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2-11 ショッキングピンク、でしたね?
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◆ショッキングピンク、でしたね?
リーリア嬢が退場したあと。
丘の上に上がった面々は、地べたに敷物を敷いて、その上でランチタイムを取っていた。
王城で、料理人をしていたアルフレドが。学園でも、陛下の食事を作る。
王族の口に入るものは、食材から吟味されたものでないとならないのだ。
ぼくらも、そのついでに、ご相伴に預かります。
普段は、学食で、生徒たちと机をともにして食べることになるが。
陛下のご登校初日で、生徒たちも浮足立っているので。
今日は外で。顔見知りの者たちとともに、食べることになったのだ。
サンドイッチや唐揚げや、ステーキを薄切りにしたものや温野菜や。いろいろな料理が並べられ。アルフレドがみんなの皿に取り分ける。
ぼくは、とにかく唐揚げを食べ。美味しーいと心の中で絶叫してから。つぶやいた。
「ショッキングピンク、でしたね?」
「ショッキングピンク、だったわね?」
ぼくのつぶやきに、アイリスが深くうなずく。
リーリア嬢は…アイリスのときもそうだったが、一目見て主人公だとわかる、派手でキラキラしい外見だった。
髪の色が、ショッキングピンクで。前髪パッツン、ツインテールに、縦ロールグリングリン。盛り過ぎです。
あれでは、一歩間違ったら悪役令嬢になりそうですが。
瞳の色はオレンジ色。アイリスの髪と、目の色を入れ替えただけだ。
あれ? 公式様、ちょっと、手を抜いている?
大きくて丸い目元は、瞳がウルウルで。鼻筋が通っていて、唇が艶やかなローズ色。
陶器のような白い肌に、ピンク色の頬。
いかにも、外国のお姫様という、可愛らしさで。守ってあげたくなる感じ。
学園の白い制服が、小柄の体格に似合っていて。所作なんかはさすがに上品だった。
うん。まぁ、主人公味はあるな。
それはともかく。陛下がリーリア嬢を、隣国の姫だと、すでに知っていることが、驚きだった。
アイリスの話では、ただの留学生が、隣国の姫で。アラびっくり。家格の釣り合う恋人同士で、めでたく結婚へ。できるかできないかぁ?
というのが、あらすじだったらしいのだが。
リーリア嬢に出会う前に、ぼくは陛下に。そのことを知らされていた。
つまり。隣国の第三公女が、お忍びで学園に編入しているということだ。
有力貴族(陛下はジジイどもと言っている)が、陛下と公女をくっつけようと目論んでいること。
だが陛下は、ぼく以外と結婚する気はないこと。
「お忍びで? それはぼくに…まだ王妃ではないぼくに、言っても良いことなのですか?」
隣国の姫が、お忍びで留学に来ていることも。貴族の思惑も。政務に関わっていない、まだ、いわゆる、ただの公爵令息であるぼくに、言ってはいけないことなのではないかと。陛下がぼくに打ち明けてくれたときに、うかがうようにそうたずねた。
「いいや、クロウは、すでに我の伴侶で。我は、もうクロウを王妃だと思っている。ただ、お披露目をしていないというだけのことだ。クロウには早々に、我の片腕として、政務にも携わってもらうつもりなのだから。王宮内の動きを知っておいても良いのだ。それに、我は。少しも、クロウに不安に思ってもらいたくはない。公女の存在が、クロウの心をかき乱すというのなら。すぐにも退去させるつもりだ」
そう言われて、ぼくは、陛下に。首を横に振った。
確かに、ぼくは昨日、陛下に己の不安を見せてしまって。
陛下も、そのことに、思うところがあったのだろう。
少し離れただけで、ぼくが不安に駆られたのだから。公女が来ていること。裏でなにやら、思惑が働いていることを、あとでぼくが知ったら。もっと、ぼくが悲しんでしまうのではないかと。
陛下は、御優しいから。考えてくれたのだろうな?
実際、アイキンⅡで。隣国の御姫様が主人公になって、陛下と恋に落ちるかもしれないというのは。不安だ。
でも。公女は、真剣に学びに来ているかもしれないでしょう? そんな人を。まだ、なにもしていないのに退去させてしまうのは。可哀想だと思って。
そう、まだ、憶測なのだ。
ゲームの通りになってしまったら、と思うと。すっごく怖いけど。
でも。まだなにも起こっていないじゃん?
アイリスもセドリックたちも。シオンも。陛下も。ぼくの味方。
だから、きっと大丈夫、だよね?
だけど、本当に突然、リーリア嬢とエンカウントしちゃって。マジ、驚いた。
ランチタイムを一緒に、と思って。シオンの教室に行ったら。誰もいない教室の中に、シオンの制服だけが抜け殻のように落ちていて。
ぼくは。
シオンが猫になれることを知っていた、ぼくは。
すぐに、猫になっちゃったんだーっと思って、パニックになっちゃったのだ。
陛下と一緒に、あちこち探し回って。手分けして探そうということになって。
そして、丘の上の木のところまで来たら、いきなり彼女が落ちてきたのだ。
咄嗟に、受け止めようとしたけど。まぁ、陛下のようにはいかないよね?
受け止めきれずに、ぼくは彼女のクッションになってしまった。
まぁ、怪我はなくてよかったです。
でも、ぼくは。なんでか、誰かの下敷きになってしまい、マジで、びっくり仰天。
さらに、ショッキングピンクを見て、すぐに主人公ちゃんだとわかって。テンパっちゃって。
なにか、言わなきゃと思って。
頭に浮かんだのは、昨日、陛下がぼくに言った、あの言葉だ。
いや、あの言葉しか、考えつかなかったのだ。
『空から天使が降りてきたのかと思った』ニコリ。
あぁ、二番煎じも、はなはだしい。
そうしたら、木の上でシオンがニャーニャー言っていて。あ、ここにいたか、と。
「兄上ぇ、ぼくは、この女に助けてもらったのではありません。なんか知らないけど、この女が、すごい形相で、いきなりぼくを追い回してきて。この木に追い詰められたのです。鼻息荒くて、おっかないのですぅ」
つうか、低声のイケボイスで、ですぅとか言って、ぼくを笑わせにかかっているだろう? 弟よっ。
「こら、そういうことを言わないの」
っていうか、ぼくは。
アイキンⅡの主人公ちゃんとは、関わりたくないのです。
穏便に、お引き取りいただきたいのです。
だから、笑顔で、この場を流しているのです。空気を読め、チョンっ!
そうして、ぞくぞくと、この丘でランチを取るメンツが集まりだして。
リーリア嬢は退場して、今に至るわけです。
はぁ。怒涛の展開でした。
「つか、チョン。なんで、猫になっているんだよぉ?」
「シャーロットが、ぼくが猫になれるって知ったら、チョンちゃんに会いたーいって泣くから。一度だけ、見せてやろうと思って」
黒猫が、丸い手で、顔を洗いながら、そう言う。
照れているのか? 弟よ。
まぁ、なんだかんだ、シャーロットの望みを叶えてあげるところは、優しいじゃないか? 弟よ。
ぼくが、陛下とシャーロットに通訳すると。
陛下は、妹の我が儘ですまない、と謝り。
シャーロットは、チョンの脇の下に手を差し入れる。抱っこしようとしたのだろう。
持ち上げると、伸びて。どんどん伸びて。彼女の座高よりも長くなって。シャーロットは、また目を丸くした。
「長ーい、でっかーい。顔が怖ーい」
「猫は、あっという間に大人になるものです。大きな大人の猫でも、可愛いと思えなければ、猫飼いの資格はありませんよっ? 子猫の期間は、まばたきする間に、過ぎ去って行くものです」
まぁ、普通はそうなのだが。
ぼくは、十年も子猫のチョンを見てきたのだから。すっごく贅沢なことではある。子猫、満喫である。
つか、でっかい猫は、それはそれで、別の愛らしさがあるものである。
ぼくは、どちらも好きだぞ。
シャーロットはしげしげと、長い胴のチョンを見やり。笑った。
「そうなのね? 面白ーい。やっぱりチョンちゃんは、大人になっても可愛いわね? 半目の、超悪辣な強盗みたいな怖い目つきでも、可愛いわね?」
なんだか、自分に言い聞かせているようにも聞こえるが。ま、いいでしょう。
リーリア嬢が退場したあと。
丘の上に上がった面々は、地べたに敷物を敷いて、その上でランチタイムを取っていた。
王城で、料理人をしていたアルフレドが。学園でも、陛下の食事を作る。
王族の口に入るものは、食材から吟味されたものでないとならないのだ。
ぼくらも、そのついでに、ご相伴に預かります。
普段は、学食で、生徒たちと机をともにして食べることになるが。
陛下のご登校初日で、生徒たちも浮足立っているので。
今日は外で。顔見知りの者たちとともに、食べることになったのだ。
サンドイッチや唐揚げや、ステーキを薄切りにしたものや温野菜や。いろいろな料理が並べられ。アルフレドがみんなの皿に取り分ける。
ぼくは、とにかく唐揚げを食べ。美味しーいと心の中で絶叫してから。つぶやいた。
「ショッキングピンク、でしたね?」
「ショッキングピンク、だったわね?」
ぼくのつぶやきに、アイリスが深くうなずく。
リーリア嬢は…アイリスのときもそうだったが、一目見て主人公だとわかる、派手でキラキラしい外見だった。
髪の色が、ショッキングピンクで。前髪パッツン、ツインテールに、縦ロールグリングリン。盛り過ぎです。
あれでは、一歩間違ったら悪役令嬢になりそうですが。
瞳の色はオレンジ色。アイリスの髪と、目の色を入れ替えただけだ。
あれ? 公式様、ちょっと、手を抜いている?
大きくて丸い目元は、瞳がウルウルで。鼻筋が通っていて、唇が艶やかなローズ色。
陶器のような白い肌に、ピンク色の頬。
いかにも、外国のお姫様という、可愛らしさで。守ってあげたくなる感じ。
学園の白い制服が、小柄の体格に似合っていて。所作なんかはさすがに上品だった。
うん。まぁ、主人公味はあるな。
それはともかく。陛下がリーリア嬢を、隣国の姫だと、すでに知っていることが、驚きだった。
アイリスの話では、ただの留学生が、隣国の姫で。アラびっくり。家格の釣り合う恋人同士で、めでたく結婚へ。できるかできないかぁ?
というのが、あらすじだったらしいのだが。
リーリア嬢に出会う前に、ぼくは陛下に。そのことを知らされていた。
つまり。隣国の第三公女が、お忍びで学園に編入しているということだ。
有力貴族(陛下はジジイどもと言っている)が、陛下と公女をくっつけようと目論んでいること。
だが陛下は、ぼく以外と結婚する気はないこと。
「お忍びで? それはぼくに…まだ王妃ではないぼくに、言っても良いことなのですか?」
隣国の姫が、お忍びで留学に来ていることも。貴族の思惑も。政務に関わっていない、まだ、いわゆる、ただの公爵令息であるぼくに、言ってはいけないことなのではないかと。陛下がぼくに打ち明けてくれたときに、うかがうようにそうたずねた。
「いいや、クロウは、すでに我の伴侶で。我は、もうクロウを王妃だと思っている。ただ、お披露目をしていないというだけのことだ。クロウには早々に、我の片腕として、政務にも携わってもらうつもりなのだから。王宮内の動きを知っておいても良いのだ。それに、我は。少しも、クロウに不安に思ってもらいたくはない。公女の存在が、クロウの心をかき乱すというのなら。すぐにも退去させるつもりだ」
そう言われて、ぼくは、陛下に。首を横に振った。
確かに、ぼくは昨日、陛下に己の不安を見せてしまって。
陛下も、そのことに、思うところがあったのだろう。
少し離れただけで、ぼくが不安に駆られたのだから。公女が来ていること。裏でなにやら、思惑が働いていることを、あとでぼくが知ったら。もっと、ぼくが悲しんでしまうのではないかと。
陛下は、御優しいから。考えてくれたのだろうな?
実際、アイキンⅡで。隣国の御姫様が主人公になって、陛下と恋に落ちるかもしれないというのは。不安だ。
でも。公女は、真剣に学びに来ているかもしれないでしょう? そんな人を。まだ、なにもしていないのに退去させてしまうのは。可哀想だと思って。
そう、まだ、憶測なのだ。
ゲームの通りになってしまったら、と思うと。すっごく怖いけど。
でも。まだなにも起こっていないじゃん?
アイリスもセドリックたちも。シオンも。陛下も。ぼくの味方。
だから、きっと大丈夫、だよね?
だけど、本当に突然、リーリア嬢とエンカウントしちゃって。マジ、驚いた。
ランチタイムを一緒に、と思って。シオンの教室に行ったら。誰もいない教室の中に、シオンの制服だけが抜け殻のように落ちていて。
ぼくは。
シオンが猫になれることを知っていた、ぼくは。
すぐに、猫になっちゃったんだーっと思って、パニックになっちゃったのだ。
陛下と一緒に、あちこち探し回って。手分けして探そうということになって。
そして、丘の上の木のところまで来たら、いきなり彼女が落ちてきたのだ。
咄嗟に、受け止めようとしたけど。まぁ、陛下のようにはいかないよね?
受け止めきれずに、ぼくは彼女のクッションになってしまった。
まぁ、怪我はなくてよかったです。
でも、ぼくは。なんでか、誰かの下敷きになってしまい、マジで、びっくり仰天。
さらに、ショッキングピンクを見て、すぐに主人公ちゃんだとわかって。テンパっちゃって。
なにか、言わなきゃと思って。
頭に浮かんだのは、昨日、陛下がぼくに言った、あの言葉だ。
いや、あの言葉しか、考えつかなかったのだ。
『空から天使が降りてきたのかと思った』ニコリ。
あぁ、二番煎じも、はなはだしい。
そうしたら、木の上でシオンがニャーニャー言っていて。あ、ここにいたか、と。
「兄上ぇ、ぼくは、この女に助けてもらったのではありません。なんか知らないけど、この女が、すごい形相で、いきなりぼくを追い回してきて。この木に追い詰められたのです。鼻息荒くて、おっかないのですぅ」
つうか、低声のイケボイスで、ですぅとか言って、ぼくを笑わせにかかっているだろう? 弟よっ。
「こら、そういうことを言わないの」
っていうか、ぼくは。
アイキンⅡの主人公ちゃんとは、関わりたくないのです。
穏便に、お引き取りいただきたいのです。
だから、笑顔で、この場を流しているのです。空気を読め、チョンっ!
そうして、ぞくぞくと、この丘でランチを取るメンツが集まりだして。
リーリア嬢は退場して、今に至るわけです。
はぁ。怒涛の展開でした。
「つか、チョン。なんで、猫になっているんだよぉ?」
「シャーロットが、ぼくが猫になれるって知ったら、チョンちゃんに会いたーいって泣くから。一度だけ、見せてやろうと思って」
黒猫が、丸い手で、顔を洗いながら、そう言う。
照れているのか? 弟よ。
まぁ、なんだかんだ、シャーロットの望みを叶えてあげるところは、優しいじゃないか? 弟よ。
ぼくが、陛下とシャーロットに通訳すると。
陛下は、妹の我が儘ですまない、と謝り。
シャーロットは、チョンの脇の下に手を差し入れる。抱っこしようとしたのだろう。
持ち上げると、伸びて。どんどん伸びて。彼女の座高よりも長くなって。シャーロットは、また目を丸くした。
「長ーい、でっかーい。顔が怖ーい」
「猫は、あっという間に大人になるものです。大きな大人の猫でも、可愛いと思えなければ、猫飼いの資格はありませんよっ? 子猫の期間は、まばたきする間に、過ぎ去って行くものです」
まぁ、普通はそうなのだが。
ぼくは、十年も子猫のチョンを見てきたのだから。すっごく贅沢なことではある。子猫、満喫である。
つか、でっかい猫は、それはそれで、別の愛らしさがあるものである。
ぼくは、どちらも好きだぞ。
シャーロットはしげしげと、長い胴のチョンを見やり。笑った。
「そうなのね? 面白ーい。やっぱりチョンちゃんは、大人になっても可愛いわね? 半目の、超悪辣な強盗みたいな怖い目つきでも、可愛いわね?」
なんだか、自分に言い聞かせているようにも聞こえるが。ま、いいでしょう。
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