519 / 718
第十三章 再生
第二十五話 過去からの刺客
しおりを挟む
「これより罪人ブレイブの処刑を執り行う」
羊皮紙を広げて高々と宣言する役人。虚空を見つめるブレイブの顔は痩せこけていてまるで死人のようだ。
ブレイブの罪はたった一つ。魔族との交わり。しかしそれ以上に様々な罪を擦りつけられ、極悪人として裁かれる。罪人は高台の上で跪き、処刑人がゴテゴテに装飾された鉞を構える。一振りの下、ブレイブの少し前に置かれたバスケットに首が落ちる。処刑は淡々と、そしてあっさりと終了する。
イルレアン国を臣下たちの汚職から解放に導き、弱き者たちを救った英雄の一人は、事もあろうに反逆者としてこの世を去った。後に語られる勇者ブレイブの冒険譚は共に戦った仲間の一人がこっそり流したと言われているが定かではない。
「……手ぬるい」
公開処刑の場に居合わせたソフィーは、断首によって贖われたブレイブの罪に対しての感想を口にした。その真意は「もっと痛めつければ良いのに」や「干からびるまで放置すべき」など、とにかく苦しませて欲しいという願望が含まれていた。
ソフィーもヲルト大陸で仲間と共に死ぬはずだった。死など怖くなかった。特にイーリスと一緒なら死んでも文句はなかった。唯一の理解者である彼女と一緒なら……。
でもそうはならなかった。ブレイブの妙な考えのせいでその機を失った。許せない。許す気もない。出来ることならこの手で引導を渡したかった。
イーリス。……ああ、イーリス。
今は安らかに眠り、時が来たらまたその笑顔をお見せください。
私はその時ようやく、あなたと一つになる。
*
ソフィーは静かに槍を構えた。体幹がしっかりしていてブレがない。槍使いといえばアロンツォが浮かぶが、彼以上の力量を感じていた。威圧感が半端ではない。ブレイドはガンブレイドを構える。
「こっちは飛び道具だ。その位置からどうやって俺を突く?」
ジリッ……
「おい動くな。弾みで撃つかも……」
ブレイドの脅しにソフィーはフンッと鼻で笑う。
「……発火光」
ボッ
ソフィーの槍の先から火の玉が飛ぶ。ブレイドは反射的にその火の玉に狙いをつけた。その僅かな隙が命取り。ソフィーは信じられないほどの速さでブレイドに接近する。それこそデコイに用いたフレアよりも速く。
「これが神の力です!」
ソフィーの邪悪な笑顔は獲物を遊び殺す残酷な殺人鬼のそれである。見るだけで怖気が走りそうな笑顔に、ブレイドの目は冷ややかに答えた。
シャギィッ……
ブレイドの顔めがけて突き出された槍は魔障壁に阻まれた。あまりの突きの威力に魔障壁は貫通を許し、完全に防ぐことは出来なかったが狙いは逸れた。八大地獄のテノスにやった手口と一緒だ。あまりの透明度に魔障壁があることを視認することが出来なかったソフィーの目は大きく見開かれた。
「仲間の仇だ」
ドンッ
ブレイドはお返しとばかりに切っ先をソフィーの顔に向けた直後に魔力砲を放った。
バギンッ
狙った通りにはいかなかったが、防御した彼女の腕に直撃した。金属同士がぶつかり合うような音と共にソフィーは後退する。不思議な手応えにブレイドは追撃も忘れ、思わず切っ先を地面に向ける。
「なんだ?」
ブレイドの後ろで魔障壁を密かに張っていたアルルもひょこっと顔を見せる。そこで見たのはソフィーの機械仕掛けの右腕。バチバチッと紫色の稲妻が抉れた傷を這っている。
「これはこれは……まさか私にダメージを与える存在が居ようとは……」
「……人形か?」
「いいえ、違います。所々を改造した半分機械人間です。私の本来の体ではイーリスの動きを再現出来なかったので……」
雨穿つイーリス。雨の水滴の一粒すら見逃さない凄まじい精度を誇る槍術で名を馳せた槍兵。その再現を運動音痴だったソフィーが真似ようなど夢のまた夢だった。鍛えることもままならない脆弱な体を手っ取り早く強くするにはこの方法しかなかったと思われる。
「自分を改造??何言って……怖ぁ……」
アルルは槍をギュッと握って恐怖に慄く。
「ふふ……もう少し大人になれたら理解出来たのかもしれませんね」
右手をかざし、抉れた傷を見せつける。機械と化した手の傷が魔力によって修復されていくのが確認出来た。肉体の傷となんら変わりなく完治した。
「……なるほど、化け物か」
「人聞きの悪い。科学の結晶とお呼びなさい」
ソフィーのにやけ面にブレイドも戦慄を覚えた。若く美しい姿がベルフィア以上の怪物に見えたためである。ちなみにベルフィア以上に思えるのは単なる慣れであって怪物具合はどちらも変わりない。
恐怖が場を支配する中にあって、どこからともなく声が聞こえた。
「一角人は魔法使いの種族だろ?ヒューマン以上に魔道具いじりが上手いってさぁ……もはやヒューマンの強み消えたな」
声のした方向を全員が見る。
魔族も人族も、誰も彼も、戦争の行く末に関わる全てのものが空を見上げた。戦いもそっちのけで見てしまう。そこには戦いが始まる直前に姿を消した存在が浮かんでいた。
「ラルフさん!!」
アルルの呼び声にラルフはハットの鍔を摘む。その光景を防壁側で見ていたアンノウンと歩の顔も綻ぶ。ハンターたちと戦っていたジュリアは鼻を鳴らし、軍勢の横っ腹を食い破るために身を潜めていたティアマトや鉄も安堵のため息が漏れる。ミーシャがラルフを掴んで一緒に浮いているのを見れば誰だって手伝ってあげているのだと確信する。
「あら?あなたは確かアルフレッドではなかったかしら?」
ソフィーのしたり顔にラルフはひょうきんな顔で答える。
「本当かい?そりゃ変だな……ひょっとしたら俺の名前がそれっぽく聞こえたかもなぁ?」
ミーシャはクスッと笑った。記憶の共有をしたばかりなので、その記憶は予習済みである。
「……癇に障る方ですね……」
「え?そう?」
ソフィーの眉がピクピクと動いた。イラついているのが良く分かる。
「冗談だって、よく言われるよ。直す気はさらさら無いけどな」
ラルフは黙るソフィーに対し、不敵に笑って見せた。
羊皮紙を広げて高々と宣言する役人。虚空を見つめるブレイブの顔は痩せこけていてまるで死人のようだ。
ブレイブの罪はたった一つ。魔族との交わり。しかしそれ以上に様々な罪を擦りつけられ、極悪人として裁かれる。罪人は高台の上で跪き、処刑人がゴテゴテに装飾された鉞を構える。一振りの下、ブレイブの少し前に置かれたバスケットに首が落ちる。処刑は淡々と、そしてあっさりと終了する。
イルレアン国を臣下たちの汚職から解放に導き、弱き者たちを救った英雄の一人は、事もあろうに反逆者としてこの世を去った。後に語られる勇者ブレイブの冒険譚は共に戦った仲間の一人がこっそり流したと言われているが定かではない。
「……手ぬるい」
公開処刑の場に居合わせたソフィーは、断首によって贖われたブレイブの罪に対しての感想を口にした。その真意は「もっと痛めつければ良いのに」や「干からびるまで放置すべき」など、とにかく苦しませて欲しいという願望が含まれていた。
ソフィーもヲルト大陸で仲間と共に死ぬはずだった。死など怖くなかった。特にイーリスと一緒なら死んでも文句はなかった。唯一の理解者である彼女と一緒なら……。
でもそうはならなかった。ブレイブの妙な考えのせいでその機を失った。許せない。許す気もない。出来ることならこの手で引導を渡したかった。
イーリス。……ああ、イーリス。
今は安らかに眠り、時が来たらまたその笑顔をお見せください。
私はその時ようやく、あなたと一つになる。
*
ソフィーは静かに槍を構えた。体幹がしっかりしていてブレがない。槍使いといえばアロンツォが浮かぶが、彼以上の力量を感じていた。威圧感が半端ではない。ブレイドはガンブレイドを構える。
「こっちは飛び道具だ。その位置からどうやって俺を突く?」
ジリッ……
「おい動くな。弾みで撃つかも……」
ブレイドの脅しにソフィーはフンッと鼻で笑う。
「……発火光」
ボッ
ソフィーの槍の先から火の玉が飛ぶ。ブレイドは反射的にその火の玉に狙いをつけた。その僅かな隙が命取り。ソフィーは信じられないほどの速さでブレイドに接近する。それこそデコイに用いたフレアよりも速く。
「これが神の力です!」
ソフィーの邪悪な笑顔は獲物を遊び殺す残酷な殺人鬼のそれである。見るだけで怖気が走りそうな笑顔に、ブレイドの目は冷ややかに答えた。
シャギィッ……
ブレイドの顔めがけて突き出された槍は魔障壁に阻まれた。あまりの突きの威力に魔障壁は貫通を許し、完全に防ぐことは出来なかったが狙いは逸れた。八大地獄のテノスにやった手口と一緒だ。あまりの透明度に魔障壁があることを視認することが出来なかったソフィーの目は大きく見開かれた。
「仲間の仇だ」
ドンッ
ブレイドはお返しとばかりに切っ先をソフィーの顔に向けた直後に魔力砲を放った。
バギンッ
狙った通りにはいかなかったが、防御した彼女の腕に直撃した。金属同士がぶつかり合うような音と共にソフィーは後退する。不思議な手応えにブレイドは追撃も忘れ、思わず切っ先を地面に向ける。
「なんだ?」
ブレイドの後ろで魔障壁を密かに張っていたアルルもひょこっと顔を見せる。そこで見たのはソフィーの機械仕掛けの右腕。バチバチッと紫色の稲妻が抉れた傷を這っている。
「これはこれは……まさか私にダメージを与える存在が居ようとは……」
「……人形か?」
「いいえ、違います。所々を改造した半分機械人間です。私の本来の体ではイーリスの動きを再現出来なかったので……」
雨穿つイーリス。雨の水滴の一粒すら見逃さない凄まじい精度を誇る槍術で名を馳せた槍兵。その再現を運動音痴だったソフィーが真似ようなど夢のまた夢だった。鍛えることもままならない脆弱な体を手っ取り早く強くするにはこの方法しかなかったと思われる。
「自分を改造??何言って……怖ぁ……」
アルルは槍をギュッと握って恐怖に慄く。
「ふふ……もう少し大人になれたら理解出来たのかもしれませんね」
右手をかざし、抉れた傷を見せつける。機械と化した手の傷が魔力によって修復されていくのが確認出来た。肉体の傷となんら変わりなく完治した。
「……なるほど、化け物か」
「人聞きの悪い。科学の結晶とお呼びなさい」
ソフィーのにやけ面にブレイドも戦慄を覚えた。若く美しい姿がベルフィア以上の怪物に見えたためである。ちなみにベルフィア以上に思えるのは単なる慣れであって怪物具合はどちらも変わりない。
恐怖が場を支配する中にあって、どこからともなく声が聞こえた。
「一角人は魔法使いの種族だろ?ヒューマン以上に魔道具いじりが上手いってさぁ……もはやヒューマンの強み消えたな」
声のした方向を全員が見る。
魔族も人族も、誰も彼も、戦争の行く末に関わる全てのものが空を見上げた。戦いもそっちのけで見てしまう。そこには戦いが始まる直前に姿を消した存在が浮かんでいた。
「ラルフさん!!」
アルルの呼び声にラルフはハットの鍔を摘む。その光景を防壁側で見ていたアンノウンと歩の顔も綻ぶ。ハンターたちと戦っていたジュリアは鼻を鳴らし、軍勢の横っ腹を食い破るために身を潜めていたティアマトや鉄も安堵のため息が漏れる。ミーシャがラルフを掴んで一緒に浮いているのを見れば誰だって手伝ってあげているのだと確信する。
「あら?あなたは確かアルフレッドではなかったかしら?」
ソフィーのしたり顔にラルフはひょうきんな顔で答える。
「本当かい?そりゃ変だな……ひょっとしたら俺の名前がそれっぽく聞こえたかもなぁ?」
ミーシャはクスッと笑った。記憶の共有をしたばかりなので、その記憶は予習済みである。
「……癇に障る方ですね……」
「え?そう?」
ソフィーの眉がピクピクと動いた。イラついているのが良く分かる。
「冗談だって、よく言われるよ。直す気はさらさら無いけどな」
ラルフは黙るソフィーに対し、不敵に笑って見せた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!
荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。
しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。
しかし――
彼が切り捨てた仲間こそが、
実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。
事実に気づいた時にはもう遅い。
道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。
“荷物持ちがいなくなった瞬間”から、
アレクスの日常は静かに崩壊していく。
短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。
そんな彼と再び肩を並べることになったのは――
美しいのに中二が暴走する魔法使い
ノー天気で鈍感な僧侶
そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー
かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。
自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。
これは、
“間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる”
再生の物語である。
《小説家になろうにも投稿しています》
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
無能な勇者はいらないと辺境へ追放されたのでチートアイテム【ミストルティン】を使って辺境をゆるりと開拓しようと思います
長尾 隆生
ファンタジー
仕事帰りに怪しげな占い師に『この先不幸に見舞われるが、これを持っていれば幸せになれる』と、小枝を500円で押し売りされた直後、異世界へ召喚されてしまうリュウジ。
しかし勇者として召喚されたのに、彼にはチート能力も何もないことが鑑定によって判明する。
途端に手のひらを返され『無能勇者』というレッテルを貼られずさんな扱いを受けた上に、一方的にリュウジは凶悪な魔物が住む地へ追放されてしまう。
しかしリュウジは知る。あの胡散臭い占い師に押し売りされた小枝が【ミストルティン】という様々なアイテムを吸収し、その力を自由自在に振るうことが可能で、更に経験を積めばレベルアップしてさらなる強力な能力を手に入れることが出来るチートアイテムだったことに。
「ミストルティン。アブソープション!」
『了解しましたマスター。レベルアップして新しいスキルを覚えました』
「やった! これでまた便利になるな」
これはワンコインで押し売りされた小枝を手に異世界へ突然召喚され無能とレッテルを貼られた男が幸せを掴む物語。
~ワンコインで買った万能アイテムで幸せな人生を目指します~
最弱Sランク冒険者は引退したい~仲間が強すぎるせいでなぜか僕が陰の実力者だと勘違いされているんだが?
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
冒険者のノエルはSランクパーティーの荷物もちだった。
ノエル自体に戦闘能力はなく、自分のことを足手まといだとすら思っていた。
そして、Sランクになったことで、戦うモンスターはより強力になっていった。
荷物持ちであるノエルは戦闘に参加しないものの、戦場は危険でいっぱいだ。
このままじゃいずれ自分はモンスターに殺されてしまうと考えたノエルは、パーティーから引退したいと思うようになる。
ノエルはパーティーメンバーに引退を切り出すが、パーティーメンバーはみな、ノエルのことが大好きだった。それどころか、ノエルの実力を過大評価していた。
ノエルがいないとパーティーは崩壊してしまうと言われ、ノエルは引退するにできない状況に……。
ノエルは引退するために自分の評判を落とそうとするのだが、周りは勘違いして、ノエルが最強だという噂が広まってしまう。
さらにノエルの評判はうなぎのぼりで、ますます引退できなくなるノエルなのだった。
他サイトにも掲載
固有スキルガチャで最底辺からの大逆転だモ~モンスターのスキルを使えるようになった俺のお気楽ダンジョンライフ~
うみ
ファンタジー
恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。
いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばされてしまう。
モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。
そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。
モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。
その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。
稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。
『箱を開けるモ』
「餌は待てと言ってるだろうに」
とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる