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ヤミイ

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 僕はどうやらそのまま力尽きて眠ってしまったらしい。
 次に意識を取り戻すと、そこはベッドの中だった。
 最後まで姿を見せなかったあの”誰か”が、僕をベッドまで運び上げてくれたのだろうか。
 床のノートパソコンもテーブルの上に戻され、隠し戸棚の扉も閉まっている。
 シーツをめくり、身を起こしてみると、相変わらず僕は全裸だった。
 ただ、ペニスからはカテーテルがはずされており、身体中からボディソープか入浴剤のような匂いがする。
 僕をベッドに寝かせた”誰か”は、親切にも汚れた躰を綺麗に拭いてくれたようだ。
 あれだけ射精したにもかかわらず、僕のペニスはピカピカに磨かれたように輝き、硬く反り返っている。
 もう朝なのか。
 僕は勃起した陰茎をつまんで包皮の中を覗き込み、改めてそう思った。
 この現象は、明らかに朝勃ちである。
 眠っている間に僕の精巣はまたかなりの量の精液を増産したに違いない。
 鋭い尿意を覚えて、ベッドから起き上がり、床に裸足の足の裏をつけた時だった。
 ノックもなしにドアが開き、ホームドクターの塁が顔をのぞかせた。
「起きた? ダイニングでジュリが待ってるわ」
 塁はきちんと化粧をして、その立場にふさわしく、白衣に着替えている。
 ただ、白衣といっても躰に貼りつくようなボディコンシャスのミニワンピースで、露出度はひどく高い。
「服はいらないでしょ? あなたたち、この三日間、ずっと全裸で暮らしてきたんだから」
 僕の貧弱な裸体を好色そうに眺めながら、塁が言う。
「ええ、まあ」
 僕はうなずいた。
 一度、煽情的なブリーフを穿かせられたことがあるけれど、それ以外、僕と先生はずっと全裸だったのだ。 
 塁がなまじ服を着ているだけに、自分の裸が必要以上に意識され、僕はますます硬く勃起した。
 収穫前の青バナナみたいに弓なりに反った怒張ペニスが、へその下を皮被りの亀頭でぺチンと打った。
「ただ、その前に、トイレに行かせてもらえませんか? 膀胱が、ぱんぱんに張っちゃって…」
 下腹を軽く押さえて訴えると、塁が綺麗に描いた眉をひそめた。
「その勃起具合では、トイレで用を足すのは難しそうね。尿が便器の外に飛び散りかねないわ」
「大丈夫です。女の人みたいに、座ってしますから」
「それでも無理じゃない? その硬さじゃ、便器に入るように、そのちんちん、折り曲げられないでしょう?」
「は、はあ…。じゃあ、どうしたら?」
「いいわ。私が飲んであげる」
 妖艶に微笑むと、塁が予想外の言葉を口にした。
「え?」
 絶句する僕に、
「そんなこともあろうかと思って、これも持ってきたの」
 そう告げると、白衣のポケットから取り出したのは、またしても…。

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