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ヤミイ

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 塁が両手に二本の勃起陰茎を握り、それぞれの亀頭の先を、僕と先生のお尻の割れ目に当てた。
 入口に亀頭を少しめり込ませ、陰茎が弾性で跳ね戻らないように固定する。
 十分固定されたのを確かめて、壁の操作盤でロープの駆動スイッチを入れた。
 先生を吊るしたロープが緩み、洋梨型の裸体が下降した。
 少し緩んだだけで、ずぶりずぶりと立て続けに湿った音が響いた。
「きゅんっ」
「きゃふっ」
 僕と先生は同時に鳴き声を上げていた。
 互いの亀頭が、肛門の括約筋を押し広げて、中に侵入してきたからである。
 僕は肛門の内側に、焼きごてを突っ込まれたような熱さを感じていた。
 先生の勃起陰茎は、恐ろしく太く、そして、硬かった。
 肛門から直腸に続く空洞をみっしりと先生の筋肉棒が埋め尽くし、内壁を擦り上げながら僕を貫いてくる。
「ああ、あああ、ああああっ!」
 あまりの気持ち良さに、僕は両手で抱えた太腿をもっと強く胸に押しつけた。
 そうすることによって肛門が突き出て、先生との接触面積が広くなるからだ。
 僕と先生は、お互い股間を剃毛した変質者同士である。
 それだけに、余分な陰毛に邪魔されることなく、相手の性器を根元から隈なく味わうことができるのだ。
 先生の卑猥な男根がずぶずぶ地面に穴を穿つように進んできて、やがて先の尖った亀頭が直腸に到達した。
 肉の矢尻のように怒張した亀頭は、肛門と直腸の境目の筋肉の輪を無理やり突き抜けると、一気に奥の壁に突き刺さった。
「あふ」
 快感が迸った。
 アナルスティックを突っ込まれた時と同じだった。
 僕はのけぞり、泡を吹いた。
 前立腺を背後に控えた隆起部分を、熱く硬い亀頭で直撃されたのだ。
 目が回る。
 なんだ、これは。
 き、気持ち、よすぎるじゃないかー。
「ハアハアハア・・・」
 先生の喘ぎ声も更にせわしくなっているのは、先生の直腸内で僕の陰茎がまたひと回り太く膨張したせいだ。
「ふふ、ふたりとも、感じまくってるわね」
 塁の声がした。
「でも、本番は、これからよ。いよいよロープの動きを、自動ピストン運動に切り替えるからね」 


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