魔王から学ぶ魔王の倒し方

唯野bitter

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魔王と勇者の二人旅 第一話 痛かったら音を上げてくださいね

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 砂漠に着いたわしらは広大な砂の台地を歩いていた。流石に砂漠ではバイクが使えんから、徒歩で歩くことになり、こうして歩かんといけん。その気になれば音速で移動する事も可能じゃが、冒険には野暮じゃと思い普通に移動することにした。


「……暑い」


 砂漠を進みながら、わしは何度目か分からぬ言葉を吐く。砂漠を歩くために、日差しを遮断できる白い布で全身を覆っておる。しかし、それでも砂漠の熱気を完全に防ぐことはできん。
 スキルを使え暑さを防ぐこともできるが、冒険をするには野暮じゃと思って使っておらん。
 わしの呟きを聞き、後ろを進んでいたホウリが水筒を差し出してくる。


「飲んどけ。いくら最強の魔王さまでも熱中症にはなるだろ?」
「まあのう」


 受け取った水筒の中身を一気に喉に流し込む。果実の瑞々しい甘みが口いっぱいに広がり、喉の渇きが一気に潤う。


「ふう、お主が作ったドリンクはやけに美味しいのう」
「心をこめて作っているからな」
「それにしても、風景が全く変わらないのう」


 砂漠を進んで2日。変化が無い景色に飽き飽きしていた。何処を見ても砂、砂、砂。色味すら変化が無いのは精神的に苦しい。


「砂漠に変化を求めるな」
「しかし、こうも何も無いと退屈じゃ。目的地まではまだかかるのか?」
「この辺りの筈なんだが……」


 今向かっているのはゴビゴビ遺跡ではなく、別の建造物じゃった。
 その名も、「砂漠の守護者ガーディアン」。良く分からんが、何か特別な物を守っているらしい。
 ゴビゴビ砂漠ほどではないが、情報が少ない。ホウリでも何日も調べて、やっと目ぼしい位置を特定できたくらいじゃ。


「いったい何を守っておるんじゃろうな」
「宝石とかのお宝じゃないか?」
「お主にしては普遍的な答えじゃな」
「俺をなんだと思っているんだ。暇ならお前も怪しいものが無いか探してくれ」
「うむ」


 わしとホウリは目を凝らして周囲を観察する。じゃが、見えるのは砂ばかりで怪しいものは見えん。


「何も見えんぞ。本当にここにあるのか?」
「それだけは間違いない」
「じゃが、何も無いぞ?」
「これだけ探しやすい砂漠で情報が少ないんだ。何かしらのカモフラージュがされていると考えるべきだろう」


 そう言われると確かにそうじゃ。となると、目視は役に立たんのう。


「仕方ない。わしのスキルであぶり出すか」
「どうするんだ?」
「エコーロケーションじゃよ。微弱な振動を周りに飛ばして、反射した振動を感知して見えないものを感知する」
「そんなスキルがあるのか」


 ホウリが感心したように言うが、わしは首を傾げる。


「何を言っておる。わしが出来るのは振動を飛ばすだけじゃ。感知は別でやる必要がある」
「俺にやれってことか?」
「それ以外にどうするんじゃ?」
「分かったよ。やってくれ」
「それで良いんじゃ。ではいくぞ」


 わしは両手を上げ、全方位に弱めの振動を発射する。
 ホウリはしばらく黙っていたが、しばらくすると太陽と逆の方向を指さした。


「あそこに何かあるな」
「何かってなんじゃ?」
「細かなものは分からない。だが、かなり巨大な物なのは確かだ」


 そこには何も見えない。じゃが、ホウリが言うのならば何かあるのじゃろう。


「行ってみるか」
「じゃな」


 再びホウリと共に歩みを進める。じゃが、いくら歩いても何も見えない。


「距離はどのくらいなんじゃ?」
「500mくらいだ」
「ならばそろそろじゃな───」


 言い切る瞬間、突然目の前に石で出来た、巨大な建造物が現れた。大きさは5階建てのビルよりも大きく、中に入れそうなところもない。
 これはスフィンクス?じゃが、本物のスフィンクスにはない、畳まれた羽が背中についている。


「これが、砂漠の守護者ガーディアンか?」
「みたいだな。だとしたら、体の中に守っているものがあるのか?」
「順当にいけばそうじゃな」
「調べてみるか」


 わしらは砂漠の守護者ガーディアンに近づこうと足を踏み出す。瞬間、


『我の眠りを覚ますのは誰だ?』
「ん?何か言ったか?」
「俺は何も言って無いぞ?フランが言ったんじゃないか?」
「そんな訳なかろう」
「じゃあこの声はどこから聞こえるんだ?」


 わしらが揃って首を捻っていると、声は再び辺りに響く。


『誰が我の眠りを覚ましたのだ』
「我とは誰じゃ。姿を現さんかい」
「いや、もう姿は見えているんじゃないか?」


 そう言ってホウリは砂漠の守護者ガーディアンを見上げる。


「まさか?」
「こいつだろうな」
『何をごちゃごちゃ言っている。お前らは古文書を解読し、ここに来たのだろう?』
「古文書?」
「そんなのあったか?」
「俺は最近の文献しか調べられていないからな。古文書に心当たりはない」


 その言葉を最後に砂漠の守護者ガーディアンの声は聞こえなくなった。
 気まずい雰囲気が砂漠に漂う。


「……これってアレか?正規の道ではなく、迷ったら偶々来られたって感じか?」
「だな」
『……ならば説明してやろう。我は砂漠の守護者ガーディアン。ここで『とある物』を守護しているものだ』
「とあるもの?」
「それはなんだ?」
『だが、今は『とある物』については話すことは出来ない』
「なるほど。お主を倒せば、その『とある物』を手に入れられるんじゃな?」
『何を言っている。これは知恵を試す試練だ。力づくでは渡せない』


 砂漠の守護者ガーディアンがキッパリと言い切る。なるほど、なるほど。


「面倒じゃから、渡す気になるまで壊し続けた方が良いのではないな」
『何言ってるのお前!?』


 さっきまでの荘厳な口調から、一転して素に戻る砂漠の守護者ガーディアン


「だって、知恵を試すなんて面倒なんじゃもん。壊した方が楽じゃ」
『ヤクでもやってるんじゃないか此奴!?わ、我を壊したら一生『とある物』を手に入れることは出来ないぞ!』
「安心せい。わしは治すことも得意じゃ。壊した後に治す、を繰り返せばいつかは音を上げるじゃろ?」
『碌な手段じゃないな!?もっと正攻法で挑もうという心意気はないのか!?』
「無い」
『言い切った!?』


 砂漠の守護者ガーディアンの悲痛な叫びを聞きながら杖で素振りをしていると、ホウリに肩を叩かれた。


「ここはこいつの言う通りにしよう。流石にここまでの仕掛けを力押しで突破は味気ないだろ?」
「むう、お主がそういうのであれば、そうするか」


 わしは素振りを止めて杖を仕舞う。しかし、よく考えてみれば、こちらには思考力が最強なホウリがおる。その時点で負けは無いんじゃし、結果は変わらんか。


「で、ルールは?」
『話が分かる者がいて良かった。んん、ではルールを説明する』


 咳払いの後、砂漠の守護者ガーディアンは説明を始めた。


『ルールは単純。我の出す問いに正しい解を出せば合格だ。問は全部で3つ。回答は一つの問いにつき一人1度。どちらも誤った解を出してしまったら、その段階で不合格だ』
「不合格になったらどうなる?」
『ルールとしては命を奪うことになるのだが……』
「ほう?その時は力づくが解禁になるんじゃな?」
『……なんでも命を奪うという風習は正さねばならん。貴様らを遠くにワープさせることにする』


 わしが杖を掌にペシぺシすると、砂漠の守護者ガーディアンは震え声でそう言った。どうやら自己防衛の意識はあるみたいじゃな。


「ようは3問の問題に正解すれば問題ないんじゃな。ならば、さっさと問題をださんかい」
『良い威勢だ。では、第一問!』


 砂漠の守護者ガーディアンというくらいじゃ。どんな難しい問題がでるのか……


『朝は4本、昼は2本、夜は3本、これはなんだ?』
「人間じゃ」
『……やけに答えるのが早いな?正解だ』
「有名過ぎるなぞなぞじゃ。むしろ、なんで自信満々に出せたんじゃ?」
「きっと、何百年もここにいて、現代のことを知らないんじゃないか?」
「なるほどのう?」


 こやつが誕生した時は最新の知恵比べじゃったが、現代では子供用のなぞなぞになったのか。
 そう思うとなんだか悪いことをした気がするのう。
 念のため解説すると、問題の朝、昼、夜とは、人間の赤ちゃん、青年、老人を示しておる。
 本数は移動するときに使う本数。赤ちゃんはハイハイじゃから両手足で4本。青年は両足で2本。老人は両足と杖で3本という訳じゃ。知らんかったら悩むかもしれんが、有名すぎて悩むことができん。


「この程度の問題なら、お主の手を煩わせることもなく合格するかものう?」
「じゃあ、次もフランが先に答えるか?」
「そうしよう」
『うむ、では次の問いだ。第二問、3分間に1匹のネズミを捕まえる猫がいる。100分以内に100匹のネズミを捕まえるのに、必要な猫は何匹か答えよ』
「やはり時代遅れの守護者ガーディアンじゃな」
『なんだと?』


 ガーディアンがムッとする。じゃが、この問題もありきたりじゃ。


「ネズミを100匹捕まえるから猫も100匹必要、そう答えさせる引っ掛け問題じゃ」
「へえ、その様子を見ると答えが分かるみたいだな」
「ああ。お主の出番は無いみたいじゃ」
「じゃあ、フランの答えを聞こうか?」
「猫が3匹いたとするじゃろ?すると、3分で3匹捕まえられえる。6分で6匹じゃ。つまり、猫が3匹いれば、時間=匹数になるんじゃ。じゃから猫は3匹必要。どうじゃ?」


 わしがそう答えた瞬間、ホウリが頭を抱え、砂漠の守護者ガーディアンが楽しそうに話す。


『やはり、愚か者はそう答える。不正解だ。自身の知識のみを過信したのだろうが、所詮は……』


 瞬間、砂漠の守護者ガーディアンの前の地面が轟音と共に抉れた。抉れた地面は砂漠の守護者ガーディアンを埋めるには十分すぎる深さをしておる。


「お主の命程度なら数秒あれば潰せるんじゃぞ?口には気を付けろよ?」
『よく肝に銘じておきます!』
「それでよい」


 わしはスキルで地面を元に戻す。
 じゃが、なんで不正解なのか分からん。わしの答えは完璧の筈じゃが?


「よく考えてみろ。その理屈で行くと99分の時点では、猫3匹でネズミ99匹は捕まえられる。だが、残りの1匹はどうなる?」
「どうなるって、猫がネズミを捕まえるのは3分かかるんじゃから……あ」
「そういうこと。猫が3匹集まろうと3分かかる。だから、猫3匹だとネズミ100匹を捕まえるのに102分かかって100分を超えてしまうんだ。そういう事で答えは4匹。どうだ?」
『大正解だ。貴様はそこの愚者とは違うな?』
「お主はこれからグシャグシャになるがのな?」
『なーんて冗談とか言ってみたりして』
「誤魔化しきれてないぞ?」


 ちゃんと考えれば分かる問題じゃったな。少し悔しい。
 ともあれ、これで最終問題を残すのみ。ホウリがおる限り、負けは無いじゃろうし気楽にいくか。


「最後の問題を出してもらおうか?」
『必ず答える、そういう良い顔をしているな』
「ふふん、わしが答えられんでもホウリがおるからな。合格したようなものじゃ」
「俺だよりかよ」
『良いだろう。では、最終問題だ。第三問、我の正体を答えよ』
「は?」


 意味が分からん。最初に砂漠の守護者ガーディアンと名乗ったではないか。もしかして、記憶力のテストか?


『早く答えよ』
「砂漠の守護者ガーディアンじゃろ?」
『碌に考えていないのが分かる答えだな。不正解だ』
「粉々か、それとも溶けるほどの高温か。お主はどちらが良い?」
『今、我の処刑方法を考えてないか!?』
「そうじゃぞ?勘が良いな?」
『なんで分からないと思った!?思いっきり声に出ていたからな!?』
「まあ、お主の処刑なんていつでも出来る。今はこの問題の答えからじゃ」


 わしはホウリの顔を伺ってみる。ホウリは真顔で砂漠の守護者ガーディアンを見ておる。悩んでいる様子は全くない。


「分かったのか?」
「ああ」
「なんじゃ。さっさと教えんかい」
「順序立てて説明する。まず、あいつの話し方に違和感はないか?」
「違和感?」


 今までの会話を思い返してみる。確かに普通の答え方ではないような?


「口調とか変わったりとか?」
「それはお前が怖かっただけだ。例えば、正解か不正解を言う前に一言挟んだりな」
「確かに変か?じゃが、それがなんじゃ?」
「恐らく、砂漠の守護者ガーディアンは何かの法則に乗っ取って会話をしている」
「法則?」
「『前に話した奴の最後の文字を、自分の最初の文字として話す』って法則だ」
「む?それって?」
「ああ。しりとりだよ」


 じゃから、少し話方に違和感があったのか。しりとりで会話するなど、かなり難しいからのう。


「で、相手がしりとりしてるからなんじゃ?」
「言葉遊びだよ。しりとりに入っている生き物はなーんだ?」
「しりとりに入っている生き物?まさか、『とり』か?」
「そういうこと。こいつの正体は『鳥』だ」


 ホウリがガーディアンの顔を見る。すると、ガーディアンの大笑いが響きわたる。


『だーはっはっは!正解だ!』


 瞬間、砂漠の守護者ガーディアンの体に無数のひびが入っていく。そして、日々の中から光があふれてきて、砂漠の守護者ガーディアンの体が崩壊した。


「な、なんじゃ?」


 崩壊した体の中から一つの黒いものが、足に紙をくくりつけて飛んできた。あんな大きい奴から出て来たとは思えんほどに小さい。手のひらサイズくらいじゃ。
 そいつはわしらの元へ飛んでくると、甲高い声で話し始めた。


『やあやあ、我の正体を見破ったのは貴様が初めてだ。その褒美としてこれを授けよう』
「…………」
『どうした?』
「お前の正体って鳥なんだよな?」
『何を言っている。どっからどう見ても鳥だろう?』
「いや、どっからどう見ても蝙蝠じゃろ」
『……へ?蝙蝠?』


 衝撃的すぎたのか、しりとりのルールを無視して話す。


『蝙蝠って何?』
「お主のような動物じゃよ。ほれ、鏡で確認せい」


 鏡を蝙蝠の前に突き出す。すると蝙蝠は自分の羽で顔を触ったりして、首を傾げる。


『これって鳥じゃないんだ?』
「それすら知らんのかい」
『ちなみに、鳥ってどんな生き物?』
「ちょっと待ってろ」


 ホウリはメモ帳を取り出してペンを走らせ鳩を書く。数秒で書き終えると、紙を蝙蝠に見せた。


「これが鳥だ」
『確かに、我とは違う見た目だな』
「というか、お主って何なんじゃ?」
『我は人造生物ホムンクルスだ』
「何をどうしたら鳥と蝙蝠を間違えるんだ」
『ここらでは鳥がいなくてな。聞いた噂だけで作ったらこうなってしまったのだ』
「鳥の話を聞いて精巧な蝙蝠になる。逆に凄いな」
「そんな事よりもお宝じゃ。お主が守っておったものを渡してもらおうか?」
『そうだったな。これを渡そう』


 そう言って、足に括り付けていた紙を差し出してくる。
 ホウリは紙を受け取って広げた。


「なんだこれ?」
『それはゴビゴビ遺跡の見取り図だ。それが無いと宝を見つけることはできない』
「そんな物があったのか」
「意図はしておらんが、必要な物じゃったのう」


 こうして、わしらは冒険に必要な見取り図を手に入れたのじゃった。


☆   ☆   ☆   ☆


『そういえば、我はこれからどうすれば良いのだ?』
「良ければ、蝙蝠が生息している地域まで送るぞ?」
『良いのか?』
「ここで野垂れ死なれても叶わんからのう」
『ならば、お願いしよう』
「よし、行くぞ」
『……待ってくれ。なぜ、我を掴む?』
「方向は、この辺りじゃな」
『……なぜ振りかぶる?まさか?』
「そのまさかじゃ!行くぞ!」
『なんでそこまで暴力的なんだぁぁぁぁぁぁ!?』
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