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アフターストーリー【不定期更新】
日本酒に銀杏を添えて
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客先の近くに銀杏並木があって、銀杏の特有の香りに気づいて秋の深まりを感じる。焼いた銀杏に日本酒を合わせたいなあ、でも家で食べるものでもないからなあ、などと考えながら帰宅したら、ダイニングテーブルに用意されていた。
日本酒と銀杏。まさかの展開である。
「おかえり、弓弦ちゃん」
私が晩酌の準備ができているテーブルを見て目を丸くしていると彼がニコニコしながら声をかけてくれた。
「ただいま……って、私の思考、読んだんですか?」
彼、こと、神様さんは神様を自称する怪異であり、私の思考を読むことはできる。一応私個人を尊重して、いつでもどこでも干渉してくるわけではないみたいだが。
彼はきょとんとして首を傾げた。
「僕は読んでないよ」
「ん?」
引っかかる物言いに私が突っかかると、彼は続ける。
「梓くんが、お客様から差し入れで貰ったからってお裾分けしてくれたんだ」
神様さんはアニキの職場でアルバイトをしている。小さな飲食店なのだが、そこそこ繁盛しているだけあって常連から頂き物をすることがあるのは知っていた。
「へえ……」
「一緒に食べよう」
誘われたが、まだ帰宅したばかりで何も準備ができていない。洗面所に向かった私は彼に声をかける。
「お酒とセットだなんて、アニキが許可してるんですか?」
「うん。弓弦ちゃんは好きだろうからって教えてくれた」
「ええ……」
私の酒癖もあって家飲みはするなと言い続けてきたというのに、この数ヶ月は風向きが変わったみたいに飲酒の許可が出ているのが不思議だ。
私は手洗いとうがいを済ませてダイニングに戻る。
「どういう風の吹き回しなんですかね」
「それだけ信用されているんじゃないかな」
「信用……」
銀杏を一つ摘んでから着替えに向かおうかと思ったが、ぐっと我慢して寝室に向かう。さっさと部屋着に着替えると席に着いた。
「焼き鳥も用意したよ。こっちも差し入れ」
「アニキの店は飲み屋でもはじめたんですか……」
バケットサンドが主力商品の飲食店だったはずなのだが。パン屋ではなく、軽食店である。
私があきれて告げると、彼は笑った。
「飲みに行きたいのは梓くんなんじゃないかな」
「ああ、そういう」
そういうことなら納得である。副店長のような仕事をしているとのことなので、結構な時間を店舗で過ごしている。配達をする時間もあるのでいつでも店にいるわけではないのだが。
仕事熱心だから、飲みに行かずに真っ直ぐ帰るんだろうな……。
私が納得すると、彼はニコニコした。
「兄妹で飲みに行ってもいいんだよ?」
「あら、神様さんは欠席なんですか?」
熱々の焼き鳥をテーブルに出しながら提案してくる神様さんに、私は尋ねた。
「僕がいたら作戦会議も捗らないでしょう?」
「作戦会議を開かなきゃいけないようなこと、しちゃったんですか?」
私が問いを問いで返すと、彼は微苦笑を浮かべた。
「そういう話ではないさ」
「ならいいんですけど」
神様さんはその性質上私に嘘をつけない。一方で、嘘をつけないかわりに断言を避ける傾向にある。
誤魔化された気がするなあ。
「僕がいないほうが捗る話もあるんじゃないかなあ」
キャベツに焼き海苔とごま油と塩をあえたものが小さめのボウルで出てきた。本格的に飲み屋のテーブルである。
「アニキがそのほうがいいって言ってきたら、兄妹で飲んできますよ。でも、兄妹飲みってしたことがないんですよね」
「そうなのかい?」
意外そうに返しながら、彼は自分の席に腰を下ろした。
「外でもうちでも、多分ないはずですよ。二人っきりってのは」
互いの仕事が忙しくて合わせにくいということもあるが、飲むときにはだいたい同郷の元カレが同席していた。だから、二人っきりはない。
「この家で飲んでるのだと思ってた」
「アニキの家は店挟んで反対側ですからね。わざわざこっちには寄らないんですよ」
「ああ、確かにそんな話をしていたねえ」
アニキと神様さんってどんな日常会話をするんだろう。
私はお猪口に日本酒を注いでもらう。お返しに、私は彼のお猪口にお酒を注いだ。
「――いただきます」
日本酒をひと口いただいて、銀杏を一つ口に入れる。幼い頃は茶碗蒸しに入っていたそれを懸命に退けていたものだが、今は好きなもののひとつだ。ホクホクしていて美味しい。
「ふふ。美味しいねえ」
「食べ過ぎは厳禁なんですよね、銀杏って」
「うん。梓くんから注意されたよ。美味しいからって食べさせすぎには気をつけろって」
「わあ、過保護……」
「そういう面は信用されていないってことでしょ、弓弦ちゃん」
「ええ……」
不満である。確かに、一人で食べていたら気にせず食べ過ぎていただろうけども。
それにしても。
私はテーブルに所狭しと並ぶ皿を見る。
こうして家で食べることが増えたこともあって、食器をいくつか買い足した。そもそも私は家で食事をしなかったので、食器も調理器具もほとんど持っていなかったのだが、彼が料理をするようになって増やしたのだ。場所を取るのは嫌だからと、使い回しがしやすい白い皿を大中小で揃えたのだが、彼はいつもうまく盛り付けてくれる。
これ、家で食べられるんだ……。
焼き鳥を食べる。タレも塩も美味しい。ありがとう、差し入れ。
「ふふ。今日もお疲れ様。元気な君を特等席で見られて幸せだよ」
「いつも美味しい食事を準備してくれてありがとうございます」
素直に伝えられたのはお酒のおかげだろうか。私がニコニコしながら告げれば、彼も嬉しそうに笑う。
なんの変哲もない時間だけども、ゆっくりとこうして過ごす日常はかけがいのないものだと受け止めておきたいなと私はひっそりと願った。
《終わり》
日本酒と銀杏。まさかの展開である。
「おかえり、弓弦ちゃん」
私が晩酌の準備ができているテーブルを見て目を丸くしていると彼がニコニコしながら声をかけてくれた。
「ただいま……って、私の思考、読んだんですか?」
彼、こと、神様さんは神様を自称する怪異であり、私の思考を読むことはできる。一応私個人を尊重して、いつでもどこでも干渉してくるわけではないみたいだが。
彼はきょとんとして首を傾げた。
「僕は読んでないよ」
「ん?」
引っかかる物言いに私が突っかかると、彼は続ける。
「梓くんが、お客様から差し入れで貰ったからってお裾分けしてくれたんだ」
神様さんはアニキの職場でアルバイトをしている。小さな飲食店なのだが、そこそこ繁盛しているだけあって常連から頂き物をすることがあるのは知っていた。
「へえ……」
「一緒に食べよう」
誘われたが、まだ帰宅したばかりで何も準備ができていない。洗面所に向かった私は彼に声をかける。
「お酒とセットだなんて、アニキが許可してるんですか?」
「うん。弓弦ちゃんは好きだろうからって教えてくれた」
「ええ……」
私の酒癖もあって家飲みはするなと言い続けてきたというのに、この数ヶ月は風向きが変わったみたいに飲酒の許可が出ているのが不思議だ。
私は手洗いとうがいを済ませてダイニングに戻る。
「どういう風の吹き回しなんですかね」
「それだけ信用されているんじゃないかな」
「信用……」
銀杏を一つ摘んでから着替えに向かおうかと思ったが、ぐっと我慢して寝室に向かう。さっさと部屋着に着替えると席に着いた。
「焼き鳥も用意したよ。こっちも差し入れ」
「アニキの店は飲み屋でもはじめたんですか……」
バケットサンドが主力商品の飲食店だったはずなのだが。パン屋ではなく、軽食店である。
私があきれて告げると、彼は笑った。
「飲みに行きたいのは梓くんなんじゃないかな」
「ああ、そういう」
そういうことなら納得である。副店長のような仕事をしているとのことなので、結構な時間を店舗で過ごしている。配達をする時間もあるのでいつでも店にいるわけではないのだが。
仕事熱心だから、飲みに行かずに真っ直ぐ帰るんだろうな……。
私が納得すると、彼はニコニコした。
「兄妹で飲みに行ってもいいんだよ?」
「あら、神様さんは欠席なんですか?」
熱々の焼き鳥をテーブルに出しながら提案してくる神様さんに、私は尋ねた。
「僕がいたら作戦会議も捗らないでしょう?」
「作戦会議を開かなきゃいけないようなこと、しちゃったんですか?」
私が問いを問いで返すと、彼は微苦笑を浮かべた。
「そういう話ではないさ」
「ならいいんですけど」
神様さんはその性質上私に嘘をつけない。一方で、嘘をつけないかわりに断言を避ける傾向にある。
誤魔化された気がするなあ。
「僕がいないほうが捗る話もあるんじゃないかなあ」
キャベツに焼き海苔とごま油と塩をあえたものが小さめのボウルで出てきた。本格的に飲み屋のテーブルである。
「アニキがそのほうがいいって言ってきたら、兄妹で飲んできますよ。でも、兄妹飲みってしたことがないんですよね」
「そうなのかい?」
意外そうに返しながら、彼は自分の席に腰を下ろした。
「外でもうちでも、多分ないはずですよ。二人っきりってのは」
互いの仕事が忙しくて合わせにくいということもあるが、飲むときにはだいたい同郷の元カレが同席していた。だから、二人っきりはない。
「この家で飲んでるのだと思ってた」
「アニキの家は店挟んで反対側ですからね。わざわざこっちには寄らないんですよ」
「ああ、確かにそんな話をしていたねえ」
アニキと神様さんってどんな日常会話をするんだろう。
私はお猪口に日本酒を注いでもらう。お返しに、私は彼のお猪口にお酒を注いだ。
「――いただきます」
日本酒をひと口いただいて、銀杏を一つ口に入れる。幼い頃は茶碗蒸しに入っていたそれを懸命に退けていたものだが、今は好きなもののひとつだ。ホクホクしていて美味しい。
「ふふ。美味しいねえ」
「食べ過ぎは厳禁なんですよね、銀杏って」
「うん。梓くんから注意されたよ。美味しいからって食べさせすぎには気をつけろって」
「わあ、過保護……」
「そういう面は信用されていないってことでしょ、弓弦ちゃん」
「ええ……」
不満である。確かに、一人で食べていたら気にせず食べ過ぎていただろうけども。
それにしても。
私はテーブルに所狭しと並ぶ皿を見る。
こうして家で食べることが増えたこともあって、食器をいくつか買い足した。そもそも私は家で食事をしなかったので、食器も調理器具もほとんど持っていなかったのだが、彼が料理をするようになって増やしたのだ。場所を取るのは嫌だからと、使い回しがしやすい白い皿を大中小で揃えたのだが、彼はいつもうまく盛り付けてくれる。
これ、家で食べられるんだ……。
焼き鳥を食べる。タレも塩も美味しい。ありがとう、差し入れ。
「ふふ。今日もお疲れ様。元気な君を特等席で見られて幸せだよ」
「いつも美味しい食事を準備してくれてありがとうございます」
素直に伝えられたのはお酒のおかげだろうか。私がニコニコしながら告げれば、彼も嬉しそうに笑う。
なんの変哲もない時間だけども、ゆっくりとこうして過ごす日常はかけがいのないものだと受け止めておきたいなと私はひっそりと願った。
《終わり》
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