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ヤミイ

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「あなたたちは、あたしが合図するまでしばらく彼で遊んでて。まだやり足りないでしょ?」
 声を潜めて僕らにそう告げると、ジュリは背後に立つアキラに向かって形のいいヒップを突き出した。
「ヴァギナもいいけど、先にアナルを試してくれない? 見ての通り、あたしはどっちでもいけるのよ」
「はは、そりゃあいい。ひとつの身体で二度楽しめるっていうわけか」
 アキラは、大きな目を子供のように無邪気に輝かせている。
「ええ。アナルを犯されながら、クンニされるのって、もう最高」
「さすが奇形の”ふたなり”だな。おいらもそんな身体に生まれたかったよ」
 アキラがもぞもぞと腰の位置を変え、ジュリのアナルに亀頭を押し当てようとしている。
 ジュリが目で合図してきたので、僕は彼女の指示通り、しばらく先生攻略に神経を集中することにした。
 それは塁も同様だった。
 互い違いに密着した僕と先生の勃起ペニスを両手でつかみ直すと、擂り粉木を回すように扱き始めた。
「あふ」
 僕は呻いた。
「あんっ」
 先生がのけぞった。
 硬い先生の海綿体に僕自身の海綿体が押しつけられ、ゴリゴリこすれ合うのは、涙ぐむほど気持ちがいい。
 のけぞった先生の逞しい胸板には、薔薇色の突起がツンツンになって突き出ている。
 男にしては長いその突起を、僕は両手の指でつまみ、コリコリと互いに逆方向にねじってやる。
「ああん、ち、ちくび…い、いい…」
 乳首責めに極端に弱い先生が、塁の手の中で勃起ペニスをびくんと跳ね上げた。
「本当に、いやらしい人ですね」
 コリコリを続けながら、僕は先生を挑発する。
「どうしてほしいのか、もっと大きな声で、言ってごらんなさい」
 先生が、すがるような流し目で僕を見た。
 僕はアキラとは違う。
 ただ乱暴にするだけが、乳首責めじゃない。
 たとえあなたが無痛症の、完全なるマゾヒストだとしても、愛撫には肉への愛がなければならないはずなのだ。
「もっと、強く…」
 筋肉質の男の身体を女性のようにくねらせながら、先生が喘ぎ声の下から、言った。
「強くって、どこを、どうしてほしいんです? ちゃんと言わないと、わからない。言わないんなら、僕たち、ここでやめちゃいますよ?」
「だ、だめ! や、やめないで!」
 先生の口から、物欲しげに舌先がチロチロ出る。
 いい加減アキラに高められたところに、僕と塁の愛撫にさらされて、頭の中がいやらしいことでいっぱいなのだ。
「もっと、強く、乳首を弄って…にゅ、乳頭も…」
 ねちゃつく口調で、ついに、先生が言った。
 開いた口の中で、唾液が糸を引いている。
 先生の睦言に僕が指に力を籠めると、同時に塁も動いた。
 両手の回転を加速させたのだ。
 と、次の瞬間、先生が硬直し、そして叫んだ。
「もっと、強く、チンポを、擦って…あああっ! そ、そこおっ!」
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