リョーマ伝~小学生編~

一刀星リョーマ

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記録ノ48 オレをガキ扱いすんじゃねー!

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僕の通っていた小学校では年2回、4月と10月に土曜参観がある。
10月のはバザーというお楽しみ(後々語るとしよう)があるからまだいいが、土曜参観は2日後の月曜に振替で休みになるとはいえ本来休みの土曜に学校に行かねばならないのだから地獄のイベントだった。見たいアニメも録画だし。いつもおはコロ(土曜朝に当時放送していた子供番組。コロコロコミック関連のアニメが放送されていた)の時間になると「なんで今日は生観できないんだよー!」と心の中で叫んだほどだ。
しかし4年生4月の土曜参観は違った。
なぜなら土曜参観が終わった後、クレヨンしんちゃんの映画を観に行くことになったからである。
学校が終わっていったん帰宅してランドセルを置いた後、電車に乗って映画館に向かい、お昼の上映を観に行くのだ。
僕も学校に着いた後友達に「学校終わったら映画観に行くんだ」って自慢しまくった。

そして授業終了後、僕はこの日の授業中にちょこっとやらかしてしまった件を出発ギリギリの時間まで母に説教され、不満げな表情のまま急いで駅へ。
そして映画館の最寄り駅に到着した瞬間、僕は吐き気をもよおしてしまった。
しかしここまで来たのだ。今更映画を観ずに帰るわけにはいかない。
奇跡的に上映開始まで時間があったので僕と母は急いで映画館の近くの薬局へ。
店員のおばちゃんに薬を持ってきてもらい、その場で購入して許可を取り店内で飲んでいいこととなった。

薬を開ける瞬間、おばちゃんは僕にこんなことを言った。
「坊ちゃん、いまおばちゃんが坊ちゃんの具合の悪いの治るように薬に魔法をかけてあげるからね…」

「…このおばちゃんはオレをいくつだと思ってるんだが…オレもう小4だぞ…いくつに見えてんだ?オレをガキ扱いすんじゃねえ!」
僕は心の中でそう叫んでしまった。(帰宅後、母も似たようなこと言ってた)
まあ、おばちゃんに罪はない。
その後、僕の体調は回復し、無事映画の上映時間に間に合い、しっかりと最後まで映画を見届けることができましたとさ…
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