Ｒ指定

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　アダルトグッズのうち、ふたつはきのう使用したものに似ていた。
　チクワのような形の器具はペニスを責めるオナホール、黒光りするナスみたい物体はアナル用バイブだろう。
　ただ、きのう使ったものに比べ、オナホは少し小ぶりで、逆にバイブは大きめだ。
　問題は、もう一種類である。
　ふたつセットのそれは、これまでに見たことのない物だった。
　透明な吸盤の頂に、ピンクのボッチが飛び出ている。
　形は、そう、女性の乳房そっくりだ。
「これは？」
　透明な吸盤を手に取り、裏返しにして内側を確かめながら、僕はたずねた。
　吸盤の裏側、ちょうどボッチの真下あたりにブラシ状のものが突き出ている。
　指で触れると、風車みたいにた易く回転した。
「乳首ローターだよ。君は乳首責めが好きだろう？」
　にやりと微笑んで、先生が言った。
「まず、カップを乳房に押しつける。すると、中が真空状態になって乳首がキュッと吸引されるんだ。更に、左右のブラシがランダムに回転して乳首を刺激してくれるから、多種多様な刺激が味わえる。カップはもちろん、肌に直接触れる部分にはシリコン素材を使用しているから、男でも女でも自然な着け心地で心配ない。そのうえ操作はワイヤレスで、自分ひとりでも片手で両胸を刺激できるスグレモノだ」 
「ち、乳首ローター…」
　僕はそのいやらしい響きに陶然となった。
　オナホとアナルバイブだけでも十分に失神ものなのに、そのうえそんな秘密兵器が…。
　3つのいやらしい器具に責められる、女装した半裸の美少年ー。
　その強烈なイメージが一瞬脳裡に閃き、射精直後だというのに股間で肉棒がびくりとうごめいた。