弟殿下でいらっしゃいます。
いかに王立学園だからと普通は王族が職員として務めることはまずありません。王族は内政、外交など王国に欠かせない仕事をしなくてはなりませんから、いかに将来有望な貴族の子供相手とはいえ職員として遊ばせるわけにもいかないのです。
ただし例外があり、王族の子供が学園生の場合はその限りではありません。王族が職員になることで学園に通う王子王女が己の立場を振りかざして横暴を働くことを防いでいます。過去に何かやらかした愚か者がいたということでしょう。
私が入学した時点で王立学園には二名の王族が通っています。最上級生の第二王子殿下と新入生の第三王子殿下。王弟殿下にも王子がいらっしゃるので、王弟殿下が学園を離れるのは暫く先になりそうです。
「そうでしたか。ではやるべきこととやらは次の段階に進んだということですか」
「ええ、そうなりますね」
「私も応援していますよ。手伝えることがあれば遠慮なく声をかけて下さい」
「ええ、困ったらそうさせてもらいます」
王弟殿下と先生は雑談を交わしてすれ違いました。王弟殿下を追いかける先輩方が何故か先生を牽制するような視線を送ってきましたが、先生は気に留めずに歩みを止めませんでした。
「先生は今日が初出勤ではなかったんですか?」
「どうしてそんな質問を?」
「だって王弟殿下と親しげに語り合っていましたから」
「とある事情でジャネットに教えるようになる前に知り合ったんですよ。カミーユさんやジャネットに教えていない日は王弟殿下のお子様に教えてました」
そんなの聞いてない。そういえば先生はご自分のことを自分からはあんまり喋らないんですよね。質問すればそれなりに答えてくれますけれど、どうも本質的な部分はあえてはぐらかしてくるような印象も覚えましたっけ。
信頼関係を築けばいつか明かしてくれる、とも期待してましたけれど、ここまでクソボケ……失礼、これはジャネットの言葉でしたね。ここまで秘密主義だとこちらから踏み込まないと駄目なんでしょうね。
「先生。これからもよろしくお願いしますね」
「ええ。この学園生活が有意義になるようになさい」
「その間先生からは色々と聞き出しますから。覚悟しておいてくださいね」
「え、と。お手柔らかに」
先生はぎこちない笑みをこちらに浮かべてきました。
珍しい反応ですけど容赦はしませんからね。
私とジャネットは一年近く年齢が離れていますが、ちょうど同学年になってしまう年度の区切りとなっていました。なので私はジャネットと共に学園に入学しました。おそろいの制服に身を包んではにかんで喜ぶ妹が可愛かったです。
学園に通う、それは同時に屋敷での教育の終わりでもあります。
オルガ先生ともお別れの時期がやってきたのです。
学園に通ってる間も週何回か継続を、とお願いしたのですが、断られました。
「すでに次の就職先の内定を貰っていますので」
「「そ、そんなぁ」」
私とジャネットは二人して嘆いたものです。
授業最終日にはささやかながらお別れ会を催しました。私、ジャネット、ララ母様や先生と親しくなった使用人達が参加してとても賑わいました。夜会で出る豪華な料理や綺羅びやかな装飾はありませんでしたが、思い出に残る楽しい時間が過ごせました。
名残惜しくもオルガ先生が帰る時間になり、私もジャネットも思わず涙をこぼしてしまいました。先生はハンカチを当てて涙を拭い取ってくれます。その優しさが今日限りかと思ったら更に涙が出てしまいます。
「さて、カミーユさん、ジャネット。学園生活を終えたらいよいよ大人の仲間入りです。どう過ごすかによって人生は左右するでしょう。それほど強い影響を受けると言っても過言ではありません。それを肝に銘じておくように」
「「はい、先生」」
「それと、学園ではとんでもないことに巻き込まれるでしょう。しかし、決して己を見失わず、己の立ち位置を俯瞰的に見つめ、冷静に対処なさい。そうすれば惑わされずに正しい道を歩めます」
「? 分かりました、先生」
先生が一体何を想定しているのか分かりませんでしたが、先生の言葉を胸に刻みました。先生は軽くはにかむと私とジャネットを抱きしめました。ララ母様もたまにしてくれますが、先生からは何故かお母様のようなぬくもりを感じました。
「よくぞここまで成長しましたね。先生はとても嬉しいです。まるで愛娘が出来たようでしたよ」
「せ、先生ぃ……」
「これからのますますの頑張りと活躍を祈っていますからね」
「うん、うん……!」
こうしてオルガ先生とはお別れになりました。私もジャネットも先生の姿が見えなくなるまでずっと先生が去っていくのを見送りました。いい加減寒いから中にはいりなさい、とララ母様に叱られてようやく玄関を後にします。
「先生、どうか私達を見守っていて下さい……」
そう願った私でしたが……後悔してます。
正直あの時の悲しみと感動を返してほしいです。
謝ったって許してあげません。美味しいお菓子を送られても駄目ですからね。
「今日から教鞭を振るうことになりましたオルガです。皆さん、よろしく」
だって次の就職先が学園だなんて聞いてませんでしたよ!
学園の入学式を終えて割り振られた教室にやってきた私は同じく新入生の方々と交流を深めた後に各々の席に座りました。そしてやってきた担任の教師を目にして、驚きの声が出るのを慌てて口を抑えて止めました。
「詐欺です。私達を弄んで楽しかったですか?」
「人聞きが悪いですね。王都の学び舎に転職する予定だと伝えたじゃないですか」
どうしてどのように先生が学園の教員になったかは興味ありましたが、それよりもまた先生の授業を受けられることが嬉しくてたまりませんでした。なので怒りもそこそこに留めて純粋に喜ぶとしましょう。
廊下を歩きながら先生と親睦を深めていたら、向かい側から別の教員が歩いてきました。彼は女子生徒に囲まれながらも爽やかな笑みをこぼして大人の対応をしています。こちらに気づくと男性教員は先生に挨拶してきました。
「オルガ先生、お疲れ様です」
「お疲れ様です、グランシア先生」
「そちらのご令嬢は新入生ですか。もしや家庭教師を務めていらっしゃった家の?」
「ええ、教え子です」
男性教員の名はグランシア。この方はなんと王国の王弟殿下でいらっしゃいます。
いかに王立学園だからと普通は王族が職員として務めることはまずありません。王族は内政、外交など王国に欠かせない仕事をしなくてはなりませんから、いかに将来有望な貴族の子供相手とはいえ職員として遊ばせるわけにもいかないのです。
ただし例外があり、王族の子供が学園生の場合はその限りではありません。王族が職員になることで学園に通う王子王女が己の立場を振りかざして横暴を働くことを防いでいます。過去に何かやらかした愚か者がいたということでしょう。
私が入学した時点で王立学園には二名の王族が通っています。最上級生の第二王子殿下と新入生の第三王子殿下。王弟殿下にも王子がいらっしゃるので、王弟殿下が学園を離れるのは暫く先になりそうです。
「そうでしたか。ではやるべきこととやらは次の段階に進んだということですか」
「ええ、そうなりますね」
「私も応援していますよ。手伝えることがあれば遠慮なく声をかけて下さい」
「ええ、困ったらそうさせてもらいます」
王弟殿下と先生は雑談を交わしてすれ違いました。王弟殿下を追いかける先輩方が何故か先生を牽制するような視線を送ってきましたが、先生は気に留めずに歩みを止めませんでした。
「先生は今日が初出勤ではなかったんですか?」
「どうしてそんな質問を?」
「だって王弟殿下と親しげに語り合っていましたから」
「とある事情でジャネットに教えるようになる前に知り合ったんですよ。カミーユさんやジャネットに教えていない日は王弟殿下のお子様に教えてました」
そんなの聞いてない。そういえば先生はご自分のことを自分からはあんまり喋らないんですよね。質問すればそれなりに答えてくれますけれど、どうも本質的な部分はあえてはぐらかしてくるような印象も覚えましたっけ。
信頼関係を築けばいつか明かしてくれる、とも期待してましたけれど、ここまでクソボケ……失礼、これはジャネットの言葉でしたね。ここまで秘密主義だとこちらから踏み込まないと駄目なんでしょうね。
「先生。これからもよろしくお願いしますね」
「ええ。この学園生活が有意義になるようになさい」
「その間先生からは色々と聞き出しますから。覚悟しておいてくださいね」
「え、と。お手柔らかに」
先生はぎこちない笑みをこちらに浮かべてきました。
珍しい反応ですけど容赦はしませんからね。
33
あなたにおすすめの小説
魔女見習いの義妹が、私の婚約者に魅了の魔法をかけてしまいました。
星空 金平糖
恋愛
「……お姉様、ごめんなさい。間違えて……ジル様に魅了の魔法をかけてしまいました」
涙を流す魔女見習いの義妹─ミラ。
だけど私は知っている。ミラは私の婚約者のことが好きだから、わざと魅了の魔法をかけたのだと。
それからというものジルはミラに夢中になり、私には見向きもしない。
「愛しているよ、ミラ。君だけだ。君だけを永遠に愛すると誓うよ」
「ジル様、本当に?魅了の魔法を掛けられたからそんなことを言っているのではない?」
「違うよ、ミラ。例え魅了の魔法が解けたとしても君を愛することを誓うよ」
毎日、毎日飽きもせずに愛を囁き、むつみ合う2人。それでも私は耐えていた。魅了の魔法は2年すればいずれ解ける。その日まで、絶対に愛する人を諦めたくない。
必死に耐え続けて、2年。
魅了の魔法がついに解けた。やっと苦痛から解放される。そう安堵したのも束の間、涙を流すミラを抱きしめたジルに「すまない。本当にミラのことが好きになってしまったんだ」と告げられる。
「ごめんなさい、お姉様。本当にごめんなさい」
涙を流すミラ。しかしその瞳には隠しきれない愉悦が滲んでいた──……。
私は本当に望まれているのですか?
まるねこ
恋愛
この日は辺境伯家の令嬢ジネット・ベルジエは、親友である公爵令嬢マリーズの招待を受け、久々に領地を離れてお茶会に参加していた。
穏やかな社交の場―になるはずだったその日、突然、会場のど真ん中でジネットは公開プロポーズをされる。
「君の神秘的な美しさに心を奪われた。どうか、私の伴侶に……」
果たしてこの出会いは、運命の始まりなのか、それとも――?
感想欄…やっぱり開けました!
Copyright©︎2025-まるねこ
婚約者が他の令嬢に微笑む時、私は惚れ薬を使った
葵 すみれ
恋愛
ポリーヌはある日、婚約者が見知らぬ令嬢と二人きりでいるところを見てしまう。
しかも、彼は見たことがないような微笑みを令嬢に向けていた。
いつも自分には冷たい彼の柔らかい態度に、ポリーヌは愕然とする。
そして、親が決めた婚約ではあったが、いつの間にか彼に恋心を抱いていたことに気づく。
落ち込むポリーヌに、妹がこれを使えと惚れ薬を渡してきた。
迷ったあげく、婚約者に惚れ薬を使うと、彼の態度は一転して溺愛してくるように。
偽りの愛とは知りながらも、ポリーヌは幸福に酔う。
しかし幸せの狭間で、惚れ薬で彼の心を縛っているのだと罪悪感を抱くポリーヌ。
悩んだ末に、惚れ薬の効果を打ち消す薬をもらうことを決意するが……。
※小説家になろうにも掲載しています
あんなにわかりやすく魅了にかかってる人初めて見た
しがついつか
恋愛
ミクシー・ラヴィ―が学園に入学してからたった一か月で、彼女の周囲には常に男子生徒が侍るようになっていた。
学年問わず、多くの男子生徒が彼女の虜となっていた。
彼女の周りを男子生徒が侍ることも、女子生徒達が冷ややかな目で遠巻きに見ていることも、最近では日常の風景となっていた。
そんな中、ナンシーの恋人であるレオナルドが、2か月の短期留学を終えて帰ってきた。
「きみ」を愛する王太子殿下、婚約者のわたくしは邪魔者として潔く退場しますわ
間瀬
恋愛
わたくしの愛おしい婚約者には、一つだけ欠点があるのです。
どうやら彼、『きみ』が大好きすぎるそうですの。
わたくしとのデートでも、そのことばかり話すのですわ。
美辞麗句を並べ立てて。
もしや、卵の黄身のことでして?
そう存じ上げておりましたけど……どうやら、違うようですわね。
わたくしの愛は、永遠に報われないのですわ。
それならば、いっそ――愛し合うお二人を結びつけて差し上げましょう。
そして、わたくしはどこかでひっそりと暮らそうかと存じますわ。
※この作品はフィクションです。
十三回目の人生でようやく自分が悪役令嬢ポジと気づいたので、もう殿下の邪魔はしませんから構わないで下さい!
翠玉 結
恋愛
公爵令嬢である私、エリーザは挙式前夜の式典で命を落とした。
「貴様とは、婚約破棄する」と残酷な事を突きつける婚約者、王太子殿下クラウド様の手によって。
そしてそれが一度ではなく、何度も繰り返していることに気が付いたのは〖十三回目〗の人生。
死んだ理由…それは、毎回悪役令嬢というポジションで立ち振る舞い、殿下の恋路を邪魔していたいたからだった。
どう頑張ろうと、殿下からの愛を受け取ることなく死ぬ。
その結末をが分かっているならもう二度と同じ過ちは繰り返さない!
そして死なない!!
そう思って殿下と関わらないようにしていたのに、
何故か前の記憶とは違って、まさかのご執心で溺愛ルートまっしぐらで?!
「殿下!私、死にたくありません!」
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
※他サイトより転載した作品です。
初恋の人と再会したら、妹の取り巻きになっていました
山科ひさき
恋愛
物心ついた頃から美しい双子の妹の陰に隠れ、実の両親にすら愛されることのなかったエミリー。彼女は妹のみの誕生日会を開いている最中の家から抜け出し、その先で出会った少年に恋をする。
だが再会した彼は美しい妹の言葉を信じ、エミリーを「妹を執拗にいじめる最低な姉」だと思い込んでいた。
なろうにも投稿しています。
私は彼に選ばれなかった令嬢。なら、自分の思う通りに生きますわ
みゅー
恋愛
私の名前はアレクサンドラ・デュカス。
婚約者の座は得たのに、愛されたのは別の令嬢。社交界の噂に翻弄され、命の危険にさらされ絶望の淵で私は前世の記憶を思い出した。
これは、誰かに決められた物語。ならば私は、自分の手で運命を変える。
愛も権力も裏切りも、すべて巻き込み、私は私の道を生きてみせる。
毎日20時30分に投稿
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる