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第十三章 再生
第二十六話 滾る血潮
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蒼玉の目に映ったのはミーシャの姿。
自信ある堂々とした佇まい、迷い無き力強い瞳にキリリとした眉。棚引く髪が艷やかに見えたのは活力に満ち溢れるオーラを纏っているからに他ならない。
ペルタルクでの弱々しく判然としない空虚なミーシャとはまるで違う。籠から解き放たれ、飛び立つ鳥のように自由な空気を感じる。
「ミーシャ……それでも私は……」
どんな姿でも一緒に居て欲しかった。心が死んでしまっても良かった。衰弱して最強の力が使えなくなっても良かった。欲を言えば、昔を吹っ切って元気になるのが理想だが、別に一生寝たきりになろうと、たとえ肉片になろうとも愛せると豪語出来た。自分のものになってさえくれれば……。
『それで良いのかにゃ?』
そこに悪魔の囁きの如くぬるっと参上するアルテミス。
『ラルフ如きに寝取られて恥ずかしくは無いのかにゃ?あんな人間はさっさと殺して、また記憶を巻き戻して連れ帰るくらいの気概を見せるべきにゃよ。何を惚けているにゃ!』
「アルテミス様……確かにあなたの言う通りでございます。しかしご覧になったかと思いますが、ラルフはもうただの人間ではございません。我ら魔王に匹敵する特異能力をその身に宿しております。そしてあれらをご覧ください」
蒼玉の指差す方角に眼を向けると、召喚獣ヘルの剛腕がガノンたちを吹き飛ばして右翼が瓦解している様が丁度見て取れた。更に左翼の方角はジュリアとフェンリルがハンターたちの包囲を突破し、次第に前線が後退していっているのが観測出来る。一応正面のゼアルだけがベルフィアを圧倒しているようだが、切っても切っても再生するベルフィアに釘付けにされて動けずにいる。デュラハンの猛攻で減った戦力差はソフィーの活躍で挽回出来たが、そこにラルフがミーシャを連れて現れ、その状況も爆ぜる。戦況は蒼玉側が敗北ムードだ。
『物事に見切りをつけるのが早すぎるにゃ。それで良かったこともあったにゃろうが、今は則してないにゃ』
「?……この状況から勝ち目があると……そう仰られているのでしょうか?」
『そうにゃ。気づいてないようにゃから特別に教えてやるにゃ。この場にウチと同じ神が五体揃っているにゃ。ラルフ側に一、こちらに四。足し算が出来なくても数の差が開いているのは分かるにゃろ?』
「他にも神様がこちらにお出でいただいているということですか?そのお方もこちらに加勢していただけると?」
『結果的にはそうなってるようだにゃ。真意は不明にゃけど……』
最後のセリフに不安を覚えるが、アルテミスという存在自体が不安定なものなので考えないでおく。蒼玉は今出来ることを考える。ここで逃げても必ずどこかで追い詰められる。無様に生き延びるか、戦いで生を終えるか。または全てに対応し、ミーシャを取り返すか。
「……打って出ます。ここをラルフの墓場とし、葬り去りましょう」
『その意気だにゃ!』
*
『アルテミスの奴、蒼玉をやる気にさせたようだな』
アトムはニヤリと笑ってイミーナに眼を向けた。いつの間にか隣に立っていたアトムに迷惑そうな顔をしながらイミーナは正面を向く。
「とことん余計なことしかしませんね。ミーシャが取られた以上、勝ち目は皆無。逃げるが勝ちです」
『腐っているなイミーナ。貴様には魔族としての誇りがないのか?』
「ふんっ……誇りも使いどころですよ。命がかかっている時に四の五の言ってる暇などありませんから」
『フハハ、冷めているな。だが貴様の飼い主はそう思っていないようだぞ?』
アトムの言葉を裏付けるようにイミーナに持たされた無線機が反応する。イミーナは肩を竦めながら無線機を取る。
「……はい」
『ミーシャが奪われました。取り返すので攻撃を開始してください』
「……今解放すれば全てを巻き込む大事故になりかねません。私は一向に構いませんが、人族との友好、あなたの部下の信頼も揺らぐことに……」
『御託は済みましたか?あなたの言うことは全てミーシャひとつで解決する問題です。言う通りにしなさい』
言うだけ言った蒼玉はすぐに無線機を切る。イミーナの口の端がヒクヒクと動き、アトムは高らかに笑った。
『フハハッ!!本当に飼い犬のような扱いだなイミーナ!……恥ずかしくないのか?』
「焚きつけるのもいい加減にしていただきたいのですが……しかしまぁ、このままでは埒があきませんし、蒼玉の言う事も一理あります。……良いでしょう。それが所望なら”朱い雨”を降らせましょう」
バッと頭上に右手を掲げ、手の先に魔法陣を展開させる。
「ん?何でしょう、あれは?」
それに最初に気づいたのは防壁の上でアンノウンたちと合流したイーファだった。アイリーンとリーシャのデュラハン姉妹たちが連れてきた捕虜、蒼玉の秘書のウェイブと血の騎士。盾に使用するはずだった二人も唖然とするほど、空を埋め尽くす朱い光。
地上でも夕方以上に真っ赤に染まる地面に思わず天を仰ぐ。朱い光の正体はイミーナの魔法陣。魔障壁を物ともしない特殊な魔力槍。長きに渡る研究の末に開発したイミーナの固有魔法。速度、貫通力等の威力に徹した攻撃魔法はミーシャをも死の淵に追いやった。
「……みんな死ぬぞ……」
ブラッドレイのポツリと発した言葉はこの場に妙に大きく聞こえた。
そんな中にあってミーシャは冷静に眺める。
「イミーナの奴、無茶苦茶するな……魔障壁を無効化する槍か。それも空を埋め尽くすほどだなんて……」
「避けられないように個ではなく面で来たわけだ。ミーシャを狙うなら、ここにいる全員を巻き込んでも確実に当てようって腹らしいが……あいつには学習能力が欠如しているのか?グラジャラクでの一件をもう忘れたらしい」
ラルフはハットを目深に被ってため息をつく。しかしすぐに訝しい顔をしながら顎を撫でる。
「いや、これが罠の可能性があるのか……」
「ラルフ。そんなに考えたって答えは変わらないでしょ?」
ミーシャの指摘にニヤリと笑う。
「その通りだな。見てろ、この俺が全員救ってやる」
ラルフは肩を回して魔法の発動を待つ。イミーナの攻撃はその直後に降り注いだ。
自信ある堂々とした佇まい、迷い無き力強い瞳にキリリとした眉。棚引く髪が艷やかに見えたのは活力に満ち溢れるオーラを纏っているからに他ならない。
ペルタルクでの弱々しく判然としない空虚なミーシャとはまるで違う。籠から解き放たれ、飛び立つ鳥のように自由な空気を感じる。
「ミーシャ……それでも私は……」
どんな姿でも一緒に居て欲しかった。心が死んでしまっても良かった。衰弱して最強の力が使えなくなっても良かった。欲を言えば、昔を吹っ切って元気になるのが理想だが、別に一生寝たきりになろうと、たとえ肉片になろうとも愛せると豪語出来た。自分のものになってさえくれれば……。
『それで良いのかにゃ?』
そこに悪魔の囁きの如くぬるっと参上するアルテミス。
『ラルフ如きに寝取られて恥ずかしくは無いのかにゃ?あんな人間はさっさと殺して、また記憶を巻き戻して連れ帰るくらいの気概を見せるべきにゃよ。何を惚けているにゃ!』
「アルテミス様……確かにあなたの言う通りでございます。しかしご覧になったかと思いますが、ラルフはもうただの人間ではございません。我ら魔王に匹敵する特異能力をその身に宿しております。そしてあれらをご覧ください」
蒼玉の指差す方角に眼を向けると、召喚獣ヘルの剛腕がガノンたちを吹き飛ばして右翼が瓦解している様が丁度見て取れた。更に左翼の方角はジュリアとフェンリルがハンターたちの包囲を突破し、次第に前線が後退していっているのが観測出来る。一応正面のゼアルだけがベルフィアを圧倒しているようだが、切っても切っても再生するベルフィアに釘付けにされて動けずにいる。デュラハンの猛攻で減った戦力差はソフィーの活躍で挽回出来たが、そこにラルフがミーシャを連れて現れ、その状況も爆ぜる。戦況は蒼玉側が敗北ムードだ。
『物事に見切りをつけるのが早すぎるにゃ。それで良かったこともあったにゃろうが、今は則してないにゃ』
「?……この状況から勝ち目があると……そう仰られているのでしょうか?」
『そうにゃ。気づいてないようにゃから特別に教えてやるにゃ。この場にウチと同じ神が五体揃っているにゃ。ラルフ側に一、こちらに四。足し算が出来なくても数の差が開いているのは分かるにゃろ?』
「他にも神様がこちらにお出でいただいているということですか?そのお方もこちらに加勢していただけると?」
『結果的にはそうなってるようだにゃ。真意は不明にゃけど……』
最後のセリフに不安を覚えるが、アルテミスという存在自体が不安定なものなので考えないでおく。蒼玉は今出来ることを考える。ここで逃げても必ずどこかで追い詰められる。無様に生き延びるか、戦いで生を終えるか。または全てに対応し、ミーシャを取り返すか。
「……打って出ます。ここをラルフの墓場とし、葬り去りましょう」
『その意気だにゃ!』
*
『アルテミスの奴、蒼玉をやる気にさせたようだな』
アトムはニヤリと笑ってイミーナに眼を向けた。いつの間にか隣に立っていたアトムに迷惑そうな顔をしながらイミーナは正面を向く。
「とことん余計なことしかしませんね。ミーシャが取られた以上、勝ち目は皆無。逃げるが勝ちです」
『腐っているなイミーナ。貴様には魔族としての誇りがないのか?』
「ふんっ……誇りも使いどころですよ。命がかかっている時に四の五の言ってる暇などありませんから」
『フハハ、冷めているな。だが貴様の飼い主はそう思っていないようだぞ?』
アトムの言葉を裏付けるようにイミーナに持たされた無線機が反応する。イミーナは肩を竦めながら無線機を取る。
「……はい」
『ミーシャが奪われました。取り返すので攻撃を開始してください』
「……今解放すれば全てを巻き込む大事故になりかねません。私は一向に構いませんが、人族との友好、あなたの部下の信頼も揺らぐことに……」
『御託は済みましたか?あなたの言うことは全てミーシャひとつで解決する問題です。言う通りにしなさい』
言うだけ言った蒼玉はすぐに無線機を切る。イミーナの口の端がヒクヒクと動き、アトムは高らかに笑った。
『フハハッ!!本当に飼い犬のような扱いだなイミーナ!……恥ずかしくないのか?』
「焚きつけるのもいい加減にしていただきたいのですが……しかしまぁ、このままでは埒があきませんし、蒼玉の言う事も一理あります。……良いでしょう。それが所望なら”朱い雨”を降らせましょう」
バッと頭上に右手を掲げ、手の先に魔法陣を展開させる。
「ん?何でしょう、あれは?」
それに最初に気づいたのは防壁の上でアンノウンたちと合流したイーファだった。アイリーンとリーシャのデュラハン姉妹たちが連れてきた捕虜、蒼玉の秘書のウェイブと血の騎士。盾に使用するはずだった二人も唖然とするほど、空を埋め尽くす朱い光。
地上でも夕方以上に真っ赤に染まる地面に思わず天を仰ぐ。朱い光の正体はイミーナの魔法陣。魔障壁を物ともしない特殊な魔力槍。長きに渡る研究の末に開発したイミーナの固有魔法。速度、貫通力等の威力に徹した攻撃魔法はミーシャをも死の淵に追いやった。
「……みんな死ぬぞ……」
ブラッドレイのポツリと発した言葉はこの場に妙に大きく聞こえた。
そんな中にあってミーシャは冷静に眺める。
「イミーナの奴、無茶苦茶するな……魔障壁を無効化する槍か。それも空を埋め尽くすほどだなんて……」
「避けられないように個ではなく面で来たわけだ。ミーシャを狙うなら、ここにいる全員を巻き込んでも確実に当てようって腹らしいが……あいつには学習能力が欠如しているのか?グラジャラクでの一件をもう忘れたらしい」
ラルフはハットを目深に被ってため息をつく。しかしすぐに訝しい顔をしながら顎を撫でる。
「いや、これが罠の可能性があるのか……」
「ラルフ。そんなに考えたって答えは変わらないでしょ?」
ミーシャの指摘にニヤリと笑う。
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ラルフは肩を回して魔法の発動を待つ。イミーナの攻撃はその直後に降り注いだ。
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