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第十二章 協議
第四十三話 敵の敵は味方
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(不覚……)
ロングマンは自身の知の浅さを痛感していた。
魔剣イビルスレイヤー。これほどの魔道具が存在するなど考えたこともなかった。
(速すぎる……なんて隠し技だ)
幸いロングマンの機転と身体能力が、ゼアルの必殺の間合いから半歩ズラすことに成功し、骨を断ち切られることは避けられた。即死であることに変わりないが、未だ思考は死んでいない。
首から溢れ出る血を止めることが出来ない。完全に動脈を切られている。
眼だけでトドットを探す。しかし近くに腰の曲がった老人の姿は見えない。回復魔法を使用してもらえれば、忽ち回復出来るというのに。
このままでは死ぬ。
その時、走馬灯がロングマンの頭を駆け巡る。この世界に来る前、この世界に来た後、眠りについた瞬間からこの時までを克明に。
そんな一瞬にして長い歴史の中、ふと仲間と笑いながらこの世界の力の話で盛り上がっていたのを思い出す。
(……治癒に関する魔法は……苦手だったな……)
止め処なく溢れ出た血はもう出ない。ロングマンは自分の首を掴んだまま動かなくなった。
*
バギンッ
「はっはぁ!!やるじゃねぇか!」
ジニオンは複数人を相手にしながら一歩も引かない。どころか喜んで体を差し出しているくらいだ。ただ傷つけられるものなどいない。その体は鋼鉄の肉体。辛うじて傷つけられるのはガノンの大剣である。
だがそれも致命傷には至らない。出来て掠り傷程度。ジニオンが満足するか、体力切れまで戦いが続くことになれば、数の上で有利なはずのこちらが全滅させられる。
「チッ……バケモンが」
それでも闘志を燃やして立ち塞がるガノン。その背中を見て自己を奮い立たせる歩。アンノウンは無意味なドラゴンズゲートを閉じて、別の召喚獣を考える。強くて使えそうな奴を……。
「こっちの方がわたくしたちも手伝えると思ったのですが、わたくしたちの力でもどうにもなりませんわね……」
デュラハン姉妹もお手上げ状態。人間にならどんな相手であれ勝てると自負してきただけに落胆は凄まじい。
「おいおい。なんだもう終わりかぁ?オラオラ!さっさと掛かって来いよ!!」
無骨な斧をその場でブンブン振り回してガノンたちを煽る。その様はまるで遊び足りない子供のようだ。
「……野郎図に乗りやがって。大体、攻撃は入ってんだ。ただ傷つかねぇだけで……」
「ねぇ、それって攻撃が入ったって言える?」
アリーチェは横から口を挟む。途端にもっと不機嫌な顔になった。しかし、傷の回復をしている現状、反論は出来ない。口をへの字に結んでガノンは黙った。
「ううむ。余の技も効かんとは頑丈な体よ」
対ジニオンにはアロンツォも参戦している。得意の槍も、鋼鉄の体の前には形無しである。
ガノンはチラリとジョーカーと戦っている連中を見た。中でもブレイドの魔力砲はこの戦況をいとも簡単にひっくり返せそうである。
とはいえ、ジョーカーも厄介であることに変わりはなく、そっちを後回しにこっちを手伝えなどといった理不尽な要求は出来ない。
各個撃破の様相を呈している現状はある種理想の形と言える。強すぎる個を相手にする時は複数で対処するのが基本。正孝も逃げずに戦っているのを確認してガノンは内心自慢げになっていたが、頭を振って邪念を飛ばす。
「……ともかく俺たちはこいつをなんとかするしかねぇ」
ガノンはこれからまた鍔迫り合いをする必要がある。戦士として、敵のヘイトを稼がなければなるまい。それと同時にジニオンご自慢のスタミナを削り、隙を作る作戦だ。
ジニオンが疲れ果てるなどあり得ないと内心思っていた。だが肝心なのは休ませずに動かし続けること。ジニオンが疲れた素振りを見せたなら、追い打ちをかけて焦らせる。そうすることで息が乱れ、余計に体力を使う。
問題は死など恐れていないということ。
前回のジニオン戦。ガノンが見上げるほどの大男の時は顔中に傷がついていた。あれは自分を攻撃してみろと攻撃を誘ったがための傷だろう。今の女性の体は新しく作られたせいか、目立った外傷はない。今ここでこれだけの人数に囲まれているにも関わらず……。
「……出来る、出来ないじゃねぇ。やるか、やらないかだ」
バッとアリーチェの回復もそこそこに飛び出す。背後で名前を呼ぶ声が聞こえるが、今は無視だ。とにかく攻撃を行ける限り仕掛けて、出来る限り体力を減らすのだ。そんな風に考えながら大剣を握りしめた、その時だった。
ドドドッ……
この音に聞き覚えがあった。ハンターの弓矢。もしかすると、ジョーカーの戦いがひと段落ついた可能性もある。その予想は大きく裏切られる。
そこに立っていたのは第十二魔王”鉄”。鉄は体内から液体金属を出して、任意の形で固定し、攻撃と防御を使い分けることが出来る。
ジニオンと接近しにきたガノンの丁度真ん中に、槍状の何かが地面に刺さり、ガノンの行く手を阻む。
「へぇ……」
ジニオンの口元は不敵に笑う。獲物を見つけた捕食者の獰猛な笑み。
「俺も参戦しよう」
魔王の称号を持ちし、且つ強い魔族が味方に加わるなら戦況は変わる。魔族に頼るなど人間の恥さらしと呼ぶべきだが、敵の敵は味方と言うように、味方として同じ方向を向いてくれるのは大歓迎である。
利害関係の一致が生んだ魔族との結託。
バチィンッ
ジョーカーの元に降り注いだ雷は美咲のものではない。
「ブレイド~、アルル~。助けに来たよぉ」
古代種に割かれていた人員がこちらに参戦する。
八大地獄との戦いはついに佳境を迎える。
ロングマンは自身の知の浅さを痛感していた。
魔剣イビルスレイヤー。これほどの魔道具が存在するなど考えたこともなかった。
(速すぎる……なんて隠し技だ)
幸いロングマンの機転と身体能力が、ゼアルの必殺の間合いから半歩ズラすことに成功し、骨を断ち切られることは避けられた。即死であることに変わりないが、未だ思考は死んでいない。
首から溢れ出る血を止めることが出来ない。完全に動脈を切られている。
眼だけでトドットを探す。しかし近くに腰の曲がった老人の姿は見えない。回復魔法を使用してもらえれば、忽ち回復出来るというのに。
このままでは死ぬ。
その時、走馬灯がロングマンの頭を駆け巡る。この世界に来る前、この世界に来た後、眠りについた瞬間からこの時までを克明に。
そんな一瞬にして長い歴史の中、ふと仲間と笑いながらこの世界の力の話で盛り上がっていたのを思い出す。
(……治癒に関する魔法は……苦手だったな……)
止め処なく溢れ出た血はもう出ない。ロングマンは自分の首を掴んだまま動かなくなった。
*
バギンッ
「はっはぁ!!やるじゃねぇか!」
ジニオンは複数人を相手にしながら一歩も引かない。どころか喜んで体を差し出しているくらいだ。ただ傷つけられるものなどいない。その体は鋼鉄の肉体。辛うじて傷つけられるのはガノンの大剣である。
だがそれも致命傷には至らない。出来て掠り傷程度。ジニオンが満足するか、体力切れまで戦いが続くことになれば、数の上で有利なはずのこちらが全滅させられる。
「チッ……バケモンが」
それでも闘志を燃やして立ち塞がるガノン。その背中を見て自己を奮い立たせる歩。アンノウンは無意味なドラゴンズゲートを閉じて、別の召喚獣を考える。強くて使えそうな奴を……。
「こっちの方がわたくしたちも手伝えると思ったのですが、わたくしたちの力でもどうにもなりませんわね……」
デュラハン姉妹もお手上げ状態。人間にならどんな相手であれ勝てると自負してきただけに落胆は凄まじい。
「おいおい。なんだもう終わりかぁ?オラオラ!さっさと掛かって来いよ!!」
無骨な斧をその場でブンブン振り回してガノンたちを煽る。その様はまるで遊び足りない子供のようだ。
「……野郎図に乗りやがって。大体、攻撃は入ってんだ。ただ傷つかねぇだけで……」
「ねぇ、それって攻撃が入ったって言える?」
アリーチェは横から口を挟む。途端にもっと不機嫌な顔になった。しかし、傷の回復をしている現状、反論は出来ない。口をへの字に結んでガノンは黙った。
「ううむ。余の技も効かんとは頑丈な体よ」
対ジニオンにはアロンツォも参戦している。得意の槍も、鋼鉄の体の前には形無しである。
ガノンはチラリとジョーカーと戦っている連中を見た。中でもブレイドの魔力砲はこの戦況をいとも簡単にひっくり返せそうである。
とはいえ、ジョーカーも厄介であることに変わりはなく、そっちを後回しにこっちを手伝えなどといった理不尽な要求は出来ない。
各個撃破の様相を呈している現状はある種理想の形と言える。強すぎる個を相手にする時は複数で対処するのが基本。正孝も逃げずに戦っているのを確認してガノンは内心自慢げになっていたが、頭を振って邪念を飛ばす。
「……ともかく俺たちはこいつをなんとかするしかねぇ」
ガノンはこれからまた鍔迫り合いをする必要がある。戦士として、敵のヘイトを稼がなければなるまい。それと同時にジニオンご自慢のスタミナを削り、隙を作る作戦だ。
ジニオンが疲れ果てるなどあり得ないと内心思っていた。だが肝心なのは休ませずに動かし続けること。ジニオンが疲れた素振りを見せたなら、追い打ちをかけて焦らせる。そうすることで息が乱れ、余計に体力を使う。
問題は死など恐れていないということ。
前回のジニオン戦。ガノンが見上げるほどの大男の時は顔中に傷がついていた。あれは自分を攻撃してみろと攻撃を誘ったがための傷だろう。今の女性の体は新しく作られたせいか、目立った外傷はない。今ここでこれだけの人数に囲まれているにも関わらず……。
「……出来る、出来ないじゃねぇ。やるか、やらないかだ」
バッとアリーチェの回復もそこそこに飛び出す。背後で名前を呼ぶ声が聞こえるが、今は無視だ。とにかく攻撃を行ける限り仕掛けて、出来る限り体力を減らすのだ。そんな風に考えながら大剣を握りしめた、その時だった。
ドドドッ……
この音に聞き覚えがあった。ハンターの弓矢。もしかすると、ジョーカーの戦いがひと段落ついた可能性もある。その予想は大きく裏切られる。
そこに立っていたのは第十二魔王”鉄”。鉄は体内から液体金属を出して、任意の形で固定し、攻撃と防御を使い分けることが出来る。
ジニオンと接近しにきたガノンの丁度真ん中に、槍状の何かが地面に刺さり、ガノンの行く手を阻む。
「へぇ……」
ジニオンの口元は不敵に笑う。獲物を見つけた捕食者の獰猛な笑み。
「俺も参戦しよう」
魔王の称号を持ちし、且つ強い魔族が味方に加わるなら戦況は変わる。魔族に頼るなど人間の恥さらしと呼ぶべきだが、敵の敵は味方と言うように、味方として同じ方向を向いてくれるのは大歓迎である。
利害関係の一致が生んだ魔族との結託。
バチィンッ
ジョーカーの元に降り注いだ雷は美咲のものではない。
「ブレイド~、アルル~。助けに来たよぉ」
古代種に割かれていた人員がこちらに参戦する。
八大地獄との戦いはついに佳境を迎える。
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