R指定

ヤミイ

文字の大きさ
661 / 855

653

しおりを挟む
 僕と先生は、互い違いに刺さったコンセントだった。
 塁がロープの動きを自動にしたため、先生の洋梨型の裸体が上下し始め、人間杭打機となって、僕を突いた。
 むろん、僕も負けてはいられない。
 作用反作用の法則そのもので、突かれたら突き返す。
 お互いの亀頭が直腸を直撃し、前立腺に快感を与えては、すぐにずぼずぼ抜かれていく。
 抜かれる時が、また愉悦の極みだった。
 肛門汁でぬるぬるに濡れた太い二本の陰茎が、ふたつの菊門からヌラヌラ光って現れる。
 が、完全には抜けはしないのだ。
 肛門の出入り口の括約筋に亀頭のエラが引っかかったところで、先生のお尻はまた下降に入る。
「あっ…ああっ…くううんっ…」
 先生が身悶えする。
 形のいい、筋肉でできた桃のようなお尻が僕の下腹に密着し、ぶちゅっと肛門汁をぶちまける。
 僕はここを先途とばかりにちんぐり返しの体勢から、更に下半身を持ち上げて真下から先生を突き上げる。
「先生の、ちんちん…すごく、硬い…」
「お、おまえの、こそ…ああっ」
 互いの肛門を貫き合い、淫語を紡ぎ合う。
 そのうちに、塁はようやくどちらの側につくか、決めたようだった。
 自由になった両手を伸ばすと、いきなり先生の両乳首を指でつまんだのだ。
「あんっ、ち、ちくびいっ」
 喜びの声を上げる先生。
 ロープによる上下運動により、先生の乳首が斜め上と斜め下に引っ張られ、ゴムのおしゃぶりのように伸びた。「そういえば、あなた、これ、好きだったわね。男のくせに」
 ハアハアハア喘ぐ先生を嫉妬に狂った目でにらみつけ、塁がなじった。
「千切れそうなくらい、引っ張ってほしいのよね」
 寮の太腿の間から顔を出した先生は、半眼になり、口の端から舌を垂らしている。
 乳首はたくましい太腿に隠れそうになっているのだが、今は塁に引っ張られ、その伸び具合が僕の目にもよく見える。 
「これなら、どうかしら?」
 塁が、縄跳びの縄を回すように、上下に先生の乳首を振り始めた。
「あんっ! あんあんあんっ!」
 口をパクパクさせて、真っ赤な顔で先生が喘ぎまくる。
 ああ、なんていやらしい…。
 僕は完全勃起せずにはいられない。
 乱れる美青年のアクメ顔ほどそそるものはないからだ。
 僕の勃起陰茎に巻きついた先生の直腸が、引き絞られるようにきつく収縮し、
「ぎゅう、きゃはうっ!」
 僕は陰嚢からこみあげる精子を懸命に抑えつけねばならなかった。
 

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

BL短編集

田舎
BL
タイトル通り。Xくんで呟いたショートストーリーを加筆&修正して短編にしたやつの置き場。 ※こちらは激しい描写や♡描写のない作品となります。

仕方なく配信してただけなのに恋人にお仕置される話

カイン
BL
ドSなお仕置をされる配信者のお話

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

処理中です...