67 / 176
52 これって、デートじゃね?
しおりを挟む
◆これって、デートじゃね?
昼食を終えて、ラヴェルの指示通り、ぼくはサロンを出た。
外出だというから、黒のマントを着用。春先なので、花壇とか森の地べたとか、花が咲き始めてきているけれど。人間には、まだ肌寒いんだよね。
外出って、また森に行くのかな?
でも、時間を決めて、お出掛けなんて。まるでデートみたいですねぇ…。
あれ? これって、デートじゃね?
気づいて、ぼくはハタと思いを巡らす。
昨日、森に出掛けたときは、突発的だったから。あまり気にならなかったし、意識もしていなかったんだけど。
今日は、恋を自覚してからの、初めてのお出掛けじゃね?
ヤベェ、ドキドキしてきたぁ!!
あああぁぁ、初めてのデートに、この黒尽くめ、マズいんじゃね?
でも、黒いのしか、島に持ってきていない。つか、本土にもないけど。あああぁぁぁ。
つか、ふたつの人生合わせての、初デートなんですけどぉ?
どうしたらいいの? どうしたらいいのっ? とグルグルしつつ、白い大理石のエントランスを抜け。ラヴェルが称した玄関につく。
あぁ、どうやってここまで来たのか、覚えていません。
つか、王城の入り口は、玄関などという規模ではないと思いますっ。
見上げるほどに高くて大きくて、重厚な両開きの扉なのだから。なんて、心の逃避行をしてみたり…。
「クロウ様、いってらっしゃいませ」
ラヴェルが、厳かな様子で、扉を開けてくれる。
い、いってらっしゃい? 行くの? 行っちゃうの? ぼくぅ。
扉の向こうは、外の日差しがまぶしくて、目に突き刺さってくる。
目が明るさに慣れて、外を見やると。庭先で、陛下とシヴァーディがぼくを待っていた。
ふぉぉぉぉ、麗しさのツートップですぅ。春の日差しに負けない、きらびやかさですぅ。
立ち襟に、ふんだんに刺繍がなされた、上質な上着を、身にまとった陛下は。その濃紺の生地を、黄金色の髪で光らせて。
金髪の流れの奥に、垣間見える首の太さや。上着を盛り上げるほどの、立派な胸板や。背筋を伸ばして、威風堂々とした長身が。男性の色気を醸し出している。
黒ズボンに黒い長ブーツを合わせ、シックに整えていた。かっけーっ。
あぁっ、これぞ、白馬に乗った王子様。白馬に乗ってないけど。王様だけど。
そして、陛下に付き従う、シヴァーディまでも。
黄金の髪の陛下の後ろに、控えめに侍る、銀髪の騎士。
太陽と月。光と影。
清廉であり華麗な美しさが、陛下と並ぶと相乗効果で。美々しくて、目が潰れそうです。
「兄上、しっかりしてください」
チョンの一声で、ぼくは我に返った。
はっ、見惚れ過ぎました。美しさの波に溺れて、昇天しかけていました。
つか、チョンも一緒に行くのか? …行くのかぁ?
兄弟同伴の初デートは、痛くね?
「…では、行くか」
陛下の前に立っていながら、動かないぼくを見兼ねたのか。陛下は、ぼくの手を引いて、歩き出す。
昨日も、手をつないで歩いたけれど。今日は意識しちゃって、はにかんでしまう。
モブが、はにかんでも、可愛くもなんともないのは知っているよ?
でもさ、気持ちがさっ! ぼくの恋愛ビギナーとしての心持ちが、追いつかないわけよ。
スマートにこなせないわけよ。
ぎゃぁーーって、なっちゃうわけよっ!
「クロウ、昨日、我に忠誠を誓ってくれたが…」
あっ、グルグルしている場合ではない。陛下に、ちゃんとおもてなしをしなければ。
せめて、話をちゃんと聞かないとなっ。
庭を抜けて、王城の入り口である門を抜け、石畳を歩いていく。
「我のそばにいてくれるのは、嬉しいが。おまえが島にずっといたら、先日言っていた弟が、困るのではないか?」
陛下は、自分こそ苦境に立っているというのに、ぼくの家族の心配をしてくれて…お優しい。
「御心配には及びません。弟は母と暮らしております。詳しい事情は申せませんが、元気にしております。この間も、モグラを取ってきまして、室内に放されて、大変だったのですよ」
ぼくは、ふたつの人生で初めて、モグラを見た。
親指姫の話の中に出てくるだけの、伝説の生き物だと思っていたんだ。
なのに、実物を目の前に。チョンが置きやがって。
しかも、生きているんです。
ぼくは、逃げようとして部屋の隅に行こうとするモグラをひっつかんで、窓の外に放り投げてしまいました。
インドア派のくせに、プロ野球選手も真っ青な、見事な投球フォームでなっ。
だって…王城に、モグラを解き放つわけには、いかないでしょうがっ!
チョンには、もちろん厳重注意をしましたとも。
でも。あの、掴んだときのモニュッとした感触。
キュッと鳴くしぃ? 生暖かい温度も。
なんか、猫を抱っこするのとは異質の感覚で…モニュが、き、気持ち悪かったですぅ。
もしもアイキンとは別の、ダンジョン系のゲームに転生していたら、ぼくはきっと、生きていけなかったと思うよ。
モグラで、ひぇぇぇっと叫ぶくらいだからね。
本当にヤバいときは、キャーは出ないね。ひぇぇぇっ、だね!
つか、とてもじゃないが、ゴブリンを剣で倒せたり出来やしないよ。
転生先が、アイキンで良かったです。
ま、アイキンも。ストーリー展開がエグイけど。
王様を救出するまでは、この世界で良かったとは、言えないかな?
「モグラを取って、室内に放すくらいの元気さは、あるのだな? 良かった。しかし、やんちゃな子供だな?」
陛下は、シオンのことを、幼い子供だと思っているみたいだ。
そりゃ、ぼくより身長が大きな子が、モグラを捕まえてきたりはしないだろうしな。
猫ゆえにだよ、あれは。
もう、マジで早く呪いを解かなければならないぞ?
シオンの、セクシーでありながら品行方正という、レアキャラが崩壊してしまう前に。
そんな他愛もない話をしているうちに、住居城館の一番端にある、一番大きな門の前についた。
防御塀に囲まれた、鉄製の頑丈な門、というかアーチ形の鉄扉だ。
シヴァーディが重い扉を開けていき、ぼくと陛下に、どうぞと示す。
ぼくたちは門をくぐった。敷地の外に出ると、眼下に、島の全容が見える。
「いってらっしゃいませぇ、陛下、クロウ様」
思いも寄らない声がして、ぼくが振り返ると。敷地の中に、チョンを抱っこしたアイリスがいて。にこやかに手を振っている。お見送り、かな?
シヴァーディが手を離して、大きな門が、ガガーンと鼓膜が破れるほどの轟音を立てて、閉じた。
わかっていても、大きな音が鳴れば、心臓がキュッとなって、身をすくめてしまうものだ。
つか、あれ? チョンは一緒に行かないの? ま、いいか。
昼食を終えて、ラヴェルの指示通り、ぼくはサロンを出た。
外出だというから、黒のマントを着用。春先なので、花壇とか森の地べたとか、花が咲き始めてきているけれど。人間には、まだ肌寒いんだよね。
外出って、また森に行くのかな?
でも、時間を決めて、お出掛けなんて。まるでデートみたいですねぇ…。
あれ? これって、デートじゃね?
気づいて、ぼくはハタと思いを巡らす。
昨日、森に出掛けたときは、突発的だったから。あまり気にならなかったし、意識もしていなかったんだけど。
今日は、恋を自覚してからの、初めてのお出掛けじゃね?
ヤベェ、ドキドキしてきたぁ!!
あああぁぁ、初めてのデートに、この黒尽くめ、マズいんじゃね?
でも、黒いのしか、島に持ってきていない。つか、本土にもないけど。あああぁぁぁ。
つか、ふたつの人生合わせての、初デートなんですけどぉ?
どうしたらいいの? どうしたらいいのっ? とグルグルしつつ、白い大理石のエントランスを抜け。ラヴェルが称した玄関につく。
あぁ、どうやってここまで来たのか、覚えていません。
つか、王城の入り口は、玄関などという規模ではないと思いますっ。
見上げるほどに高くて大きくて、重厚な両開きの扉なのだから。なんて、心の逃避行をしてみたり…。
「クロウ様、いってらっしゃいませ」
ラヴェルが、厳かな様子で、扉を開けてくれる。
い、いってらっしゃい? 行くの? 行っちゃうの? ぼくぅ。
扉の向こうは、外の日差しがまぶしくて、目に突き刺さってくる。
目が明るさに慣れて、外を見やると。庭先で、陛下とシヴァーディがぼくを待っていた。
ふぉぉぉぉ、麗しさのツートップですぅ。春の日差しに負けない、きらびやかさですぅ。
立ち襟に、ふんだんに刺繍がなされた、上質な上着を、身にまとった陛下は。その濃紺の生地を、黄金色の髪で光らせて。
金髪の流れの奥に、垣間見える首の太さや。上着を盛り上げるほどの、立派な胸板や。背筋を伸ばして、威風堂々とした長身が。男性の色気を醸し出している。
黒ズボンに黒い長ブーツを合わせ、シックに整えていた。かっけーっ。
あぁっ、これぞ、白馬に乗った王子様。白馬に乗ってないけど。王様だけど。
そして、陛下に付き従う、シヴァーディまでも。
黄金の髪の陛下の後ろに、控えめに侍る、銀髪の騎士。
太陽と月。光と影。
清廉であり華麗な美しさが、陛下と並ぶと相乗効果で。美々しくて、目が潰れそうです。
「兄上、しっかりしてください」
チョンの一声で、ぼくは我に返った。
はっ、見惚れ過ぎました。美しさの波に溺れて、昇天しかけていました。
つか、チョンも一緒に行くのか? …行くのかぁ?
兄弟同伴の初デートは、痛くね?
「…では、行くか」
陛下の前に立っていながら、動かないぼくを見兼ねたのか。陛下は、ぼくの手を引いて、歩き出す。
昨日も、手をつないで歩いたけれど。今日は意識しちゃって、はにかんでしまう。
モブが、はにかんでも、可愛くもなんともないのは知っているよ?
でもさ、気持ちがさっ! ぼくの恋愛ビギナーとしての心持ちが、追いつかないわけよ。
スマートにこなせないわけよ。
ぎゃぁーーって、なっちゃうわけよっ!
「クロウ、昨日、我に忠誠を誓ってくれたが…」
あっ、グルグルしている場合ではない。陛下に、ちゃんとおもてなしをしなければ。
せめて、話をちゃんと聞かないとなっ。
庭を抜けて、王城の入り口である門を抜け、石畳を歩いていく。
「我のそばにいてくれるのは、嬉しいが。おまえが島にずっといたら、先日言っていた弟が、困るのではないか?」
陛下は、自分こそ苦境に立っているというのに、ぼくの家族の心配をしてくれて…お優しい。
「御心配には及びません。弟は母と暮らしております。詳しい事情は申せませんが、元気にしております。この間も、モグラを取ってきまして、室内に放されて、大変だったのですよ」
ぼくは、ふたつの人生で初めて、モグラを見た。
親指姫の話の中に出てくるだけの、伝説の生き物だと思っていたんだ。
なのに、実物を目の前に。チョンが置きやがって。
しかも、生きているんです。
ぼくは、逃げようとして部屋の隅に行こうとするモグラをひっつかんで、窓の外に放り投げてしまいました。
インドア派のくせに、プロ野球選手も真っ青な、見事な投球フォームでなっ。
だって…王城に、モグラを解き放つわけには、いかないでしょうがっ!
チョンには、もちろん厳重注意をしましたとも。
でも。あの、掴んだときのモニュッとした感触。
キュッと鳴くしぃ? 生暖かい温度も。
なんか、猫を抱っこするのとは異質の感覚で…モニュが、き、気持ち悪かったですぅ。
もしもアイキンとは別の、ダンジョン系のゲームに転生していたら、ぼくはきっと、生きていけなかったと思うよ。
モグラで、ひぇぇぇっと叫ぶくらいだからね。
本当にヤバいときは、キャーは出ないね。ひぇぇぇっ、だね!
つか、とてもじゃないが、ゴブリンを剣で倒せたり出来やしないよ。
転生先が、アイキンで良かったです。
ま、アイキンも。ストーリー展開がエグイけど。
王様を救出するまでは、この世界で良かったとは、言えないかな?
「モグラを取って、室内に放すくらいの元気さは、あるのだな? 良かった。しかし、やんちゃな子供だな?」
陛下は、シオンのことを、幼い子供だと思っているみたいだ。
そりゃ、ぼくより身長が大きな子が、モグラを捕まえてきたりはしないだろうしな。
猫ゆえにだよ、あれは。
もう、マジで早く呪いを解かなければならないぞ?
シオンの、セクシーでありながら品行方正という、レアキャラが崩壊してしまう前に。
そんな他愛もない話をしているうちに、住居城館の一番端にある、一番大きな門の前についた。
防御塀に囲まれた、鉄製の頑丈な門、というかアーチ形の鉄扉だ。
シヴァーディが重い扉を開けていき、ぼくと陛下に、どうぞと示す。
ぼくたちは門をくぐった。敷地の外に出ると、眼下に、島の全容が見える。
「いってらっしゃいませぇ、陛下、クロウ様」
思いも寄らない声がして、ぼくが振り返ると。敷地の中に、チョンを抱っこしたアイリスがいて。にこやかに手を振っている。お見送り、かな?
シヴァーディが手を離して、大きな門が、ガガーンと鼓膜が破れるほどの轟音を立てて、閉じた。
わかっていても、大きな音が鳴れば、心臓がキュッとなって、身をすくめてしまうものだ。
つか、あれ? チョンは一緒に行かないの? ま、いいか。
188
あなたにおすすめの小説
悪役側のモブになっても推しを拝みたい。【完結】
瑳来
BL
大学生でホストでオタクの如月杏樹はホストの仕事をした帰り道、自分のお客に刺されてしまう。
そして、気がついたら自分の夢中になっていたBLゲームのモブキャラになっていた!
……ま、推しを拝めるからいっか! てな感じで、ほのぼのと生きていこうと心に決めたのであった。
ウィル様のおまけにて完結致しました。
長い間お付き合い頂きありがとうございました!
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
BLゲームの世界でモブになったが、主人公とキャラのイベントがおきないバグに見舞われている
青緑三月
BL
主人公は、BLが好きな腐男子
ただ自分は、関わらずに見ているのが好きなだけ
そんな主人公が、BLゲームの世界で
モブになり主人公とキャラのイベントが起こるのを
楽しみにしていた。
だが攻略キャラはいるのに、かんじんの主人公があらわれない……
そんな中、主人公があらわれるのを、まちながら日々を送っているはなし
BL要素は、軽めです。
裏乙女ゲー?モブですよね? いいえ主人公です。
みーやん
BL
何日の時をこのソファーと過ごしただろう。
愛してやまない我が妹に頼まれた乙女ゲーの攻略は終わりを迎えようとしていた。
「私の青春学園生活⭐︎星蒼山学園」というこのタイトルの通り、女の子の主人公が学園生活を送りながら攻略対象に擦り寄り青春という名の恋愛を繰り広げるゲームだ。ちなみに女子生徒は全校生徒約900人のうち主人公1人というハーレム設定である。
あと1ヶ月後に30歳の誕生日を迎える俺には厳しすぎるゲームではあるが可愛い妹の為、精神と睡眠を削りながらやっとの思いで最後の攻略対象を攻略し見事クリアした。
最後のエンドロールまで見た後に
「裏乙女ゲームを開始しますか?」
という文字が出てきたと思ったら目の視界がだんだんと狭まってくる感覚に襲われた。
あ。俺3日寝てなかったんだ…
そんなことにふと気がついた時には視界は完全に奪われていた。
次に目が覚めると目の前には見覚えのあるゲームならではのウィンドウ。
「星蒼山学園へようこそ!攻略対象を攻略し青春を掴み取ろう!」
何度見たかわからないほど見たこの文字。そして気づく現実味のある体感。そこは3日徹夜してクリアしたゲームの世界でした。
え?意味わかんないけどとりあえず俺はもちろんモブだよね?
これはモブだと勘違いしている男が実は主人公だと気付かないまま学園生活を送る話です。
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
BL世界に転生したけど主人公の弟で悪役だったのでほっといてください
わさび
BL
前世、妹から聞いていたBL世界に転生してしまった主人公。
まだ転生したのはいいとして、何故よりにもよって悪役である弟に転生してしまったのか…!?
悪役の弟が抱えていたであろう嫉妬に抗いつつ転生生活を過ごす物語。
【完結】薄幸文官志望は嘘をつく
七咲陸
BL
サシャ=ジルヴァールは伯爵家の長男として産まれるが、紫の瞳のせいで両親に疎まれ、弟からも蔑まれる日々を送っていた。
忌々しい紫眼と言う両親に幼い頃からサシャに魔道具の眼鏡を強要する。認識阻害がかかったメガネをかけている間は、サシャの顔や瞳、髪色までまるで別人だった。
学園に入学しても、サシャはあらぬ噂をされてどこにも居場所がない毎日。そんな中でもサシャのことを好きだと言ってくれたクラークと言う茶色の瞳を持つ騎士学生に惹かれ、お付き合いをする事に。
しかし、クラークにキスをせがまれ恥ずかしくて逃げ出したサシャは、アーヴィン=イブリックという翠眼を持つ騎士学生にぶつかってしまい、メガネが外れてしまったーーー…
認識阻害魔道具メガネのせいで2人の騎士の間で別人を演じることになった文官学生の恋の話。
全17話
2/28 番外編を更新しました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる