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第一部
二人の関係
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穢れのないレオンに対して、俺も少しは誠実にならなければいけない。
「レオン。俺の話も聞いてくれ」
「はい、ジルベール様」
緊張で声が震える。俺にはレオンがいる――四大公爵家子息でなくとも、王家の血が一切流れてなくとも、英雄でなくとも……何事にも変え難い財産を持っていた。なぜ今まで気が付かなかったのか。
「今まですまなかった。俺は自分がギファルド家子息で、おまえが平民の子だと傲っていた。常に自分のことばかりで、おまえの気持ちなど考えようとしたこともなかった。屋敷を出てからずっと後悔していた……当たり前に思っていて、おまえにどれだけ酷いことをしていたなど、気が付いていなかった。俺は何て愚かだったのか。いまさら赦してほしいなんて図々しいのは分かっている。だがもう離れるのは嫌だ。本当に申し訳ない」
「ジルベール様、もったいないお言葉です」
目の前がぼやけてくる。でもそれと同時に、今まで溜まっていた想いも溢れ出す。
「レオン……これからも側にいてくれるか? 平民に落ちた俺が言うのもおこがましいが……」
「ジルベール様。身分など関係ございません、私はジルベール様という人間を尊敬し、お仕えしているのです」
「ありがとう。やっと俺はおまえと向き合える……」
「ジルベール様……」
「おまえのこと、大事にしないとだな。ガイが教えてくれた」
「………………」
「どうした?」
常に冷静で負の感情を見せないはずのレオンが黙った。あれ? 俺、何か間違えた?
「ジルベール様……」
「何だ?」
「こんなことを言うのはジルベール様を困らせるだけと承知なのですが……ガイさんとはどのようなご関係なのでしょうか?」
「は? 普通に助けてもらった恩人だけど」
「……恩人には『ジル』と、親しみを込めたあだ名で呼ばせるのですか?」
ああ、嫉妬だ。滅多に自身の感情を表に出さないレオンが……簡単に見て取れるほどの想いを言葉に込めている。
「そりゃあジルベールと名乗って万が一素性が分かったら困るだろ」
「――本当にそれだけの理由ですか?」
「そうだ」
「失礼なことと分かっていますが、その、体の関係とかは……あったのでしょうか?」
「ないぞ」
「触れられたりとかも全くないと?」
「ああ、ない――あっ……」
「え、あったのですね?」
「いや、違う! 未遂だ」
「未遂とは? どのような状況でそうなったのでしょうか」
あれ――俺、詰問されている? やっぱり立場が逆転している気が……
「溜まってるって言ったら、抜くの手伝うってなっただけだ」
「そう言われてジルベール様は触らせたのですね。ガイさんのことが好きなのですか?」
「は? なんでそうなるんだよ。普通に手でされただけだ」
「私は好きな人以外とそのような行為をすることは考えられません。やはりジルベール様、少なからずガイさんに好意があるのではないですか?」
レオンの意外な嫉妬深さに俺は驚き、言わなくていいことまで口走ってしまった。
「ガイは好きだけど、それは恩人としてだ。そういう意味では好きじゃない。それにちゃんと挿れられるのは断ったから」
「え、今なんと仰いました? 『挿れられるのは断った』と聞こえたのですが、ということは先ほどジルベール様が仰った『手でされただけ』というのは間違えですか?」
やばい、結構怒ってる。
「間違いじゃない。俺が手でされてる時にガイが準備しようと潤滑剤を付けてきて……でも断ったし、話してたら萎えたから結局出してもないぞ!」
いや、どう考えても偉そうに言う内容じゃないな。というか何で俺はレオンにこんな恥ずかしいことを白状させられてるんだ……
「ガイさんはジルベール様に好意がありそうですが……」
「いや、どちらかというと普通にその場のノリでしようと思っただけだと思う」
レオンは納得した感じではない。
「ガイさんとのことがあったから、そちらのほうが良くて、私に――その……挿れることを提案されたのはないのですか?」
「それは違う、本当にしてない。ただ俺が……なんて言うか、挿れる方が主導権を握ってるというか……上だと、愚かだがそういう風に考えていたからだ。だから俺達の立場が変わって、レオンも男だし実際はそっちをしたいんだろうと思ってしまった。軽率だった、すまない」
まだ完全に信じきれてない顔のレオンだ。
それなら仕方ない――多分、レオン性格と今までのやり取りを考えると、弁解するよりもこっちの方が効果がある気がする。
「レオン」
以前のような従者を呼ぶ声に対して、すぐさま次の言葉を待つ姿勢になった。
「俺の言うことを疑うのか? まさかその権利がおまえにあるとでも?」
レオンが顔をあげた。見開いた瞳に映るのは――絶対的な神だ。
「ジルベール様っ、申し訳ございません。ジルベール様のことを疑って問うなど……出過ぎた真似をいたしました」
ああ……やはり、おまえはそうでないと。
「レオン。おまえは俺のことを好きと言うならなぜ信じない? 信じられないということは、おまえの気持ちも大したことがないのか?」
「いえ、決してそのようなことは……」
「俺の言うことだけ聞いていればいいんじゃないのか? 好きならどんな理不尽な要求でも受け入れられると思うが?」
「申し訳……ございませんでした。ジルベール様、私を……見捨てないでください」
「ならその恭順さを行動で示してみろ。俺を満足させられたら許してやる」
「ありがとうございます。ジルベール様」
レオンがゆっくりと俺の方を向いた。青色と緑色の瞳が交差する――ああ、その目だ。俺しか映していない。俺に縋り、俺から与えられる命令を待ちわびている。
俺は奉仕しろと言ったはずなのに、たまらず自分から唇を重ねた。舌を入れ口蓋をなぞり、息が苦しくなるまでレオンの蜜を吸う。右手でさらさらな漆黒の髪をすくと、レオンもまた俺の神々しい金髪を愛おしそうに撫でた。
さっき一度出したのに、またすぐに下半身は反応し硬さを取り戻している。もちろんレオンのも、言い合う前からずっと勃っているのを知ってる。でもレオンは訓練時を除いて俺に、『こうしてほしい』と言ったりとか、俺の命令を『嫌だ』と断ったこととか一度もない。
俺はまるで親が子に与える無償の愛を、レオンに無意識ながら要求していたのか……自分がレオンより上の立場だとずっと勘違いしていたが、実際は俺の方がレオンの手のひらで転がされていたのかもしれない。
レオンがどうしようもなく可愛い、俺のものだ――誰にも渡したくない。
俺はレオンの服を上からゆっくりと脱がせていく……雰囲気のためだけじゃなく、緊張して戸惑いながら。
やっとのことで全て脱がせ終わると、俺はレオンをベッドに座らせ、前にしゃがみこんだ。すでに何回も見たレオンの性器だが、好きだと自覚してからは初めてだ。自分のものと同じはずなのに尊く神聖なもののようにすら感じる。
ああ――早くレオンを気持ち良くさせたい。
ゆっくりと顔を近づけていき、立ち上がっている根本の部分に唇で触れようとしてレオンに止められた。
「ジルベール様、ジルベールにそのようなことをさせられません! 私は大丈夫ですので、私が……」
「レオン、まだ分からないのか?」
「え……?」
「俺が全てなんじゃないのか? 違うのか? 俺に逆らうなら、おまえの気持ちを受け入れることはできないが?」
「あっ、申し訳、ございません……ジルベール様……」
「レオン。レオンも俺を受け入れろ」
「――はい、ジルベール様」
レオンがしていたのを思い出しながら、舌の先で芯の部分だけを少しずつ小刻みに舐めていく。多分これでは物足りないはずだ。だが決してレオンは言わない。
段差のある部分に舌を這わせると、レオンの体がビクっと動き、羞恥心を含んだ声が漏れた。
「んあっ、ん――」
一番上の窪みのところに唇でそっと触れ、舌の裏側で感触を確かめるようになぞる。先端の赤く開いた部分からはとろとろと透明な液が流れており、口を閉ざして要求しないレオンの代わりに渇望しているかのようだ。その敏感なところを念入りに可愛がりながら、手で硬い茎を上下に揺らす。
レオンがどうやって欲しいのか言わないから、反応を確かめて見極めるしかない。
「ここが好きなのか?」
「ゔ……あんっ……あ、んっん、あ」
以前はさせることしか頭になかったのに、させられているレオンは屈辱を感じていると思っていたのに。今それをしている俺は、そんな感情とは完全に遠いところにいる。
昔の俺の態度では、自分の要求を口にするなど恭順な使用人だったレオンにとって有り得ないことだったのは理解できるが……今はもう言ってもかまわないのに。むしろ――気持ち良さに負けたレオンが懇願する姿を見たい。快楽堕ちってやつ。想像しただけでもやばいのに、実際にされたらどうなるのか。
少しずつ強さと速度を早め、喉の奥まで入れて口全体で包みこむと、レオンの身体がびくっと震え、どくどくと液体が口内に流れ込んできた。勢いのあまり飲み込んだが、むせてしまった。変な味だ。
「ジルベール様っ、申し訳ございません。大丈夫――でしょうか?」
「ああ、平気だ。だが――美味しくないな」
「すみません……」
「いや、急だったから少し驚いたが、吐き出さなかったのは俺だ。あまり飲みたいものではないが――レオンのものだと思うと大丈夫だ」
「ジルベール様……次はもう一度私が……」
「いや、さっきのだけで十分だ。それより――早く挿れたい。レオン、いいか?」
「はい、ジルベール様」
「レオン。俺の話も聞いてくれ」
「はい、ジルベール様」
緊張で声が震える。俺にはレオンがいる――四大公爵家子息でなくとも、王家の血が一切流れてなくとも、英雄でなくとも……何事にも変え難い財産を持っていた。なぜ今まで気が付かなかったのか。
「今まですまなかった。俺は自分がギファルド家子息で、おまえが平民の子だと傲っていた。常に自分のことばかりで、おまえの気持ちなど考えようとしたこともなかった。屋敷を出てからずっと後悔していた……当たり前に思っていて、おまえにどれだけ酷いことをしていたなど、気が付いていなかった。俺は何て愚かだったのか。いまさら赦してほしいなんて図々しいのは分かっている。だがもう離れるのは嫌だ。本当に申し訳ない」
「ジルベール様、もったいないお言葉です」
目の前がぼやけてくる。でもそれと同時に、今まで溜まっていた想いも溢れ出す。
「レオン……これからも側にいてくれるか? 平民に落ちた俺が言うのもおこがましいが……」
「ジルベール様。身分など関係ございません、私はジルベール様という人間を尊敬し、お仕えしているのです」
「ありがとう。やっと俺はおまえと向き合える……」
「ジルベール様……」
「おまえのこと、大事にしないとだな。ガイが教えてくれた」
「………………」
「どうした?」
常に冷静で負の感情を見せないはずのレオンが黙った。あれ? 俺、何か間違えた?
「ジルベール様……」
「何だ?」
「こんなことを言うのはジルベール様を困らせるだけと承知なのですが……ガイさんとはどのようなご関係なのでしょうか?」
「は? 普通に助けてもらった恩人だけど」
「……恩人には『ジル』と、親しみを込めたあだ名で呼ばせるのですか?」
ああ、嫉妬だ。滅多に自身の感情を表に出さないレオンが……簡単に見て取れるほどの想いを言葉に込めている。
「そりゃあジルベールと名乗って万が一素性が分かったら困るだろ」
「――本当にそれだけの理由ですか?」
「そうだ」
「失礼なことと分かっていますが、その、体の関係とかは……あったのでしょうか?」
「ないぞ」
「触れられたりとかも全くないと?」
「ああ、ない――あっ……」
「え、あったのですね?」
「いや、違う! 未遂だ」
「未遂とは? どのような状況でそうなったのでしょうか」
あれ――俺、詰問されている? やっぱり立場が逆転している気が……
「溜まってるって言ったら、抜くの手伝うってなっただけだ」
「そう言われてジルベール様は触らせたのですね。ガイさんのことが好きなのですか?」
「は? なんでそうなるんだよ。普通に手でされただけだ」
「私は好きな人以外とそのような行為をすることは考えられません。やはりジルベール様、少なからずガイさんに好意があるのではないですか?」
レオンの意外な嫉妬深さに俺は驚き、言わなくていいことまで口走ってしまった。
「ガイは好きだけど、それは恩人としてだ。そういう意味では好きじゃない。それにちゃんと挿れられるのは断ったから」
「え、今なんと仰いました? 『挿れられるのは断った』と聞こえたのですが、ということは先ほどジルベール様が仰った『手でされただけ』というのは間違えですか?」
やばい、結構怒ってる。
「間違いじゃない。俺が手でされてる時にガイが準備しようと潤滑剤を付けてきて……でも断ったし、話してたら萎えたから結局出してもないぞ!」
いや、どう考えても偉そうに言う内容じゃないな。というか何で俺はレオンにこんな恥ずかしいことを白状させられてるんだ……
「ガイさんはジルベール様に好意がありそうですが……」
「いや、どちらかというと普通にその場のノリでしようと思っただけだと思う」
レオンは納得した感じではない。
「ガイさんとのことがあったから、そちらのほうが良くて、私に――その……挿れることを提案されたのはないのですか?」
「それは違う、本当にしてない。ただ俺が……なんて言うか、挿れる方が主導権を握ってるというか……上だと、愚かだがそういう風に考えていたからだ。だから俺達の立場が変わって、レオンも男だし実際はそっちをしたいんだろうと思ってしまった。軽率だった、すまない」
まだ完全に信じきれてない顔のレオンだ。
それなら仕方ない――多分、レオン性格と今までのやり取りを考えると、弁解するよりもこっちの方が効果がある気がする。
「レオン」
以前のような従者を呼ぶ声に対して、すぐさま次の言葉を待つ姿勢になった。
「俺の言うことを疑うのか? まさかその権利がおまえにあるとでも?」
レオンが顔をあげた。見開いた瞳に映るのは――絶対的な神だ。
「ジルベール様っ、申し訳ございません。ジルベール様のことを疑って問うなど……出過ぎた真似をいたしました」
ああ……やはり、おまえはそうでないと。
「レオン。おまえは俺のことを好きと言うならなぜ信じない? 信じられないということは、おまえの気持ちも大したことがないのか?」
「いえ、決してそのようなことは……」
「俺の言うことだけ聞いていればいいんじゃないのか? 好きならどんな理不尽な要求でも受け入れられると思うが?」
「申し訳……ございませんでした。ジルベール様、私を……見捨てないでください」
「ならその恭順さを行動で示してみろ。俺を満足させられたら許してやる」
「ありがとうございます。ジルベール様」
レオンがゆっくりと俺の方を向いた。青色と緑色の瞳が交差する――ああ、その目だ。俺しか映していない。俺に縋り、俺から与えられる命令を待ちわびている。
俺は奉仕しろと言ったはずなのに、たまらず自分から唇を重ねた。舌を入れ口蓋をなぞり、息が苦しくなるまでレオンの蜜を吸う。右手でさらさらな漆黒の髪をすくと、レオンもまた俺の神々しい金髪を愛おしそうに撫でた。
さっき一度出したのに、またすぐに下半身は反応し硬さを取り戻している。もちろんレオンのも、言い合う前からずっと勃っているのを知ってる。でもレオンは訓練時を除いて俺に、『こうしてほしい』と言ったりとか、俺の命令を『嫌だ』と断ったこととか一度もない。
俺はまるで親が子に与える無償の愛を、レオンに無意識ながら要求していたのか……自分がレオンより上の立場だとずっと勘違いしていたが、実際は俺の方がレオンの手のひらで転がされていたのかもしれない。
レオンがどうしようもなく可愛い、俺のものだ――誰にも渡したくない。
俺はレオンの服を上からゆっくりと脱がせていく……雰囲気のためだけじゃなく、緊張して戸惑いながら。
やっとのことで全て脱がせ終わると、俺はレオンをベッドに座らせ、前にしゃがみこんだ。すでに何回も見たレオンの性器だが、好きだと自覚してからは初めてだ。自分のものと同じはずなのに尊く神聖なもののようにすら感じる。
ああ――早くレオンを気持ち良くさせたい。
ゆっくりと顔を近づけていき、立ち上がっている根本の部分に唇で触れようとしてレオンに止められた。
「ジルベール様、ジルベールにそのようなことをさせられません! 私は大丈夫ですので、私が……」
「レオン、まだ分からないのか?」
「え……?」
「俺が全てなんじゃないのか? 違うのか? 俺に逆らうなら、おまえの気持ちを受け入れることはできないが?」
「あっ、申し訳、ございません……ジルベール様……」
「レオン。レオンも俺を受け入れろ」
「――はい、ジルベール様」
レオンがしていたのを思い出しながら、舌の先で芯の部分だけを少しずつ小刻みに舐めていく。多分これでは物足りないはずだ。だが決してレオンは言わない。
段差のある部分に舌を這わせると、レオンの体がビクっと動き、羞恥心を含んだ声が漏れた。
「んあっ、ん――」
一番上の窪みのところに唇でそっと触れ、舌の裏側で感触を確かめるようになぞる。先端の赤く開いた部分からはとろとろと透明な液が流れており、口を閉ざして要求しないレオンの代わりに渇望しているかのようだ。その敏感なところを念入りに可愛がりながら、手で硬い茎を上下に揺らす。
レオンがどうやって欲しいのか言わないから、反応を確かめて見極めるしかない。
「ここが好きなのか?」
「ゔ……あんっ……あ、んっん、あ」
以前はさせることしか頭になかったのに、させられているレオンは屈辱を感じていると思っていたのに。今それをしている俺は、そんな感情とは完全に遠いところにいる。
昔の俺の態度では、自分の要求を口にするなど恭順な使用人だったレオンにとって有り得ないことだったのは理解できるが……今はもう言ってもかまわないのに。むしろ――気持ち良さに負けたレオンが懇願する姿を見たい。快楽堕ちってやつ。想像しただけでもやばいのに、実際にされたらどうなるのか。
少しずつ強さと速度を早め、喉の奥まで入れて口全体で包みこむと、レオンの身体がびくっと震え、どくどくと液体が口内に流れ込んできた。勢いのあまり飲み込んだが、むせてしまった。変な味だ。
「ジルベール様っ、申し訳ございません。大丈夫――でしょうか?」
「ああ、平気だ。だが――美味しくないな」
「すみません……」
「いや、急だったから少し驚いたが、吐き出さなかったのは俺だ。あまり飲みたいものではないが――レオンのものだと思うと大丈夫だ」
「ジルベール様……次はもう一度私が……」
「いや、さっきのだけで十分だ。それより――早く挿れたい。レオン、いいか?」
「はい、ジルベール様」
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