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第四百話 お前は物事を焦りすぎる
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「ホウリ先生!」
フロランが特訓場に怒鳴り込んでくる。俺は表情を変えないようにして特訓場に入ってくるフロランの方を向く。鼻息を荒くしているフロランの後ろからセムラが目立たぬように入ってくる。
フロランは俺の胸元を掴んで捻り上げてくる。
「早くなる特訓を希望するわ!」
フロランの表情からは焦りが見える。そして、今日はノエルが自習時間にエレメントスライムをクラスの皆に見せると張り切っていた。
ノエルは抜けているところがあるから、エレメントスライムを一度逃がした可能性が高い。だが、学校からノエルが騒動を起こしたという報告は来ていない。つまり、逃がしたが騒ぎになる前に捕まえたんだろう。
で、こいつが焦るってことはノエルの実力を見て、自分の実力に自信を失っていると見た。速さにこだわっているってことは誰かが危ない目にあって、慌てたノエルが咄嗟に魔装で助けたのを見たか。
「落ち着け。何があった?」
ある程度は察したが、こういう時は本人の口から言葉を引き出すのが重要だ。俺はフロランの手を掴む。
フロランは少しだけ冷静さを取り戻したのか、俺の胸元から手を離した。
「実は……」
フロランの説明は俺の予想とほとんど当たっていた。
「なるほどな。ノエルの動きが思ったよりも早かったから、自分の速さで通じるか不安になったと」
フロランは口を紡いだまま首を縦に振る。
「だから!あなたの力で私を早くしなさい!」
フロランは必死な表情で俺を見上げてくる。その目には焦りや絶望が見える。
正直、ノエルは闘技大会で魔装は使わないだろう。だが、魔装のことや、それを使わないことは伝えられない。ここは多くは触れずに励ますか。
「君の言いたい事は分かった」
「だったら……」
「悪いが断る」
「……え?」
フロランは目を丸くして体から力が抜けていく。余程ショックだったみたいだ。ノエルの力の片鱗を見たんだから当たり前か。
これは少し説得しないと特訓に支障が出るな。
俺はしゃがんでフロランと視線を合わせる。
「確認するぞ?君はノエルに速さで負けていると思っている。そうだな?」
「そ、そんなこと思っている訳……」
「正直に言ってくれ。じゃないと、俺も正直に話ができない」
「……ちょっとだけ思ってるわ」
フロランが視線を反らせながら呟く。
まだ素直になりきれていないが、欲しい言葉は引き出せた。
「そこが間違いだ」
「どういうこと?」
「ノエルが優れているのは速さだけじゃないってことだ。攻撃力、技術、防御力、すべてが君よりも上だ」
「…………」
「つまり、速さだけ高めても勝てない。総合力を高めるのが一番勝率が高いんだ」
「……本当にあんなのに勝てるの?」
フロランの口からそんな言葉が零れる。そして、目からは涙が落ち始めた。
「私は勝たないといけない。けど、あんな化け物みたいな奴に勝てるの?教えてよ……」
フロランから流れる涙が止まらなくなる。これは心が折れかけてるな。ここでの対応を間違えると、フロランの心は完全に折れて、ノエルと戦う意思が完全になくなってしまうだろう。それは都合が悪い。
となると、俺が言うべき言葉は……
俺はフロランの肩を掴む。ビックリしたフロランの潤んだ目を、俺は真っすぐと見つめる。
「勝てる」
「……え?」
「君はノエルに勝てる」
予想外だったのか、フロランが言葉を無くしている。
ここで必要なのは希望だ。いつもなら現実を見せるが、今は希望を見せて戦う意思を無くさない様に元気付けよう。
俺は目をそらさずに話を続ける。
「俺は出来ない仕事は引き受けない。つまり、君の特訓を引き受けたということは、君はノエルを倒せると判断している」
「……根拠はあるの?」
「どっちの特訓を見ているからな。先生の言葉を信じろ」
「……分かったわ」
袖で涙をぬぐい、目に生気を宿すフロラン。とりあえず、特訓出来るくらいには持ち直したか。
フロランは刀をアイテムボックスから取り出して腰に差す。
「さっさと特訓を始めなさい」
「泣いてたくせに良く言うぜ」
特訓に臨めるくらいには元気になったみたいだな。
「それじゃ始めるぞ」
「来なさい!!」
俺は新月、フロランは刀を抜いてお互いに向き直る。
「何処からでも掛かってこい!」
「行くわよ!」
フロランの刀を新月で受け止める。
こうしていつも通りの特訓を俺達は行ったのだった。
☆ ☆ ☆ ☆
「ただいまー」
「おかえりー!」
玄関を開けると、中からノエルが腹に向かって突撃してきた。俺はノエルを受け止め優しく撫でる。
すると、ノエルはデコを腹に擦りつけてくる。
「今日は早いね!」
「ああ。今日の飯はなんだ?」
「『るーろーはん』っていうものみたいだよ?ノエルには良く分かんないけど」
「豚バラを煮込んだものをご飯に乗せたモノだ」
「美味しそう!」
「美味いぞ」
魯肉飯か。今日の食事当番はフランだな?気配から察するにロワも手伝っているな。
「そういえばさ、ミエルお姉ちゃんは今日遅くなるんだって」
「あいつも忙しいからな」
ノエルと一緒に駄弁りながらリビングに入る。最近、騎士団は忙しいらしい。ミエルも残業続きだ。
「ホウリお兄ちゃんより忙しいのかな?」
「俺は飯のとき以外は働いてるからな。俺より忙しい奴なんて、早々いないだろうよ」
リビングの席について瓶ジュースを取り出す。
「あーいいなー。ノエルも飲みたーい」
「ご飯前だから我慢しろ」
「むう、ホウリお兄ちゃんだってご飯前じゃん」
「俺は常に栄養補給しないといけないからな」
「むうう……」
恨めし気な目をノエルから向けられながら、俺はリンの実の果汁を呷る。
台所からスパイシーな独特の匂いが漂ってくる。
「そういえば、ミエルから魔物を借りたんだって?」
「うん!自習の時間に皆に見せたんだ!ノエルは先生役になって授業したんだよ」
「授業はどうだった?」
「……とっても良かったよ?」
ノエルがあからさまに目を反らす。俺じゃなくても嘘だって分かるな。今度、嘘のつき方でも教えるか?でも、嘘が上手いノエルってノエルって感じじゃないんだよな。
ま、いいか。
「俺に嘘が通じると思うなよ?」
「うう……流石ホウリお兄ちゃん」
「俺じゃなくっても分かると思うぞ。何があった?」
「実はね……」
ノエルの口からフロランと同じことを聞く。俺の思った通りだったな。
「今回は偶々なんとかなったみたいだな。だが、次もなんとかなるなんて甘い考えはやめとけよ」
「はぁい」
「エレメントスライムはどうした?」
「帰りに騎士団に返して来たよ」
「今度は逃がしてないな?」
「うん」
表情を見るに嘘は無いみたいだ。
エレメントスライムは手に入れるのが面倒だからな。仮に倒されたりでもしてたら、ミエルの仕事が更に増えただろうな。
「それでね、ノエルの武勇伝も教えたんだけど、皆に凄く好評でさ!ノエルの自伝とか出したら売れると思わない?」
「書けない内容の方が多いだろ?神の使いとかサンドのこととか、どう書くつもりだ?」
「そこは……なあなあで」
「20ページくらいの自伝になりそうだな」
ノエルと会話していると、ふとフロランの顔が頭に浮かぶ。勝てそうにない相手に、勝たないといけなくて絶望している表情。そんな顔だ。
「なあノエル」
「なあに?」
「目の前に勝てない敵がいる。だけど、友達を守らないといけないから、逃げることは出来ず立ち向かわないといけない。そんな時、どうする?」
「え?戦うけど?」
「勝てないとしてもか?」
「うん。戦いながら勝機を探るかな?それしか方法が無いんだったらだけど」
迷う様子もみせずにノエルが即答する。
「そうか」
「それにさ、ノエルの目標ってフランお姉ちゃんを倒す事でしょ?他の人と戦うときに諦めてるようじゃ、フランお姉ちゃんを倒せないでしょ」
「違いないな」
今のセリフで確信した。どんな敵が現れてもノエルは大丈夫だ。
「そういえばさ、ホウリお兄ちゃんは今日なにしてたの?」
「俺か?俺は殺人事件を解決した後、スイーツ店のアドバイスをして、とある会社の書類整理をして、強盗犯をボコボコにして───」
そんな感じで俺とノエルは夕飯ができるまで駄弁っていた。
フロランが特訓場に怒鳴り込んでくる。俺は表情を変えないようにして特訓場に入ってくるフロランの方を向く。鼻息を荒くしているフロランの後ろからセムラが目立たぬように入ってくる。
フロランは俺の胸元を掴んで捻り上げてくる。
「早くなる特訓を希望するわ!」
フロランの表情からは焦りが見える。そして、今日はノエルが自習時間にエレメントスライムをクラスの皆に見せると張り切っていた。
ノエルは抜けているところがあるから、エレメントスライムを一度逃がした可能性が高い。だが、学校からノエルが騒動を起こしたという報告は来ていない。つまり、逃がしたが騒ぎになる前に捕まえたんだろう。
で、こいつが焦るってことはノエルの実力を見て、自分の実力に自信を失っていると見た。速さにこだわっているってことは誰かが危ない目にあって、慌てたノエルが咄嗟に魔装で助けたのを見たか。
「落ち着け。何があった?」
ある程度は察したが、こういう時は本人の口から言葉を引き出すのが重要だ。俺はフロランの手を掴む。
フロランは少しだけ冷静さを取り戻したのか、俺の胸元から手を離した。
「実は……」
フロランの説明は俺の予想とほとんど当たっていた。
「なるほどな。ノエルの動きが思ったよりも早かったから、自分の速さで通じるか不安になったと」
フロランは口を紡いだまま首を縦に振る。
「だから!あなたの力で私を早くしなさい!」
フロランは必死な表情で俺を見上げてくる。その目には焦りや絶望が見える。
正直、ノエルは闘技大会で魔装は使わないだろう。だが、魔装のことや、それを使わないことは伝えられない。ここは多くは触れずに励ますか。
「君の言いたい事は分かった」
「だったら……」
「悪いが断る」
「……え?」
フロランは目を丸くして体から力が抜けていく。余程ショックだったみたいだ。ノエルの力の片鱗を見たんだから当たり前か。
これは少し説得しないと特訓に支障が出るな。
俺はしゃがんでフロランと視線を合わせる。
「確認するぞ?君はノエルに速さで負けていると思っている。そうだな?」
「そ、そんなこと思っている訳……」
「正直に言ってくれ。じゃないと、俺も正直に話ができない」
「……ちょっとだけ思ってるわ」
フロランが視線を反らせながら呟く。
まだ素直になりきれていないが、欲しい言葉は引き出せた。
「そこが間違いだ」
「どういうこと?」
「ノエルが優れているのは速さだけじゃないってことだ。攻撃力、技術、防御力、すべてが君よりも上だ」
「…………」
「つまり、速さだけ高めても勝てない。総合力を高めるのが一番勝率が高いんだ」
「……本当にあんなのに勝てるの?」
フロランの口からそんな言葉が零れる。そして、目からは涙が落ち始めた。
「私は勝たないといけない。けど、あんな化け物みたいな奴に勝てるの?教えてよ……」
フロランから流れる涙が止まらなくなる。これは心が折れかけてるな。ここでの対応を間違えると、フロランの心は完全に折れて、ノエルと戦う意思が完全になくなってしまうだろう。それは都合が悪い。
となると、俺が言うべき言葉は……
俺はフロランの肩を掴む。ビックリしたフロランの潤んだ目を、俺は真っすぐと見つめる。
「勝てる」
「……え?」
「君はノエルに勝てる」
予想外だったのか、フロランが言葉を無くしている。
ここで必要なのは希望だ。いつもなら現実を見せるが、今は希望を見せて戦う意思を無くさない様に元気付けよう。
俺は目をそらさずに話を続ける。
「俺は出来ない仕事は引き受けない。つまり、君の特訓を引き受けたということは、君はノエルを倒せると判断している」
「……根拠はあるの?」
「どっちの特訓を見ているからな。先生の言葉を信じろ」
「……分かったわ」
袖で涙をぬぐい、目に生気を宿すフロラン。とりあえず、特訓出来るくらいには持ち直したか。
フロランは刀をアイテムボックスから取り出して腰に差す。
「さっさと特訓を始めなさい」
「泣いてたくせに良く言うぜ」
特訓に臨めるくらいには元気になったみたいだな。
「それじゃ始めるぞ」
「来なさい!!」
俺は新月、フロランは刀を抜いてお互いに向き直る。
「何処からでも掛かってこい!」
「行くわよ!」
フロランの刀を新月で受け止める。
こうしていつも通りの特訓を俺達は行ったのだった。
☆ ☆ ☆ ☆
「ただいまー」
「おかえりー!」
玄関を開けると、中からノエルが腹に向かって突撃してきた。俺はノエルを受け止め優しく撫でる。
すると、ノエルはデコを腹に擦りつけてくる。
「今日は早いね!」
「ああ。今日の飯はなんだ?」
「『るーろーはん』っていうものみたいだよ?ノエルには良く分かんないけど」
「豚バラを煮込んだものをご飯に乗せたモノだ」
「美味しそう!」
「美味いぞ」
魯肉飯か。今日の食事当番はフランだな?気配から察するにロワも手伝っているな。
「そういえばさ、ミエルお姉ちゃんは今日遅くなるんだって」
「あいつも忙しいからな」
ノエルと一緒に駄弁りながらリビングに入る。最近、騎士団は忙しいらしい。ミエルも残業続きだ。
「ホウリお兄ちゃんより忙しいのかな?」
「俺は飯のとき以外は働いてるからな。俺より忙しい奴なんて、早々いないだろうよ」
リビングの席について瓶ジュースを取り出す。
「あーいいなー。ノエルも飲みたーい」
「ご飯前だから我慢しろ」
「むう、ホウリお兄ちゃんだってご飯前じゃん」
「俺は常に栄養補給しないといけないからな」
「むうう……」
恨めし気な目をノエルから向けられながら、俺はリンの実の果汁を呷る。
台所からスパイシーな独特の匂いが漂ってくる。
「そういえば、ミエルから魔物を借りたんだって?」
「うん!自習の時間に皆に見せたんだ!ノエルは先生役になって授業したんだよ」
「授業はどうだった?」
「……とっても良かったよ?」
ノエルがあからさまに目を反らす。俺じゃなくても嘘だって分かるな。今度、嘘のつき方でも教えるか?でも、嘘が上手いノエルってノエルって感じじゃないんだよな。
ま、いいか。
「俺に嘘が通じると思うなよ?」
「うう……流石ホウリお兄ちゃん」
「俺じゃなくっても分かると思うぞ。何があった?」
「実はね……」
ノエルの口からフロランと同じことを聞く。俺の思った通りだったな。
「今回は偶々なんとかなったみたいだな。だが、次もなんとかなるなんて甘い考えはやめとけよ」
「はぁい」
「エレメントスライムはどうした?」
「帰りに騎士団に返して来たよ」
「今度は逃がしてないな?」
「うん」
表情を見るに嘘は無いみたいだ。
エレメントスライムは手に入れるのが面倒だからな。仮に倒されたりでもしてたら、ミエルの仕事が更に増えただろうな。
「それでね、ノエルの武勇伝も教えたんだけど、皆に凄く好評でさ!ノエルの自伝とか出したら売れると思わない?」
「書けない内容の方が多いだろ?神の使いとかサンドのこととか、どう書くつもりだ?」
「そこは……なあなあで」
「20ページくらいの自伝になりそうだな」
ノエルと会話していると、ふとフロランの顔が頭に浮かぶ。勝てそうにない相手に、勝たないといけなくて絶望している表情。そんな顔だ。
「なあノエル」
「なあに?」
「目の前に勝てない敵がいる。だけど、友達を守らないといけないから、逃げることは出来ず立ち向かわないといけない。そんな時、どうする?」
「え?戦うけど?」
「勝てないとしてもか?」
「うん。戦いながら勝機を探るかな?それしか方法が無いんだったらだけど」
迷う様子もみせずにノエルが即答する。
「そうか」
「それにさ、ノエルの目標ってフランお姉ちゃんを倒す事でしょ?他の人と戦うときに諦めてるようじゃ、フランお姉ちゃんを倒せないでしょ」
「違いないな」
今のセリフで確信した。どんな敵が現れてもノエルは大丈夫だ。
「そういえばさ、ホウリお兄ちゃんは今日なにしてたの?」
「俺か?俺は殺人事件を解決した後、スイーツ店のアドバイスをして、とある会社の書類整理をして、強盗犯をボコボコにして───」
そんな感じで俺とノエルは夕飯ができるまで駄弁っていた。
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