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ヤミイ

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 鏡に映る先生の痴態は、見ているだけで射精しそうになるほどいやらしい。
 その原因のひとつは、先生の反応の良さだった。
 凌辱されればされるほど、全身で悦ぶのだ。
 躰中の筋肉を浮き立たせ、指を突っ張り、肌にさざ波を立て、屹立した肉の塔を震わせ、肛門から汁を流し…。
 先生は普段、なまじ見栄えのする美青年だけに、そのギャップが卑猥すぎるのだ。
 あの、眼鏡の似合う知的でクールな美形が、ここまで乱れるなんて…。
 着衣の下に、スリムでいながら、ここまで逞しい肉体が隠されていたなんてー。
 それに、綺麗に剃毛したあの股間の猥褻さときたら…。
 しかも、そのつるりとした丘の中心からそびえ立つ男性用生殖器官は、長さも太さも常人の倍は優にあるー。
「もっとどんどん精子を作りなさいよ。早くこのしわくちゃの袋をパンパンにするの!」
 復讐の念に憑りつかれた塁が、先生の躰を縦横無尽に弄り回している。
 指で、口で、道具で、ありとあらゆる穴や突起を責めている。
「ああんっ、だ、だめっ」
 先生が喘ぎ、痙攣を繰り返すと、密着した僕にもその振動が伝わってくる。
 オナホの中で僕の陰茎にくっついた先生の男根は、溶鉱炉の中の鉄の棒のように熱く、硬くなっている。
 だが、その僕も、もう、鏡の中の先生の姿に集中していられない。
 欲情したジュリが、乳首責めを中断して、新たな攻撃を仕掛けてきたのである。
「あたしのも咥えなさいよ」
 そう言うなり、股間から急角度で勃起したあの長槍状のペニスを、僕の口に突っ込んできたのである。
 そして、両手を伸ばすと、根元を紐で括られた僕と先生の勃起陰茎を、オナホの上から握って扱き出したのだ。
「はぐっ」
「ああう、あひいっ!」
 のけぞる僕ら。
 ジュリは僕の口に凶器と化したペニスを突き立て、毬のように弾力のある乳房を僕の胸に押し当てながら、両手を烈しく動かして二本の男根を扱きまくる。
 ジュリの巨乳と凝った乳首の感触、肛門の中で暴れる双頭バイブの振動、口に突っ込まれたペニスの味わい、そこにオナホごと、先生のチンポごと扱かれるひりつくような快感が加わって、僕はぐんぐん高まっていく。
 けれどー。
 今回は、その後の展開がいつもと違っていた。
 先生と僕が、今晩何度目かの射精にまで上り詰めようとした瞬間、ジュリが言ったのだ。
「ここでストップ! まだ、出させないで!」


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