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第2章 愛を取り戻せ
33話 農業生産
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マイハウスに戻ってきたボク。
「第2章は魔法使いが活躍する章だから、ランクの高いポーションは必需品になってくるはずだ。農業生産は時間がかかるから仕込みは早め早めだ」
このゲームでの農業生産は2種類あり、品種改良が出来る少量生産の農業と大量生産出来る農業。
大量生産が出来る農業の方は大変な作業なので補助用のペットの購入が必須。
始めにやるのは品種改良の少量生産の農業の方から。
「まずはリンゴの木を植えるところからだな」
無印のリンゴの木から採れる素材は無印のリンゴ。無印のリンゴの木を品種改良して2種類のリンゴ、フジのリンゴと王林のリンゴを作る。
マーケットでリンゴの木を2本購入。
このゲームでの農業は次の日の朝4時に採取出来るようになる。
品質改良する方法は朝3時までにそれぞれの条件を満たす事。
薬草を使えばフジのリンゴになり、青薬草を使えば王林のリンゴになる。
マイハウスの庭にリンゴの木を2本植え、1本に薬草、もう1本に青薬草を使用。
「これで次の日にはフジのリンゴと王林のリンゴが出来る事になるんだな。次は大量生産の準備もしないといけないニャー」
大量生産には補助用ペットのサムライタイガーが必要。忙しいから猫の手も借りたい。でも怪我する事なく無事に作業もしたい。そんな時にオオスメなペットがサムライタイガー。武士と無事をかけているみたい。
大量生産用の畑は1区画1000万リン。1区画に1匹のサムライタイガーが必要。サムライタイガーの維持費は毎月1000万リン。大量生産はお金がかかるのだ。
でもその分リターンも大きい。品種改良の少量生産だと1本から1個しか出来ない。大量生産だと1個から12個出来る。
大量生産は増やしたいモノを1個植えれば、次の日には12個に増える仕様。
ポーションで例えるなら10個分はポーションで使い、植える用に1個。自分の手元に1個残せる感じになる。
「まずは大量生産用の畑の契約だな」
スマホを取り出し、大量生産用の畑の項目をタップ。
大量生産用の畑は1区画に同じ系統のモノしか植える事が出来ないという特徴がある。
リンゴならリンゴ系、野菜なら野菜系。ちなみに1区画には10個分植える事が出来る。
「とりあえず1区画契約」
畑の分の1000万リンとサムライタイガーの分の1000万リン、計2000万リンのお支払い。
始めてで感覚が掴めていないっていう事もあるので、半分に分けて5個分の素材を増やしていく予定だ。
「よし、農業生産の準備は出来た。次は狼エリアに行って狼鉱石の採取だ」
東の王国からは狼エリアは近いため、歩きで移動。ウサギの丘を通り抜け、オオカミ平原に到着。
そこから死獣、月の銀狼・フェンリルのいるボスエリアへ。そこには超アクティブモンスターのゲリトフレキという2つの頭を持つ狼のモンスター。名前からしてお腹を壊しそうな予感しかしない。
「来るなよ、来るなよ、来るなよ」
ゆっくりゆっくり様子見しながら近づいていく。デスペナがないと言っても死ぬ感覚を味わうのは本能的にイヤなもんだ。
「来るなよ、来るなよ、来たーーー」
ワオーーーン!!!
腹の底から震えるほどの遠吠え。ゲリトフレキの動きは止まる。
「アテナの骨を持つ者よ、キングムスカを倒すためにここに来たのか?」
キングムスカって何だろ?ムスカっていえば某有名映画に出てくる大佐の事しか知らないよ。
遠くに見えていたフェンリルが一瞬にして目の前に。
「ボ、ボクは狼鉱石を採取しに来ただけです」
「狼鉱石はキングムスカを倒すために必要な素材。でもクラブの見習い級のお主では扱えぬ素材だ。太陽の力を手に入れよ」
「わ、わかりました」
「もうすぐ悪魔達は目覚め始める。我ら死獣の力で悪魔を抑えつけておくのも限界だ。よろしく頼む」
「は、はい」
その言葉を言うとフェンリルは一瞬の内に元の場所に戻った。
「こ、これでゲリトフレキに襲われないでタングステンを採取出来るのか?」
その後は襲われる事なく狼鉱石をゲット。いつ襲われるかもしれない恐怖の中での採取は精神的にくるものがある。というか黒の銀狼のマントは何にも関係なくて、実は襲われないフラグはアテナの骨を持つ事だったのかな?……とりあえず帰るとするか。
ボクは急いでボスエリアを抜けて、ウサギの丘を抜けて、東の王国に入り、マイハウスへ戻った。
「キングムスカってなんだろ?早速酒場のご主人に聞いてみるか」
スマホを取り出し、情報屋のところをタップ。
『どんな情報をお求めでございますか?』
『キングムスカについてお願いします』
酒場のご主人のお得意様になったので、10万リンで情報をもらえる。
『(1万リンの情報)ムスカはラテン語でハエを表す。オランダ語でハエはデ・ヴリーヒという。この言葉からハエの王が悪魔になったとかならないとか。知らんけど』
『(10万リンの情報)キタバエ座という星座はおひつじ座の近くにある星座で現在使われていない星座』
この情報を見ると、羊の館に関係ありそうだ。倒すとなると今はまだ関係なさそうだが、頭には入れておくべき情報だな。
さてと、この後はどうしようかな……寝るにしてはまだ早い時間だ。明日どういう感じになるかはわからないけど、メリーさんのためのタングステンは準備できた。
となると次の段取りとしてはアイナさんの武器についてだな。自称ライバルのマリナさんは神品質の灼熱の氷の杖を装備中。マリナさんの持つ武器はアイナさんの持つ武器よりもワンランク上の武器。さらに言うとマリナさんの武器は神品質だからツーランクくらい上になる。
勝負だ!って言って出て行ったけど、武器の違いもあってアイナさんには勝ち目はない。マリナさんは実力でいえば、大手クランの幹部の実力がある。一方アイナさんは現在、大手クランのレッドタイガーの幹部候補生より下の幹部候補生予備員。
そして負けて戻ってくると、きっとボクはアイナさんにまた振り回されるのは目に見えてわかる。
だから準備しておこう。すぐに同じランクの武器を渡せるように。
作ろうと思っている武器は死黒の杖。死の虹と黒曜石とクロロ豚真珠を使った武器。死の虹の黒さと黒曜石の黒さが合わさってこの武器は真っ黒な武器。でもこのままだと暗黒系の武器。
黒曜石は加熱すればパーライトという白い石になる。黒曜石と一緒にクロロ豚真珠も焼成すれば、白死の杖となる。こちらは神聖系の武器。
死の虹とクロロ豚真珠は手元にあるので、これから黒曜石の採取をする。場所は火山。
ボクは東の王国から鉱山エリアへ行き、火山に到着。
すぐに黒曜石の採取といきたいが、黒曜石の採取の前に採取しなければならない鉱石がある。
黒曜石自体が黒く見にくいのでライトがないと見えない。
そのライトになる鉱石は火山で採取出来るので、そっちを先に採取する。
採取する鉱石はマラライト鉱石。
男性器の隠語でもあるマラ。その形をしていて光る鉱石。
このゲームの製作者の1人が某有名ゲームに出てくるマカライト鉱石をずっとマラカイト鉱石と間違えていたエピソードから、この鉱石がマラライト鉱石になったという小話がある鉱石。
「今は1個あれば十分だな」
ミスリルのハンマーとポンチを取り出して、採取する。
ちなみにこの鉱石は切削加工作業がいらないアイテムなので、誰でも採取出来るアイテムでもある。
そして火山から取れるこの鉱石は人肌並みの温度を持つ鉱石。
マラライト鉱石は何気に常に需要があるアイテムなんだけど、今はこれ以上語るのはやめておこう。
ライトは確保出来たから、黒曜石の採取だ。
黒曜石の採取ポイントに到着し、ライトを照らしながらミスリルのハンマーとポンチで採取。
「黒曜石も持てるだけ採取しよう」
「一点集中スキル・オン」
「切削加工作業・開始」
カンッ、カンッ、カンッ
「切削加工作業・終了」
「一点集中スキル・オフ」
品質は・・・
黒曜石の鉱石、99%の最高品質。
「よし、これでアイナさん対策もバッチリだ」
ボクは火山を出て、マイハウスへ。黒曜石は焼成しておいて、すぐに白死の杖を作った方がいいのかもしれないが、なぜかそんな気になれない。
清純派と言ってアイドルをやってるアイナさんだが、見た目は飲み屋の姉ちゃんだから暗黒系の方が見合う。
それに準備万端で負けるの待ってました感を出すのは失礼だ。だからここまででいいんだ。
自分にそういい聞かせて、超フカフカのベッドで爆睡。思った以上に時間がかかりすぎた。
そして次の日の朝を迎えた。
「第2章は魔法使いが活躍する章だから、ランクの高いポーションは必需品になってくるはずだ。農業生産は時間がかかるから仕込みは早め早めだ」
このゲームでの農業生産は2種類あり、品種改良が出来る少量生産の農業と大量生産出来る農業。
大量生産が出来る農業の方は大変な作業なので補助用のペットの購入が必須。
始めにやるのは品種改良の少量生産の農業の方から。
「まずはリンゴの木を植えるところからだな」
無印のリンゴの木から採れる素材は無印のリンゴ。無印のリンゴの木を品種改良して2種類のリンゴ、フジのリンゴと王林のリンゴを作る。
マーケットでリンゴの木を2本購入。
このゲームでの農業は次の日の朝4時に採取出来るようになる。
品質改良する方法は朝3時までにそれぞれの条件を満たす事。
薬草を使えばフジのリンゴになり、青薬草を使えば王林のリンゴになる。
マイハウスの庭にリンゴの木を2本植え、1本に薬草、もう1本に青薬草を使用。
「これで次の日にはフジのリンゴと王林のリンゴが出来る事になるんだな。次は大量生産の準備もしないといけないニャー」
大量生産には補助用ペットのサムライタイガーが必要。忙しいから猫の手も借りたい。でも怪我する事なく無事に作業もしたい。そんな時にオオスメなペットがサムライタイガー。武士と無事をかけているみたい。
大量生産用の畑は1区画1000万リン。1区画に1匹のサムライタイガーが必要。サムライタイガーの維持費は毎月1000万リン。大量生産はお金がかかるのだ。
でもその分リターンも大きい。品種改良の少量生産だと1本から1個しか出来ない。大量生産だと1個から12個出来る。
大量生産は増やしたいモノを1個植えれば、次の日には12個に増える仕様。
ポーションで例えるなら10個分はポーションで使い、植える用に1個。自分の手元に1個残せる感じになる。
「まずは大量生産用の畑の契約だな」
スマホを取り出し、大量生産用の畑の項目をタップ。
大量生産用の畑は1区画に同じ系統のモノしか植える事が出来ないという特徴がある。
リンゴならリンゴ系、野菜なら野菜系。ちなみに1区画には10個分植える事が出来る。
「とりあえず1区画契約」
畑の分の1000万リンとサムライタイガーの分の1000万リン、計2000万リンのお支払い。
始めてで感覚が掴めていないっていう事もあるので、半分に分けて5個分の素材を増やしていく予定だ。
「よし、農業生産の準備は出来た。次は狼エリアに行って狼鉱石の採取だ」
東の王国からは狼エリアは近いため、歩きで移動。ウサギの丘を通り抜け、オオカミ平原に到着。
そこから死獣、月の銀狼・フェンリルのいるボスエリアへ。そこには超アクティブモンスターのゲリトフレキという2つの頭を持つ狼のモンスター。名前からしてお腹を壊しそうな予感しかしない。
「来るなよ、来るなよ、来るなよ」
ゆっくりゆっくり様子見しながら近づいていく。デスペナがないと言っても死ぬ感覚を味わうのは本能的にイヤなもんだ。
「来るなよ、来るなよ、来たーーー」
ワオーーーン!!!
腹の底から震えるほどの遠吠え。ゲリトフレキの動きは止まる。
「アテナの骨を持つ者よ、キングムスカを倒すためにここに来たのか?」
キングムスカって何だろ?ムスカっていえば某有名映画に出てくる大佐の事しか知らないよ。
遠くに見えていたフェンリルが一瞬にして目の前に。
「ボ、ボクは狼鉱石を採取しに来ただけです」
「狼鉱石はキングムスカを倒すために必要な素材。でもクラブの見習い級のお主では扱えぬ素材だ。太陽の力を手に入れよ」
「わ、わかりました」
「もうすぐ悪魔達は目覚め始める。我ら死獣の力で悪魔を抑えつけておくのも限界だ。よろしく頼む」
「は、はい」
その言葉を言うとフェンリルは一瞬の内に元の場所に戻った。
「こ、これでゲリトフレキに襲われないでタングステンを採取出来るのか?」
その後は襲われる事なく狼鉱石をゲット。いつ襲われるかもしれない恐怖の中での採取は精神的にくるものがある。というか黒の銀狼のマントは何にも関係なくて、実は襲われないフラグはアテナの骨を持つ事だったのかな?……とりあえず帰るとするか。
ボクは急いでボスエリアを抜けて、ウサギの丘を抜けて、東の王国に入り、マイハウスへ戻った。
「キングムスカってなんだろ?早速酒場のご主人に聞いてみるか」
スマホを取り出し、情報屋のところをタップ。
『どんな情報をお求めでございますか?』
『キングムスカについてお願いします』
酒場のご主人のお得意様になったので、10万リンで情報をもらえる。
『(1万リンの情報)ムスカはラテン語でハエを表す。オランダ語でハエはデ・ヴリーヒという。この言葉からハエの王が悪魔になったとかならないとか。知らんけど』
『(10万リンの情報)キタバエ座という星座はおひつじ座の近くにある星座で現在使われていない星座』
この情報を見ると、羊の館に関係ありそうだ。倒すとなると今はまだ関係なさそうだが、頭には入れておくべき情報だな。
さてと、この後はどうしようかな……寝るにしてはまだ早い時間だ。明日どういう感じになるかはわからないけど、メリーさんのためのタングステンは準備できた。
となると次の段取りとしてはアイナさんの武器についてだな。自称ライバルのマリナさんは神品質の灼熱の氷の杖を装備中。マリナさんの持つ武器はアイナさんの持つ武器よりもワンランク上の武器。さらに言うとマリナさんの武器は神品質だからツーランクくらい上になる。
勝負だ!って言って出て行ったけど、武器の違いもあってアイナさんには勝ち目はない。マリナさんは実力でいえば、大手クランの幹部の実力がある。一方アイナさんは現在、大手クランのレッドタイガーの幹部候補生より下の幹部候補生予備員。
そして負けて戻ってくると、きっとボクはアイナさんにまた振り回されるのは目に見えてわかる。
だから準備しておこう。すぐに同じランクの武器を渡せるように。
作ろうと思っている武器は死黒の杖。死の虹と黒曜石とクロロ豚真珠を使った武器。死の虹の黒さと黒曜石の黒さが合わさってこの武器は真っ黒な武器。でもこのままだと暗黒系の武器。
黒曜石は加熱すればパーライトという白い石になる。黒曜石と一緒にクロロ豚真珠も焼成すれば、白死の杖となる。こちらは神聖系の武器。
死の虹とクロロ豚真珠は手元にあるので、これから黒曜石の採取をする。場所は火山。
ボクは東の王国から鉱山エリアへ行き、火山に到着。
すぐに黒曜石の採取といきたいが、黒曜石の採取の前に採取しなければならない鉱石がある。
黒曜石自体が黒く見にくいのでライトがないと見えない。
そのライトになる鉱石は火山で採取出来るので、そっちを先に採取する。
採取する鉱石はマラライト鉱石。
男性器の隠語でもあるマラ。その形をしていて光る鉱石。
このゲームの製作者の1人が某有名ゲームに出てくるマカライト鉱石をずっとマラカイト鉱石と間違えていたエピソードから、この鉱石がマラライト鉱石になったという小話がある鉱石。
「今は1個あれば十分だな」
ミスリルのハンマーとポンチを取り出して、採取する。
ちなみにこの鉱石は切削加工作業がいらないアイテムなので、誰でも採取出来るアイテムでもある。
そして火山から取れるこの鉱石は人肌並みの温度を持つ鉱石。
マラライト鉱石は何気に常に需要があるアイテムなんだけど、今はこれ以上語るのはやめておこう。
ライトは確保出来たから、黒曜石の採取だ。
黒曜石の採取ポイントに到着し、ライトを照らしながらミスリルのハンマーとポンチで採取。
「黒曜石も持てるだけ採取しよう」
「一点集中スキル・オン」
「切削加工作業・開始」
カンッ、カンッ、カンッ
「切削加工作業・終了」
「一点集中スキル・オフ」
品質は・・・
黒曜石の鉱石、99%の最高品質。
「よし、これでアイナさん対策もバッチリだ」
ボクは火山を出て、マイハウスへ。黒曜石は焼成しておいて、すぐに白死の杖を作った方がいいのかもしれないが、なぜかそんな気になれない。
清純派と言ってアイドルをやってるアイナさんだが、見た目は飲み屋の姉ちゃんだから暗黒系の方が見合う。
それに準備万端で負けるの待ってました感を出すのは失礼だ。だからここまででいいんだ。
自分にそういい聞かせて、超フカフカのベッドで爆睡。思った以上に時間がかかりすぎた。
そして次の日の朝を迎えた。
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目次
連載中 全21話
2021年2月17日 23:39 更新
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