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「え? 大丈夫なんですか? そんなの、彼がうんと言わないんじゃ、ありません?」
柚葉が、確認するように上目づかいで僕を見た。
「問題ないですよ。だって、今の先生には自分の意志なんてないんですから。ほら、この通り」
僕は、故意に先生の肛門に突き立てた人差し指に力を込めた。
「ああっ」
太腿の腱をたわませ、平らな腹に割れた筋肉を浮き立たせながら、ぐっと切なげにブリッジする先生。
濡れそぼった怒張陰茎を、もっと触って欲しがっているのだ。
その証拠に、じゅわっと先生の熱い肛門汁が僕の右手を伝う。
「僕もそうなんですが、実は先生の直腸の奥に、アナルローターなる大人の玩具が仕込んであるんです。ワイヤレスで操作する携帯用アダルトグッズなんですけど、そのリモコンが僕のコートのポケットに入っていて、僕のローターは『弱』、先生のローターは『強』に設定してあります。だから、僕は何とか耐えられてるんですが、先生はもう・・・」
そう言いながら、人差し指で、先生の直腸の奥に埋まったローターをぐいっと押し込んでやった。
「きゅうっ」
先生が白目を剥き、赤剥けの亀頭の先端からまた白濁液をにじませた。
「アナル、ローター? よくわからないんですけど、そんなもの、その、お尻の中に入れて、痛くないんですか」
いかにも興味津々といったまなざしで、虫みたいにひくつく先生の裸身を見つめながら、柚葉が訊いてくる。
「男だけに備わっている前立腺という臓器をご存知ですか?」
「ええ、一応こう見えても、看護部の学生なので。前立腺は、確か造精や男性器の勃起に関係がありましたよね」
「さすがよくご存知で。その前立腺ですが、実は、直腸の奥の前壁に面しています。だから、直腸にローターを埋め込んで振動させると、薄い壁一枚を通して、前立腺自体を自由に刺激できるわけです」
「なるほど、前立腺といえば、勃起中枢ですものね・・・。そこを直接愛撫される快感は、きっとすごいものなんでしょうね」
「ええ、ものすごいですよ」
僕は我慢汁に濡れた自分の男根を顎で示してみせた。
包皮の後退しかけた僕の勃起肉筒の先では、現在ピンクの亀頭が少し覗いていて、鈴口に露を溜めているのだ。
「いくら射精しても、すぐ勃ってきてしまいます。これを医学的には、ドライオーガズムというそうで」
「ドライオーガズム・・・。だからあなたのも、あんなに硬かったんですね」
柚葉が先生の肉棒と僕の肉棒を、それぞれの手で比べるように握った。
「素敵・・・。どっちも硬くて、たくましい・・・。特にあなたのは、中学生のモノと思えないほど発達してる・・・」
ショタの気のある柚葉の関心は、ともすれば僕のほうに向きがちだ。
でも、今の僕にはその気はないのだから、ここは先生攻略に協力させなければならない。
「それはともかく、まず、先生にひとりフェラチオを。手伝ってくれますね?」
「あ、はい。そうでした。もちろんです」
柚葉がハッと我に返ったように、眼鏡の奥で眼をぱちくりさせる。
「でも、どうやって?」
「簡単です。あなたは反対側に回ってください」
僕は先生の頭の側に回り、柚葉を足の側に立たせた。
「まず、先生に、ちんぐり返しの体位を取らせます。そしたら僕が、先生の両足を持って・・・」
「ちんぐり返し、ですか?」
柚葉が目元を桜色に染めた。
「また、ずいぶんエッチな名前の体位なんですね」
「実物を見ればわかります」
僕はニヤッと笑ってみせた。
「男として、最高に恥ずかしい恰好ー。それが、このちんぐり返しなんです」
柚葉が、確認するように上目づかいで僕を見た。
「問題ないですよ。だって、今の先生には自分の意志なんてないんですから。ほら、この通り」
僕は、故意に先生の肛門に突き立てた人差し指に力を込めた。
「ああっ」
太腿の腱をたわませ、平らな腹に割れた筋肉を浮き立たせながら、ぐっと切なげにブリッジする先生。
濡れそぼった怒張陰茎を、もっと触って欲しがっているのだ。
その証拠に、じゅわっと先生の熱い肛門汁が僕の右手を伝う。
「僕もそうなんですが、実は先生の直腸の奥に、アナルローターなる大人の玩具が仕込んであるんです。ワイヤレスで操作する携帯用アダルトグッズなんですけど、そのリモコンが僕のコートのポケットに入っていて、僕のローターは『弱』、先生のローターは『強』に設定してあります。だから、僕は何とか耐えられてるんですが、先生はもう・・・」
そう言いながら、人差し指で、先生の直腸の奥に埋まったローターをぐいっと押し込んでやった。
「きゅうっ」
先生が白目を剥き、赤剥けの亀頭の先端からまた白濁液をにじませた。
「アナル、ローター? よくわからないんですけど、そんなもの、その、お尻の中に入れて、痛くないんですか」
いかにも興味津々といったまなざしで、虫みたいにひくつく先生の裸身を見つめながら、柚葉が訊いてくる。
「男だけに備わっている前立腺という臓器をご存知ですか?」
「ええ、一応こう見えても、看護部の学生なので。前立腺は、確か造精や男性器の勃起に関係がありましたよね」
「さすがよくご存知で。その前立腺ですが、実は、直腸の奥の前壁に面しています。だから、直腸にローターを埋め込んで振動させると、薄い壁一枚を通して、前立腺自体を自由に刺激できるわけです」
「なるほど、前立腺といえば、勃起中枢ですものね・・・。そこを直接愛撫される快感は、きっとすごいものなんでしょうね」
「ええ、ものすごいですよ」
僕は我慢汁に濡れた自分の男根を顎で示してみせた。
包皮の後退しかけた僕の勃起肉筒の先では、現在ピンクの亀頭が少し覗いていて、鈴口に露を溜めているのだ。
「いくら射精しても、すぐ勃ってきてしまいます。これを医学的には、ドライオーガズムというそうで」
「ドライオーガズム・・・。だからあなたのも、あんなに硬かったんですね」
柚葉が先生の肉棒と僕の肉棒を、それぞれの手で比べるように握った。
「素敵・・・。どっちも硬くて、たくましい・・・。特にあなたのは、中学生のモノと思えないほど発達してる・・・」
ショタの気のある柚葉の関心は、ともすれば僕のほうに向きがちだ。
でも、今の僕にはその気はないのだから、ここは先生攻略に協力させなければならない。
「それはともかく、まず、先生にひとりフェラチオを。手伝ってくれますね?」
「あ、はい。そうでした。もちろんです」
柚葉がハッと我に返ったように、眼鏡の奥で眼をぱちくりさせる。
「でも、どうやって?」
「簡単です。あなたは反対側に回ってください」
僕は先生の頭の側に回り、柚葉を足の側に立たせた。
「まず、先生に、ちんぐり返しの体位を取らせます。そしたら僕が、先生の両足を持って・・・」
「ちんぐり返し、ですか?」
柚葉が目元を桜色に染めた。
「また、ずいぶんエッチな名前の体位なんですね」
「実物を見ればわかります」
僕はニヤッと笑ってみせた。
「男として、最高に恥ずかしい恰好ー。それが、このちんぐり返しなんです」
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