92 / 354
9章
92、新しい任務
しおりを挟む
「……あのぅ……大変言いにくいのですが、もう少しお安くはならないでしょうか?お値段が少しお高いと言いますか……」
しっかり日に焼けた小麦色の肌を隠すように羽織ったローブに、素朴な田舎娘といった栗色のおさげ髪が特徴的な女の子は縮こまりながら、対面に座る騎士の女性に交渉する。
騎士の女性はちょいっとティーカップを摘むと唇を湿らせる程度に傾けた。彼女は風花の翡翠のリーダー、ルーシー=エイプリル。ルーシーが口を開くのを待っていたが、女の子の質問に返答したのはルーシーの隣に座る妙に姿勢が良い侍女のジューンだった。
「大変申し訳無いのですが、アラムブラドのギルドではすでに価格が決まっていますので、私どもが個人的に値段交渉に応じることは出来ません。しかしながら、そちらのご要望にお応え出来るのは私たち風花の翡翠のみです。再度ご検討をお願い申し上げます」
「それはそうなんですけど……」
煮え切らない依頼主にルーシーは少し大きな音を出すように、手に持っていた皿にカップを置いた。女の子はドキッとしてルーシーに目を見張る。
「女性がチーム内の半数以上を占め、それなりの実力を持ち、素行の良い冒険者チームとくれば、その全てに当てはまるのはわたくしたちだけですわ。もし他を探されるのであれば結構ですが、わたくしたち以上の警護なんて不可能であると断言しておきます」
これほどの自信を前面に出されれば思わず頷いてしまいそうだが、流されるわけにいかない。予算は限られている。
というのもこの女の子、ステラ=ナーヴァスは最近不運続き。運び屋を営んでいた父親が腰をやり、後を頼まれてしまった彼女は、運び途中に荷馬車の車輪が外れ、雇っていた見習いの男に路銀を持ち逃げされ、挙げ句届け日に間に合わなかったと受取人に値引きを強要された。
最早明日にでも身売りをしなければ駄目かとまで追い詰められていたのだ。
「……お、お願いします!せめて分割でお支払い出来ませんか?お支払いを2……いや、3回に分けていただけたら必ずお支払い出来ますので!」
「そういうのはしていませんの。勝手にルールを曲げては今後の信用問題にもなりますのよ?」
「あぅ……そ、それは……」
「でもまぁ、何か訳ありというのは伝わりましたわ。価格に関してわたくしたちではどうにも出来ませんが、他の冒険者を紹介させていただきます。顔は広い方ですので、ある程度あなたの要望に応え得る方が見つかりますよ」
「は、はぁ……よ、よろしくお願いします……」
ステラはルーシーの提案を承諾した。といっても不安しか残らない。ステラの希望である大半が女性で構成された冒険者チームは風花の翡翠を抜けばそれほど大したことがないのだ。
ルーシーに合うまでに既に顔合わせで3チーム紹介があったが、魔法学校から出たばかりの女性たちが学生のノリでチームを組んでいたり、何故か支援職しか居ないチーム構成だったり、バイセクシャルのチームでステラが性的に見られたりとお世辞にも依頼したくないメンツ揃い。特に性的に見られるのがどうしても無理。
ということで、何とか風花の翡翠に依頼を受けてもらえないかと心では願っている。だがルーシーにその気はなく、お付きのジューンもルーシーの意見に同意し、進言も期待出来ない。
冒険者ギルドの奥の間から退出し、受付に歩き出す。トボトボと歩くステラの前でルーシーは不意に足を止めた。急に立ち止まったのに困惑しているとルーシーが口を開く。
「あら?あれは……」
ルーシーの視線を追った先に居たのは3人の冒険者。ルーシーはニコリと笑ってジューンを見る。
「ジューン」
「はい。適任かと……」
二言で済んだ会話に疑問を感じているとルーシーがステラに向き直る。
「あ、あの……」
「それなりの実力を持ち、素行の良い冒険者チーム。その上で価格は最安値。女性が大半というのは叶いませんが、これなら文句がないのでは?」
「そ、それってあちらの方々でしょうか?」
ルーシーは笑顔で頷いた後、声を張り上げた。
「レッド!」
「ん?あ、ルーシーさん。こんにちは」
「ルーシー=エイプリルか。こんなところで会えるとはな」
「ええ、ここで会うとは運が良いですわ。少しお話しいいかしら?」
「え?あ、はい。良いですよ」
ステラは恐る恐る冒険者たちを見渡す。見た感じ男2女1。もちろんここに居ないだけというのも考えられるが、男性ばかりだと万が一もあり得るので怖い印象を受ける。しかしステラの目は信じられないものを写していた。
「え?……え?うそ……ラ、ライトさん?」
冒険者ギルド1イケメンと名高い男が今目の前にいる。この事態にステラの頭は混乱した。最近ラッキーセブンの解散が取り沙汰されたが、ステラ調べではかなりの功績を残したはずである。その分価格も高くなりそうなものだが、いくら個人的に有名でも1からのスタートとなれば例外はないということなのだろうか。
ライトはステラの視線に気づき、ニコッと微笑んだ。昨今、男性に対して抱いた恐怖心が薄れてトキメキへと変わった。イケメンは女の子の荒んだ心を瞬時に癒す効果を持っているようだ。
ルーシーとの話し合いを快諾したレッドは、早速奥の間へと通されて話を聞く。ルーシーの提案は受付で仕事を探していたレッドたちには渡りに船だった。二つ返事で仕事を受けてルーシーとジューンは席を立つ。
「それではレッド、あなたにお任せしますわ。必ず送り届けなさい」
「あ、はい。任せてください」
レッドも見送るために席を立つと、ジューンが何を思ったのかレッドの両手をそっと包み込んだ。
「うわっ!?ちょっ……!」
突然のことに驚くレッドの声に、オリーがガタッと腰を浮かせたが、ジューンに敵意を感じなかったので待機を選択した。
「レッド様。ご挨拶が遅れてしまい申し訳ございません。私はルーシーお嬢様のお付きのジューンと申します」
「え?あ、はい。知ってます」
「お嬢様をお救いいただいたことを心より感謝申し上げます。出来ますればまた後日、チーム総出であなた様を労いたいと考えております。お暇な時がございましたら日程を調整し、感謝と慰労、そして私たちのチームと今後とも仲良くしていただきたく懇親会を開きます。幹事はお任せください」
「えぇ?!そんな大したことじゃ……」
「何をおっしゃいますの。わたくしを救うなんてよっぽどの事ですのよ?まったく。謙遜されるとわたくしが惨めになりますわ。素直に感謝を受け取りなさい」
「そんな……ルーシーさんにそこまで言われると照れちゃうっていうか……正直あ、憧れていたのもあったんで嬉しいというか……」
「わたくしに?憧れを?……うふふっ、あなたにそんなことを言われるとなんだか心が救われますわ……またお会いする日を楽しみにしていますわ。レッド」
そう言って出て行くルーシーの頬はなんだかポッと赤くなっていたように思う。すっかり蚊帳の外になっていたステラだったが、ライトの側にいれてそれどころではなかったので気にしていない。奥の間には幸せが溢れていた。
しっかり日に焼けた小麦色の肌を隠すように羽織ったローブに、素朴な田舎娘といった栗色のおさげ髪が特徴的な女の子は縮こまりながら、対面に座る騎士の女性に交渉する。
騎士の女性はちょいっとティーカップを摘むと唇を湿らせる程度に傾けた。彼女は風花の翡翠のリーダー、ルーシー=エイプリル。ルーシーが口を開くのを待っていたが、女の子の質問に返答したのはルーシーの隣に座る妙に姿勢が良い侍女のジューンだった。
「大変申し訳無いのですが、アラムブラドのギルドではすでに価格が決まっていますので、私どもが個人的に値段交渉に応じることは出来ません。しかしながら、そちらのご要望にお応え出来るのは私たち風花の翡翠のみです。再度ご検討をお願い申し上げます」
「それはそうなんですけど……」
煮え切らない依頼主にルーシーは少し大きな音を出すように、手に持っていた皿にカップを置いた。女の子はドキッとしてルーシーに目を見張る。
「女性がチーム内の半数以上を占め、それなりの実力を持ち、素行の良い冒険者チームとくれば、その全てに当てはまるのはわたくしたちだけですわ。もし他を探されるのであれば結構ですが、わたくしたち以上の警護なんて不可能であると断言しておきます」
これほどの自信を前面に出されれば思わず頷いてしまいそうだが、流されるわけにいかない。予算は限られている。
というのもこの女の子、ステラ=ナーヴァスは最近不運続き。運び屋を営んでいた父親が腰をやり、後を頼まれてしまった彼女は、運び途中に荷馬車の車輪が外れ、雇っていた見習いの男に路銀を持ち逃げされ、挙げ句届け日に間に合わなかったと受取人に値引きを強要された。
最早明日にでも身売りをしなければ駄目かとまで追い詰められていたのだ。
「……お、お願いします!せめて分割でお支払い出来ませんか?お支払いを2……いや、3回に分けていただけたら必ずお支払い出来ますので!」
「そういうのはしていませんの。勝手にルールを曲げては今後の信用問題にもなりますのよ?」
「あぅ……そ、それは……」
「でもまぁ、何か訳ありというのは伝わりましたわ。価格に関してわたくしたちではどうにも出来ませんが、他の冒険者を紹介させていただきます。顔は広い方ですので、ある程度あなたの要望に応え得る方が見つかりますよ」
「は、はぁ……よ、よろしくお願いします……」
ステラはルーシーの提案を承諾した。といっても不安しか残らない。ステラの希望である大半が女性で構成された冒険者チームは風花の翡翠を抜けばそれほど大したことがないのだ。
ルーシーに合うまでに既に顔合わせで3チーム紹介があったが、魔法学校から出たばかりの女性たちが学生のノリでチームを組んでいたり、何故か支援職しか居ないチーム構成だったり、バイセクシャルのチームでステラが性的に見られたりとお世辞にも依頼したくないメンツ揃い。特に性的に見られるのがどうしても無理。
ということで、何とか風花の翡翠に依頼を受けてもらえないかと心では願っている。だがルーシーにその気はなく、お付きのジューンもルーシーの意見に同意し、進言も期待出来ない。
冒険者ギルドの奥の間から退出し、受付に歩き出す。トボトボと歩くステラの前でルーシーは不意に足を止めた。急に立ち止まったのに困惑しているとルーシーが口を開く。
「あら?あれは……」
ルーシーの視線を追った先に居たのは3人の冒険者。ルーシーはニコリと笑ってジューンを見る。
「ジューン」
「はい。適任かと……」
二言で済んだ会話に疑問を感じているとルーシーがステラに向き直る。
「あ、あの……」
「それなりの実力を持ち、素行の良い冒険者チーム。その上で価格は最安値。女性が大半というのは叶いませんが、これなら文句がないのでは?」
「そ、それってあちらの方々でしょうか?」
ルーシーは笑顔で頷いた後、声を張り上げた。
「レッド!」
「ん?あ、ルーシーさん。こんにちは」
「ルーシー=エイプリルか。こんなところで会えるとはな」
「ええ、ここで会うとは運が良いですわ。少しお話しいいかしら?」
「え?あ、はい。良いですよ」
ステラは恐る恐る冒険者たちを見渡す。見た感じ男2女1。もちろんここに居ないだけというのも考えられるが、男性ばかりだと万が一もあり得るので怖い印象を受ける。しかしステラの目は信じられないものを写していた。
「え?……え?うそ……ラ、ライトさん?」
冒険者ギルド1イケメンと名高い男が今目の前にいる。この事態にステラの頭は混乱した。最近ラッキーセブンの解散が取り沙汰されたが、ステラ調べではかなりの功績を残したはずである。その分価格も高くなりそうなものだが、いくら個人的に有名でも1からのスタートとなれば例外はないということなのだろうか。
ライトはステラの視線に気づき、ニコッと微笑んだ。昨今、男性に対して抱いた恐怖心が薄れてトキメキへと変わった。イケメンは女の子の荒んだ心を瞬時に癒す効果を持っているようだ。
ルーシーとの話し合いを快諾したレッドは、早速奥の間へと通されて話を聞く。ルーシーの提案は受付で仕事を探していたレッドたちには渡りに船だった。二つ返事で仕事を受けてルーシーとジューンは席を立つ。
「それではレッド、あなたにお任せしますわ。必ず送り届けなさい」
「あ、はい。任せてください」
レッドも見送るために席を立つと、ジューンが何を思ったのかレッドの両手をそっと包み込んだ。
「うわっ!?ちょっ……!」
突然のことに驚くレッドの声に、オリーがガタッと腰を浮かせたが、ジューンに敵意を感じなかったので待機を選択した。
「レッド様。ご挨拶が遅れてしまい申し訳ございません。私はルーシーお嬢様のお付きのジューンと申します」
「え?あ、はい。知ってます」
「お嬢様をお救いいただいたことを心より感謝申し上げます。出来ますればまた後日、チーム総出であなた様を労いたいと考えております。お暇な時がございましたら日程を調整し、感謝と慰労、そして私たちのチームと今後とも仲良くしていただきたく懇親会を開きます。幹事はお任せください」
「えぇ?!そんな大したことじゃ……」
「何をおっしゃいますの。わたくしを救うなんてよっぽどの事ですのよ?まったく。謙遜されるとわたくしが惨めになりますわ。素直に感謝を受け取りなさい」
「そんな……ルーシーさんにそこまで言われると照れちゃうっていうか……正直あ、憧れていたのもあったんで嬉しいというか……」
「わたくしに?憧れを?……うふふっ、あなたにそんなことを言われるとなんだか心が救われますわ……またお会いする日を楽しみにしていますわ。レッド」
そう言って出て行くルーシーの頬はなんだかポッと赤くなっていたように思う。すっかり蚊帳の外になっていたステラだったが、ライトの側にいれてそれどころではなかったので気にしていない。奥の間には幸せが溢れていた。
11
あなたにおすすめの小説
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~
エース皇命
ファンタジー
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。
そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。
「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」
なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
お帰り転生―素質だけは世界最高の素人魔術師、前々世の復讐をする。
永礼 経
ファンタジー
特性「本の虫」を選んで転生し、3度目の人生を歩むことになったキール・ヴァイス。
17歳を迎えた彼は王立大学へ進学。
その書庫「王立大学書庫」で、一冊の不思議な本と出会う。
その本こそ、『真魔術式総覧』。
かつて、大魔導士ロバート・エルダー・ボウンが記した書であった。
伝説の大魔導士の手による書物を手にしたキールは、現在では失われたボウン独自の魔術式を身に付けていくとともに、
自身の生前の記憶や前々世の自分との邂逅を果たしながら、仲間たちと共に、様々な試練を乗り越えてゆく。
彼の周囲に続々と集まってくる様々な人々との関わり合いを経て、ただの素人魔術師は伝説の大魔導士への道を歩む。
魔法戦あり、恋愛要素?ありの冒険譚です。
【本作品はカクヨムさまで掲載しているものの転載です】
収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~
エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます!
2000年代初頭。
突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。
しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。
人類とダンジョンが共存して数十年。
元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。
なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。
これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる