魔王から学ぶ魔王の倒し方

唯野bitter

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第百四十七話 キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ

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「リンタロウお兄ちゃん、外で遊ぼ?」
「いいでござるよ」


 フランお姉ちゃんに外にいるように言われたから、リンタロウお兄ちゃんを連れてお庭に出る。


「何して遊ぶでござるか?」
「うーん、どうしよっか?」


 リンタロウお兄ちゃんは不思議な力があるし、ホウリお兄ちゃんとは別の遊びが出来そうだ。


「そうだ!チャンバラしよう!」
「チャンバラ?」
「そう!」


 ホウリお兄ちゃんに剣を教わっているし、リンタロウお兄ちゃんは刀使いだ。ホウリお兄ちゃん以外に剣を教わるのも良いかもしれない。


「拙者は構わないでござるよ」
「ありがとー!じゃあ、剣を取って来るね」
「木剣ならあるでござるよ?」


 リンタロウお兄ちゃんが木剣を2本取り出す。うーん、木剣でもいいけどここは……


「ノエルも剣を取って来るよ。怪我だけだったらノエルが治せるから真剣でやろうよ。紹介したい人もいるしね」
「紹介したい人?スターダストは5人では無かったのでござるか?」
「ふっふっふ、ちょっと待っててね」


 ノエルは不思議そうにしているリンタロウお兄ちゃんを残して玄関へ向かう。フランお姉ちゃんに外に出てるように言われていたし、こっそり取ってこないと。
 2階に行く前にリビングを覗いたけどお姉ちゃん達はいなかった。どこかにお出かけしているのかな?
 お姉ちゃん達がいないんだったら好都合だ。ノエルはそのまま2階に上がってノエルの部屋に入る。
 お人形とか可愛いベッドとか、好きな物を沢山置いたノエルのお部屋。そんなお部屋にあるベッドの下に手を突っ込んでとある物を取り出す。フランお姉ちゃんに見つかりたくないからこっそり出て行こう。
 聞き耳を立てながら部屋を出ようとすると、扉が閉まるのが聞こえた。フランお姉ちゃん達が外に出たに違いない。ここで玄関から出るとフランお姉ちゃんに怒られちゃう。
 ノエルは窓を開けて飛び降りる。ダメージを受けないように魔装をして着地をする。そして、花壇に持っていた物を隠してリンタロウお兄ちゃんがいる広場に向かう。
 広場にはフランお姉ちゃんと話すリンタロウお兄ちゃんがいた。フランお姉ちゃんはノエルを見つけると、笑顔で手を振って来た。
 お家に入ったのはバレてないかな?


「フランお姉ちゃん、どうしたの?」
「今からラビと出かけてくる」


 フランお姉ちゃんの態度はいつもと変わらない。良かったバレてないみたい。
 ホッと胸を撫でおろしてフランお姉ちゃんと話す。


「何かあったの?」
「ちょっと悪い人を懲らしめてくる。夜には帰って来るから留守番をしておいてくれぬか?」
「うん、わかった」
「拙者達の手は必要ないでござるか?」
「今は不要じゃ。必要であればその時に要請する」
「分かったでござる。怪我が無いように気を付けるでござるよ?」
「誰に向かって言っておる。わしは最強の魔王じゃぞ?」
「いらぬ心配でござったな」
「フランお姉ちゃん。早く帰ってきてね?」
「勿論じゃ。さっさと片付けてくるから良い子にして待っておるんじゃぞ?」
「はーい!」


 門の外へと歩くフランお姉ちゃんを手を振って見送る。フランお姉ちゃんが見えなくなってから、ノエルは深く息を吐く。


「フー、良かった~」
「何かあったでござるか?」
「えへへ、フランお姉ちゃんに知られたくない事があったから緊張しちゃった」
「そうでござったか。そう言えば、紹介したい人はどこにいるでござるか?」
「あ、そうだった。ちょっと待っててね」


 花壇の方へ走って隠したものを取って来る。
 取って来たものを差し出すと、リンタロウお兄ちゃんは首を捻った。


「これは刀でござるか?異様に黒いでござるな?」
「でしょ。ちょっと抜いてみてよ」


 ちょっと悪戯したくなっちゃった。説明しないでいてみよう。あえて何も説明せずに刀をリンタロウお兄ちゃんに渡す。
 リンタロウお兄ちゃんは不思議そうにしながらも、ノエルの言う通りに刀を抜く。


「これは中の刃まで真っ黒でござるな。しかも中々の業物でござ──」
〈……ん?ここは?〉
「……へ?」


 リンタロウお兄ちゃんは呆然と刀を見つめていたけど、刀を放り投げて尻餅をついて叫んだ。


「うわああああ!刀が喋ったでござる!」
〈痛ッ!何するんだ!〉
「やっぱり喋ったでござる!ノエル殿、これは何でござるか!」
〈これってなんだー!僕は由緒正しい魔剣だぞー!〉


 二人のやり取りを見ながら、ノエルはお腹を抱えて笑う。これ、面白過ぎるよー。


「あははははは!お、お腹痛い……」
「笑い過ぎでござるよ!いい加減にどういうことか説明してほしいでござる!」
〈ご主人!こいつ誰ですか!〉
「いひひひひ!」


 わ、笑い過ぎで頬が痛い。そろそろ落ち着こう。
 深呼吸して気持ちを落ち着かせて刀……ブラン君を拾う。


「これは魔剣のブラン君。MPを少しでも流せば何でも切れる凄い剣だよ」
〈ご主人、ようやく出番でゲスか!?何か切れるのゲスか!?〉
「うーん、今日はMPを流さないから切れないかな?」
〈そんな!?〉
「刀が喋るとは面妖でござるな」
〈……良く見たら、そこの人は侍でゲスか?〉
「そうでござる。拙者は侍でござるよ」
〈丁度いいでゲス!僕を使ってみないでござるか?〉
「拙者にはこの愛刀があるからいらないでござる」
〈そんな事言わずにー。そんな鈍らよりも使い勝手良いでゲスよ?〉
「は?」


 ブラン君の言葉にリンタロウお兄ちゃんの目が鋭くなる。


「拙者の愛刀が鈍ら?切り刻むでござるよ?」
〈はっ!僕を切るなんて身の程知らずだね!〉
「言ったでござるな?後悔しても遅いでござるよ?」


 リンタロウお兄ちゃんは刀を抜き去る。


〈上等!ご主人、迎え撃ちましょう!〉(フンス!)


 その様子を見たブラン君も鼻息(?)を荒くして対抗しようとする。
 ノエルは対抗するためにブラン君を構え……る事も無く地面に突き刺す。


〈ご、ご主人?〉
「リンタロウお兄ちゃんも正座!」
「わ、分かったでござる……」


 ブラン君の隣にリンタロウお兄ちゃんを座らせる。ノエルは腕を組んで2人の前に立つ。


「二人ともメッ!もっと仲良くしなきゃダメでしょ!」
「し、しかし……」
〈元はと言えばこいつが……〉
「人のせいにしちゃダメ!悪い事したらごめんなさいでしょ!」


 ノエルの言葉に2人は顔を見合わせる(多分)。そしてお互いに頭(?)を下げあった。


「す、すまぬ。頭に血が上ってしまったでござる」
〈こっちこそゴメン。言い過ぎた〉
「うんうん、やっぱり仲良しが一番だよね」


 ブラン君を地面から引き抜いて、リンタロウお兄ちゃんも立ち上がる。


「さて、では始めるでござるか。だが、本当に手加減しなくて大丈夫でござるか?」
「勿論大丈夫だよ。えいっ」


 ノエルはノエルとリンタロウお兄ちゃんにセイントヒールをかけ続ける。


「これでケガしてもすぐに回復するよ」
「便利でござるな。これならば本気で行けるでござる」
〈これなら僕の力を使っても良いんじゃないでゲスか?〉
「物は直せないからダメ。ノエルがフランお姉ちゃんに怒られちゃう。あ、ノエルがブラン君使ったのも内緒ね」


 唇に指を当ててシーってする。リンタロウお兄ちゃんは笑顔で頷いた。


「じゃ、始めるでござるよ」
「はい、お願いしまーす」


 こうして、リンタロウお兄ちゃんとの特訓が始まった。


☆   ☆   ☆   ☆


 日も傾き、太陽の光が街をオレンジ色に染め上げる。夢中で戦っていたけど、もう夕方みたい。
 リンタロウお兄ちゃんは刀を鞘に戻すと歯を見せてニカッと笑う。


「今日はここまででござる」
「ありがとうございました!」
「ノエル殿はかなり筋がいいでござるな。良い侍になるでござるよ」
「えへへ、ありがと」


 リンタロウお兄ちゃんが笑顔でノエルの頭を撫でてくれる。
 やっぱりホウリお兄ちゃんとリンタロウお兄ちゃんは戦い方が違う。刀の振り方一つとっても個性が出ていて面白かった。


〈お前、中々やるな?〉
「お主も中々の名刀でござったな。愛刀が無ければ持って帰りたかったでござるよ」
〈今からでも持って帰ってもいいぞ?〉
「遠慮しておくでござるよ。持って帰ったらホウリ殿に何をされるか分かった物ではないでござるからな」
〈それは残念〉
「じゃあねブラン君。また近いうちに使うからね」
〈ぜひそうして欲しいでゲス〉


 ノエルはブラン君を鞘に仕舞う。喋れなくなるのは寂しいけど、抜き身のまま置いては置けないし仕方ないよね。


「そういえばさ、リンタロウお兄ちゃんの刀って名前あるの?」
「拙者の刀の名前は『愛刀』でござる」
「愛刀って名前だったんだ」


 自分が使ってる刀って意味じゃなかったんだ。
 リンタロウお兄ちゃんとお喋りしながらお家に向かう。すると、門からロワお兄ちゃんとミエルお姉ちゃんが帰って来るのが見えた。


「ロワお兄ちゃーん!ミエルお姉ちゃーん!おかえりなさーい!」
「ノエルちゃん、ただいま」
「今帰った。良い子で待っていたか?」
「うん!リンタロウお兄ちゃんと特訓してた!」
「そうか、ブランを使ったのか?」
「うん!MPは込めなかったよ!」
「そうだったんだ」


 皆でお喋りしていると、フランお姉ちゃんも帰って来たのが見えた。


「フラン殿、お帰りなさいでござる」
「お帰り~」
「ただいまじゃ。皆揃っておるな?」
「何かありましたか?」


 フランお姉ちゃんの顔で何かあると察したロワお兄ちゃんが引き締まる。


「説明は夕飯を食べながら説明しよう」
「夕飯はどこで食べます?」
「個室がある所がよい。あの和食屋にしよう」


 フランお姉ちゃんに連れられて和食屋さんに向かう。
 和食屋さんの個室に着くとフランお姉ちゃんが話し始めた。


「さっきラビと一緒に捜査をしていたんじゃが、明日大規模なテロが起こる事が分かった」
「本当ですか!?」
「そんな重要な事、こんな和食屋で話していいのか?」
「わしが音が漏れんようにしとるから大丈夫じゃ」
「具体的にはどんな事が起こるのでござるか?」
「王都の中に魔物の大量発生するらしい。後は水道に毒を仕込んだり連続爆破が起こったりするみたいじゃぞ?」
「……呑気に飯を食ってる場合か?」
「どうせ明日になるまで行動は起こせん。今は上手い物でも食って英気を養うがいい」


 よく分からないけど、明日大変な事が起こる事って分かった。後は美味しいご飯が食べられるって事も分かった。


「本当に明日テロが起こるんですか?」
「奴らは明後日と言っておったが、ホウリ曰く、憲兵が行動を起こした場合は次の日にテロが前倒しになるみたいじゃ」
「どうあがいても、犯人共にこちらの動きを知られてしまうからか」
「そうじゃな」
「ホウリさんの分析力って時々怖くなりますね……」
「それでこちらが先手を打てるんじゃから良いじゃろ」


 フランお姉ちゃんがお水を飲み干す。
 水を飲み干したフランお姉ちゃんは一息ついて説明を続ける。


「お主らには街の防衛に当たってほしい」
「そうなるな。私はどうすればいい?」
「騎士団に報告して人員を確保してくれ。具体的な範囲は憲兵と話し合うんじゃ」
「僕はどうします?」
「自由に動いて街を守ってほしい。結界で避難した人を守ると効果的じゃな。リンタロウも魔物を切りまくって良いぞ」
「分かりました」
「了解でござる」
「ねーねー、ノエルは?」


 街が危険になるみたいだけど、ノエルも戦った方がいいのかな?


「ノエルは戦闘せず怪我した者を治療して欲しい。その方が多くの人を救えるじゃろう」
「分かった!」
「恐らく、明日の朝から昼の人通りが多い時にテロが起こる。明日は早起きして街で待機しておくんじゃ」
「フランさんはどうするんですか?」
「わしらの家を含んだ王都の半分を守る」
「それなら安心だね!」
「……フラン殿ってそんなに非常識な存在なのでござるか?」
「慣れてくれ」
「辛気臭い話はここまでじゃ。美味しい物でも食べてパーッとするぞ。好きな物を頼むがよい」
「わーい!」


 ノエルはメニューを取って何を頼もうか考える。


「ノエル、天ぷら食べたい!」
「僕はウナギの炊き込みご飯が食べたいです」
「拙者はお刺身が食べたいでござる」
「お寿司の方がいいじゃないか?」


 明日大変な事が起こるみたいだけど、今は美味しいご飯を楽しく食べよう。
 こうして、ノエル達は楽しくご飯を食べたのでした。
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