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運命の発情期
夢中になって※
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目の前に差し出された二人の天に突き上がった剛直を、俺は両手に握りしめて交互に舌でなぞりあげた。溢れてくる塩気のあるその雫は直ぐに味など分からなくなった。
煮えた頭の中には目の前のうまそうなアルファを食い尽くせと、ただそれだけが俺を支配している。身体を疼かせる匂いがどんどん強まって、二人の逞しいそれに唇を押し当てると、俺の髪や耳を撫でる二人を見上げた。
「あーあ、もうそんなおねだりには抗えないよ。一生懸命にしゃぶる岳も可愛かったけど、腰も揺れてるし我慢できないの?」
そう掠れた声で甘やかに話しかけてくる叶斗の声を辿って、俺はぼやけた頭を振って呟いた。
「‥ん。むり。ちょうだい…。」
膝立ちした太腿に垂れ落ちるΩの象徴でもあるそれは、いつもなら恥ずかしく思うのだろうけれど、今は身体のポッカリと空いたそこに早く埋め込んで欲しくて、もはやどうでも良かった。
ベッドに四つん這いになると、まるでオスを誘う獣のように無意識に腰を突き出していた。ベッドに座った叶斗が俺に口づけて、呻くような舌使いで俺を蕩けさすと、俺の後ろに感じるぬるりとした感触もまた、甘いため息をつかせた。
「すげぇ甘い。馬鹿みたいに垂れてくるし、俺の舌をギュッって締め付けるぜ。ここに思いっきり入れたらどんだけ気持ち良いか…。」
煽るような事を新に言われて、俺はビクビクと窄みの入り口を撫で回す新の指を欲しがってひくつかせた。俺の胸を這い回る叶斗の指先に身体を震わせながら、俺はもう一度懇願した。
「挿れて…!あらたっ…!」
不意に腰をグッと大きな手で掴まれて、ぐちぐちとイヤらしい水音が部屋に響いたと思った次の瞬間、俺の身体を征服する新の昂りに俺は嬌声をあげた。痺れるような気持ち良さに、口からほとばしる甘い声が止まらない。
俺の中を味わう様にじっくり撫でられて、俺は小刻みにお尻を震わせてしまう。ああ、気持ち良い…!このむせかえる様な新と叶斗のフェロモンに、俺の身体の奥から何かが走り出す様な気分だった。
「くそっ、岳凄い事になってるっ!頭の奥が痺れるみたいだ。岳のフェロモン、マジで危険物じゃないの…?」
いつの間にかベッドから降りていた叶斗が、荒い息を吐きながら俺たちを眺めていた。そう認識出来たのは一瞬で、俺は新に追い立てられて、馬鹿みたいに高まっていた。
「あんっ、あ、いぃっ!あらた、もっと…!」
そう願ったのが良かったのか、悪かったのか、一気に新に揺さぶられて俺は階段を駆け上がるように気持ち良さを掴んで放り出された。新を咥え込んだまま、俺はビクビクと白濁を飛び散らせた。
「もうひと頑張りだ、岳…!」
そう突っ伏した俺の上に新がのし掛かって来て、俺の首筋を舐めた。それはゾクゾクする様な怖さと快感を連れて来て、思わず新に懇願していた。
「あらた、怖いっ。キスして…!」
大きな身体で覆い被せられて、あやす様に俺のあちこちに唇を押し当てる新に、膨れ上がった恐怖はじわじわと萎んでいった。舌を絡め合いながら、俺の奥へゆっくりと押し付ける新自身が呻き声と共に動かなくなった時、俺は痺れるような波が押し寄せてくる感じがした。
「…噛むぞっ!」
奥に嵌った新のそれが大きく動き出して、同時に何かが来るのを感じたその時、首筋に感じた鋭い痛みは、ビリビリとしたショックを俺の身体の中に駆け巡らせた。ああっ、何これっ!
気づけば新は俺の中に自分の一部を何度も吐き出していて、その終わりの見えないマーキングはなぜか俺に多幸感を連れて来た。ああ、新と番ったんだ。はっきり確信めいたその感覚に、俺に甘く口づけてくる新に目を閉じながら呟いた。
「新、愛してる…。」
煮えた頭の中には目の前のうまそうなアルファを食い尽くせと、ただそれだけが俺を支配している。身体を疼かせる匂いがどんどん強まって、二人の逞しいそれに唇を押し当てると、俺の髪や耳を撫でる二人を見上げた。
「あーあ、もうそんなおねだりには抗えないよ。一生懸命にしゃぶる岳も可愛かったけど、腰も揺れてるし我慢できないの?」
そう掠れた声で甘やかに話しかけてくる叶斗の声を辿って、俺はぼやけた頭を振って呟いた。
「‥ん。むり。ちょうだい…。」
膝立ちした太腿に垂れ落ちるΩの象徴でもあるそれは、いつもなら恥ずかしく思うのだろうけれど、今は身体のポッカリと空いたそこに早く埋め込んで欲しくて、もはやどうでも良かった。
ベッドに四つん這いになると、まるでオスを誘う獣のように無意識に腰を突き出していた。ベッドに座った叶斗が俺に口づけて、呻くような舌使いで俺を蕩けさすと、俺の後ろに感じるぬるりとした感触もまた、甘いため息をつかせた。
「すげぇ甘い。馬鹿みたいに垂れてくるし、俺の舌をギュッって締め付けるぜ。ここに思いっきり入れたらどんだけ気持ち良いか…。」
煽るような事を新に言われて、俺はビクビクと窄みの入り口を撫で回す新の指を欲しがってひくつかせた。俺の胸を這い回る叶斗の指先に身体を震わせながら、俺はもう一度懇願した。
「挿れて…!あらたっ…!」
不意に腰をグッと大きな手で掴まれて、ぐちぐちとイヤらしい水音が部屋に響いたと思った次の瞬間、俺の身体を征服する新の昂りに俺は嬌声をあげた。痺れるような気持ち良さに、口からほとばしる甘い声が止まらない。
俺の中を味わう様にじっくり撫でられて、俺は小刻みにお尻を震わせてしまう。ああ、気持ち良い…!このむせかえる様な新と叶斗のフェロモンに、俺の身体の奥から何かが走り出す様な気分だった。
「くそっ、岳凄い事になってるっ!頭の奥が痺れるみたいだ。岳のフェロモン、マジで危険物じゃないの…?」
いつの間にかベッドから降りていた叶斗が、荒い息を吐きながら俺たちを眺めていた。そう認識出来たのは一瞬で、俺は新に追い立てられて、馬鹿みたいに高まっていた。
「あんっ、あ、いぃっ!あらた、もっと…!」
そう願ったのが良かったのか、悪かったのか、一気に新に揺さぶられて俺は階段を駆け上がるように気持ち良さを掴んで放り出された。新を咥え込んだまま、俺はビクビクと白濁を飛び散らせた。
「もうひと頑張りだ、岳…!」
そう突っ伏した俺の上に新がのし掛かって来て、俺の首筋を舐めた。それはゾクゾクする様な怖さと快感を連れて来て、思わず新に懇願していた。
「あらた、怖いっ。キスして…!」
大きな身体で覆い被せられて、あやす様に俺のあちこちに唇を押し当てる新に、膨れ上がった恐怖はじわじわと萎んでいった。舌を絡め合いながら、俺の奥へゆっくりと押し付ける新自身が呻き声と共に動かなくなった時、俺は痺れるような波が押し寄せてくる感じがした。
「…噛むぞっ!」
奥に嵌った新のそれが大きく動き出して、同時に何かが来るのを感じたその時、首筋に感じた鋭い痛みは、ビリビリとしたショックを俺の身体の中に駆け巡らせた。ああっ、何これっ!
気づけば新は俺の中に自分の一部を何度も吐き出していて、その終わりの見えないマーキングはなぜか俺に多幸感を連れて来た。ああ、新と番ったんだ。はっきり確信めいたその感覚に、俺に甘く口づけてくる新に目を閉じながら呟いた。
「新、愛してる…。」
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