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第7章
第357話 クライスSIDE 守りたいもの※
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湯船に入りしっかり温めた体を魔法で乾かすと、服も着せずにそのままベッド上へと飛んだ。
「え、寝間着は?」
「やると言っただろ?」
「言ったけど、あれで終わりじゃないの?」
あれだけ強気にえっちするだの婚約者だのと言っていたくせに、プルプル震える体が愛おしい。一日中入れていたんだし、そろそろ慣れてもいい頃だと思うが。
「じゃあ今日は自分で用意して挿れてもらおうか。できるだろ?」
「へ? 一人で用意するの??」
「俺の婚約者なら、できるだろ?」
「うん…できる」
おそるおそる拡張棒に手を伸ばし、スライムローションを塗りぬくっと差し入れていく。オイルマッサージの効果か、1番から4番まではすんなりと入っていくが、後半は前立腺を責める形状になっているためなかなか進まない。
「んん…ぅ、はぁ…あぁ……はっ……」
まだ準備中なのに出してはいけないと我慢しているらしく、自分のモノの根元を握りしめて耐えている。
「全く、お前は健気で可愛いな」
「ふあああ、ぼく…かわいくない…けど……」
こいつはいつまで経っても自分の可愛さを自覚しない。
6年生になり、ずっとかけていた黒縁眼鏡を外したせいで、隠していた大きな金の瞳が露わになった。生徒たちの反応は予想通りのもので。
皆が彼に見惚れて立ち止まる。失血死しそうな程の鼻血を流すものや、興奮のあまり倒れるものまでいた。毎日のように届く彼宛の贈り物やラブレターは、俺が秘密裏に処理している(全部差出人本人に直接手渡して返却した。もちろん王子スマイルで)。
誰もが虜になる。この姿に。
『ぼく…も。クライ…スをまもる…よ』だなんて言葉をくれる、この強さと優しさに。
仕事以外で俺にそんなことを言うのはこいつくらいだろう。魔法を扱う力も剣術の腕も抜きん出ているという自覚がある。
幼い頃から「あなたが王なら安心だ」、と言われ続けてきた。守るべき民に期待されるのは嬉しいことだが、守らねば、強くあらねばと気負うことに疲れる時がある。
俺は、俺のことを守ると言ってくれるこいつを、一番守りたいんだ。
「準備は整ったか?」
6番の拡張棒を奥深くに咥え悶えている彼に声をかける。じゅぶじゅぶと自分で抜き差ししているが、意識は蕩けているようで返事がない。
尻から出ている拡張棒をぐちりと奥まで押し込んでやると彼の腰が跳ね上がった。
「ふあぁ……ゃあん……」
「ふっ、感じすぎだ。俺以外のものでそんな風になるなんて妬けるな……」
「らってぇクライスがひとりれやれっていったからぁ」
「そうだった。じゃあ、それを抜いてそろそろ俺のを咥えてくれ。自分でできるな?」
「……ん」
彼は拡張棒を捻り出し、俺の上に跨った。向かい合ってゆっくりと腰を下ろすのを手を添えて手伝う。
「あぁ…きもちっ…んぅ…そこ……ずっとじんじんしてりゅとこ……あたってりゅ」
「上手だ」
上下に、前後に、自分で腰を振って乱れている。その姿は妖精が舞っているかのように可憐で、それでいて妖艶でこの世のものとは思えない程の美しさだ。
でもこの世に繋ぎ止めておきたい。
ずっとずっと俺の元に。
ズンズンと下から突いてやれば「ひゃああ」と動きを止め、そのまま崩れ落ちてくる。
ズプンと奥まで入り、目を見開く彼の肩に顔を埋め、キスマークをつける。甘い噛み痕も。
「俺のものだ。奥まで愛してやる」
「あああああああ」
ぬちっぬちっぐぽ
出る時に奥の入り口をペニスの先でひっかけるようにしてやると、彼はもう白目になって喘いでいた。仰け反っているせいで白い彼の喉元がよく見える。ちゅうっとそこに吸い付いて、自分の印をつけた。
ーー奥の奥まで、全部俺のものになればいい。
「え、寝間着は?」
「やると言っただろ?」
「言ったけど、あれで終わりじゃないの?」
あれだけ強気にえっちするだの婚約者だのと言っていたくせに、プルプル震える体が愛おしい。一日中入れていたんだし、そろそろ慣れてもいい頃だと思うが。
「じゃあ今日は自分で用意して挿れてもらおうか。できるだろ?」
「へ? 一人で用意するの??」
「俺の婚約者なら、できるだろ?」
「うん…できる」
おそるおそる拡張棒に手を伸ばし、スライムローションを塗りぬくっと差し入れていく。オイルマッサージの効果か、1番から4番まではすんなりと入っていくが、後半は前立腺を責める形状になっているためなかなか進まない。
「んん…ぅ、はぁ…あぁ……はっ……」
まだ準備中なのに出してはいけないと我慢しているらしく、自分のモノの根元を握りしめて耐えている。
「全く、お前は健気で可愛いな」
「ふあああ、ぼく…かわいくない…けど……」
こいつはいつまで経っても自分の可愛さを自覚しない。
6年生になり、ずっとかけていた黒縁眼鏡を外したせいで、隠していた大きな金の瞳が露わになった。生徒たちの反応は予想通りのもので。
皆が彼に見惚れて立ち止まる。失血死しそうな程の鼻血を流すものや、興奮のあまり倒れるものまでいた。毎日のように届く彼宛の贈り物やラブレターは、俺が秘密裏に処理している(全部差出人本人に直接手渡して返却した。もちろん王子スマイルで)。
誰もが虜になる。この姿に。
『ぼく…も。クライ…スをまもる…よ』だなんて言葉をくれる、この強さと優しさに。
仕事以外で俺にそんなことを言うのはこいつくらいだろう。魔法を扱う力も剣術の腕も抜きん出ているという自覚がある。
幼い頃から「あなたが王なら安心だ」、と言われ続けてきた。守るべき民に期待されるのは嬉しいことだが、守らねば、強くあらねばと気負うことに疲れる時がある。
俺は、俺のことを守ると言ってくれるこいつを、一番守りたいんだ。
「準備は整ったか?」
6番の拡張棒を奥深くに咥え悶えている彼に声をかける。じゅぶじゅぶと自分で抜き差ししているが、意識は蕩けているようで返事がない。
尻から出ている拡張棒をぐちりと奥まで押し込んでやると彼の腰が跳ね上がった。
「ふあぁ……ゃあん……」
「ふっ、感じすぎだ。俺以外のものでそんな風になるなんて妬けるな……」
「らってぇクライスがひとりれやれっていったからぁ」
「そうだった。じゃあ、それを抜いてそろそろ俺のを咥えてくれ。自分でできるな?」
「……ん」
彼は拡張棒を捻り出し、俺の上に跨った。向かい合ってゆっくりと腰を下ろすのを手を添えて手伝う。
「あぁ…きもちっ…んぅ…そこ……ずっとじんじんしてりゅとこ……あたってりゅ」
「上手だ」
上下に、前後に、自分で腰を振って乱れている。その姿は妖精が舞っているかのように可憐で、それでいて妖艶でこの世のものとは思えない程の美しさだ。
でもこの世に繋ぎ止めておきたい。
ずっとずっと俺の元に。
ズンズンと下から突いてやれば「ひゃああ」と動きを止め、そのまま崩れ落ちてくる。
ズプンと奥まで入り、目を見開く彼の肩に顔を埋め、キスマークをつける。甘い噛み痕も。
「俺のものだ。奥まで愛してやる」
「あああああああ」
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出る時に奥の入り口をペニスの先でひっかけるようにしてやると、彼はもう白目になって喘いでいた。仰け反っているせいで白い彼の喉元がよく見える。ちゅうっとそこに吸い付いて、自分の印をつけた。
ーー奥の奥まで、全部俺のものになればいい。
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