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第122話 世界最強の証
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陛下からの重大発表を受けてから、一週間が経過しようとしていた。
「いよいよ明日か」
「そうですね」
アリアが紅茶を淹れてくれている。
その後、王宮から正式に、書簡が届き、樹とアリアのランク昇格が決定した。
「今日は、早めに寝るか」
「それがよろしいですね」
幸い、ここ1週間は、比較的平和な日々が続いていた。
次から次へと、Sランクが出張るような事件が起きていたら、たまったもんじゃないが。
***
翌日、いつもより早い時間に目が覚めた。
「おはよー」
「おはようございます。旦那様」
ディルクに挨拶をすると、リビングへと向かった。
「朝食、出来ていますよ」
「おう、ありがとう」
アリアと一緒にいつも通りの日常。
この生活にも、だいぶ慣れて来た。
「飯食ったら行こうか」
「はい、そうですね」
朝食を終えると、いつもの黒いコートを身に纏った。
「アリアも準備大丈夫?」
「はい、いつでも行けます」
「了解。じゃあ、出かけるか」
「かしこまりました」
二人は、屋敷を出ると、王宮へと向かった。
国のギルドを管轄するのは、国王の監督下にあるのだ。
「おはようございます」
「樹さん、おはようございます!」
王宮の騎士に挨拶をすると、王宮の中に入って行く。
中に入ると、従者により、応接間へと案内された。
「こちらで、少々お待ち下さい」
メイドはそう言うと、応接間を後にした。
「やあ、待たせたな」
数分後、応接間の扉が開き、陛下と公爵、ギルドマスターが入ってきた。
「いえ、お気になさらず。国の重鎮がおそろいで、お疲れ様です」
樹とアリアは立ち上がり、頭を下げた。
「いや、構わん。座ってくれ」
陛下に促され、樹たちは腰を下ろした。
「それでは、早速始めようとするか」
「お願い致します」
陛下の前には2枚の紙が置かれていた。
「綾瀬樹、アリア、貴殿二名を、ウェールズ王国国王の名を持って、SSランクに任命する」
そう言って、陛下は任命書を樹とアリアに渡した。
「「謹んでお引き受けいたします」」
二人は、任命書を受け取った。
「ギルマス、例の物を頼む」
「はい」
ギルマスは懐から二枚のギルドカードを取り出した。
「これが、お二人の新しいギルドカードになります」
「ありがとうございます」
プラチナのギルドカードから、漆黒のギルドカードに変わった。
樹たちのために、新しく作られたギルドカードだ。
そこには、上限突破した、SSランクと表記されていた。
そのギルドカードを受け取ると、懐に仕舞った。
「では、前のギルドカードは破棄させて頂きます」
「承知しました。よろしくお願いします」
二人は、プラチナのギルドカードをギルマスに渡した。
「これからも、精進してくれよ」
陛下に肩を軽く叩かれた。
「もちろんです。では、我々はこれで」
「おう、これからも期待しているぞ」
二人は、任命書と新しいギルドカードを手に、王宮を後にした。
「いよいよ明日か」
「そうですね」
アリアが紅茶を淹れてくれている。
その後、王宮から正式に、書簡が届き、樹とアリアのランク昇格が決定した。
「今日は、早めに寝るか」
「それがよろしいですね」
幸い、ここ1週間は、比較的平和な日々が続いていた。
次から次へと、Sランクが出張るような事件が起きていたら、たまったもんじゃないが。
***
翌日、いつもより早い時間に目が覚めた。
「おはよー」
「おはようございます。旦那様」
ディルクに挨拶をすると、リビングへと向かった。
「朝食、出来ていますよ」
「おう、ありがとう」
アリアと一緒にいつも通りの日常。
この生活にも、だいぶ慣れて来た。
「飯食ったら行こうか」
「はい、そうですね」
朝食を終えると、いつもの黒いコートを身に纏った。
「アリアも準備大丈夫?」
「はい、いつでも行けます」
「了解。じゃあ、出かけるか」
「かしこまりました」
二人は、屋敷を出ると、王宮へと向かった。
国のギルドを管轄するのは、国王の監督下にあるのだ。
「おはようございます」
「樹さん、おはようございます!」
王宮の騎士に挨拶をすると、王宮の中に入って行く。
中に入ると、従者により、応接間へと案内された。
「こちらで、少々お待ち下さい」
メイドはそう言うと、応接間を後にした。
「やあ、待たせたな」
数分後、応接間の扉が開き、陛下と公爵、ギルドマスターが入ってきた。
「いえ、お気になさらず。国の重鎮がおそろいで、お疲れ様です」
樹とアリアは立ち上がり、頭を下げた。
「いや、構わん。座ってくれ」
陛下に促され、樹たちは腰を下ろした。
「それでは、早速始めようとするか」
「お願い致します」
陛下の前には2枚の紙が置かれていた。
「綾瀬樹、アリア、貴殿二名を、ウェールズ王国国王の名を持って、SSランクに任命する」
そう言って、陛下は任命書を樹とアリアに渡した。
「「謹んでお引き受けいたします」」
二人は、任命書を受け取った。
「ギルマス、例の物を頼む」
「はい」
ギルマスは懐から二枚のギルドカードを取り出した。
「これが、お二人の新しいギルドカードになります」
「ありがとうございます」
プラチナのギルドカードから、漆黒のギルドカードに変わった。
樹たちのために、新しく作られたギルドカードだ。
そこには、上限突破した、SSランクと表記されていた。
そのギルドカードを受け取ると、懐に仕舞った。
「では、前のギルドカードは破棄させて頂きます」
「承知しました。よろしくお願いします」
二人は、プラチナのギルドカードをギルマスに渡した。
「これからも、精進してくれよ」
陛下に肩を軽く叩かれた。
「もちろんです。では、我々はこれで」
「おう、これからも期待しているぞ」
二人は、任命書と新しいギルドカードを手に、王宮を後にした。
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