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ヤミイ

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 突然ロープがゆるみ、僕らはどすんとベッドの上に落とされた。
 僕と先生は、肛門同士を双頭バイブで連結させ、勃起ペニス同士をオナホで束ねられたまま、全裸で仰臥した。
「あああ…」
 双頭バイブのうねりに恍惚となり、先生が身悶える。
 筋肉質の躰を切なげにわななかせ、骨盤の形も露わな腰をぐいっと持ち上げる。
 その淫らな姿が鏡に大写しになると、塁がごくんと唾を飲み込んだ。
 先生のつるすべの腋の下から立ちのぼる男の匂いに、僕も欲情せずにはいられない。
「はああ…くうん」
 先生の動きにつられ、僕の肛門の中でバイブが角度を変え、束ねられた怒張恥棒が捩じられた。
「次は、どうするの?」
 物欲しげに煩悶する二体の男の裸体に目をぎらつかせて、塁がジュリに訊く。
「あなたも、もう、いい加減、限界でしょう? だから、特別に許してあげる。あなたのその淫乱なおまんこで、こいつらふたりを同時に犯すのを」
 僕と先生のペニスのつけ根を縛った紐をほどき、オナホを外すと、ジュリが答えた。
「ふたり同時…? どういうこと?」
 塁の顔に淫蕩な表情が浮かんだ。
「簡単なことよ。ふたりをこうして仰向けにしておいて、その上にあなたがまたがるの。そうして、この猛り立った性器を二本同時に咥え込む」
「そんな…。私にできるかしら?」
 塁の鼻息が荒くなる。
 想像するだけで興奮してきたようだ。
「ふたなりのあたしにできたんだから、真正の女のあなたなら余裕でしょ? 女の膣や子宮は出産にも耐えられるようにできてるのよ。いくら特大サイズでも、ペニスの一本や二本、わけないわ」
 言いながら、ジュリは手際よく作業を進めていく。
 僕らの亀頭から尿道スティックを引き抜くと、エラの下あたりをテープで巻き始めた。
 オナホやスティックをつけたままでは、塁との性交の邪魔になる。
 かといって、二本が離れてしまっては、元も子もない。
 そのため、大して障害にならないテープで緊縛することにしたのだろう。
 尿道スティックを抜かれる瞬間が、また快感だった。
 その一瞬、僕と先生は申し合わせたように小声で喘ぎ、鈴口から透明なカウパー腺液を滲ませた。
「あなたが十分に堪能したら、その後、あたしも参加する。ふたりでもっともっと凌辱してやるの。この恥を知らない変態性欲者たちを」
 ジュリの声には、勝ち誇ったような響きと、かすかな憎しみがこもっているようだった。

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